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相棒:その6 相棒劇場版感想+ノリにノってるSeason5周辺の感想「劇場版観るなら、S5の元旦SPを観よ!神がかった面白Season」

Season4放映後に、ドラマ「相棒」の映画化が制作サイドからアナウンスされ、
そこから、飛ぶ鳥を落とす勢いの面白さが毎度毎度続くSeason5、そしてSeason6を経て、
2008年GWに満を持して「相棒-劇場版-」が公開されるや、08年上半期No.1のヒット作に!
ノリにノってる、一番キラキラしていた頃の「相棒」を観るなら、劇場版を観よ!

・・・と言いたいところなのですが、昨日TV放映を再見してみても、そうはとても思えず。
イヤ悪くはないのですよ。アクションシーンなどは見応えがあるし、
右京さんが閉じこめられるくだりはパニックムービー的なスリルを味わえるし。
だから後半の展開は大スクリーンで観たら本当に面白かったと思うんですよ。

でも、人情やらコメディやら謎解きやらアクションやら政治のドロドロやら、
あれやこれや詰め込めるだけ詰め込んだという感じで、どうも散漫なきらいがあり
普段の回を2~3回無理矢理継ぎ合わせたような印象。
「さっき解決したのに、またどんでん返しなの?」という繰り返しも多すぎて、
どんでん返しがもはや意外に感じられず、時間の引き延ばしをしているようにも見えて。
「相棒」を映画化するノウハウが確立していない+やたら過剰に派手な演出の乱発+
普段の放送だったら「(笑)」と言われそうな展開(チェスの投了時の形が
東京ビッグシティマラソンのコースと同じというだけで警察総動員体勢とか)で、
とてもこれを、わざわざ映画館に足を運んで大スクリーンで観たいとは思えない。

にも関わらず大ヒットしたのは、やっぱり当時の「相棒」のブームが凄まじかったから
なのでしょうねぇ・・・。
西田敏行さんはいる、柏原崇さんはいる(今はどうしているのやら?)、
本仮屋ユイカさんはいる(若い、というか幼いなぁと、今となってはちょっとびっくり)、
有森裕子さんはいる岸谷五朗さんはいる(この二人は友情出演。お祭りすぎて笑える)、
雛子さまはいる瀬戸内さんはいる武藤弁護士はいる美和子の元カレの鹿手袋さんはいる、
大河内はテンパりまくる、陣川は何気に活躍する、と豪華キャスト&準レギュラーフル動員で
徹底的にお祭り騒ぎのエンターテインメント映画としてド派手に打ち上げたのも大きいはず。
こういったわかりやすさが、やっぱり亀山相棒っぽいなぁと今観ると感じます。


でも「あの当時の相棒の、ノリにノりまくっている感じ」を体感するには
それよりも、Season5を観て欲しいんですよ!
相棒 season 5 DVD-BOX 1(5枚組)相棒 season 5 DVD-BOX 1(5枚組)
(2008/03/07)
水谷豊、寺脇康文 他

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とりわけ捜査一課の3バカトリオ、通称「トリオ・ザ・捜一」の勢いが凄い。
亀山も交え、やりとりが毎回毎回いちいちコントのようで抱腹絶倒。
どうしてああも体育会系の部署なのだろう(笑)
例えば、口が軽いことでお馴染みの芹沢が、また特命に軽口を滑らせちゃって
テンポ良く3ボカッ(イタミンにボカッ、三浦さんにボカッ、ノリで亀山にまでボカッ)
なんて、どこのコメディかと。芹沢、度胸も頭蓋骨も最強なんじゃないか??
イタミンと亀山の例の喧嘩もますますエキサイト、捨て台詞までバリエーション豊富。
また、ある回では、ワケアリで特命に助けを求めたいイタミンが花の里にやってきて
独り言のような間接的な「会話」を特命コンビと交わすと何も飲み食いせず逃げ去り、
たまきさんに怪訝な顔つきで「変わった方ですねぇ・・・」とこっそり言われちゃったり。
顔芸にも更に磨きがかかり、芹沢に彼女が出来たと知るや、芹沢が「彼女」と言う度に
「かぁのじょぉおおおおお!?!?!?」と、見事な般若の形相で憤ったりと、見飽きない(笑)
芹沢も芹沢で、「懲りる」とか「学習する」とか「守秘義務」といった概念がまるでない(笑)
こりゃ、「裏・相棒」なんてスピンオフが出来るくらい人気が出るわけです。
コントノリは相棒全体に広がっており、ある回では右京さんがたまきさんと二人で映画鑑賞に行って
そこで事件の第一発見者になったばかりに、会う人会う人に次々と「デート」と呼ばれて
「デートではありません!!!」といちいちプルプルキレちゃう!
また、あのこわーい内村刑事部長まで可愛い部分を見せちゃって、
例えば、殺人犯の嫌疑がかかっていた、ファンだった元女優の疑いが晴れるや否や
とってもルンルンゴキゲンになったり、「年越しは毎年餅つきをしている。おいしいぞ」と
中園参事官にススメてみたり、リスペクトする剣道の達人が殺されると本気で嘆いたり。
(これまた剣道が得意なイタミンは、死体を見るや否や泣きそうになって、顔を背けてしまう)
スミマセン、このSeasonに関しては、謎解きどうでもいいや(笑)
ただただ笑って、ちょっと「ふーむ」と言って、楽しく観ればそれでいいとすら思いそうになります。

と言いつつ、見所は笑いだけではなく、
亀山が腐敗してしまった恩師に本気の涙を流してしまう迫真のシーンや、
官房長が美和子に「特命係を動かしているのは、君の旦那さんなんだね」と
亀山を高く評価する台詞など、印象的な場面も出てきて、ハッとさせられます。
亀山相棒のハイライトと言えるSeasonではないでしょうか。

そして、「5の倍数には当たり回が来る」と噂の元旦SP、Season5は正に大当たりで、
「どうしてこっちを映画化しなかった?!」と噛みつきたくなるほどの会心の出来です。
ストーリーの雰囲気はちょっと「劇場版Ⅱ」に似ているかも。
大塚寧々さん演ずるヒロインがとても魅力的で、どっぷり感情移入して観られるし、
「主犯1」の杉本哲太さんが最後に見せる優しさも何ともいえない。
(しかし、タイタニックごっこのような演出は何とかならなかったものか)
そしてココリコ遠藤の演技が思いの他良くてびっくり。なかなかイイ役どころを見事に
務めており、ten元旦SPのザブングルが「いらね」なのに反し、かなりのグッジョブ。
グッジョブと言えば、寺島進さんのスナイパー役も機転を利かせた最高の仕事をするのですが
なにせあのコワモテルックスですから、悪役が乗り込んできたようにしか見えない(笑)
物語の終盤で、残酷な結末(と思わせておいて、ですが)に登場人物の誰もが絶望し、
悲劇を間近で見た捜一の面々、特に娘がいる三浦さんは殆ど泣き出しそうな表情で立ちすくみ
警視庁本部でその報せを聞いた家庭持ちの暇課長は上をじっと見上げてしまうなど、
おなじみの面子のあまり見たことがない表情に出会うことができます。
スピード感に溢れた、息もつけない展開で、2時間があっという間。

冒頭に立ち返って、ノリにノってる、一番キラキラしていた頃の「相棒」を観るなら、
Season5を、特に元旦SPの回を観よ!

劇場版まで観ておいてなんですが、Season5とその元旦SPを観てしまったら
こう言わずにはいられない。後悔させない自信はあります!

そうそう、先程ちらっと言った「裏・相棒」とは何か?
それは、トリオ・ザ・捜一+米沢がメインのシュールなショートコント、
いわば「アナザー・サイド・オブ・相棒」。
Season6のDVDの最終巻に「裏・相棒」という巻があって、そちらで観られます。
堅物の三浦さんがあることが原因で愉快なダンシングを披露してしまったり、
イタミンに「ヒヤリハット」な出来事が起こり、無事だと分かるなり白目むいて
へなへな倒れてしまったり、誰かが「花の里」に行くと米沢や伊丹が変な料理を出してくれたりして
ゆるく面白い。コメディ好きにはオススメです。
その4人に暇課長が加わった「裏・相棒Ⅱ」もあるようです。
内村&中園コンビに、とってもあり得ない設定で、裏・相棒Ⅲをやってほしい(笑)


TV放映の次回予告で、さっきまでの賑やかな雰囲気が見事にダークにクールに一変。
この変わり映えの「ガラッ!!!」に、いい意味でゾクッときました。
来週の日曜夜も楽しみ。「かんぼうちょおおおおおお!」来ますよー!
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テーマ:相棒 - ジャンル:テレビ・ラジオ

コメント

昨日…。

燃える朝やけさん、
いつもありがとうございます。


昨日の夜、
「相棒」
がテレビでやっていたようで…。

ワタシの子どもが見ていました。

「何を見ているの?」
と聞いたら、

「「相棒」。コレ面白いんだよ。」
と言っていました。

ワタシの頭の中には、

燃える朝やけさん

という文字

が浮かんできました。

今度は、子どもと一緒に見てみようと思います。

昨日放送してた「相棒」と来週末のそれは、ほぼ別物です(笑)

なるほど、「相棒」は子どもにも受けるのか・・・。
確かミカさんところのお子さんは中学生でしたっけ。
そうしたら、昨日放送していた劇場版辺りの時期(Season6くらいまで)のほうが
親しみやすいかも。
このときの相棒役、亀山(寺脇康文さん)は無類の子ども好きで、
子どもと本当に楽しそうに絡むシーンが多く、子どもが苦手な私まで、観ていて
微笑ましくなってきます。その点で、ミカさんは感情移入しやすいかもしれません。

来週の劇場版Ⅱの場合、雰囲気が大分変わってスタイリッシュ&ダークになって
多分、別物を観ているような気分になるかと思います(笑)
今週のような明るいお祭りムードが一切消えていたりしますから。
あとはお子さんとミカさんがⅡでの相棒、ミッチー(及川光博さん)を受け入れられるかどうか。
好き嫌いがかなり分かれる俳優さん(+ミュージシャン)なので。
ⅠとⅡとで相棒役が変わるという時点で、「!?」かと思いますが
最近、また変わったらしいです(苦笑)

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