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相棒:その4「無謀にも、最終回と今後を予想する。Season tenの時間軸はどうなっている?神戸の終幕の行方は?新しい相棒は?」

記事の「その1」「その2」と、連続してうっすら予想を当ててしまって、
神戸卒業、卒業とその時期は契約当時からの規定事項、
年始からはだんだん明るくなっていく、花の里ができたら陣川の絡み酒が
、など)
うすら怖いというか、「もしかして私のせい?!」と思わなくもないのですが
(誰でも思い付くような予想とも言う)
またしても今後を大胆不敵にも、予測してみたいと考えました。
以下、素人の戯言にしばしおつきあいください。


<Season tenの時間軸はどうなっているのか?>

初回からしばらくは、相棒ブルーが影をひそめて、黄みがかった画面で、
神戸が追い詰められたような表情でPCに向かう場面や、陰鬱な展開が多いために
(顕著な例が「逃げ水」の回のラスト、右京さんに追いつけない神戸の描写)
序盤は、初回の事件終了後=偽証自覚後の出来事なのかと。
それから少し経つとまた相棒ブルーに戻り、神戸もいつも通りの神戸になったので
中盤は初回の事件と並行しているのか、または初回以前の時期の出来事なのか、
そして最後の方でまた画面が青みを失って初回後の時間軸に戻るのか?
と深読みしていたのですが、
陣川回の前の回で、相棒ブルーのままであっさりと、初回のあの一連の場面が
ダイジェストで回想されていたので、「あれ??」と。
相棒ブルーを変えるのを忘れたままで、陣川回前回だけ時間軸が違う?
それとも時間軸は全部連結していて、「嘘の上手い子どもだった」神戸が
中盤以降あえて何事もなかったかのように振る舞っていたからうっかり騙された?

初回の事件って、大河内に手紙が届く~真の被告達の裁判が始まるまで、
すごく色々な段階を踏んでいて、時間がかかる事件のはずです。
だから相棒世界の時間軸は一体どうなっているのかな?と。
初回の事件と並行して他の事件達に取り組んでいたって、おかしくない
長さだと思うんですよ。

Season9の官房長関連の前例がなかったら、時間軸を疑うなんて
まずしなかったのですが(笑)
相棒ブルーがない時点でもかなりの違和感があったので、何か裏付けが
あるのではないか?と訝って。
細かいことが気になる、相棒ファンの悪い癖ですが、
でもその「細かいこと」が重要だったりするのが相棒ですから・・・

「相棒その3」終盤で書いた「最終回で、初回の続きを観たい」という願望が
前回の最終回予告であっさりと打ち砕かれ、赤っ恥をかくことになりましたが
この展開から、少なくとも陣川回前回の時点で、初回の事件は過去の出来事に
なっていると取っていいのでしょう。
そのとき神戸は右京さんに「覚悟ができた気がします」と意味深な発言をしているし、
最終回は、やはり初回の出来事に裏打ちされた展開になるのか?


<神戸の終幕の行方>

「相棒その3」終盤でちらりと、
「神戸は亀山のような綺麗な去り方はできないと思う、死にオチすらある気がする」
と書いたんですが、最終回予告を観た限り、そちらは幾分望みが繋がりました。
なぜそう思うのかを今回書くと予告した通り、予想の理由を書いてみます。

1:相棒はエリートに厳しいドラマ
往々にして、企業や行政のトップやエリートの腐敗を容赦なく批判する場面が
みられます。事件の直接の加害者にならなくとも、腐敗や怠惰な態度を
右京さんに正される(相手は反省するとは限らないが)こともよくありますよね。
反して、社会的弱者や、辛い過去、事情を抱えた普通の人には"比較的"穏便。
このドラマを制作・放送しているテレビ局を考えると、当然かもわかりませんが(笑)

亀山は一介の巡査部長で、ヘマしてリストラ対象として特命係に飛ばされ、
体力戦闘力は申し分ないながら、おひとよしで、更には物事を深く考えるのが苦手で
「刑事に向かない」と美和子に言われるほど。要は割と普通の人です。
(本当は、警視庁本庁の捜査一課に配属される時点で凄いんだけど・・・)
ご存じの通り、亀山卒業時には大々的に宣伝され、メディアでも大騒ぎになり
亀山最終回では「さらば亀山!」というフレーズがつくほど。
新天地にて、自分なりの正義のかたちを追求するため、特命を去った亀山。
最初から最後まで、亀山はおひとよしでまっすぐな正義漢でしたね。
亀山の決断を称える右京さん、寂しさを隠せない右京さんの姿もとても印象的。

一方、かつて神戸は「警視」という、右京さんやイタミンよりはるか上の階級
(ヒマ課長と同じ階級、といったら凄みが薄れる・・・?)。
ノンキャリアながら目に見える挫折なく、上手に世渡りしてここまでやってきた
いかにもなエリート。仕事もそれなりにできて、口達者で、プライドも高くて。
右京さんと面識をもつ機会がなく、何かの事件で加害者に加担していたら
容赦なくお灸を据えられそうなキャラクターです。

特命係に送られる→真相は元いた部署の裏切り(そのため、自ら退路を断った)
→法で裁かれることはないけれど、警察官としてあるまじき行為をとったことを
自覚し、上司にもバレてちょっと特命係に居づらくなる(偽証)というように、
ある意味、神戸を通して、エリートの没落を描こうとしているのか?
その流れ(+最終回予告)でいくと、亀山のように新たな道を見つけて
朗々と右京さんから旅立っていく神戸がどうしても想像つかないのですよ。

2:引責「卒業」?
亀山の時は、最初から「卒業!」と制作側が売りにするほどでしたが
Season tenのOP映像は右京さんと神戸の二人がしっかり居て、
神戸の卒業は2月頃になって、ひっそりと発表されるのみ。
最終回予告でも、「最終回2時間SP!」のほうが前に出ていて、
画面の上の方で「神戸が卒業!」ってささやかに宣伝されている程度。
また相棒が卒業となるとファンが「またか」となるのを避けたかったとも
考えられますが(現に私、すっかりなりました。またか!)、
卒業発表の時に「この時期の卒業は当初から決まっていたこと」と言うならば
初めから「神戸卒業」を売りにしないなんてソンじゃないの?とも思えて。

となると、今回の神戸の卒業は、もしかすると真相は
やむを得ない事情による、予定外の措置なのでは?と。
女性週刊誌の書くことを鵜呑みにするなら、神戸の中の人が相棒婚の報告を
右京さんの中の人に報告するのが遅れたので中の人の機嫌を損ねた、みたいな
「怖い内部事情」があるのかもしれませんが、流石に我々視聴者にはそんな
楽屋ネタなんて関係ありません。
でも、今シーズンの異様な視聴率低下が理由だと言われたら、
視聴者でも納得せざるを得ないのでは・・・。
「神戸(もしくは中の人=及川さん)のせいで散々な目に遭った」という理由だとしたら
制作陣が、神戸に綺麗な卒業をさせてくれるとはとても思えません。

しかし、辛抱強く半年欠かさず観てきたいち視聴者から言わせれば、
「いまいち面白くない」理由は神戸より寧ろ、話そのものにあると感じました。
またヤクザかよとか、またお偉いさんの腐敗かよとか、また研究施設かよとか、
身近に感じられる舞台が少なかったり、蓋を開ければ裏にはこうした組織がらみだったりで
推理しにくいし共感もしにくい。懐かしのキャラや大物ゲストが出てきても
話そのものがいまいちでは、面白いのは最初の15分くらいだけ。
その上、大概のことは右京さん一人でやれてしまうので、神戸がいてもいなくても
あんまり変わらない展開続き。それで「神戸が悪い」って言われても・・・
切りやすい人を切ったんですかねぇ。


さて、最終回予告を観て推察できる展開は、神戸の暴走グセが出て、
右京さんからも大河内からも届かないところまで走りつづけ、そして・・・と。
「神戸さんは?」「さぁ。どこへ行くのでしょうねぇ」と話す幸子と右京さん、
とどめは最後の映像が、一人で立ち去る右京さんの後ろ姿。
最終回の題材はクローンらしいですが、それが神戸の何らかの問題意識や
トラウマ、コンプレックスに火をつけてしまうんでしょうか。
謎が多く、子どもの頃のこと、特に両親のことを語りたがらない神戸ですが、
まさかその秘密がクローンに・・・!?
及川さん+クローンとくると、及川さん主演の映画「クローンは故郷をめざす」が
連想されますが(「嘘が上手い子ども」というエピソードもちょっと重複している)
それもデッドエンドともとれる終わり方で。(ぼかす形で終わっている)
だから、生きて終わる展開を予測すること自体個人的には難しいんですよね。
あるいは失踪、生死不明といった結末。「最初から最後まで」を神戸にも徹底させるなら、
謎めいた登場で始まったのだから、謎めいた終幕がお似合いかもしれません。

でも、右京さんというか「相棒」というドラマは、
「罪は法のもとで裁かれ、生きて償う」がモットー。
法で裁かれない罪状の犯人にも、出来る償いをするように諭したり、
自殺しようとする犯人を諫めたり(そりゃそうか)して。
そうすると、W主演の相棒が死んでは元も子もないような・・・。
偽証の件を悔い改める念から、警察以外の職で被害者や加害者を守る役割の仕事
(例えば、弁護士など)に転身するとか。
・・・と、最終回予告を観るまでは「予想2」として考えていたんですが
あの展開で「新しい道を踏み出す神戸」を連想するのは難しくて。
雛子さまなど、どす黒いお偉いさんたちも再登場するようですから、
「スター・ウォーズ」よろしく、焦りを逆手に取って雛子たちに騙され、
暗黒面に墜ちていく展開のほうが、同じ「生きる」でもマッチしそうかも。

白神戸(+及川さん)が好きな人には申し訳ない限りの予想なんですが、
あの最終回予告に、一瞬たりとも希望的観測の余地がある神戸が居ないんですもん・・・。


<新しい相棒>

Season "ten"=「区切り」とのことですから、
何かドラスティックな変化、リセットを期待したいところですよね。

右京さんの中の人こと水谷さんの出身地、北海道では年明け以降
Season7の一人相棒→Season8、が再放送されたらしいです。
それがもし関係あるとしたら、次Seasonからは一人かも?と当初思いました。
しかし、一人相棒の話が「スピンオフ企画」として小説化されたそうで、
そうしたら基本はやはり二人=また新たな相棒を迎えることになるのでは、と。

相棒の初期は最終話でよく特命係が廃止に追い込まれ、二人が別部署に飛ばされ
その間、右京さんは休職してイギリスに居たなんてこともありました。
最終話で新しい相棒が出現しない限り、次シリーズに右京さんの相棒はいない訳で、
何話か、一人相棒があるのか?それとも初回が新相棒との出会いの回?
そんな辺りも見所ですね。
右京さんもそろそろ定年が見えてきているはずですから(三浦さんも卒業が近い?)
「相棒自体小休止するのか?はたまた、おしまい?」とも考えたんですが、
もしそうならとっくにニュースになっているはずですし。

Season tenでは、たまきさんの代わりに幸子が花の里を継ぎましたが
今のところ、官房長に代わる人間は現れていませんね。
公式HPで秘かに昇級して、中園参事官と同格になった大河内はどうか?と
予想していたんですが、官房長と縁のある雛子がその座を取って変わる可能性も
最終話予告で再浮上してきました。雛子、今回は何を企む・・・?
映画版Ⅱであれだけぐちゃぐちゃになった、警視庁上層部関係も語られませんでした。
官房長が亡くなった時点で、全てチャラになり、今まで通り平穏無事なのでしょうか。
最終話か、新Seasonに、そのあたりが解明される期待がかかります。


新しい相棒はどんな奴でしょう?亀山とも神戸とも被らないのは間違いないはず。
おひとよしの筋肉バカではなく、イヤミなインテリキャリアでもないキャラ。
となると、どんな・・・?
普段チャラチャラふざけていて掴み所がないが本当は切れ者な、マーロウ矢木タイプ?
はたまた、右京さんの子どもくらいの年齢の、ジェネレーションギャップ甚だしい、
いわゆる「ゆとり」タイプ?

色々考えられそうなところですが、そうやって考えていたときに、
興味深い情報を目にしました。
スマッシュヒットし、アカデミー賞でも数々の賞を獲った映画「探偵はBARにいる」に、
軒並み「相棒」の主要スタッフが顔を揃えているそうで。
もしかするともしかして、その縁で、大泉洋さんや松田龍平さんが
抜擢されたりしないか・・・?
大泉さんは前者のタイプにぴったりで、演技力にも定評があります。
そして松田さんの亡きお父様、松田優作さんは、水谷さんと無二の親友だったそうで
そんな繋がりから、後者のタイプ、またはぼんやり系(笑)で来たりして?
(因みに、大河に出ている弟くんは、系統でいうとちょっと神戸と被るし
他に「LIAR GAME」もあるし・・・の為、イマイチなのでは)
まぁ、俳優さんは星の数ほどいますから
我々が「当てっこ」しても、無謀なのは百も承知なのですがね。


神戸がどのように去るか、官房長の去った穴は誰が埋めるのか、
あれから上層部はどうなったのか、新しい相棒候補が顔をちらつかせるのか、
神戸が去った後、右京さんはどうするのか・・・

こうまとめると、俄然見所が多くなってきた最終回。
まだまだ先ですが、再来週の水曜日が楽しみです。
20時から!間違えないようにしなくっちゃ。


今までのTVドラマ記事だけ取り出すと、「相棒」しかドラマを観てないように
思われても仕方がないのですが、
今クールでは「平清盛」、「デカ黒川鈴木」、
前クールでは「11人もいる!」、「カレ、夫、男友達」と
一応他にも観てますんで、そこんとこヨロシク(笑)
しかし「平清盛」、これから1年間欠かさず見続けられるかどうか・・・
「相棒」を1Season=半年観るのもなかなか努力が要ったというのに。
大河ドラマの難しいところですね。はてさて、どうしましょうか。
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