2012-11

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新記録御礼!

平素いらしていただいている、みなみな皆様には、頭も手足も上がりません!

日頃ちょこまかチェックをしている「FC2アクセス解析」にて、今月のアクセス数が
ユニークアクセス 1,355、トータルアクセス 2,044 と、
初の1ヶ月で2,000アクセス超えを記録しました!
大手の方々に比べると些細な数字かもしれませんが、
自分が一生懸命考えて調べて書いたものを沢山の方々に見て頂けていることが、
嬉しくて仕方ないのです。
日頃「アクセスログ/ログ検索」でIPごとにニックネームをつけて
管理してもいたのですが、そちらも今月分1,027までいきました。
IPアドレスは変わる人と変わらない人がいるので、このチェックは
無意味のような気も激しくしていますが、新規で来ていただける人がどれだけいるか
知りたくて、未だにやめられずにつけてきたところ、こんな結果が明らかになりました。
やっておくものかもしれませんアクセス解析チェック。
この作業を、多忙につき端折る可能性も今後出てきたので、12月のまとめの前に
取り急ぎお礼を申し上げたいと考え、一気に書いている次第です。

IPPONグランプリファンサイト様に感想を取りあげて頂いたり、
Twitterで紹介して頂いたりと、
今月はそういった方々とのご縁、ご恩に感謝してもしきれない月となりました。

これからは、新しい記事も以前よりはゆっくりとですがじわじわ更新しつつ、
なるべく時間をつくって、足を運んで頂いた方々のもとにも
ここ最近疎かになってしまっていましたが、お伺いしていきたいと思います。
リンク先さんを含む、よく来て頂いている方、今後ともよろしくお願いします。
たまたま来て頂いたという方、どうかよろしければまた遊びに来てやって下さい。


現在、新作の記事の仕込み中です。
時間がかかるかわかりませんが、次作の記事もお楽しみに!


・・・取り急ぎ(超急ぎ。推敲もしていません)お礼まで。
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愛のむきだし「むきだしの愛、むきだしの想い、むきだしのからだ・・・アブノーマルでエログロだけど、壮絶で大きな物語、渾身の一作」

「平清盛」と「モテキ」(両方ドラマのほう)を観ていたもので、つい気になって
満を持して観てしまったDVD「愛のむきだし」。
今アツイ園子温監督だし、国内外でガンガン賞を取りまくったというし。
しかも1本の映画でDVD2枚組とか狂ってるし、変態がどうたらって帯にも書いてあったし。
しかし、いざ再生するや、全237分、情報量もエネルギーも叫び声も血バシャァァァもMAX、
予想の斜め上をいく、観終わってから呆気にとられるしかない、化け物みたいな作品でした。

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西島隆弘、満島ひかり 他

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私が観たのは普通のDVDでしたが、ブルーレイのジャケもカッコイイ。

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西島隆弘、満島ひかり 他

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内容を大雑把にまとめるなら、DISC1は「パンチラ盗撮少年が運命の女と出会った!
帰結しない四角関係、しかも彼女が僕の妹になるだって?!」という青春ラブコメ、
DISC2は「家族全員が新興宗教団体に攫われた!愛をもって命がけで、少年は救出に
向かう・・・」という新興宗教VS変態の衝撃的な救出劇・ラブストーリー。
DISC1とDISC2のギャップもかなり凄まじいんですが、何より後で調べて驚いたのが
主人公の盗撮少年・ユウは監督の20年来の友人がモデルで、
更にこの人の妹さんが昔、新興宗教に捕まって
「こっちの世界に戻ってこい!」と変態パワーで必死に救出したという
実話がモチーフになっている
、というエピソード。
しかも、新興宗教の描写をリアルに描くため、監督は複数の新興宗教に
入信しては脱会し、必死に逃げて、ついには極左団体にまで入ってしまう

とか、腰が抜ける・・・・・・(詳細はこちらの記事をどうぞ)
友達に盗撮マニアがいて、しかも友達の妹が新興宗教に捕まって
劇的な奪還劇を繰り広げたって、色々凄い。やっぱこの監督濃すぎです。


長すぎる濃すぎる映画ですが、何とか一本の記事のなかでまとめて
感想を述べてみます。


激しい暴力シーン、激しすぎる「むきだし」の登場人物
カンフーアクション、ナイフや日本刀や銃での惨殺など、キレのよい娯楽的アクションと
R指定もののおぞましいグロ描写とが交錯する本作。
さすがAAA&元Folder5、アクションのキレは小気味よいほど。
アクションしながら華麗に盗撮する「盗撮王子」西島隆弘くんが無駄にキマっている。
いつも生真面目で一生懸命でちょっとヘタレな悩める少年はあまりにもハマり役。
満島ひかりちゃんはパン「チラ」どころかモロ見せや、ブラ姿で生着替え、
太もも露出など「元アイドルなのに大丈夫?!」と心配になるほど身体を張っている。
そしたら・・・本作以前にとっくに脱いでたのね。

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うひゃぁー・・・なら納得。因みに本作の時点でもう声は嗄れている。いつからでしょ?

それはともかく、主要登場人物全て暴力を振るい、愛に飢え、本性むきだし。
ユウ(西島隆弘くん):一時的ではあるが、キリスト教の神父である父・テツが
冷徹になり、毎日懺悔を強要され、「お前は罪深い」と罵られ、ついには家を出て
神父としてしか接してもらえなくなる。しかし唯一の例外がパンチラを盗撮している
ことを告白した時で、父として激怒され殴打され、快感を覚える。ほかに仲間と共に
カツアゲや万引きやケンカなどの悪さを働く。ヨーコを見るとすぐ勃起してしまう。
ヨーコ(満島ひかりちゃん):父の浮気癖が酷く、数ヶ月ごとに女を連れてくる。
父に強姦(未遂?)されたことがある。その後、両親は離婚、父の浮気相手だった
カオリについていく。よく叫び、疲れたら街の男たちにケンカを売って暴れる。
「男は敵、但しカート・コバーンとイエス・キリストは別」。言動に幼児性が目立つ。
腕に入れ墨(カオリとお揃い)を入れる。煙草を吸う。一時、レズビアンになる。
コイケ安藤サクラさん):幼少時よりエリートの父に暴力を振るわれて育つ。
校内で流血を伴う暴力を振るい、少年院に送られる。家に戻ってくると父が脳梗塞で
勃起したまま倒れていたため、男性器をへし折った後、ナイフで切断。
新興宗教・ゼロ教会に傾倒、教団幹部の右腕となる。狡猾で支配的に振る舞う。
ユウに強引に迫り、執着する一方、ヨーコと性的な行為に耽るなど、バイの傾向。
カオリ渡辺真起子さん):過去は不明。恋愛相手が次々と変わる。ヨーコの父と
別れ、ヨーコの義母となる。テツに惚れ込み、ストーカーのように教会に入り浸り、
無理矢理押し倒したりキスしたりと強引に迫る。テツの車の背後や左右から自らの
車をぶつけるなど、殺人すれすれの激しい愛情表現をする。
その一方、テツが結婚してくれないと(神父は結婚できない)途端に激怒する。
ワーッとクラブに踊りに行ったり、派手な格好で出歩いたり、入れ墨を入れていたり
して、衝動や自己顕示欲が強い。
テツ渡部篤郎さん):一介のクリスチャンだったが、妻=ユウの母を病気で亡くした後、
猛勉強の末に神父となる。優しい人柄で信者達の信頼も厚いが、カオリと破局していた
時期、冷徹になり、ユウに懺悔を迫ったり罵ったり、父親の役割を投げ出して家を出、
神父としてのみしかユウと向き合わない時期があった。カオリと復縁後は更正。

基本的に今現代の子どもたちは、精神的に阻害されていると思うんです。
親が健全であってもということですね。親がアル中とか離婚したということがなくても、
阻害されているんですよ」とは、先ほどの記事での監督の発言。
現代、愛情不足と抑圧から、倒錯的・暴力的な言動に走る子ども達ということか。
しかしカオリの過剰な激しさ、「むきだし」さはどのような原理から来るのか?
強引に異性に迫るのはコイケも同じ。抑圧的で自制心の強い、テツやユウのような
男性に向けて「むきだしでいこう!」というメッセージがあるのだろうか?
奔走する過程で、ユウがとても率直で逞しい少年へと脱皮していくのはそういうこと?


新興宗教は怖い
さきに書いたように、ゼロ教会の信者獲得方法や修行・洗脳方法は、複数の新興宗教に
監督が実際に入信して得た生身の情報の「全部本当に起きていること」。
統治の姿はオウム真理教や「20世紀少年」の「ともだち」などを彷彿とさせる。
信者獲得方法にもオウムの影が見えるような印象を受けたが、実際どうなのだろう。
一般の人があっという間にマインド・コントロールされていく全過程は衝撃。

以下、教団の右腕・コイケがユウとその家族に対して行ったこと。
・ユウに惚れ込み、教団の会議で信者獲得方法としてユウ一家の取り込みを強引に提案。
・ユウの周囲の人間の言動を全て把握。その結果、ヨーコの存在が有効だと判断した
コイケは、女装したユウによるウソの人格「サソリ」に一目惚れしたヨーコの前で
自分こそがサソリだと名乗り、ヨーコはコイケ(サソリ)にどっぷり心酔する。
・ヨーコに勉強を教えるという名目で頻繁にユウ達の家を訪れ、夕食を共にしたり
泊まっていったりと、家に居付くようになる。テツやカオリともすぐに打ち解けて、
二人は悩み(宗教上の理由に起因する結婚~二人の関係の行き詰まり)をコイケに相談。
・違和感と怒りを露わにする「邪魔者」のユウに対しては、部屋に上がり込んで
盗撮の資料を奪ってクラス中に暴露し、ユウを退学処分に追いやり、その一件に怒り
殴るテツ、嫌悪を強めるヨーコなど、一家からユウを孤立させる。
・ユウが家出して友人達と暮らしているうちに、ある日ヨーコやコイケが学校に来なく
なっていて、久しぶりに家に帰ると家は空き家になっていた。
・「コイケがゼロ教会の回し者かもしれない」と気付いたのはユウ自身ではなく、
ユウの友達の一人だった。
・ヨーコをダシにユウを挑発し、ユウ(とその友人達)に行方を追わせる=
自分達の元に来るよう仕向ける。

こっわーい・・・でも本当に自然にコイケは一家に馴染んでいって、その家の子のように
なっていて。あまりに強引で狡猾なコイケの手口。
ヨーコ→サソリの恋慕や、テツ&カオリの行き詰まりといった隙に見事に付け込んでいる。
後半の統治の様子とあわせ、新興宗教の恐ろしさをこれでもかと伝えてくるが、
さて、キリスト教のようなオーソドックスな宗教と新興宗教、なぜ新興宗教だけが
駄目なのか?
キリスト教だって成立当初は新興宗教だったのでは?
問題はその信者獲得方法や洗脳方法だというのはわかるが、一定の教えに寄りかかり、
他人にも共感を求めようとする点ではどちらも大差ないのでは・・・
このあたりの疑問などを、社会学者で本作にチョイ出演している宮台真司さんと
質疑応答しているインタビューがこちらなのだが、さっぱりわかりません(苦笑)
ご教授できる方の意見、お待ちしています(笑)

それからもうひとつ。
ラストで、頑張りすぎて心神喪失になり、自身をサソリと思いこむようになって
夜中に叫び出すなど発狂し、精神科の病棟に入院しているユウがいて、
それをヨーコが「今度は私のばん」と息巻いて病棟から脱出させようとする。
「不安定なユウ(サソリ)を刺激しないように」と、病院のスタッフに制止され
警察のパトカーの中でわあわあ泣くヨーコ、記憶やアイデンティティを取り戻し
病棟から飛び出して、パトカーに追いつき、窓ガラスを破るユウ、
そして二人は手を取り合って微笑みあうハッピーエンド、となるのだが、
これって精神科(精神病院)=新興宗教扱いなのだろうか?
監督にこうした意識があって故意にやっているのか、それとも深い意味はなく
ユウに苦境を与えてそれを救出するヨーコを描ければそれで良かったのか。
取り組みようによっては映画が一本作れそうなテーマではある。


ユウはどこまでヘンタイ?本当にヘンタイ?
父・テツの求め=懺悔するための罪を求めて、不良グループへの仲間入りをし、
ひょんなことからパンチラ盗撮の特訓をさせられ、上達し実践していると言うと
父は神父のお面を捨てて父になってくれた。
本気で殴って「ヘンタイ」と罵倒してくれた。
ユウはそれが嬉しかった。テツに父として自分と対峙してほしかった。
ユウの不良化→ヘンタイ化は、この部分においては、ただ父への愛の為にひたすら
「尽くして」いるように見える。「ヘンタイ」というより「ファザコン」だ。
最近良くも悪くも話題のエヴァンゲリヲンの、シンジのようなメンタリティだと感じた。
(シンジは父さん=ゲンドウが自分を必要としてくれているからエヴァに乗る)
そして、敬虔なクリスチャンの家庭で純粋培養で育てられた17歳の真面目でウブな
性愛の経験値がゼロに等しい少年が、パンチラに興奮したり、好きになった女の子に
勃起することは、男ならあたりまえなのでは?
盗撮したり、ヨーコの部屋に侵入してタンスのパンツを盗んだり、テツに盗撮行為を
侮蔑されて殴られるのを「気持ちいい」と感じている辺りがいけないわけで。
罪としてはカツアゲや万引きやケンカのほうが、パンチラや勃起よりはるかに重い。
問題は「盗撮」という行為と「マゾヒズム」のほうではないだろうか。

本作、随所で人物のSM関係が発生している。ヨーコやコイケの父は娘を支配しようとし、
コイケの父は鞭でぶたれるたび「Give it to me」と叫ぶようにとコイケに強要した。
逆にユウやカオリはテツに「もっと殴って」と懇願する。
そのテツは、カオリに過剰な愛をぶつけられることがまんざらでもなく、最後には結局
カオリを自ら求めてしまう。また、カオリと復縁して落ち着いた後は、懺悔強要の件を
「あの頃はどうかしてた。ごめんな」とユウに謝っている。
「パンチラはヘンタイ?」「勃起はヘンタイ?」より、「SMってヘンタイ?」と
問うたほうがよい気がする。
因みに、作中ではレズビアンもヘンタイ認定されているが、これは昨今の時勢を鑑みると
ヤバいんじゃないの・・・?寧ろそっちの方が心配。
訴訟等の問題が起きたとは聞かないので大丈夫なんだろうと思うけど。


友達は持つに限る
街でケンカするのも、盗撮に繰り出すのも、家出したら匿ってくれるのも、
ゼロ教会への侵入やヨーコの拉致を行うのも、教会本部に特攻する際に荷物を
支度してくれるのも、「頑張れよ」と言って泣いてくれるのも、
みんな、いつものおバカな不良グループのやつら。
4人のバカバカしくも固い絆に笑わされ、癒され、ちょっと泣きそうになる。
そういえば序盤にも書いたがユウのモデルは監督の友人だった。
色々なメッセージを内包している作品だと思うが、主テーマではなくとも
いい友達は持っておくに越したことはない」とはきっと必ず言っているはずだ。


ゆらゆら帝国がハマりすぎ
主題歌「空洞です」はまるでこの映画のために書き下ろしたような歌詞。
挿入歌「美しい」のギターリフが流れてくると不穏でゾクゾクワクワクする。
今では手放してしまったのが惜しまれる、ゆらゆら帝国のアルバム「空洞です」。

空洞です空洞です
(2007/10/10)
ゆらゆら帝国

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断言できる、ゆら帝ファンはこの映画を絶対観るべし!
もう解散してしまったが、彼らにもMVPを与えたくてならない。
「空洞です」の歌詞も出るので、エンドロールまでぜひお見逃し無く。


純愛ラブストーリー?新興宗教とそれに引きずり込まれそうな人への警鐘?
愛が足りない現代、若者よもっと怒れ、というハッパ?
パンチラ万歳、勃起万歳、堂々とヘンタイを生きろというヘンタイ賛歌?
はたまた、回り道せず恥ずかしがらず、愛を正面から叫べというエール?
いろんな方向からいろんな主張が聞こえてくる映画でしたが
一番伝えたいのは、やっぱ、愚直な「愛」が奇蹟を起こしうることでしょうか。
「僕のマリア」という抽象的な概念や憧れ→想像すると勃起せずにはいられない
性愛の(妄想の)対象→粗暴な言動やかたくなな態度など「嫌な所」もよく
知り尽くした上で「それでも愛してる、心の底から愛してる」という境地。
どの段階でも、全力で、おもいっきり愛を乞え、求めろ、与えろ、と。
誰もが全力で生きていて、演じているので、最後まで観ているとちょっと疲れますが
何かすっきりして、力強いものが身体にずしりと宿る一本です。
圧巻の見ごたえ。一度では多分よくわからないので、二度観をオススメします。



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古明地洋哉 後編:夜の冒険者&簡易ライヴレポ「孤独の世界を捨てて、他者と繋がる為の冒険へ・・・躓きながらも、君と手を取り合う」

前編の主役・「孤独の音楽」リリース以降、古明地洋哉さんは積極的に
ツアーを行っていきます。本人は「あまり好きではない」と言いつつも。
そのなかで私が居合わせたのは、Syrup16gの前座を務めていたときでした。
(所属事務所が同じ、という縁がある)
Syrup16gの記事でも少々書いたのですが、30分ほどの出番でも
忘れがたいインパクトが残りました。
弾き語りに近い形態でしたが、歌の力がよく伝わってきました。
それを伝えうるだけの、絶対的な声の力・・・強度や説得力があることも、
CDで聴くより遙かに生々しく響き渡る歌声から、自ずと実感しました。
愛想はそんなに良くなかったかもしれませんが、シャイでも一生懸命
音楽を弾き語りする姿は、古明地さんの音楽そのもの。
前座でなく単独でのライヴツアーのレポートがこちらのサイトの記事にありまして、
ずっと下向きっぱなしですが(苦笑)より詳しくライヴの様子が伝えられています。

さて、エリオット・スミスやジェフ・バックリィをリスペクトする
孤独の世界の住人、「ロンリー・ビートニク→シンガーソングライター」
としてこれまでやってきた古明地さんは、一転「孤独」という持ち札を捨て
混迷を極める現実世界へ、「君」と繋がるために、冒険の旅に出る青年の
物語を楽曲に、そして「夜の冒険者」というひとつのアルバムに描きあげます。

夜の冒険者夜の冒険者
(2004/11/25)
古明地洋哉

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恐らく古明地さんのアルバムでは一番聴いたはず。というか、前作とこれしか
ないのですが(苦笑)
ジャケットや歌詞カードに描いてある絵もなんともいえない味が漂う一枚。
ジャケットの絵では、主人公の青年(=古明地さんの投影)が
恋人と思しき女性と手を取り合っています。
そこから、「愛」がゴールだと捉えるのが一番イージーですが、それだけでなく
「古明地さんの音楽を聴いて、共有して、支えてくれている人達」との繋がりも
本作での方向転換の理由に大きく含まれています。

前作を聴いても「すごいなあ」と感じ入るものがありましたが、本作では
一つ一つの曲の完成度、アルバム単位での流れ、まとまりが大きく飛躍。
バンドサウンドが中心で、それぞれの音にもあたたかみをたっぷり含み、
真冬の夜にストーブをつけながら、ブランケットにくるまりながら
そっと耳を傾けたい一枚というイメージです。
寧ろ「薪ストーブみたいな音楽」といっても良さそう。

保証された自分の内側の世界から外へ、一念発起した主人公。
外の世界は寒くて、でも誰か彼かと繋がりながら暖をとり、
ついに見つけた大切な人と手を取って、ここでやっていく。
躓きながら、引き裂かれながら、不器用さにうちのめされながらも、
愛する人に救われ、癒され、喜び、そして居場所を獲得する物語。
これはそのまま、古明地さん自身の、音楽と向き合うスタンスだといいます。
シンガーソングライターとして、聴き手に伝えていきたいこと、「魂のあり方」。

そのなかで最も、何度聴いても好きなのが#1のタイトル曲「夜の冒険者」。

忘れかけていた感情が
今、君のドアを叩いている
遠ざけていた淋しさが
今、君のドアを潜り抜けた

指の隙間から零れていく日々
手にしたものは
そう、星の屑だった

君の手には自由がある
心高ぶる自由が

誰にも君の世界を変えられない

真夜中を駆ける人よ 傷だらけの狼たちよ
ピンク・ムーンが声をあげて啜り泣いても
どうにか持ちこたえてよ


ここまでが1番の歌詞。あたたかで胸躍るメロディ、アレンジも秀逸です。
どの曲にも印象に残る言葉、心を掴む一節を見つけることができます。
曲よし、アレンジよし、更に散文詩のような美しいフレーズの連発と、
前作より少々地味なきらいがありますが、総合力で圧勝の仕上がり。
本作はまさしく、誠実さと温もりに溢れた傑作アルバムです。





「夜の冒険者」リリース後に出されたシングル「空砲」。

空砲/世界の果て空砲/世界の果て
(2005/05/18)
古明地洋哉

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この曲もなかなか格好良いロック・チューンだったのですが、なぜか本作を最後に
次回作もアルバムのリリースもないまま、古明地さんのメジャー・レーベルでの足取りは
ぱったり途切れてしまいます。
Syrup16gの記事で、所属事務所がいろいろあるところで、所属アーティストはことごとく
居なくなったり、駄目になったりしたという怖い話があることを紹介しましたが
同じ事務所の古明地さんも、何かしら「いろいろ」あったのかもしれません。
真相はこれまた闇の中・・・

以後、現在に至るまで、ライヴハウス等での弾き語りを中心に活動しているのだとか。
公式HPには最新の活動予定や日記などもありますが、今は全国規模のツアーはせず
限られた地域や場所のみでの活動が主となっているようです。


いまや「知る人ぞ知る」アーティストになってしまったのが淋しいですが
音の思い出、唄の思い出はなかなか尽きることがなく。
私の心の中には、そういった「あの人は今」的な、忘れがたいバンドや楽曲が
まだまだ沢山眠っていて、「マニアックな懐かし邦楽シリーズ」はもしかすると
定期的にやっていくかもしれません。
思い出を共有できる人、募集中です(笑)



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古明地洋哉 前編:孤独の音楽&untitled #1「孤独、それは愚直な人が大切な誰かと繋がるために必要なプロセス」

最近Eテレで「ザ・ソングライターズ」をやっている、大御所・佐野元春さんをして
「君の唄を待っているたくさんの人たちがいる。僕もその一人だ」
と言わしめた孤高のシンガーソングライター、古明地洋哉さん。
2000年のデビュー以来、今回紹介する3作目までずっと一貫して「孤独」をテーマに
歌い続け、「ロンリー・ビートニク→シンガーソングライター」というキャッチフレーズで
00年代前半をメインに売り出されていました。
個人的に、季節が冬へと傾きつつある今の時期こそ聴きたくなる声、音なので
今回、00年代前半の音楽の思い出として、引っ張り出してきました。


ラジオでパワープレイ曲として流れていた「想いが言葉に変わるとき」と
これもよく同局で流れていた、カップリングの「untitled #1」。
特に私の耳を、それを通り越して胸を頭を釘付けにし、何度も再生されたのが後者。

想いが言葉に変わるとき想いが言葉に変わるとき
(2004/04/21)
古明地洋哉

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「untitled #1」は、03年に急逝した孤高にして波乱の人生を送ったシンガーソングライター
エリオット・スミスによせた曲です。
当時はラブソングだと思っていたので、歌詞に幾つか腑に落ちない部分がありましたが
リスペクトするアーティストの死を悼む曲だと知って納得。
この記事を書くにあたって「ちょっとググって」みたところ、その人生が壮絶すぎる。
熱心なファンサイトさんなども未だにあるようで、今少し興味をそそられています。

ねぇ エリオット 君の声がもう聴けないなんて
ねぇ エリオット こんなにも哀しいことはないよ


この歌い出しが頭にやきつき、7分近くの長尺がまるで気にならず
最後のサビまで一気に聴けてしまいます。
最小限の音のみの歌い出しから、オーケストラ・アレンジへと展開。
大きな存在を失った途方もない喪失感と悲しみが胸を深く貫く名曲です。
アルバムには入っていない曲なのが信じられないくらい。
もし自分が、リスペクトするあのアーティストを突然失ったら・・・?
うまく振る舞えるかな 上手に 降り注ぐ悲しみをよけきれるかな
きっと本当にそんな心情で、何日も何日もうちのめされてしまうことでしょう。


さて、前者の「想いが言葉に変わるとき」を収録した3rdアルバムが
孤独の音楽」。
この曲は本来、シングル曲ではなかったのですが、ラジオでのオンエアで火が点いて
新録の同曲が発売されたとのこと。

孤独の音楽孤独の音楽
(2003/12/03)
古明地洋哉

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アルバムタイトルで避けそうになる作品ですが(ジャケも真っ黒だし)
聴いてみるとそんなに真っ暗なわけではありません。
冷え切って退廃的だけど決して孤独に耽溺せず、美しいメロディとサウンドは
その奥に不器用だけど確かな熱をはらみ、本当は人の温もりを希求しているために
楽曲は、マニアックなように見えてポピュラリティもあります。

当時スタッフから「oasisのwhateverを超えてるよ!」と絶賛されたという名曲
(比較する楽曲がおかしいけど、この曲に関してはoasis辺りを彷彿するのは確か)
「想いが言葉に変わるとき」の1番の歌詞を紹介。

想いが言葉に変わるまで
その胸でしっかり抱いてやればいい
さなぎが蝶々に変わるまで
静かに見守ってあげればいい

言葉にならない 
それは多分
本当のことを言おうとしているせい
言葉にならない 
それは多分
本当のことに近付いてるせいだよ


いま胸にある想いをしっかり抱いて、言葉にならないといって焦らないで。
本当のことを言うために、近づくために、想いを見つめて。
漠然とした感情を言葉にすること、常識的な感覚に囚われず自分の感じたままに
忠実に表現することはあまりに難しいけれど、
繊細な人、正直な人にとって、これ以上の救いはなく。
この唄の最後、主人公は「想いが言葉に変わるときにはやっと君に会いに行けるよ
と言っていて、ずっと独りでいたいのではなく、結局は「君」に会いたいのです。
「孤独の音楽」のラストは「君を見つけたよ」という曲で締めくくられ、そこでは
結び目を見つけたよ それは君だった」と歌われてもいます。
今までは誰かと関わる準備として、あえて孤独な状態に
身を置いていたのかもしれません。
それがやっと、「言葉」や「結び目」を見つけて、外へ出て行く準備が整った。
この曲は、そんな静かな喜びの唄なのではないかと思います。

アルバムは全11曲、バラエティ豊かな楽曲が収録されています。
少し線が細いけれど綺麗な流線を描く、無骨さがアコギにベストマッチな歌声を
アコギを基本に、エレキギター、生~打ち込みドラム、ストリングスなどの
幅広い楽器が彩ります。
耽美さと力強さ、メジャーコードとマイナーコード、希望と絶望とを行き来して、
時に荒ぶり、時に夢想して、時に孤独を正面から見つめ、時に繋がりを求め、
音楽としては一本芯が通りながらも、主人公は繊細で脆く、どこか悟りきれない
部分を内包したまま。その感情の揺らぎに大いに共感できる作品です。


驚いたことに、本作以前のインディーズに近いアルバムのプロデューサーは
椎名林檎さんのex.旦那様、弥吉淳二さんだとか!(本作はセルフプロデュース)
本作でも聴けるジリジリ焼き付くようなギターは弥吉さんによるもの。
「なるほど、本当に音楽の仕事で偉い人なんだなあ」と当時えらく
ガッテンしたものです、大変失礼ながら。だってよそでそんな見たことなかったから。
古明地さん曰く、良く駄洒落を言うそうです。
本作以前の作品は、やや耽美色が強めなサウンド、楽曲という印象があります。

mind gamemind game
(2003/06/18)
古明地洋哉

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daydreamdaydream
(2003/04/23)
古明地洋哉

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さて、冒頭で紹介した佐野元春さんとの繋がりは一体どこで出来たのかというと、
03年10月、佐野さんプロデュースのイベント
in the city SPCIAL PROGRAM「SSW-そして僕は歌を書いた-」に出演。
ここでの演奏が各方面から注目を集めたそうです。
「想いが~」のシングルリリースもそうですが、古明地さんはタイアップなどではなく
とことん「口コミ」「リスナーからの評判」で認知されていった人で、
こういった経緯がもしかすると、次作以降の変遷の経緯に繋がっているかもしれません。
因みに、古明地さんの公式HPによると、イベントの最後で佐野さんに
「こめいじひろ!」と間違った名前で呼び込まれたのだそう(笑)。

こめいじひろしさん、もといひろ「や」さんの作風は次作で大きく変わります。
そしてこの頃、前座でのものですがチラッとライヴも鑑賞しています。
そんなことを盛り込みながら、次回は後編の記事をお届けする予定です。



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IPPONグランプリ感想(2012/11/17)問題&IPPON回答編「ホリケン、もう中学生、ローラ・・・濃すぎる異端キャラと新たなる王者・秋山」

IPPONグランプリ、前回の速報に続いて詳細に踏み込んでいきましょう。
以下、問題とIPPONを獲得した回答を紹介です。個人的にツボだったIPPON回答は太字。
一般回答や松っちゃんの回答は気に入ったものだけを。
合間合間に、ツボったハプニングも記録しておきました。

Aブロック:秋山竜次堀内健千原ジュニア徳井義実カンニング竹山

一問目
野球の審判が日常生活で思わず「ストライク!」と叫んだ。一体何があった?
一階のハンコ屋がナチュラルローソンになった(ジュニア)
TV局の楽屋のココ(「井森美幸」の「井」の□の中)にハエがとまった(ホリケン)
夜中ムラムラしてたら元カノからメールきた(徳井。0点だったが
自身が言っていたように、直後のIPPON回答より面白かったのであえて)
おならが出ると同時に雷が鳴ってごまかせた(徳井)
目薬をさしている人の口の中に鳥のフンが入った(ホリケン)
温水プールに行ったら温水さんがいた(ジュニア)
嫌いな選手に日曜の朝、張本さんが喝ぅ!を入れた(竹山)
愛犬(ストライク)が逃げていた(ジュニア)
リュックにスカートがひっかかった女性を3回見た(秋山)
太刀魚がじじいに刺さった(一般)
Amazonで注文したアダルトビデオ 家族が出掛けた直後に届いて(一般)

松っちゃんも言ってたけど、一般回答、限りなくボールに近い可能性もあるだろうに
実話だとしたら(多分そうでしょう)よくやるねえ。時間指定できなかった?
ジュニアの回答は、犬小屋が書いてあって、その名前が「ストライク」となっていて
ジュニア自身は「犬が逃げた」とのみ喋る。絵柄がシュールで妙に気に入ったのだが
本来は「フェイント的視点」が売りの「うまさ」が見どころなのだろう。

二問目「このかるたの読み札を教えて下さい「な」の絵札。人魚がジーンズらしきものを持っている)」
なんだぁ~この海藻は~(秋山)
7キロやせなきゃはけないな(ホリケン)
為せば成る(徳井)
・・・なんてね(徳井)
なんか、なんかあった時の為に、一応持ってるけどなかなか・・・(秋山)
なんぼのもんじゃいとゴロツキから奪ったスラックス(ホリケン)
ナップサックでも作ろうかしら(ハート)(ホリケン)
なんのロケだっけな~ 所さんにもらったんだよな(秋山)
泣かぬなら泣かせてみせようマーメイド(ジュニア)
なかに着ちゃえばバレないかしら・・・(秋山)
なっちゃったもんな~ 人魚に・・・(一般)

ホリケンもうわけわかんねえw我々はただただ笑うだけ。
最初のIPPONで、秋山が覚醒。記念すべき快進撃の始まりの瞬間。
しかし自分でいつも考えてみるけれど、このかるたシリーズ苦手だ。難しい・・・

<ツボハプニング>
・「じゃ、竹山、頑張ってね♪」(手を振る)byローラ
エールなのにタメぐちやめなさい!ローラだから様々な暴挙も許されるのか?

三問目「そこそこのウソをついてください
オッス!オラも悟空!!(ジュニア)
ゴジラの本当の発音はギョリラ(ホリケン)
曲の歌詞で、「アイツ」とか「ヤツ」とかって、アレ、ほとんど俺のことなんだよ(秋山)
ファンの皆さんのおかげです!(徳井)
俺、大喜利が得意です(竹山。完全な自虐ギャグ)
ワッ~ マンモスうれピー(竹山)
あのおばあちゃんハッカーやで(徳井)
今、一人で複合施設を建てているんだ(秋山)
練馬区は春から埼玉県です(竹山)
スカイツリーって来年からもっと伸ばすらしいぜ(一般)
スーパーマリオの実家は薬局だ(一般)
俺 ツチノコ飼ってるけど キュウリをいちばん食べるわ(一般)
アベンジャーズ見てくれたんだ!?ありがとうね。(一般)
うちの犬 オレの手作り(松っちゃん)

問題や回答が採用された一般投稿者に送られるUSBの例に、「うちの犬~」が
見事書かれていた。(自分が投稿した回答などが書かれる特製USB!)
但し松っちゃんはUSBって何のことかよくわからないとか・・・
徳井は「・・・なんてね」といい、言い方が絶妙ってかアヤシイ(笑)
秋山も言い方で笑いを取る感じなのでこの二人は少し被ったのかな。
言い方のディテールがやけに細かく、小さいところからも笑いで押してくる。

<ツボハプニング>
・回答ボタンを押してから回答を書くフリーダムなホリケン。
その間を見事に煽りトークで埋めちゃうアミーゴにIPPON!


決勝進出:秋山。他もかなり拮抗していた。竹山・・・イキロ!


Bブロック:又吉直樹バカリズム設楽統もう中学生後藤輝基

一問目「かっこいい寝言を考えて下さい
それがお前たち人間の出した結論か・・・(バカリ)
命綱、無しで(後藤)
納豆、納める豆、豆を納める。(もう中)
昔、鬼を殺った時ね。(又吉)
パワー トゥ ザ ピーポー! パワー トゥ ザ ピーポー!(又吉)
横綱でしょ?俺、神よ。(又吉)
我はエロティカセブン(バカリ)
(君には)大統領じゃなくて、名前で呼んでほしい。(バカリ)
タモリ!パン買ってこい!(一般)
ペガサスが一匹、ペガサスが二匹、、、(一般)
オレの夢はこんなもんじゃねえ(松っちゃん)

IPPONにならなかったところに好きな寝言があったかもしれない。
しかし立場が狭くなるわけでもない一般は大御所の悪口も自由自在でいいなw
そして又吉のそれはジョン・レノンをバカにしてますか?本腰入れてかっこいいと
思っていますか?どっちにしたって狂気を孕んだ回答。又吉って以外にこういうの多い。

<ツボエピソード>
鮭 na baby(もう中)
特別枠「IPPONスカウト」というオーディションで、1,000人以上の応募を勝ち抜いた
まさかのシンデレラボーイ、それがもう中学生
しかし蓋を開けたら迷言だらけで回答者たち、ペース乱されっぱなし!
Aグループの皆さんはひたすらツッコミ役に回ってました。

二問目「小学5年生のたかし君に「微妙」というあだ名がついた。なぜ?
大林素子のいとこ(設楽)
中指と薬指を出して作ったチョキの絵)(バカリ)
大食いだが、肉が食えない。(又吉)
たまにビワの臭いがする。(又吉)
ト音記号を書かせるとこんなふうになる(微妙な音符の絵)(後藤)
「ゆたかフェス」と書いてあるTシャツを着ていた(もう中)
職員室で干いもをもらって食べたとずーっと言ってる。(設楽)
好きなタイプが「熊田曜子」と公言したから(一般)
6年生のたかし君には「絶妙」というあだ名がついた(一般)

これもIPPONにならなかったところに好きな回答があったかも。
ひとつめの一般回答ヒデェw言いたい放題w
ふたつめの一般回答は実に絶妙。なんか「さよなら絶望先生」みたいなノリ。

<ツボエピソード>
・早押しに勝っても大喜び、IPPON出しても大喜びのハイテンションな後藤
チクビ描き大会で銅(もう中)
早押し合戦が加熱し、せっかくの後藤や設楽がなかなか回答できず、
後藤なんて最下位と、もう中の後塵を拝するというあんまりな結果に・・・
しかし後藤は今回、初出場ではしゃぎまくり、おもしろおかしい姿を披露(笑)
これを楽しませてくれただけでも後藤はいい仕事したのでは。
早押しシステム、どうにかならないのか?バカリズムとかもう機械みたいだ。

三問目「4枚の(写真の)中から1枚選んでUFO目撃談を語って下さい」(チンパンジー・猫・犬・熊
(犬)・・・聞きたい?(バカリ)
(熊)ギリギリ こう、よけたからね!(又吉)
(チンパンジー)(あれは、丁度私が)これくらいのブラックバスを釣った日のことです。(バカリ)
(犬)UFOや!目合わすな!(又吉)
(犬)うしろで ゴォ・・・って すっごい音がして 見に行こうとしたら くさりにつながれてるから 見れなかったんだよ(設楽)
(犬)(はい、お話しましょう。)・・・カメラ回ってる?(バカリ)
(熊)バ~~~ン!!ってなったのぉぉ!!!!(設楽)
(犬)まさかA⑤出口から出てくるとは(もう中)
(犬)しーっ、静かに!ほらっ、今、後ろにいる。(一般)
(熊)未知との遭遇じゃーん!(一般)

問題を見るからに「うわぁ、ややこしい」と感じたが、いざ考えてみると、
思いつけそうな動物(もしくは、顔やポーズ)を選べるというお得でもある問題。
しかしこの形式は書き起こすときに泣かされた(苦笑)。
設楽とか回答が長くて、初見での聞き取りでは全然書ききれなかった。
なまじ回答が面白いだけに、諦めるわけにもいかず。
もう中の今までとは視点の違う回答も新鮮。
一般回答の最初の人は今回二度目の採用!凄い。
USBという(ささやかではあるが)かたちで報われるのは良い傾向だと思う。

<ツボエピソード>
・三問目開始前、もう中のコメントにアミーゴが遂に撃沈。
というかもうその場のみんなが撃沈してたw(除くバカリズム&又吉)

又吉VSバカリズムのサドンデス
あのカンガルー、不良だな どうして?
ポケットを、ぬってる。(又吉)
ヒョウ柄(ローラのお願いで特別に見せたバカリズムの回答。
ものすごく丁寧に黒い点を描いたことでタイムロスとなってしまった)

決勝進出:又吉 バカリズム本当に悔しそうだった。しかしこれは無理もないかも。


決勝戦 秋山VS又吉
一問目「選挙カーに乗ったウグイス嬢が言った一言で人気候補が落選 なんと言った?
(MC風に)さぁ、そんな訳で明日もここを通らせていただきます。ども、一票よろしくお願いします。(秋山)
さっきのサドンデスでバカリズムにした仕打ちをここで秋山に返り討ちされた又吉。
早く回答する、サドンデスや決勝ではそれが運命を決める・・・

二問目「写真で一言地べたに横たわりながらお店のゲーム機でゲームをする子ども)」
彼が、のちに世界をコントロールすることとなる。(又吉)
又吉はこういうデカダンな回答が好きですなぁ、さすが純文学好き。
秋山は写真に写った三人の人物の誰に感情移入するか定まらなかったとのこと。
得意苦手が出ますなぁ。

三問目「全然めでたしめでたしではない童話 豆腐でできた「豆腐太郎」の終わり方とは?
麻婆にしばかれ四川に売られました。(又吉)
「麻婆にしばかれ」って何だよwしばかれて売られるのかよカワイソスw
又吉は文学青年のはずなのに、時々こういう粗暴な言葉遣いをわざともってくるのが
結構ツボ。必殺技として温存してあるとみた。
又吉、優勝にリーチ。秋山が追い込まれた、しかし・・・!

四問目「このかるたの読み札を教えて下さい「う」の絵札。男子学生が左右対称の姿で、二人でバットを持って構えている)
う~~!! 野球!!(マンボ調に)(秋山)
なかなかIPPONが出ず、秋山も「もうこれしか思いつかなかった」という回答。
これは問題が難しいと感じた。しかしこの回答でIPPONか・・・
シュールでレトロで可愛い絵札だが、何とこの絵札は実在するのだとか。
つまり、本当の正解も存在するということ。すげえ見たい。

五問目「この定食屋のババア オレの事ねらってるな なぜそう思った?
キスの天ぷらのキスの発音がkiss(の天ぷら)だったから(秋山)
問題を最後まで聞き終え、ニヤリ笑みが出た秋山。正に得意のパターンが来て、
「ああこれは秋山の優勝ぽい」と思っていたら見事な逆転勝利。
「キスの天ぷら」って知らないけれど・・・
又吉はこの手の問題がどうも苦手なようなので、どちらにしろ勝っていたんだろうな。

優勝:秋山 
実は吉本の先輩後輩(秋山が1個上)でもある二人。
先輩の意地、そして素晴らしい勝負強さで、初出場で初優勝という大偉業を達成!
逆に又吉は逆境の弱さが露呈してしまった?
でも、前回出場時よりずっとずっと強くなり、成長のほどが窺えて嬉しかった。


その他、感じたことをつらつらと。
オープニングの出演者イラスト、回答時に点数表示の横に描かれる各人の左横顔
相変わらずかっこいい。勝敗関係なくバカリズム一人がピンなのが悪い意味で気になる。
バカリズムとジュニアはもっと気楽に参加しようよ。ジュニアは形相がマジすぎるし、
バカリズムは負けて悔し泣きとか他の参加者がやりづらいだろ。
徳井、後藤、設楽などはボケたり突っ込んだり、この番組がバラエティだということを
意識して動いていてよかった。あ、決勝進出争いにあまり噛んでいないメンバー・・・
秋山とかたせ梨乃さんとの熱い絡みも面白かった。それで優勝するのだから秋山は偉い。
・そろそろ松っちゃんの「僕は好きなんですけどね」等のぼやきに飽きてきた。
回答も出演者や一般回答と比べてつまらないし、ちょっと邪魔。
しかし問題と回答者のマッチングについて詳しく言及できるのはやはり松っちゃんだけ。
チェアマンの意義は・・・?
・なぜか今回、又吉の回答に0点が頻出。
バカリズムやジュニアにも厳しい採点が多かったように感じた。
若手の又吉を勝たせたくない心境はわかるが、吉本きっての大物扱いと噂のジュニアに
厳しい裁量が頻出したのはちょっと怖かった。でも、このくらいきちんとやらないとね。


しかしまぁ。IPPONグランプリの出場者に秋山の姿があることさえ意外だったのに
まさか初出場で優勝をかっさらってしまうとは。
読めない、本当に読めませんでした。でも回答の読み方が絶妙で笑えました。
そして気がつけば又吉は先達・バカリズムやジュニアのような、量産・集中が
できる「IPPONマシーン」と化してきたような。
いつの間にここまで来たのだなぁ、とちょっと感無量?
そういえば決勝戦ってはねトビVSピカルだったんですね・・・はねトビ終了救済策?
ホリケンやもう中学生などの飛び道具に翻弄され、バカリズム・ジュニアの
「マジ参加」コンビの影が少しだけ薄く、いつもより無邪気に笑って鑑賞できる
バラエティ色の強めな回
だった気がします。
有吉いなかったのはちょっと淋しいけれど。なにしろ、もう中学生をどう
弄るかとっても楽しみだったのに(笑)
でもたまにはこんな回もいいですね。
そして問題は簡単そうでも、本番でなかなかうまいことなんて言えませんよ。
一般回答の人たちもすごい。自信のある人はますます頑張って投稿してみては?
TV欄や予告CMを見て面白そうとはあまり思えず惰性で見た今回でしたが
予想の斜め上をぶっ飛んだハイパーな回でした。見て良かった。
なんだかんだで次も見たくなる番組
です。

テーマ:IPPONグランプリ - ジャンル:お笑い

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IPPONグランプリ感想(2012/11/17)優勝:秋山竜次(ロバート)、準優勝:又吉直樹(ピース)「番狂わせが大暴れ!予想外の展開の連続」

千原ジュニアがバカリズムを破って悲願の優勝を果たし、賛否両論激しかった
前回から半年。今回は、このふたりを含めて優勝経験者が4名(設楽とホリケンが加わる)、
サバイバルレースの様相を呈することは予想されていました。
新登場の面々・ロバート秋山フット後藤カンニング竹山が加わり、
更にオーディション枠から何と、もう中学生が登場。
もはや何が起こるか誰にも分からない、ように見えてやっぱり優勝経験者の誰かでしょ?

そう思っていたらあっけなく裏切られました。
大変なことが起こりました。初登場にして初優勝する者が誕生したのです!
優勝:ロバート秋山。そして準優勝はピース又吉。
優勝はもちろん、準優勝だって予想外の展開だったのではないでしょうか。
だってバカリズムや設楽やホリケンやジュニアがいないんですよ?
しかし蓋を開けたら思いの外、秋山はやり手の大喜利勝負師でした。
LIAR GAMEじゃありません(笑)
ハネとび等を観ていないので秋山の芸風は殆ど知らなかったのですが、2問目から
流れを掴み、そこからは快進撃。ジュニアやホリケンを瞬間風速で吹き飛ばし、
これまでのIPPONであまり観たことのないようなアプローチで勝利を掴み取りました。
又吉がいいところまで来るのは前回の流れを汲んだものですが、だからってまさか
こんなに早くバカリズムをサドンデスで破るほどとは。(ラッキーもあったのですが)

そして、違った意味で強烈なインパクトがあったのがもう中学生。
IPPONはなかなか取れませんでしたが、そのあまりの独自すぎる世界観に、
同じBブロックの回答者もAブロックの採点者も観客もアミーゴも皆、呆気・・・。
TV的には一番面白い回答者だったのではないかと思います。
フット後藤も残念ながら回答はあまりふるいませんでしたが、初IPPON獲得後や
早押し勝利後のリアクションなどで大笑いさせてくれました。
そして回答者じゃないけどやっぱとんでもなかったゲストのローラ(笑)。
不調の竹山にエールを送ることになって「竹山、頑張って~!」呼び捨てかよ!
Bブロックの又吉VSバカリズムのサドンデスにて、出せなかったバカリズムの回答を
見た~い」とおねだり。(これに応じてバカリズムが見せてくれた回答がまた
激ウマな絵で、見て良かったと同時に敗因もここにあり・・・)
極めつけはラスト。
今度、いつか私も参加した~い」!!!!!
どこまでも果てしなくマイペース、芸人達が揃って「あいつすげえ」って言ってました。


長くなるので、各ブロックの問題とIPPON回答、印象的なエピソードなどは
次の記事へ振り分けました。
よろしければそちらもご覧くださいませ。

テーマ:IPPONグランプリ - ジャンル:お笑い

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吉松隆:TARKUS~クラシック meets ロック「キース・エマーソンのお墨付き!プログレ魂~ロック魂が猛る、激しく力強いクラシック」

クラシック音楽といったら、静謐なもの、癒されるもの、ちょっと眠いもの(笑)
というイメージが、ロック好きなど、日頃クラシックに馴染みがない者には
ありがちですが、本作は、そんな若い世代さえ沢山呼び寄せた2010年のコンサート
新・音楽の未来遺産~ROCK & BUGAKU」で披露された4曲を収めたもので、
会場はクラシックの演奏会らしからぬ熱気に溢れていたのだそう。
なぜクラシックのコンサートが多くの客層をこれほどまでに惹きつけたのか?
その理由は、CDを聴けば、とりわけ最初の曲を聴けば、すぐにわかります。

タルカス~クラシック meets ロックタルカス~クラシック meets ロック
(2010/07/21)
吉松隆

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以前エマーソン、レイク&パーマー(以下EL&P)の記事で「聴いてみたい」と言っていた
作品を遂に発見です。
このジャケは言うまでもなく、本家EL&Pのジャケにあやかったもの。

タルカス+1(SHM-CD紙ジャケット仕様)タルカス+1(SHM-CD紙ジャケット仕様)
(2010/06/23)
レイク&パーマー エマーソン

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東京フィルハーモニー交響楽団による「新・音楽の未来遺産」コンサートのシリーズの
監修を依頼された吉松隆さんは、クラシックの作曲家として著名な方ながら、
若い頃はEL&P、フロイド、イエスなどのプログレッシヴ・ロックに夢中になった世代。
「ビートはロックそのものなのに、変拍子や構成は完全にクラシックの現代音楽」
「20世紀初頭の『現代音楽』と20世紀後半の『ロック』とを繋ぐ<ミッシング・リンク>
に当たる重要な作品」「とにかく、この作品をクラシック音楽会に知らしめたい」
そんな熱い想いから、タルカスをはじめとする4曲にとりかかるも、最初は反応が
薄かったのだそう。しかし実は業界内に隠れプログレ・ファンがちらほら居て、
「タルカスをオケでやるんだって!」と口コミで広めるなどの協力をしてくれて、
最終的にはかなりの盛り上がりをみせたのだそうです。
一説には、「クラシックファンとプログレファンは被っている」という話もあり
それゆえにこのコンサートが無事成功したのでは、と分析する向きもあるとか。
因みに、指揮者の藤岡幸夫さんは大の永ちゃん=矢沢永吉さんファン。
好きな音楽って、本業とはあさっての方向にも、以外に伸びているものですね。

しかも何と本作収録の「タルカス」は、ご本人=キース・エマーソンのお墨付き!
吉松さんがスコアをエマーソンの元に送ったところ、喜びのメッセージが届き、
自身のHPに紹介してくれたほど。
但しこの逸話には裏話があって、吉松さんがエマーソンにスコアを送ったのは
何とコンサートの1ヶ月くらい前で、更にエマーソンから返事が来たのは
実にコンサート1週間前だったとか。
スコアが仕上げの段階に入る頃になって「これでもしキース・エマーソンが
こんなアレンジの演奏は許可できない!と言い出したらどうしようか?」と
真っ青になったという吉松さん、大胆というか無茶というか(苦笑)。
また「タルカス」には公式の楽譜がなく、全て吉松さんが腐心しながらCDから耳コピ。
インタビュアーに「何がそこまで駆り立てたんでしょうか?」と聞かれて
「それはやっぱりプログレの血でしょうね(笑)」と言い切るプログレ愛。
プラス負けず嫌いが加わって、聴きごたえのある作品、コンサートが出来ました。


CDには、EL&Pの名曲で大河ドラマ「平清盛」でも一部使用されている「タルカス」
のほかに、3つの楽曲が収録されており、ほぼ全曲がプログレ繋がり。

まず、「タルカス」に続く「BUGAKU」は、黛敏郎さんによる現代音楽の古典。
吉松さん曰く「日本古来の雅楽を素材にしながら、ピンクフロイドに通じるような
斬新なサウンド」。雅楽のサウンドがオーケストラで演奏される奇妙さに加え、
日本音楽の繊細さと古代の呪術的なエネルギーをもつ、エキセントリックな曲です。
しかもバレエ音楽だというのだから、まさにジャンルレス、プログレッシヴ。
1曲当たりが長いのですが、不思議な磁力に惹かれて妙に気持ち良くなってしまい、
気がついたら最後まで聴いている曲です。

次にドヴォルザークの「アメリカ」の吉松さんRemix。
「クラシックらしからぬグルーヴ感と終楽章の疾走感が好き」と吉松さんが語るように
新大陸アメリカへの夢、来たるべき20世紀へ向かう希望、そして過去への郷愁と
一筋縄ではいかないインパクトがある、爽やかで力強い曲です。
もとはバイオリン、ビオラ、チェロによる曲だったものを、今回「リミックス」して
ピアノとオーケストラによる曲へと生まれ変わりました。

最後の小品「アトム・ハーツ・クラブ組曲第1番」は吉松さんのオリジナル。
ビートルズの「Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band」、EL&Pの「Tarkus」、
ピンク・フロイドの「Atom Heart Mother」といった、プログレ要素のある
ロックの名盤を、鉄腕アトムの十万馬力でシェイクしたもの、というイメージが由来だとか。
「あれっ聴いたことが?」というオマージュのフレーズ、プログレ風のパッセージやリズムを
リミックス&コラージュ。
オリジナルは弦楽四重奏で、これを吉松さんに依頼した人がまたプログレ・マニア。
「このリミックス曲を書いたことがすべての始まり」なのだそうです。


さて、肝心かなめの「タルカス」は・・・?

不穏なイントロ、迫力のメインテーマ
スーッとくるあの不穏なイントロはこちらでも健在、ゾクゾクさせられる。
そして「噴火」を中心に繰り返されるメインテーマが大迫力。
まさに怪物の闊歩。

抑制と爆発
ステレオタイプのクラシック音楽にはあるまじき、エネルギーの大爆発は
もはや本物のロック。そして、爆発するには「溜め」が必要で、
エネルギーを溜め込んでいる間の静寂は、ユーモアもありつつ不気味。
「火山の噴火の中から生まれ、世界(と偶像)を破壊」する怪物(生物兵器説も)。
それがマンティコアというまた別の怪物と大戦闘を繰り広げる物語「タルカス」。
ぴったりはまっている。

各パートがどの部分かわかりやすいぞ!
EL&Pのオリジナルでは、「タルカス」全編で1曲扱いとなっており、
どの部分が「噴火」でどこからが「ストーンズ・オブ・イヤーズ」なの?といった
初心者レベルの疑問があった。(他のプログレのCDも同様)
本作では、「噴火」から「アクアタルカス」までの7つの部分を、7曲に分けてあり、
おかげでどこがどの部分かを把握することができて、曲の理解が深まった(笑)。

レイクのヴォーカルが恋しい、そう言い出すとベースも、エマーソンのキーボードも
オーケストラが楽曲をなぞっていく。「おおぉ」と言いながら聴いている。
しかし、レイクの歌メロをなぞる部分で、個人的には物足りなさを覚える。
特に「ミサ聖祭」とか、もしかするとちょっとカラオケっぽいかも。
「なぜ弦楽器なんだよ、何であのレイクの声じゃないんだよ!」と。
そんなことを考えた後でEL&Pの原曲を聴きたくなって、ひととおり聴いてから
本作に戻ると、レイクのヴォーカルだけでなくベースや、エマーソンのキーボードまで
恋しくなってしまう、要は「やっぱ違う」と感じてしまうのが困ったところ。
違うのはあたりまえなんだから・・・
寧ろ、自分はこんなにレイクの歌声のファンだったのかと気付かされた。

クラシックを聴いているのに、ロックのような興奮やスリルを得ることができる
確かにキーボードやベースや生の歌声のような尖った音はオーケストラにはない。
しかし、代わりにオーケストラならではの凄み、重みがある。
静寂の部分では柔らかさと深みがある。
そして低音を出す楽器が荘厳さや怖さの演出に最大限の効果を発揮している。
クラシックで用いる楽器の数々によって奏でられているのに、
プログレッシヴ・ロックを聴いている時のような興奮やスリルを感じられる。
こんなクラシックがあるのか。勿論、穏やかな作品も好きだけど、
クラシックに対する印象が大きく変わった一作。



「ロックバンドと大音量や迫力で張り合って『オーケストラって凄い!』と
言わせようとも思った」

「ホント大人げないですね」と笑いながらもこう豪語してしまう吉松さん、
そのロック魂、とてもよく伝わってきましたよ!
クラシックもプログレッシヴ・ロックもまだまだ×100奥が深い、未知なる世界。
少しずつながらもっともっとその洞窟への探検を進めていきたいと意気込んでいます。



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ざっくり映画ライフ:その8 真実と憎しみの行方~被害者遺族から見た殺人、加害者から見た殺人(ゼロの焦点、悪人、さまよう刃)

TVドラマ「相棒」を観るようになってから、観られる映画やドラマの幅が広がり、
今まで関心のなかったサスペンスもの、刑事ものも観る映画・ドラマのひとつに
なってきました。
そんななか、被害者遺族や加害者からの視点が気になって印象に残った
サスペンス映画が幾つかありまして、しかもどれも著名な小説の映画化。
難しいですが、ともかくとりあげてみましょう。


ゼロの焦点

ゼロの焦点(2枚組) [DVD]ゼロの焦点(2枚組) [DVD]
(2010/06/18)
広末涼子、中谷美紀 他

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観たくてたまらない大ヒット映画「のぼうの城」の監督でもある犬童一心氏の監督作品。
この人の作品はほかに「ジョゼと虎と魚たち」などなど、枚挙にいとまがない。
偉大なる松本清張先生の小説が原作で、これまで何度も映画やドラマにされている。
「広末VS中谷VS木村、女達の三つ巴のバトル!」みたいな宣伝が目立った気がするが
木村多江さんの役はそこまでバトルじゃないでしょ。
あとの二人を繋ぐ重要な役どころではあるけども。

<被害者遺族からみたあらすじ>
太平洋戦争直後。鵜原禎子(広末涼子さん)は、見合いで憲一(西島秀俊さん)と
結婚。新婚旅行ののち、憲一は「仕事の引き継ぎ」と言って金沢へひとり旅立ち、
行方不明になってしまう。心配した禎子が憲一の後を追って金沢に向かうと、
憲一の事故とともに、憲一の「裏の顔」が明らかになっていく・・・

<加害者からみたあらすじ>
敗戦後、米軍の占領下にあった時期では、米兵相手に売春行為をしていた女性たち、
通称「パンパン」が多く存在した。
ある日、室田佐知子(中谷美紀さん)とその友人・田沼久子(木村多江さん)は
逃亡し、「パンパン」であった過去を断ち切るように新しい地で新しい職に就く。
女性の社会的地位が低く、過去の汚点で、就職も結婚も簡単に失ってしまう時代。
忌まわしい過去が漏れそうになったとき、佐知子はそれを隠そうと奔走する・・・

大変見応えがあった映画。
だんだんと佐知子が追い詰められ、壊れていく過程が生々しい。
それまでずっと抑圧的だった禎子が、全てを知って、佐知子を思いきり平手打ちして
号泣するシーンも迫真。
憲一の金沢での顔、久子が受けた仕打ちと佐知子への純真な思い、佐知子の末路。
理不尽な社会情勢に対抗する術はないのか?やるせなくなると同時に
関係者が一人また一人と消されていく、じわじわ迫り来る不気味さが格別。



悪人

悪人 スタンダード・エディション [DVD]悪人 スタンダード・エディション [DVD]
(2011/03/18)
妻夫木 聡、深津絵里 他

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吉田修一氏の大ヒット小説を映画化。妻夫木聡さんの悪人役・金髪に驚き、
深津絵里さんのモントリオール世界映画祭最優秀女優賞受賞で更に話題に。
監督は「フラガール」「69 sixty nine」の李相日氏と、これまた話題作続きですね。
被害者と加害者がぐちゃぐちゃになっている節もあるけれど、ここはとりあえず
殺された女(満島ひかりさん)が被害者、殺した男(妻夫木聡さん)が加害者で。

<被害者・加害者 当事者からみた物語>
保険外交員の石橋佳乃(満島ひかりさん)は、大学生の増尾圭吾(岡田将生さん)と
関係をもつ一方、土木解体作業員として働き、祖母の房枝(樹木希林さん)と慎ましく暮らす
清水祐一(妻夫木聡さん)と出会い系サイトで交流をもつ。
ある日佳乃は圭吾から半殺しの暴行を受け、真夜中の山中に置き去りにされてしまう。
約束に現れない佳乃が圭吾の車に乗り込んでいくのを目撃し、二人をつけた祐一は、
深手を負った佳乃を助けようとするが、口汚く罵られ、自分が遊ばれていたことも知る。
純情な祐一のなかで何かが切れてしまい、祐一は佳乃を殺める。
そして紳士服店の販売員の馬込光代(深津絵里さん)を誘拐し、逃避行を始める・・・

<被害者遺族の物語、加害者の家族の物語>
頼みの孫・祐一が殺人犯として指名手配された房枝は、マスコミに付きまとわれたり
悪徳商法に引っかかったりして、あらゆるものを堪え忍ぶ生活を余儀なくされる。
一方、愛娘の佳乃を理不尽な殺人事件で失って、悲しみと怒りに襲われる佳乃の両親。
理容店を経営する父・佳男(柄本明さん)と母・里子(宮崎美子さん)は
佳乃が家族に隠れてしていた圭吾や祐一との乱れた関係、ひしゃげた性格を知らない。
一時は犯人として拘束された圭吾が、解放された後に仲間と談笑しながら
佳乃を愚弄する姿を目撃したことで、佳男の感情が爆発する・・・

みんな自分が可愛い。みんな自分の身内は例え何をしていたって守りたい、愛おしい。
エゴとエゴがぶつかり合って、ヘドロみたいに汚れて、複雑な様相を呈している。
祐一と光代の「愛の逃避行」だってただの二人の愛欲、性欲、互いの淋しさを
埋めるためだけのものなのかもしれない。
祐一と光代の物語が基本なのだけれど、その周りにある、佳男と里子や房枝の物語、
佳乃や圭吾の物語など、根底にあるもの、周辺にあるもののインパクトが強い。
本当の悪人は誰?
いっそのことみんな悪人に見えて、考え込んでしまう。



さまよう刃

さまよう刃 [DVD]さまよう刃 [DVD]
(2010/04/21)
寺尾聰、竹野内豊 他

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今をときめく大人気ミステリー作家・東野圭吾氏のベストセラーを映画化。
これまでは被害者遺族の悲しみや怒りは「行き場のない感情」として描かれてきたが
ここにきて遂に理性のトリガーが外れてしまった。
哀愁が漂いすぎる渋い主人公・寺尾聰さんもいいが、竹野内豊さんや伊東四朗さんの
刑事コンビも結構目立ち、刑事ものの一種として観ることもできるかもわからない。

<あらすじ>
長峰重樹(寺尾聰さん)はある日、一人娘・絵摩を亡くす。しかも死因は
「殴打、輪姦の末、薬物投与による急性心不全」という酷いものだった。
絶望する重樹のもとに、犯人の名と居場所を告げる密告電話がかかってくる。
電話で言われたアパートで、複数のビデオテープが見つかる。そこには絵摩が犯人2人に
陵辱されている映像が写っていた。重樹は怒り狂い、偶然帰宅した犯人の一人・伴崎敦也を
惨殺し、伴崎からもう一人の犯人・菅野快児の潜伏場所を聞き出し追う。
警視庁捜査一課の刑事コンビ・織部孝史(竹野内豊さん)と真野信一(伊東四朗さん)が
逃走した重樹を追い、事件の真相に迫る・・・

話としてはさきの2作よりはシンプルになる。
しかし主題「愛する娘を殺された。復讐で被害者遺族が殺人を犯しても
許されるのではないか、それともやはりしてはいけないことなのか」が
重くのしかかる。
「駄目に決まっているだろう」と答えきれなくなるのは、寺尾聰さんの佇まいのせい。
悲しくて、狂っていて、覚悟を決めていて、自分の全てを復讐に賭けようとしている。
愛した妻はとうに失った。そして更に娘まで、これ以上ない悲惨なかたちで失ったのだ。
愛娘を陵辱し殺した主犯格の犯人は同様の行為を繰り返しており、反省の様子もない。
行き場のない悲しみや怒りが突き抜けて、鏡の向こう側へ行ってしまった男。
失うものはもう何一つない。そんな彼を、宥められる道理はどれだけあるのだろうか。



誰しもに「ワケ」があって生きていて。
被害者やその家族も、加害者やその家族も。
ワケがあるから、その「ワケ」が重いからといって、人を痛めつけたり殺めたりするのが
肯定されるはずもないのですが、
TVのニュースでも出てくる、被害者遺族の「殺してやりたい」「死刑になってほしい」
これが突き抜けると復讐劇に繋がってしまうのではないか、このような言葉を口にした
時点で、ある種の復讐劇を遂行してしまったのではないかとも感じるのです。
また、いじめっ子の無反省ぶり、時として当時の記憶すら曖昧な人間、罪の意識さえ
希薄な人間と、いじめられっ子の深刻なトラウマとの温度差
を大人になってから目撃し、
「罪とは?苦悩とは?」と考え、理不尽さにのたうちながら、行き場のない感情の行方を
小説や映画などがどう考察し、説得力のある回答を出すのかと、興味をもっています。

私のなかにもある「行き場のない悲しみや怒り」「重たい荷物」「トリガー」。
それが壊れないように、溢れ出さないように、でも忘れないようにと、
痛みを時に忘却し、時に深く寄りそって想いを馳せて、
つかず離れずで最後までつきあって、生きていくのでしょう。

きっと誰もが。

テーマ:サスペンス映画 - ジャンル:映画

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たりないふたり―山里亮太と若林正恭―「ビバ『たりない』!コンプレックスを原動力にした、異色コンビのゆるふわトークととんでも漫才」

南海キャンディーズの山ちゃんこと山里亮太さんと、
オードリーの若林こと?若林正恭さんの、
M-1準優勝コンビのツッコミ、かつ同期のふたり。
そしてふたりにはもうひとつ共通点がありました。
それは、社交性、恋愛、社会性など、
人気芸人にも関わらず、人としていろいろなものが「たりない」こと・・・
こんなふたりがひっそりとタッグを組み、オリジナル漫才を展開するための番組が
たりないふたり」。

たりないふたり-山里亮太と若林正恭【初回限定版】 [DVD]たりないふたり-山里亮太と若林正恭【初回限定版】 [DVD]
(2012/08/22)
南海キャンディーズ 山里亮太、オードリー 若林正恭 他

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コミュ力がたりないため、同期で何度となく番組で共演したことがあるにも関わらず
一向に距離が縮まらず(山ちゃん「若林」に対し若林「山里さん」などが顕著な例)、
互いのことを知ろうと「たりないふたり」名でアカウントを取ってtwitterを開始。
番組ではこのtwitterのやりとりがイントロダクションになります。
そして、twitterで繰り広げられたイントロダクションを受けて、トークを展開、
トークで出てきたエピソードを用いて最後にオリジナル漫才の披露、という流れです。

<twitter>
漫才では、若林がボケに転身してしずちゃんとはまた違うエグいことを言っては
山ちゃんの心の傷口をえぐるのですが、twitterはその流れを少し汲んだかたち。
ピポラピポラというBGMがなんとも可愛らしいなか、番組が始まるなり二人して
PC(アップル)に向かってテコパコやっている異様な構図もまたシュールです。
例えば第4回ではこんな具合。

山:やっぱりまだ急に漫才は無理かな?
若:気持ち悪いですからね
山:どういうこと?
若:すいません、言葉足らずでした
  山里さんが痩せて
  より気持ち悪いからですね
山:・・・ネットで言われまくって
  へこんでるセリフ言ったね・・・


このあと、若林が、山ちゃんが「そんなことないよ・・・」としか返しようがない
酷い自虐、名付けて「銃口ワード」を言い、「僕らは銃口からの逃げ道がたりない」
という結論に至って本編のトークに繋がるわけですが、
若林のボケが山ちゃんの心をナイフみたいにえぐるえぐる。
切れ味鋭く、容赦なく、毎回笑ってしまいます。
山ちゃん曰く、若林は山ちゃんを以下のように呼んで弄っているのだとか。
・おかっぱ赤メガネ
・変態ブナシメジ
・オオサンショウウオ
・おばポタ
(おばあちゃんのぽたぽた焼き)
全部見た目の弄り。相も変わらずサディスティックですね本当にまあ。
山ちゃんの返しも変わらず柔軟で語彙豊か、笑いながらも感心させられてしまったり。

<トーク>
以前紹介したオードリーの番組にも関わっていたどきどきキャンプの佐藤さん等が
放送作家を務めているせいか、多少オードリーの番組っぽいノリを感じるような。
現時点で見ているのはまだ4つ、
「飲み会がたりない」「TVがたりない」「恋愛がたりない」「逃げ口がたりない」。
TVがたりない」というのは、お笑い芸人なのにTVが苦手な二人が、グルメ番組での感想や
ワイプ(VTRの右上などに出演者の顔が出るあれ)などの乗り切り方をぶっちゃけるもので
他の番組で二人を観るのが複雑になる(苦笑)
恋愛がたりない」では二人の妄想恋愛が炸裂、すみません観てて引いちゃった。
山ちゃん→上戸彩、若林→満島ひかりが相手。おい若林、カスカスTVじゃ宮崎あおい&
蒼井優って言ってたじゃないか!満島嬢との舞台共演&さきの二人のゴシップが原因なのか。
逃げ口がたりない」はtwitterで紹介した「銃口ワード」の例や、それらを避ける
術の例を挙げていく、日常の「あるある」系でした。

そして、あなたにもきっとためになりそうなのが(笑)「飲み会がたりない」。
いかにして飲み会を避けるか、乗り気になれない会話を止めるか、早く帰るか・・・
私は本来飲み会では主体的にはしゃいでいる方なのですが、仕事関係だとやっぱ面倒。
それにこの歳になると人間関係も色々変わってくるものですからねぇ。
二人が出したアイディアはこんな感じ。
ストップ咳(山ちゃん):興味のない話題をふってくる相手に対し、水などが気管に入って
咳き込む演技をして、話題を強引に止めてしまう。
タラちゃん無双(山ちゃん):相手の話の句読点のタイミングで「です」「ですか」
などで返すと、興味のない話題でも話をしっかり聞いているかのように映る。
まきびし(若林):先輩に説教されている時、素手で小銭を握りしめて、それを
いきなりバラバラと落とし、話を止めると同時に可愛げも演出する。
「デザートいっちゃっていいですか?」(若林):店員さんが〆と解釈してくれて
テーブルに出ている食事を片付け、お開きモードになる上、健気な後輩感も出る。
ジャケットプレイ(若林):相手が話しかけている最中でジャケットを羽織る。
相手が「アレ?帰るの?」と聞いてくれる。もし「帰るつもりじゃないだろうな!」
と言われたら「ちょっと寒いんで」と言い訳もできる。
嘘ゲロ(山ちゃん):二次会に行きたくない時、予め口に唾をいっぱいためて
それっぽく地面に唾を垂らし、しんどそうな表情で「スミマセン」と言うと
誰もが心配し、二次会は駄目だと判断する。
エア知り合い(若林):二次会に行きたくない時、突如「あ!○○!!」と
架空の知り合いをでっちあげ、再会した振りをして、タクシーに乗ってしまう。
二次会を避けると同時にその場からも去ることができる。

参考になりそうなのと同時に「こいつら性格悪っ」と感じてしまったのも事実。
だって自分が話してる相手にこんなことされたら、どうよ?!
こういうところがこのふたりの、人として「たりない」由縁なのでしょうなあ。

<漫才(コントの場合も)>
こちらは山ちゃんがリードしているのか、少し南キャンぽいノリな気がする。
要は少々強引。
番組では、twitterのイントロダクションとトークの本編の「まとめ」の位置づけ。
元々「たりないふたり」のコンセプトでライヴを重ねているというふたり、
その人気はカリスマ的になりつつあって、DVD販売先さんのページによると
「東京・草月ホールでの最新の公演では2日間の先行予約期間でキャパ500名のところ、
なんと6000名の予約が殺到。公開収録に際して販売した番組グッズもすべて即日完売!!」
堂々の大人気です。
そして12月にもまたDVDが発売される予定があるようです。
2012年8月20日、21日に中野サンプラザで行われたライブをDVD化した
『たりふたSUMMER JAM '12』が2012年12月19日(水)に発売だとか。ノってますね。

・・・と、こんな具合の愉快な番組。
全部で#12で、現時点ではまだ#4までしか観ていないので、
この先が楽しみやら怖いやら?
顔合わせを聞いた時点で「あっおもしろそう!」と何も考えず飛びついた番組ですが
そんなノリで大正解。やり手二人の手腕をたっぷり堪能できて、しかもゆるいです。
しかし、この「たりない」ふたりに共感する、そんな自分ももしかして「たりない」?!
そうです、私もあなたも、たりない!!!
いいじゃないですか、たりなくたって。
たりない人達のためにある番組、コンビなんですから!
ビバ「たりない」。たりなさを武器に今日もしたたかに生きる、山ちゃんと若林に
大いに共感したり呆れたりして楽しみ、明日へのささやかな糧になる番組
です。



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吾輩は主婦である「クドカンが昼ドラを手がけちゃった!漱石好きも、文学とかどうでもいい人も、笑って観られる全8巻」

以前のざっくりドラマライフ・クドカン特集で「見つからない」と嘆いていた
クドカンこと宮藤官九郎さんによる、まさかの昼ドラ
吾輩は主婦である」のDVDをTSUTAYAで発見!
そりゃもう、観ないはずがありません!早速感想~レビューをしちゃいます。

吾輩は主婦であるDVD-BOX 上巻「みどり」吾輩は主婦であるDVD-BOX 上巻「みどり」
(2006/10/25)
斉藤由貴、及川光博 他

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吾輩は主婦であるDVD-BOX 下巻「たかし」吾輩は主婦であるDVD-BOX 下巻「たかし」
(2006/11/22)
斉藤由貴、及川光博 他

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その前に。
つくづく、DVDをレンタルしてくると悩まされることが。
それはノイズ、そして動作ストップ、飛び飛び再生!!!
レンタルショップよ、DVDの盤面きちんと綺麗にしといてくれよ!
毎度毎度まともに再生できず、かなりのフラストレーションになりました。
全8巻をコンプリートするのに何が一番大変だったかっていうと、こ・れ。
DVD開いた段階で裏面が既に傷だらけってパターンもよくあるんですけどね。
今回はこのパターンにも近かった。あぁぁぁぁもう、疲れました!

さ、気を取り直していざ感想~レビューにかかりましょう。
大きく4つの論点にわけて書いてみます。

<ストーリー>

・これ本当に昼ドラ?!
全8巻観たが、どうみても普通のドラマにしか見えなかった。
観たことないのでイメージになるけれど、昼ドラってもっとドロドロ・ヌラヌラ
愛憎劇が渦巻いてるもんじゃないの?
クドカン作品のノリや小ネタが主婦層にわかるともいまいち思えず。
もしかして今の朝ドラの人みたく「今までなかったような昼ドラを作りたい」って
あえてクドカン流を貫いたのかも。
一応、ベタなホームコメディが基盤にあり、そこで主婦層に訴えたのかもしれないが。

・荒唐無稽な設定にもかかわらず、なぜか受け入れられてしまう不思議
何と!ある日、普通の主婦・矢名みどり斉藤由貴さん)に、旧千円札から出てきた
夏目漱石の魂が乗り移って、みどりの魂はお札の中に封じ込まれてしまうという話。
折しも本作が放映されていた時期は2006年春夏と、時事ネタではあったけれど、
いくらなんでもそんなわけ、家族や周囲の人が信じるわけ、視聴者が信じるわけ・・・
・・・って言ってるとなぜか普通に受け入れてしまっている登場人物や自分がいるわけ。
うーん、どうしたものか。これぞクドカンマジック?
自分の場合、クドカンものしょっちゅう観てるのでこの手の強引さにはすっかり慣れて
いるが、そうでない人の場合は、演劇をTVドラマで観てると思えばいいはず多分。
思い切りコミカル系劇団のノリだもの、突飛なストーリー、大仰な演技、強引な展開。

・ある種、タイムスリップものとして楽しむこともできるかもしれない
家族にとっては不可思議現象だけど、漱石(以下、劇中の通称「吾輩」)にとっては、
明治から平成へタイムスリップするし、容姿も性別も変わっちゃってるし、
というか全くの他人に転生してるし、もっととんでもない事態になっているはずで。
みどり転生時の吾輩は37歳、あの名作「吾輩は猫である」を書いたばかり。
書いてない未来の著作を目にするわ、自らの死期や死因までわかってしまうわ、
明治の面影は跡形もなく、未来の見知らぬ文明に囲まれているわ・・・
寧ろ吾輩は神経症にも陥らず、胃炎もそんなに起こさず、よく適応していると思う。
だってこれ、倫敦留学級のアウェイだもの。

・DVD全8巻という長さを端折らずに観られてしまう愉快な「途中経過」
みどりが吾輩に乗っ取られて、でも最後にはみどりに戻って終わるんでしょ。
ドラマや映画や小説を何作か観たり読んだりしたことがあるなら自明の話。
全4巻だと思いこんでレンタルしたら後日「あ、足りない!」で残りを急に補充、
でもこんなに観るのは面倒だから、2巻まで観た時点で「もう8巻を観ちゃおう、
そうすりゃ十分に感想書けるだろ」と、3~7巻を思い切り端折るつもりでいた。
それで惰性で3巻を観たら・・・あれ、おもしろい。
ドタバタした群像劇の一つ一つ、キャラの一人一人が際立って、こりゃ愉快愉快。
その群像劇も回を重ねるごとに繋がっていくから、見逃すと話がわからなくなる。
1巻でも端折っていたらラストは訳がわからなく、感慨も湧かなかっただろう。
キャラの魅力については後の項にて。

・サブテーマ?のミュージカルが意外と楽しい
中盤以降はストーリーの展開に緊迫感とスピードが出るので大きく頻度が
落ちるけど、序盤はほぼ毎回のように何かにつけミュージカル場面が登場。
なにせ、みどりと夫のたかし及川光博さん・以下ミッチー)は
学生時代のミュージカル研究部で出会って恋に落ちて結婚に至ったのだから。
そして行きつけの喫茶店の店長・ゆきお川平慈英さん)は部の先輩で、
とても暑苦しいハイテンションでしょっちゅう店内にてミュージカルを繰り広げ。
歌の内容は相変わらずのクドカン節で馬鹿馬鹿しいことこの上ないけれど、
斉藤さんのシフォンケーキのような儚く美しい歌声にとろける至福のひととき。
たかし、ゆきお、他の人物による歌も楽しく、聴きごたえもある。
クドカンほんとはこっちメインにしたかった?って思ってしまいそうなくらい。

・執筆、編集~出版、CM撮影など、ギョーカイの真相がわかる?!
クドカンがリアルに関わっている領域なのでやはり描写が生々しい。
楽しいこともあるけれど、辛いこと、面倒なことのほうが多い業界。
そんな業界のなかで頑張る、吾輩、担当編集者の小松岡田義徳さん)、
CM制作会社のぼんやりスタッフ中島桐谷健太さん)、
人気作家でなぜか吾輩の書生になる朝野高橋一生さん)。
みんな頑張れ!
しかし朝野の風貌がクドカンまんまとはWikiで読んでいたけど、
あそこまでそっくりだとは予想の斜め上。初めに登場したときは本当びっくりした。


<キャラクター>

・破天荒で本当は臆病な女性キャラ、ヘタレで本当は芯が通った男性キャラ
たかしの母=みどりの姑のちよこ竹下景子さん)、たかしの幼なじみで
向かいに住んでるやすこ池津祥子さん)をはじめとするぶっとび女性キャラ。
一方、たかしや、やすこの旦那のひろしレッド吉田@TIM)をはじめとする
女性キャラたちの尻に敷かれたり、存在感が薄かったりする男性キャラ。
しかしいざというとき、オロオロ、メソメソと頼りなくなりがちな女性たちを
男性たちが理性的にしっかりとリードする展開が多くみられた。
クドカンの男性観・女性観がこのようなかたちで表現されているのかもしれない。
そういう点で、特にたかしを見ていると、何度も「11人もいる!」を思い出してしまった。
あの大家族のアホ父ちゃん(田辺誠一さん)を彷彿させるものがある。
ちょっとだけね。ミッチーと田辺さんって微妙に系統被るし。

・ウザカワイイ?脇を固める個性的すぎる人物たち
最初のうちは登場するたびにウザくてウザくてたまらない。見たくない。
しかし回を重ねるごとに妙な情が湧いてきてしまう。
そんな「ウザカワイイ」脇キャラが本作でもたくさん登場。
その筆頭が女性ではやすこ、男性ではゆきおなのだが、他のキャラも大分ウザい。
そしてなぜか憎めなくなってしまう。
小松や朝野のような、暑苦しさは少ないが、回を重ねるごとに薄味なりの個性が
だんだんクセになるキャラも合間を縫うようにぞろぞろ存在する。
こんな個性的な脇キャラが次々登場するのだから「途中経過」がやめられない。
一体全体クドカンの脳内(もしくは、周囲の友人知人)ってどうなってるの?
クドカンの一番の才能ってもしかするとこういう面白キャラ量産かも。


<中の人とか色々>

・オープニングテーマ「家庭内デート」の破壊力
DVDには1巻あたり5話が収録されていて、5話全てのオープニングテーマが
(クレジットを出す都合もあるだろうが)ご丁寧に収録されている。
このオープニングテーマで流れる曲「家庭内デート」がまたとんでもない。

家庭内デート(DVD付)家庭内デート(DVD付)
(2006/06/07)
やな家

商品詳細を見る

「ねえ聞いて お母さんね 好きな人がいるの~
それは それはね~ お父さん! 言っちゃった(はぁと)」

このあま~い斉藤さんの歌声を聞いてTVを壊したくなる女性がいるだろう。
「もしも~ みどりがはぁ~ 風邪をひいたら~
たかしは! みどりの! お粥になりたひぃ~~」

このミッチーの王子な歌い回しと振り付けでアレルギー反応が出る男性がいるだろう。
これを毎話ごとにやり過ごさねばならない。耐えられない人には、本作は向かない。
但し、本編のミッチー=たかしは至極まともだし、みどりこと吾輩の可愛げなさは
さっきまでのあま~い斉藤さんが幻に思えてくる。だからなるべく耐えてほしい。
ラストまで報われないたかしの、妄想の世界なのかもわからない。

・斉藤由貴さんってやっぱすごいんだなあ
みどり、吾輩、ある回で登場するみどりそっくりの女性。
発声から顔つきから所作から全然違う。
「漱石が主婦に乗り移る」なんて荒唐無稽なお話がドラマとして成立するのは
この人が演じているからに他ならない。思わずその演技に見入ってしまう。
ただ、吾輩はちょっとわめきすぎで、他のクドカンドラマヒロインの例に漏れず
やっぱりうるさい(苦笑)

・情けなくてかっこいい神戸君を観たい人におすすめ?
正直ミッチーはどの作品を観てもミッチーに見えてしまう私。
だけどその独特の雰囲気が何だか面白くて、つい出演作品が気になっている。
神戸君からイヤミを減らして、そのかわり場当たり的な正義ではなく
素直な自分の義侠心で動けるようにしたのがたかし、という印象。
ピークは過ぎたかもしれないが、「相棒」レギュラーも終わったことだし、
もう一作くらいミッチーをクドカン作品のメインで観てみたい気がする。
でも、その系統のポストは田辺誠一さんで埋まってしまったのかな?

・「泣き女」で終わらない貫禄
韓流スターのペ・ヤングンに夢中で、やすこと一緒に遊び回ってばかりいる
還暦未満にしたって元気いっぱい、感激屋の未亡人おばあちゃん、ちよこ。
落ち着きないほど若々しいけど、締める場面ではしっかり締める、それもまたちよこ。
ファンキーかつ深みのある竹下景子さんが観られてとても楽しい。
因みにこの「ヤン様」、本作のディレクターさんなのだとか。
いいの?いろんな意味で、いいの??

・時事ネタ・意外なあの人
何と仰天、今をときめく有吉が出ているではないか!!!
毒舌どころか、情けなくて存在感が薄い旦那さん役を演じている。
元ヤンで今は草食系パパ、ひろしを演じるレッド吉田、いいハマりっぷり。
更に妄想のなかの漱石を、安住アナが演じている!(放映がTBSなもので)
そして、「マンハッタン・ラブストーリー」に登場したクレイジーなキャラ・
イボリー=井堀をもじって、尾美としのりさんが飯堀として登場。
たかしの元いた会社の先輩なんだけど・・・またも軽薄なキャラで笑わせてくれます。
時事ネタとしては、前述のヤン様(ヨン様)、キャミソール(インストール)、
猫ひろしのチラ出、「郵政民営化を控えて云々」という台詞など。
そういえばたかしはフルネームを矢名たかし(やなたかし)という。
一文字加えたら、あの超有名な漫画家さんに・・・小ネタがいろいろ細かいよ!


<漱石ファンとして本作を観て>
このblogで何度となく書いているが、私はそれなりの漱石ファンである。
(フリーク、信者などと名乗れないのは、「ファン」の域を超えていないから)
そういった立場からも本作に非常に興味があった。
いざ観てみると・・・

・「聖☆おにいさん」的楽しみ方もできるはずなのだが・・・
ぶっちゃけ漱石とその作品やエピソードって、特に文学好きでもない普通の人に
どのくらい知られているのだろう?
以前紹介した漱石案内書にも書いてあったような作品やエピソードが、かなり丁寧に
網羅されている。ちよこと吾輩が漱石ゆかりの地めぐりをする回さえある。
やたらとあだ名をつけたり、「甚だ」「頗る」といった「くちぐせ」が頻出したり、
夜に見た夢を「こんな夢を見た」と述懐したり、胃潰瘍になったり。
ラストはほんのちょっと「こころ」の後編に擬えた作りにもなっている。
「クドカン!ありがとう!!」とさえ言いたくなるほど、漱石蘊蓄で一杯だ。
漱石好きとしては、とても嬉しいし、そういう小ネタでクスッと笑える。
しかし同じ思いをしている人は自分のほかにどのくらい居るのだろう・・・?
文学好きはおしなべてあまりドラマというかTVを見ない人が多いし、
逆にドラマ好き、TV好きは文学なんて読まない人が多いように感じる。
「マニアックネタが少し難しいけど、それすら知りたい」と思えるギャグ漫画
聖☆おにいさん」のブッダとイエスほどの知名度はないかもしれないが、
あれに準じた面白がり方もできるドラマだと思うのだけれど・・・甚だ残念。

・てか、ジョン・レノン浅ぇよ!
漱石よりも凸りたいのは寧ろここ。ラストで、作曲の仕事に詰まったたかしが
漱石に乗り移られたみどりよろしく、ジョン・レノンが転生したかのように
振る舞っている。みどりにも「ジョンとしての台詞が浅い」と突っ込まれて
いるが・・・浅いにもほどがあるよ!クドカン、ジョン・レノン興味ないだろ!
たかしの理解が浅いという設定にしたって頗る腹が立つ!
・・・あれ?漱石<ジョン・レノンだったっけ自分??
まぁどちらも好きだということで。


観終わるまでかなりかかりましたが、飽きずに楽しめました。
そして観てるとなぜか小説を書きたくなるんですよね、書けもしないのに。
これには困らされましたが、面白いコメディだったし
ハートウォーミングな家族のものがたりでした。

またも長々とした文章を書いてしまったのですが、これでも書ききれなかったほど
細かい笑いどころ・本当は重要であろうみどころが沢山、沢山あります。

さて、このクドカンが今度は朝ドラに挑戦するとのことで、一体全体どうなるのか?
今の朝ドラの脚本家は「家政婦のミタ」の人だけどなんだか頗る不評のようだし、
夜のドラマでヒットする人が朝ドラでも好評を博すとは限らない様子。
観る時間があるか微妙ですが・・・来春は、密かにその動向を気にしたいと思います。



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・音楽、映画、漫画・・・雑多な題材をとりあげ、レビューのような感想のような、「好きなものの話」をしています。音楽寄りの題材が多めかも。
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