2012-04

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相棒:その6 相棒劇場版感想+ノリにノってるSeason5周辺の感想「劇場版観るなら、S5の元旦SPを観よ!神がかった面白Season」

Season4放映後に、ドラマ「相棒」の映画化が制作サイドからアナウンスされ、
そこから、飛ぶ鳥を落とす勢いの面白さが毎度毎度続くSeason5、そしてSeason6を経て、
2008年GWに満を持して「相棒-劇場版-」が公開されるや、08年上半期No.1のヒット作に!
ノリにノってる、一番キラキラしていた頃の「相棒」を観るなら、劇場版を観よ!

・・・と言いたいところなのですが、昨日TV放映を再見してみても、そうはとても思えず。
イヤ悪くはないのですよ。アクションシーンなどは見応えがあるし、
右京さんが閉じこめられるくだりはパニックムービー的なスリルを味わえるし。
だから後半の展開は大スクリーンで観たら本当に面白かったと思うんですよ。

でも、人情やらコメディやら謎解きやらアクションやら政治のドロドロやら、
あれやこれや詰め込めるだけ詰め込んだという感じで、どうも散漫なきらいがあり
普段の回を2~3回無理矢理継ぎ合わせたような印象。
「さっき解決したのに、またどんでん返しなの?」という繰り返しも多すぎて、
どんでん返しがもはや意外に感じられず、時間の引き延ばしをしているようにも見えて。
「相棒」を映画化するノウハウが確立していない+やたら過剰に派手な演出の乱発+
普段の放送だったら「(笑)」と言われそうな展開(チェスの投了時の形が
東京ビッグシティマラソンのコースと同じというだけで警察総動員体勢とか)で、
とてもこれを、わざわざ映画館に足を運んで大スクリーンで観たいとは思えない。

にも関わらず大ヒットしたのは、やっぱり当時の「相棒」のブームが凄まじかったから
なのでしょうねぇ・・・。
西田敏行さんはいる、柏原崇さんはいる(今はどうしているのやら?)、
本仮屋ユイカさんはいる(若い、というか幼いなぁと、今となってはちょっとびっくり)、
有森裕子さんはいる岸谷五朗さんはいる(この二人は友情出演。お祭りすぎて笑える)、
雛子さまはいる瀬戸内さんはいる武藤弁護士はいる美和子の元カレの鹿手袋さんはいる、
大河内はテンパりまくる、陣川は何気に活躍する、と豪華キャスト&準レギュラーフル動員で
徹底的にお祭り騒ぎのエンターテインメント映画としてド派手に打ち上げたのも大きいはず。
こういったわかりやすさが、やっぱり亀山相棒っぽいなぁと今観ると感じます。


でも「あの当時の相棒の、ノリにノりまくっている感じ」を体感するには
それよりも、Season5を観て欲しいんですよ!
相棒 season 5 DVD-BOX 1(5枚組)相棒 season 5 DVD-BOX 1(5枚組)
(2008/03/07)
水谷豊、寺脇康文 他

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とりわけ捜査一課の3バカトリオ、通称「トリオ・ザ・捜一」の勢いが凄い。
亀山も交え、やりとりが毎回毎回いちいちコントのようで抱腹絶倒。
どうしてああも体育会系の部署なのだろう(笑)
例えば、口が軽いことでお馴染みの芹沢が、また特命に軽口を滑らせちゃって
テンポ良く3ボカッ(イタミンにボカッ、三浦さんにボカッ、ノリで亀山にまでボカッ)
なんて、どこのコメディかと。芹沢、度胸も頭蓋骨も最強なんじゃないか??
イタミンと亀山の例の喧嘩もますますエキサイト、捨て台詞までバリエーション豊富。
また、ある回では、ワケアリで特命に助けを求めたいイタミンが花の里にやってきて
独り言のような間接的な「会話」を特命コンビと交わすと何も飲み食いせず逃げ去り、
たまきさんに怪訝な顔つきで「変わった方ですねぇ・・・」とこっそり言われちゃったり。
顔芸にも更に磨きがかかり、芹沢に彼女が出来たと知るや、芹沢が「彼女」と言う度に
「かぁのじょぉおおおおお!?!?!?」と、見事な般若の形相で憤ったりと、見飽きない(笑)
芹沢も芹沢で、「懲りる」とか「学習する」とか「守秘義務」といった概念がまるでない(笑)
こりゃ、「裏・相棒」なんてスピンオフが出来るくらい人気が出るわけです。
コントノリは相棒全体に広がっており、ある回では右京さんがたまきさんと二人で映画鑑賞に行って
そこで事件の第一発見者になったばかりに、会う人会う人に次々と「デート」と呼ばれて
「デートではありません!!!」といちいちプルプルキレちゃう!
また、あのこわーい内村刑事部長まで可愛い部分を見せちゃって、
例えば、殺人犯の嫌疑がかかっていた、ファンだった元女優の疑いが晴れるや否や
とってもルンルンゴキゲンになったり、「年越しは毎年餅つきをしている。おいしいぞ」と
中園参事官にススメてみたり、リスペクトする剣道の達人が殺されると本気で嘆いたり。
(これまた剣道が得意なイタミンは、死体を見るや否や泣きそうになって、顔を背けてしまう)
スミマセン、このSeasonに関しては、謎解きどうでもいいや(笑)
ただただ笑って、ちょっと「ふーむ」と言って、楽しく観ればそれでいいとすら思いそうになります。

と言いつつ、見所は笑いだけではなく、
亀山が腐敗してしまった恩師に本気の涙を流してしまう迫真のシーンや、
官房長が美和子に「特命係を動かしているのは、君の旦那さんなんだね」と
亀山を高く評価する台詞など、印象的な場面も出てきて、ハッとさせられます。
亀山相棒のハイライトと言えるSeasonではないでしょうか。

そして、「5の倍数には当たり回が来る」と噂の元旦SP、Season5は正に大当たりで、
「どうしてこっちを映画化しなかった?!」と噛みつきたくなるほどの会心の出来です。
ストーリーの雰囲気はちょっと「劇場版Ⅱ」に似ているかも。
大塚寧々さん演ずるヒロインがとても魅力的で、どっぷり感情移入して観られるし、
「主犯1」の杉本哲太さんが最後に見せる優しさも何ともいえない。
(しかし、タイタニックごっこのような演出は何とかならなかったものか)
そしてココリコ遠藤の演技が思いの他良くてびっくり。なかなかイイ役どころを見事に
務めており、ten元旦SPのザブングルが「いらね」なのに反し、かなりのグッジョブ。
グッジョブと言えば、寺島進さんのスナイパー役も機転を利かせた最高の仕事をするのですが
なにせあのコワモテルックスですから、悪役が乗り込んできたようにしか見えない(笑)
物語の終盤で、残酷な結末(と思わせておいて、ですが)に登場人物の誰もが絶望し、
悲劇を間近で見た捜一の面々、特に娘がいる三浦さんは殆ど泣き出しそうな表情で立ちすくみ
警視庁本部でその報せを聞いた家庭持ちの暇課長は上をじっと見上げてしまうなど、
おなじみの面子のあまり見たことがない表情に出会うことができます。
スピード感に溢れた、息もつけない展開で、2時間があっという間。

冒頭に立ち返って、ノリにノってる、一番キラキラしていた頃の「相棒」を観るなら、
Season5を、特に元旦SPの回を観よ!

劇場版まで観ておいてなんですが、Season5とその元旦SPを観てしまったら
こう言わずにはいられない。後悔させない自信はあります!

そうそう、先程ちらっと言った「裏・相棒」とは何か?
それは、トリオ・ザ・捜一+米沢がメインのシュールなショートコント、
いわば「アナザー・サイド・オブ・相棒」。
Season6のDVDの最終巻に「裏・相棒」という巻があって、そちらで観られます。
堅物の三浦さんがあることが原因で愉快なダンシングを披露してしまったり、
イタミンに「ヒヤリハット」な出来事が起こり、無事だと分かるなり白目むいて
へなへな倒れてしまったり、誰かが「花の里」に行くと米沢や伊丹が変な料理を出してくれたりして
ゆるく面白い。コメディ好きにはオススメです。
その4人に暇課長が加わった「裏・相棒Ⅱ」もあるようです。
内村&中園コンビに、とってもあり得ない設定で、裏・相棒Ⅲをやってほしい(笑)


TV放映の次回予告で、さっきまでの賑やかな雰囲気が見事にダークにクールに一変。
この変わり映えの「ガラッ!!!」に、いい意味でゾクッときました。
来週の日曜夜も楽しみ。「かんぼうちょおおおおおお!」来ますよー!
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テーマ:相棒 - ジャンル:テレビ・ラジオ

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RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語「"49歳でもできる"以外のメッセージこそが見所。あなたの周りにも、きっとある物語」

RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」 このタイトルで、
「また"●●歳で●●になった"モノか」という印象を抱く人はかなり多いと思います。
同じようなタイトルやシチュエーションの泣かせ映画が乱発しているせいです。
私も逡巡があり、本作をTVで録画してから実際に観るまで4ヶ月ほどもかかっています。
しかし、本作を最後まで観て、単純な泣かせ映画だけという感想しか抱けなかったら、
わざわざ手間暇かけてここに記事を書くような真似はしません。
本作を取りあげたいと考えたのは、「●●歳でもできる」以外のメッセージが
沢山詰まっていて、寧ろそれこそが作品の滋味となっているように感じられたから
です。

「平清盛」で清盛の父・平忠盛役として、堂々たる品格を見せつけてついに先週世を去った
勇姿も記憶にまだまだ新しい(そして名残惜しい)中井貴一さんが主演。
でも、何から何までご立派な忠盛パパと違い、本作では、随分くだけた姿が観られて
面白いです。まぁ、冒頭の立派なサラリーマン姿は相変わらずのご立派ぶりなんですが。
リビングに入ってくるシーンが出ると、昔懐かしドラマ「Age,35 恋しくて」を思い出す(笑)。
ついでに、「相棒」で時々脚本を手がけているブラジリィー・アン・山田さんが
(共作ですが)脚本を手がけていたりもします。

また、私は鉄っちゃんではないのでよくわからなかったのですが、
本作での鉄道の描写へのこだわりはものすごいそうです。
実際に使われている列車、教習所、駅、はては部外者が立ち入れない運転台での撮影までも。
「鉄道映画というジャンルを確立したい」というほどの、熱い思い入れが詰まっており、
鉄道好きにはたまらない映画に違いありません。
・・・あれ、松ケンもついこのあいだ、鉄っちゃん役で映画にW主演していたような。
現代にタイムスリップしたら、清盛親子は揃って鉄っちゃんになるのか?


そろそろ、本題に入っていきましょう。
主人公は仕事一筋のエリートサラリーマン、筒井肇
遠藤憲一さん演ずる同期の友人、川平の部署(工場)を経営難で容赦なく潰したり、
リストラ対象を選定・宣告する役目を負わされたりと、非情なエリートそのもの。
川平が「お前は変わってしまった」と嘆いたり、妻や娘には諦められていたりと、
自分らしさを捨て、家庭を顧みることを忘れて、馬車馬のように必死に働いてきました。

しかし、そんな肇の人生を一転させる出来事が立て続けに起こります。
まず、故郷・島根で一人暮らしをする肇の母が倒れ、肇たち家族が病院へ駆けつけると
病気がかなり進行している疑いが高く、大きな病院での精密検査が必要との診断が下ります。
動揺しているところへ一本の電話。川平が交通事故で命を落としてしまったというのです。

亡くした命と、危うい命に直面して、肇は今までの自分の生き方はこれでいいのだろうか、
本当に後悔はないのだろうか、やりたい仕事は何なのか?と初めて自問自答します。
「俺は自分の仕事が好きだ」と言って工場ごとリストラされる道を選んだ、生前の川平の言葉にも
背中を押され、肇は心の奥底に埋もれていた、幼き日々の夢を思い出します。
それは、島根のローカル電車・一畑電車(バタ電)の運転士になること。

肇は一念発起して試験を受験。面接で上役たちを困惑させながらも何とか通過、
若い男の子達に混じって研修を受け、年下のコーチ役に実務を教わりながら
見事合格!晴れてバタ電の運転士として、新たな人生を歩み出します。
そして同期には、野球選手の夢を怪我で絶たれた、無気力な青年がいました。

・・・と、ここまではWikipediaにも書いてあるあらすじ(起承転結の起~承くらい)。
この後の展開を、「"●●歳でもできる以外のメッセージ"」をキーワードに取りあげていきますが
一応ネタバレ配慮のため、「続きを読む」に続きます。
(クリックすると続きが開きます。)

続きを読む»

テーマ:ヒューマン・人間ドラマ - ジャンル:映画

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これは使えるリラクゼーション系音楽CD:その6 フィール・ザ・ネイチャー・シリーズ「潤いと深み・・・ひと味違う音と、確かな効能との両立」

波の音、せせらぎ、小鳥のさえずり。
どんなリラクゼーションCDにもある自然音なのに、他よりずっと気持ち良く感じられる。
今回はそんな、ひと味違う音の味わいを持つCDシリーズを紹介します。
フィール・ザ・ネイチャー・シリーズ」。

シリーズ内のテーマは5つ。
「水」「海」「イルカ」「森」「地球」。
「どこにでもありそうな題材だけど?」「似たようなテーマ、どう違うの?」
誰でもこのような疑問を持つはず。
他の同テーマのCDとどう違うのか?類似したテーマはどう棲み分けているのか?
それぞれのCDを紹介しながら、上で挙げた疑問点を解明していきましょう。

まずは水のシリーズ。「3つとも水周りじゃない」誰もが抱くはずの印象ですね。
では、各々に耳を傾けていくと・・・

ヒーリング・ウォーター

ヒーリング・ウォーターヒーリング・ウォーター
(2002/12/05)
ヒーリングミュージック

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森の奥から湧き出る源泉、川辺で聞こえるせせらぎ、
それを取り囲む陽射しや小鳥の声、吹き抜ける風。
後に紹介する「森」のCDと少し似ていますが、違いは、水の音が何層にも重なって、
せせらぎが大きくフィーチャーされている所。
控えめに彩る音楽も、水が流れる様、滴る様を意識してつくられており
「海」や「森」と似ているようで、ちょっと違うのです。
そして、改めて導き出せるのは、水は海と森とを繋ぐ、自然の源流であること。

ヒーリング・シー

ヒーリング・シーヒーリング・シー
(2002/12/05)
ヒーリングミュージック

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夏の海辺の光景が想起されます。
全体的にゆったり、穏やか。音楽は控えめで、自然音がメインです。
砂浜に座ってゆったり。波打ち際に立って、波音や波の感触を確かめながら
潮風に吹かれて、遠く大海原へ想いを馳せて・・・。
潮の香りまで漂ってきそうなほどリアルな波音。海へ行った体験が思い出されるはず。
おおらかな音空間に心を任せると、とても静かな気持ちに辿り着いた自分がいました。

ヒーリング・ドルフィン

Healing Dolphin~ヒーリング・ドルフィンHealing Dolphin~ヒーリング・ドルフィン
(2003/11/25)
ヒーリングミュージック

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オススメ度の高い一枚。
イルカへの畏敬の念がこめられているかのような、活き活きした音楽にのって、
無邪気な鳴き声をあげて、波と遊び、仲間たちと戯れ、海中を自由に泳ぎ回るイルカ達。
彼らの鳴き声は、人間の心を和ませる不思議な力を持っているのだそうです。
あっという間に、疲れがスーッと解けていくのを感じます。
かなり即効性があり、「何だかすごく疲れているみたいだ」という人にこそ
是非、手にとっていただきたいです。

続いては地のシリーズ。

ヒーリング・フォレスト

ヒーリング・フォレストヒーリング・フォレスト
(2002/12/05)
ヒーリングミュージック

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耳で聴く森林浴。小鳥のさえずり、サーッと吹く風、樹の葉が揺れる音などの
自然音がメインで、音楽はさりげなく。
山の奥深くの森まで遠出した時、緑にあふれる公園を散歩した時などの心地良さを
きっと思い出す清涼感あるサウンド。今すぐ窓を開けて、陽射しをたっぷり浴びて
外に出掛けたくなるかも?

そして、最も「何、それ?」と、タイトルから音が予測できないとおぼしきアルバム。
ヒーリング・アース

Healing Earth~ヒーリング・アースHealing Earth~ヒーリング・アース
(2003/11/25)
ヒーリングミュージック

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シリーズの中で異彩を放ち、かつ、最も「これはいい」と惚れ込んだイチ押しの一枚。
他の4枚は癒しのためにありますが、本作のキーワードは「生命力」。
力強いリズムや、深みのある低音が効いていて、身体の奥の方、足元の地層の下から
ゆったり、どっしりとしたエネルギーがじりじりと漲ってくるようです。
とりわけ1曲目が、ベースがビリリ、ドシリときて、音楽は少し呪術的な風味を帯びており
静かな、しかし確かな躍動感を、したたかに漂わせており、とても魅せられました。
控えめながらギターも入っていて、バンドサウンドが下地になっています。
自然音を織り交ぜつつ、自然の雄大さをイメージして作った音楽のCDという感じ。
活気が出ますが、「サブリミナル効果によるパワーアップ」より作用の仕方はなだらか。
人の声やクラップも混じり、いにしえの大地、古代の世界を想像させる、豊かな音楽です。


これまで紹介してきた5枚のCD全てに共通する、シリーズを一貫する特徴は、ずばり「」。
類似のリラクゼーションCDとは、一度聴いただけで音が全然違うことに気づくはず。
どのCDも一つ一つの音に潤いがあります。
せせらぎ、さえずり、潮騒、イルカの鳴き声、風の音、全てに臨場感たっぷり。
メロディもモチーフに合わせてよく練られ、サウンド全体が深く響きます。

効能は良くても聴き心地がイマイチだったり、「薬用」の色合いが強すぎたり、
雰囲気のよさげな音を並べてあるけれど上辺だけの薄っぺらい音楽だったりと、
リラクゼーション系音楽CDでハマりものを見つけるのは、ある意味
普通の音楽より難しいものがあります。
そのなかで、音楽としての聴き心地とリラクゼーションとしての効能とを
じょうずに両立している
本シリーズに出会えて、とても幸運だと思っています。


最近のリラクゼーション系音楽CDの市場に対して、考えずにはいられないこと。
近年、色々な会社が同じようなCDを乱発して、しのぎを削って争っている様子は
もはや苦笑が出てしまうほど。
誰のための音楽なのだろう、何をしゃにむに「癒そう」としているのだろう、と
CD店にどんどん広がるイージーリスニングの棚を見て、複雑な気持ちになります。
私達には、いたずらに市場に躍らされず、自分に必要なものをしっかり見極める姿勢が
いま切実に求められているのではないでしょうか。


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これは使えるリラクゼーション系音楽CD:その5 ネイチャー・サウンド・ギャラリー 屋久島&慶良間・久米島「そうだ、音と映像で旅へ出よう」

数年前の確か夏、ネット喫茶にて。
当時、まだDVDプレイヤーを持っていなかった(PCはすぐ熱くなっちゃって駄目)私は
DVDを観るとなると必ずネット喫茶に足を運んでいました。
いい額がかかるんですが、リクライニングチェア、フリードリンクでご満悦。
薄暗くて観づらいんですがね。

リラクゼーションCD入門元年、借りたCDにDVDが付いていたので
それを観るために、うだるような暑さから逃れるようにお店へ。
そしてDVDを観ていると・・・
どうやら、5分~10分で寝落ちしてしまったようで。
半分以上記憶がありません。折角の美観なのに勿体ない。
しかし暑さ疲れからくる眠気と、DVDの癒し効果には敵わず。

このときに観ていたDVDが、今回紹介するCD+DVDの一つ、
ネイチャー・サウンド・ギャラリー 屋久島」。

屋久島(DVD付)屋久島(DVD付)
(2007/09/10)
ネイチャー・サウンド・ギャラリー

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世界自然遺産となった屋久島。
「もののけ姫」のインスパイア源でもありましたね。
数千年の時を経て生きる巨樹・屋久杉と原生林に覆われた森。
朝日を浴び神々しい姿を見せる縄文杉。
苔むした石や倒木、岩間を縫うせせらぎ。
NHKなどの特集もついついチェックしてしまう、憧憬の場所のひとつです。
原始が色濃く残る屋久島の映像を、オリジナル音楽付きでDVDに。
そして、屋久島でフィールド録音した自然のありのままの音を、CDに。

もう一つのCD+DVDが、最近観た&聴いた、
ネイチャー・サウンド・ギャラリー 波~慶良間・久米島」。
こちらは、とある休日、午前中にさんざん寝てから午後に観たので寝落ちせず。

波~慶良間・久米島(DVD付)波~慶良間・久米島(DVD付)
(2010/09/24)
ヒーリング

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ちょっと気が早すぎるようにも思えるけれど、「ネイチャー・サウンド・ギャラリー」の
シリーズに普段なかなかお目にかかれないので、見つけて「今だ!」と手に取りました。

沖縄・慶良間諸島の渡嘉敷島、座間味島が主な舞台。
「ケラマブルー」と呼ばれる青い海と真っ白な砂浜や、ゆったりとしたビーチ、
そして、潮の満ち引きによって現れる、久米島・はての浜での
自然音と波の映像を、CDとDVDで楽しむことができます。

こちらはDVDの感想をちゃんと覚えているので(笑)書き出すと、
自然のありのままの音をフィールド録音したCDの音声も時々下地に使いながら、
音楽はあくまでオリジナル。
だから、ある程度、CDとDVDとは別物のように感じられました。
屋久島のDVDと同様に、ゆったりした映像と音楽がずっと流れ、
疲れている時に観たら寝落ちしない方が不思議なほどの安楽さ。
さほど疲れていない今回の場合、個人的な事情で気持ちに焦りがあり、
「退屈なものを観てしまった。もっと刺激的なものを観たい」という気分に駆られましたが
DVDを観ている内に、そんな感情は潮が引くようにスーッと収まっていきました。

私はこうした景観が好きで、沖縄の海に関してもNHK深夜の毎週同じような番組を
わざわざ録画して観るような、言ってみれば景観フリーク。
TVを観ない時期でもこの手のDVDばかりしょっちゅう借りては観ていました。
そのため、どうしてもNHK深夜の番組と比較してしまうのですが
NHKのほうは、画面下のほうに説明書きが字幕で出て、
「なるほど」と知識を得ることができる一方、映像が微妙で音楽がいまいち。
対してネイチャー・サウンド・ギャラリーでは、ひたすら映像+音楽が流れて
付加情報は特に得られませんが、映像が綺麗
音楽は、自然音を取り入れたものがやはり輝いているように感じられました。

CDは「屋久島」「波」共に、何の飾りもない自然の音を特殊立体マイクで録音したもの。
α波加工もなければ「アイソトニック・サウンド」のような現代的な音作りもなし。
「1/fゆらぎ」は、自然音に元来多く含まれる音なので、こちらにもありそうですが。
当然メロディーやリズムなどもありません。
ただただ流れる自然の音。
疲れている時には強い眠気を誘い、作業している時には心地良いBGMとして寄り添い、
聴く状況を選ばない
ので、かなり用途が広いCDです。
傾向としては、やや鎮静系。

「ネイチャー・サウンド・ギャラリー」は、他に「タヒチ」「ハワイ」「沖縄」
「ニューカレドニア」「アマゾン」があるようです。
また、CDのみのシリーズもあり、こちらには「西表島」「白神山地」「小笠原諸島」
「知床・オホーツク」「奥入瀬の清流」などがある模様。
興味を惹かれます。


実は私、屋久島はおろか沖縄ですら行ったことがありません。
それどころか、旅行自体殆ど行ったことがないほどです。
お金がないし、乗り物に弱いし、環境が変わると体調を崩すし。
だから国内外問わず、憧れの地に近づく手段は、ひたすらドキュメンタリー番組やDVD頼り。
いつの日にか、いろいろな場所へ行ってみたいけれど・・・。
音に癒され、映像に憧憬を募らせながら、夢見る日々。
あの場所へ、この場所へ、足を踏み入れてみたい。様々な事情で実現が難しい憧れを
ネイチャー系の番組や、本作のようなCD、DVDが幾分満たしてくれます。

小市民にとって、こんなありがたいことはありません。



寝落ちしたもう一つのCD+DVD。

ネイチャー・セラピー~アクア (DVD付)ネイチャー・セラピー~アクア (DVD付)
(2007/04/25)
ネイチャー・セラピー

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こちらの舞台は、沖縄・八重山諸島
世界有数の美しさを誇るこの島々の海中映像+音楽がDVDに、
幻想的な水中をイメージした音楽がCDに収録されています。
このCDも、どんなシチュエーションにも合う、心地良くて使い勝手の良い一品
「ネイチャー・セラピー」シリーズは、他に「フォレスト」「せせらぎ」が
あるのだそうです。

また、「アラウンド・ジ・アース」というシリーズでは、
「南極~ペンギン」「アラスカ」「ジェリーフィッシュ」といった、大好物だらけ。
これはかなり本気で探したい!
あぁ、終わりなきリラクゼーション系CD(+DVD)の旅。


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これは使えるリラクゼーション系音楽CD:その4 サブリミナル効果シリーズ パワーアップ「ロックな音!気がつけばエネルギーが湧いている」

好評を博しているサブリミナル効果シリーズ」の記事の続きとなります。
やっとやっと、ずっと気になっていた「パワーアップ」を見つけたんです!
早速試してみました。

パワー・アップパワー・アップ
(2004/02/25)
ルーマーズ・アンビエント・プロジェクト、 他

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<効能>
・緊張緩和 ・不安感の解消 ・心身のバランスアップ
・精神力増強 ・健康回復 ・心と身体の活力を高める


商品紹介に「力強いサウンド」とあって、一体どのようなサウンドなのか
見当もつかずにいたところ、一聴で呆気にとられました。
これ、ロックじゃないですか!!!
時々ストリングスサウンドも入れながら、ギター、ベース、ドラムがはっきり聴こえてくるのです。
YESの「海洋地形学の物語」を彷彿させるような、悠々と泳ぎ回るギターが映える曲や、
果ては、ハードでラウドなベースがゴリゴリと唸る曲まで・・・
ドラムもこれは生音か、生音にかなり近づけた打ち込みでしょう。
フュージョン要素の強めなロックといいますか。
明らかに、他のリラクゼーション系CDの音と一線を画しています。
友人数人がジャズ+フュージョン+ロックのインストゥルメンタル・バンドをやっていて
彼らの音楽を思い出しました。
今まで聴いたことのあるリラクゼーション系CDで、あからさまに「バンドサウンド」を
感じさせるものは一つとしてありませんでした。
つまるところ、いわゆる「癒される音作り」ではない!

「なるほど、これは確かに力強いサウンドかも・・・」
そう思いつつ、驚きながらもCDを聴き続け、並行して別の作業もしていました。
すると・・・作業前までかなりへばっていたはずが、
作業が一気に進む進む!
しかも、無理して頑張っている感じもしなくって。
いつの間にかやる気が出てきたんですよね。
癒されるタイプの音とは違うけれど、だからといって緊張したり疲れたりもしない。
これはかなり不思議な体験です。
同種の音楽は沢山あると思いますが、そこにはっきりと効能が伴うのは
このCDだけなのでは?

前回のサブリミナル効果シリーズの記事で紹介した2枚も同じですが、
なるべく静かな環境で、ゆったりと構えずに聴くと大変効果的なんだそうです。
そうすることで、サブリミナル・メッセージを受け取りやすくなるのだとか。
また、サブリミナル・メッセージは潜在意識に直接働きかけるので、
仕事や勉強、作業中、通勤中などのBGMに使用しながら効果を得ることもOK。
なるべく性能のよいオーディオ機器で聴くことが推奨されつつ、
ヘッドホンや両耳タイプのイヤホンでも聴けるとのこと。

因みに、少なくとも私が聴いている音量や環境では、その「メッセージ」を
直接聞き取ることはできません。
聴感上聞き取りにくい音量で、高周波音域に載せてあるためです。
聞こえないところで、1分間に約20万回というスピードで、
それぞれのCDに相応しい言葉のメッセージが、
何と7カ国語(日本語、中国語、韓国語、英語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語)で
融合されているのです。
日本語と、せめて英語はまだわかるとして、他の言語は知らない人の方が多そうなのに
なぜ入っているのでしょうか?違う言語圏の人でも楽しめるため?
それとも、多様な言語を交ぜることで効果が上がるのか?
サブリミナル・メッセージは無意識の世界に働きかけるといいますから、
意識の世界の感覚で考えるものではなく、言語の種類関係なく伝わるのかもしれません。


かなり異形の「リラクゼーション系音楽CD」。
リラクゼーションというより、音楽を楽しむくらいのつもりで
聴くことができそうです。
ロックと一口にいっても余りにも多様な種類がありますが、
普段ロックを聴いていて、リラクゼーション系CDを初めて聴くという人には
一番入りやすいCDではないか
と思います。
音楽を聴くようにさりげなく流していると、気がつけばエネルギーが湧いている。
栄養ドリンクを飲むような感覚で、ひと口、どうぞ。


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アナウンサーという声優、声の媚薬~NHK森山春香アナの声によせて

いつもその声が聞こえてくると、耳をそばだてて聴き入ってしまう
そんな「声の媚薬」のようなアナウンサーがいます。
その声の主は、NHK総合などで様々な番組のナレーションを務める、森山春香アナ。

彼女の声に出会ったのは、恐らくこれが一番お馴染みであろう代表作、
日曜朝に放送しているネイチャー系番組「さわやか自然百景」。
地方、例えば北海道や九州や沖縄などが舞台だとそのキー局のアナになりますが
東京に比較的近めのエリアでは、森山アナの声に出会うこととなります。

以前、ネイチャー系番組を3つ集めてあーだこーだ言った記事があったのですが
(「世界ふれあい街歩き」がメインのもの)、その時は本番組にかなり駄目だし(苦笑)を
していました。
しかしそれが反映されたのか(?)、最近の「自然百景」は画像が綺麗になり、
自然の景観をとりあげる回が心なしか増えてきました。
その逆に、自然景観命!だったはずの「THE世界遺産」に動植物題材の回が増えてきて、
「あれ?自然百景と世界遺産が逆転してきたぞ」と感じる不可思議現象が。
図っているのか?示し合わせているのか??
そんな訳でこのところの満足度はアップ。ですが、日本各地を取りあげるために
森山アナの声を聴けないケースも多く、そんな時は一抹の寂しさを覚え
「あぁ、ハズレ回だ」などと失礼なことを考えてしまうこともしばしば。
ま、もちろん本当の満足不満足は、内容や場所によるのですがね。
澄み切った自然と動植物の営みを、澄み切った声で読み上げるナレーション
いつも耳に清々しく響いて、心地良いのです。

森山アナの声に出会える、もう一つの素敵な番組があります。
NHK映像ファイル あの人に会いたい」。
10分番組で、早朝などに放映しているプチ番組なのですが、これが滋味たっぷり。
よく録画して観ています。
今は亡き、各界の偉人たちの一生涯を、NHKによる過去のインタビューを織り交ぜて
まとめて届けてくれます。
偉人たちの人生は悲喜こもごも。波瀾万丈の生涯をおくる人、困難と闘った人など
一筋縄ではいかない、運命のうねりがあります。
森山アナは、そんな偉人たちと、ときに喜びを共にし、ときに悲しみに寄り添い、
畏敬の念をはらんだ優しいナレーションで、短い時間ながら大きな物語の
ストーリーテラー
となります。
名言がいっぱい。打たれ強さがいっぱい。仕事への情熱がいっぱい。
何かに打ち込んで走り続けた人の、熱い想いと、歴史に残る素晴らしい仕事の数々。
幼少期から晩年までの道程も人の数だけ。
人生の概要をなぞっているだけなのに、10分間が濃厚に思えて、あっという間。
機会があればTV番組表などでチェックして、録画して(生で観るのは時間帯的に
難しいと思うので)是非観ていただきたい番組です。

この二つから、森山アナ=丁寧で落ち着いた(愛らしさもありつつ)ナレーション
という図式がすぐに出来上がってしまうのですが、
先日たまたま、バラエティ寄りのネイチャー系番組(BS落ちと思われる)を
また録画で観ていたら、バラエティらしく抑揚の大きい森山アナの声が!
出来上がった図式にとらわれていた私は思わず耳を疑いました。
いやむしろ、目を疑ったと言った方がいいかも。まさかクレジットを見間違えた?
いえいえ、そんなことはなく、この声も森山アナのナレーション。

番組を見終えてしばらくして、
アナウンサーって声優みたいだな」そんな感想を抱きました。
番組によって、その表情を細かに変える。
ナレーションによって、番組のムード、意図を、より確かなものにする。
当然のように明瞭な発音と発声で。
森山アナの声にとりわけ惹かれたために彼女の「声優」の側面を書いていますが
もっとチェックするなら、他のアナウンサーもそうやって声を使い分けているはず。
最近のblogの内容関連で言うなら、めざましテレビとF1中継とIPPONグランプリとで
アミーゴ(=伊藤利尋アナ)の仕事の仕方が全然違うように。
(このように顔出しの多いアナは、「俳優みたいだな」かもしれない)

このblogをよくご覧になっている方、他の色々な記事を見ていただいた方は
よくお分かりかと思いますが、私は音楽、歌を心から愛しています。
楽器のみの演奏も好きですが、私にとっての根本は未だに「歌」。
歌い手の声の個性、歌い方、表情の豊かさ、そういったものに魅せられてきました。
歌声に憧れ、歌声に魂が燃え上がり、歌声に慟哭することも多くありました。
けれど気づかぬうちに、「声」への憧憬は音楽を超えて、違う分野にも
飛んでいっているようです。
アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の、シンジ役の緒方恵美さんの激しく繊細な演技に
何度も涙を流したことが、歌以外で初めて声に打ちのめされた経験でした。
F1中継の動画を編集している時、伝説の92年モナコGPでの三宅正治アナの
スピード感と見事な名言に溢れる実況で、セナとマンセルの歴史に残る大バトルが
一層エキサイティングに盛り上がっているように感じられました。

音楽を聴いて本を読んで映画やドラマを観てお笑いを観て、etc・・・きましたが
「声」そのものがこんなに奥の深いものだったなんて。
ナレーション、アナウンス、そういった仕事がこんなにまばゆく感じられるなんて。

喜びのような、戸惑いのような、奇妙な感慨に包まれた「発見」です。
ほんの些細な、当たり前のことかもしれないけれど。

テーマ:アナウンサー・キャスター - ジャンル:テレビ・ラジオ

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オードリー春日のカスカスTVおまけに若林「タイトルとジャケで安易に手を出して大正解!ただひたすらくだらなく、なぜか爆笑してしまう」

まずは何も言わず、こちらをご覧ください。

オードリー春日のカスカスTV おまけに若林 にゃんころもち編 [DVD]オードリー春日のカスカスTV おまけに若林 にゃんころもち編 [DVD]
(2010/11/17)
オードリー

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某TV情報誌の裏表紙に、こんなふうなかたちでDVDシリーズ発売を大きく取りあげられていて
岡本太郎の作品よろしく「何だこれは?!」となり、家の近くのレンタル屋に飛び込んだ
その名も「オードリー春日のカスカスTVおまけに若林」。
このタイトルを書いているだけで思わず「ブッ」と吹き出してしまう破壊力。
春日がいっぱい+若林が一匹の、結構似ていて妙にシュールでなぜか可愛いイラスト。
更には「オードリー春日による、春日のための、春日の番組」というキャッチコピーで
若林は「おまけ」「アシスタント」。

真面目に設定を書いているだけで笑いがこみあげて手が進まなくなってきます。
他の芸人ならともかく「春日」だから「カスカス」というどうしようもない響きに
なるわけで(同じように自分の苗字をモジっても)、うまいことなっているなと。
「テレ朝チャンネル」という、テレビ朝日系のスカパー!のチャンネルで放送されていた
番組がDVD化され、地上波しかない我が家でもこの番組に巡り会うことが出来ました。
最後のクレジットをよく見ると、番組の企画を若林が自ら(?)担当しています。

放映が12回×2シーズンあり、それをDVDで4巻×2シーズン=8巻にまとめてあるので
様々な珍妙な企画が繰り広げられます。
例えば、画像を取りあげた「にゃんころもち編」では、
「春日語仕分け」というトンデモな企画が登場。
春日の日頃の言葉遣いがあまりに常人の理解を超えているため、行きすぎた春日語を
仕分けして、禁止させようというわけです。
サブタイトルになっている「にゃんころもち」とは、猫のこと。春日いわく、
「おもちのようにころんとしてかわいいから」が由来だとか。
また、「本の日はメーアーリーフーでごんす。」(日本語訳:今日は雨降ってるね)
というように、メールでも独特の言葉遣いをするために、スタッフさん達から
苦情の申し立てをされたり。
「しまった!」「痛い!」という場面で「ウプス」(英語のOops!に影響された)と
思わず言ってしまうなど、その特殊すぎる言語感覚に笑いが止まりません。
やめさせるために、春日語を発したらアウトにして、若林などがわざわざつついたり
叩いたりして、無理矢理「ウプス」を言わせようとすると、春日はすぐに引っかかって
アウトになるなど、春日のための番組ですが「罰ゲーム」もゲスくて愉快です。

今日観た「くそ!図ったな!編」では、まず「カスデミー賞」という、春日がその年に
出演した番組で素晴らしい場面を、アナウンサーの表彰つきで自ら祝う行事が
「ミュージック・ステーション」などの収録が行われる大スタジオで盛大に行われ、
続いて「恋愛ヘタクソ王はDOTCH!?」という、春日VS若林の恋愛エピソードを
テレ朝の女子アナ3人にジャッジしてもらい、どちらが恋愛ヘタクソか競う企画。
こうやって、春日と若林が真剣バトルする企画も結構あって、その場合春日が
ツッコミ役にまわる場面も(若林があまりにもふがいない回答をした場合など)。
そして、最近キャバクラで遊びまくっている上に、芸人同士で股間を狙って
叩き合う遊びでことごとくふらふらと逃げ回る春日にお灸を据えようと考えた
若林と仲間の芸人たちが、ブリーフ一丁姿の春日の股間を握りつぶすために集結し
最初はフェアなバトル、最後は審判の笛を奪って全員総出で卑怯な勝ちにいくという
本当に本当にしょうもない真剣勝負に挑みます(サブタイトルの由来はこの企画から)。

まだ、手元にあるのに観ていないのがもう一本あって(「煙、3つです!編」)
それを観ても4/8だから半分しか制覇できていないんですが、
コンビ結成10周年を祝って互いの家を訪問し合ってみたり、サシ飲みをしたりといった
心あたたまりそうな?企画も結構あるようです。いつも借りられていて、なかなかゲット
できないのですが・・・
手元にある「煙、3つです!編」でも、春日のあの有名な節制食生活がえぐり出されたり、
後輩の男子達がお尻を突き出し、春日がそれらを嬉しそうに物色していたりという内容が
DVDパッケージの予告にあり(春日は男性のお尻が大好きで、男色の気がちょっとある?)
どこをとっても期待を裏切らずどこまでもばかばかしくどこまでも二人ともあの調子で、
ただひたすらくだらなくてゆるい笑いを観たい時にうってつけです。
あとは、ある程度オードリーというコンビの芸風や、春日や若林のキャラクターを
知っていた方がいいかと。内輪ウケの要素がかなりあるので。


オードリー、出てきた時は「また一発屋か」という印象だったのに
気づけば2012年の今でも、春日、若林、共に頻繁にメディアで見かけます。
聴いたことがないのですが、彼らのラジオもとても面白いそうですね。
私はファンとしては相当ライトな部類(こういうDVDをたまに観たり、「アメトーーク!」や
「世界は言葉でできている」など、普段観ている番組で何となく応援する程度)ですが
これはもう少し深入りしてみても世界が広がりそう・・・?

世界は言葉でできているチャンピオンシップ大会感想」などの記事をきっかけに
他のサイトさん(お笑いメインの)を拝見していたら、お笑いって思っていた以上に
奥が深いんじゃないか、と考えさせられました。
あらゆるメディア、カテゴリに、それぞれの面白さがあることに最近気づきだしています。
いろいろな分野の中に楽しみや問題提起を見出しています。
このblogがひとつの分野に特化せず、思い付くかぎり様々なエンタメを取りあげているのは
そんな思いがあります。
単に私自身が好奇心旺盛で、何かひとつに特化できないという趣向のせいもあるのですが。
面白い題材、考えさせられる題材、それらへのリスペクトが伝わるような記事、blogを
目指していきたいものです。

テーマ:お笑いDVD・CD - ジャンル:お笑い

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これは使えるリラクゼーション系音楽CD その3:究極のゆらぎ~癒しの鐘「リラックスしながら集中できる、"おリン"の不思議な魅力と効能」

お寺や仏壇で日本人には馴染み深い存在、「おリン」。
しかしそれは、主に死者を悼むために用いられ、儀式として鳴らされ、
悲しみや嘆きや祈りの「BGM」としか、我々は日頃、聴くことはないはず。
そんな「おリン」を、音楽のように鑑賞するとしたら?
音楽のような音階をもって、楽器として鳴らされているとしたら?
そのとき、どんなふうに感じるだろうか?

その答えが今回紹介するCDにあります。
究極のゆらぎ~癒しの鐘 Healing Bell」。

究極のゆらぎ~癒しの鐘~究極のゆらぎ~癒しの鐘~
(2006/02/25)
小馬崎達也

商品詳細を見る

一般的なおリンは「カーン」と一つの音しか出ませんが、
このCDで用いられているおリン「久乗編鐘(きゅうじょうへんしょう)」は、
鉄琴にもちょっぴり似た、それよりも柔らかい、楽器のような音階を持っています。
理科の実験の時、コップの端をガラス棒でカーンと叩いてみた経験がある人は多いと
思いますが、あんな感覚で、音階ごとにおリンを集めて、楽器にして鳴らしているのです。

f分の1のゆらぎ」(=脳が心地良いと感じられる成分が多く、くつろぎ感、リラックス感、
平和な気持ちなどに密接に関係する。また、適度な緊張も感知し、自律神経が適切に作用し、
心身の不調が解消していく)は、おリン単体の音にも含まれていますが、
この「久乗編鐘」にはさらに多く含まれているのだそうです。

更に検証の結果、このCDを聴くと脳波中のα波が増加する傾向が確認されているとも。
(α波=人間の脳波の一種。精神的に安定し心身ともにリラックスしている快適な状態の時に
現れるとされているもの。リラックスすることで緊張を解くと同時に、思考力、集中力も
活性化される。瞑想時やイメージ・トレーニング、脳力開発などにも重要な役割を発揮する)

付属の冊子に書いてあった、効能は以下のとおり。

<効能・用法>
・集中力アップ ・発想力アップ ・記憶力アップ
・ストレス解消 ・瞑想 ・リラックス


はじめはやはり、「あの"おリン"を聴いている」という先入観があるので
ちょっと怖いというか、「縁起でもない」といった気分があると思いますが
聴いているうちに段々その先入観を忘れていって、楽器として久乗編鐘の調べに
耳を傾けられるようになっている自分に気づきます。

不思議なのは、久乗編鐘の音に集中して聴くと「優しい音」「幻想的」などの
感想が出てきて、「癒される」「安らぐ」と感じるのですが、
例えば何か作業をしながらこれを聴いていると、集中力が上がり、頭がスッキリして
作業がよくはかどるのです。
一見相反する要素が共存しており、「どうなっているの?」という疑問が沸きますが、
さきに書いた「f分の1のゆらぎ」「α波」の説明を通してこの現象を解釈すると、
「緊張を緩和して心身の状態を整えることで、脳の働きが活性化される」
といえるでしょう。
リラックスすることと脳力をアップさせることは、見事な相互作用の関係にあると。
つまり、脳みそを効率よく活用するためには、まずリラックスすることが不可欠だと。

パフォーマンスを上げたい時、我々はつい、気合いを入れて頑張ろうと思いがちです。
しかしそのような時ほど、(適度に)力を抜くことが肝要、という秘訣を
音を通して教えてくれるCDでもあります。
そういった場面で、自力で緊張を解くことが難しいと感じたら、
本作のような音楽の力を借りるのも、賢い方法だと思います。

癒されながら頭がスッキリするなんて、何だか不思議。
いわば、音のヘッドスパみたいなものでしょうか。
私は主に作業用(例えば、blog執筆時や、構想を練る時にも使っています)の用途が
多いですが、リラックス目的にも良いのでは。
まだ、ヨガのBGMにしたことがないのですが、瞑想の効果も上がりそう。


作業用に使って好感触だったCDをもうひとつ紹介。

脳ストレス解消脳ストレス解消
(2011/06/24)
ヒーリング

商品詳細を見る

オススメの用法は様々。

・頭をスッキリさせたい朝の通勤時
・PCや細かな作業での眼精疲労時
・仕事終わりのクールダウン
・夜眠る前のリラックス・タイム


「自分が、気持ちいい自然の中にいるのをイメージして」など、「このように聴くのが
効果的!」の御触書が多くて、「そこまで頑張れないよ」なんて怠けた感想を持って
しまっているのですが、あんまり全部頑張って実行しようとしない方が良いのでは。
「"本を読みながら"、"家事をしながら"、"勉強や仕事をしながら"などの、
"ながら聴き"」
がオススメの聴き方の一つとして挙がっているので、
私は専らその用法で使っています。
頭をスッキリさせながら、程よくリラックスできるので、
単純なルーティンワークや、ネットサーフィンなどに向いているかも。


不定期連載の3回目、今回は作業用BGM特集となりました。
1回目から今まで、どうしても、一つの会社(Della社)に偏ってしまっているのですが
他の会社のものの場合、効能がはっきり書かれていなかったり、作りがいい加減だったりと
結局、Della社発売のものにまとまっていく傾向がありますね。
「効能をわかりやすく書く」「何が売りなのかをはっきり伝える」「効果の根拠を証明する」
タイトル、ジャケットの帯のコメント、付属の冊子などで、こうした工程をしっかりと
踏んでいるため、手に取りやすく、かつ使いやすいのだと思います。
本当は他社でも、こうしたハマリものを見つけたいところなのですがね。



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Takk・・・blog振り返りと好評だった記事を、感謝の気持ちを込めて(2011/12/17~2012/4/17)

「Takk」とは、アイスランド語で「ありがとう」。
このblogを見てくださった方々、拍手やコメントやトラックバックをくださった方々に
感謝の気持ちを伝え、かつこれまでの歩みを振り返り、好評を博した記事を紹介していく
不定期シリーズです。
今回は、blogを開始した2011/12/17から、4ヶ月が経った2012/4/17までを総括します。
文中で「検索結果」としてカウントしているのは、FC2のアクセス解析に拠るものです。

とりあえず拍手数で区切って、まとめていきます。
やる気バロメーターが上がる大きなエネルギー源のひとつです。Takk・・・

3拍手:
世界は言葉でできているチャンピオンシップ大会感想(2012/4/12)優勝:若林正恭「偉人とコトバスターが対等にやり合った、言葉の名勝負」
この番組を観たことがないコメント常連さん達にも「観てみたい」と言っていただけた、
多くの人に知ってほしい、そして続編も作ってほしい、番組のチャンピオンシップ大会。
トラックバックもつき、検索数も今なお多い、第二次ブレイク記事です(第一次は後述する
「IPPONグランプリ」)。
しかしながら、普段blogのタグに「FC2動画(後述)」があることから、動画を期待して
検索でいらっしゃった方がかなり多く、一種「釣り」になったかたちで、
申し訳なさも同時に感じながら・・・こちらからはどうしようもできないんですが。
にもかかわらず現時点での最高拍手数を頂き、二重三重の感謝の念で一杯です。

2拍手:
ロックンロール・ハイスクール「大変だ!ラモーンズがアイドル扱いされている!!!」
この記事や、検索キーワードでとても多い「ジョン・フルシアンテ」のソロの記事では
まだ副題をはじめ、blogのスタイルが固まっておらず、文体にねらーのノリが残っており
恥ずかしいような申し訳ないような気持ちになります。
(当時、副題は現在のようなハイライトフレーズでなく、ウケ狙いで付けていました)
wwwwwくらいは大目にみていただけたのでしょうか(苦笑)
フルシアンテソロの記事は時間ができたら、いっそ書き直したいくらいなのですが
あれはあれで当時のノリや勢いが出ているのかも?
1記事で7~8枚ものアルバムをさばくなんて(前編)、今では考えられない荒技とはいえ
当初はああいうスタイルで音楽ネタをやっていく予定でした。
それが今じゃ・・・(笑)

The Mars Volta:その3 Amputechture+OMAR RODRIGUEZ LOPEZ & JOHN FRUSCIANTE 「じっとり哀愁プログレに打って出た、はいいが・・・+夜明けのギターテイスティング」
音楽連載記事の中では過去最長となった、(ATDI~オマーソロ含め)全7記事。
連載記事を手がけていると、そのアーティストのCDばかりひたすら聴きまくる毎日となり
軽く発狂しそうになります。特にこのバンドは濃厚でぐちゃぐちゃだから尚のこと・・・!
だから、こうしたかたちで報われて、「良かったーー!」とへなへなと脱力しました。

1拍手:
The Mars Volta:その1 de-loused in the comatorium「とんがってぶっ飛んだ音世界に、今回限りのあまりにも豪華すぎるリズム隊!」
Omar Rodriguez Lopez:Telesterion「日本限定ソロ・ベスト・アルバム。メキシカンビョークあり、ATDI風味あり、お父さんの歌ありの濃すぎる25作品をぎゅうつめ!」
毎回血みどろで題材と大乱闘しているだけあって、音楽連載記事の検索率は高く、
マーズ・ヴォルタ」「シガー・ロス」「Salyu」は、頑張った分だけ反響も返ってきました。
リピートで来ていただける方が多いのも嬉しい限りです。

シガー・ロス:その2 () 「瓦礫の街を彷徨っていたら、果てのない暗闇に呑み込まれて・・・哀しみと安堵感が同居する、名前のないアルバム」
「Takk・・・」というフレーズは、このバンドのアルバムタイトルから拝借しました。
とても美しい言葉。今回の企画を思い付いた時、タイトルに据えようと真っ先に思い付いたのが
この言葉でした。そのような意味でも感謝。

ZAZ:SANS TSU TSOU「エディット・ピアフの後継者と思いきや、その本質はパンクロッカー?!導火線に火をつける"アン・ドゥ・トロワ!!!"」
夜中までかかって一気に書き上げたと思ったら、次の日の朝には1拍手が投じられていたという
嬉しい反響。書いてすぐトラックバックもつきました。
書いていて、手応えもあったので、「やった!良かった!」という気持ち。

これは使えるリラクゼーション系音楽CD:その1「サブリミナル効果シリーズ プラス思考&集中力アップ」
何気に好評なこのシリーズ、次作「その2(久保田麻琴さんの作品)」とあわせて、
コンスタントに検索をいただいています。
自分にとっての箸休めとして書いているところがあるのですが、こうしてニーズも高いことを
踏まえても、また幾つか新しく記事をつくりたいと考えています。

ざっくりテレビライフ:その2 「言葉にこだわるお笑い深夜番組がたまらなく面白い!世界は言葉でできている&バカリズム辞典&フットンダ」
「自分が大好きで大切に観ている番組が、他の人にも大切に観られている」ことの喜びを
噛みしめる記事でした。書いた当時から検索も多くて、書いて良かったなぁと思います。
その1(世界ふれあい街歩き)」は初めてコメントを頂いた記念すべき記事でもあります。

相棒:その5 Season ten 最終回感想「有終の美へと着地することのないTVドラマ、救われずに去っていく"相棒"・・・大胆不敵な問題提起」
居酒屋もへじ「"杉下右京"から大きくかけ離れた水谷豊さんがここに。ちょっと渋いけど、ほっこりする下町人情ドラマ、是非シリーズ化を!」
「相棒」関連は書くのに本当に苦しむし、もっと精緻な分析記事をコンスタントにやっている
サイトさんに出会ったこともあり、何度も何度も心が折れながら執筆を続けてきました。
だから1拍手いただけたのは光栄としか言いようがないです。
「もへじ」をはじめ、出演者さんたちの他の作品に着目するきっかけともなり、
TVドラマを通して自分の世界が大きく広がり、また、格好の研鑽の題材ともなりました。

IPPONグランプリ感想(2012/4/7)優勝:千原ジュニア、準優勝:バカリズム「質の高いサバイバルレース、正面切ったバトルに燃えた!」
私のblogに確変が起きた記事でした。
日記 4603位 / 781771人中、その他 1369位 / 101335人中 という自身最高ランクを記録、
とんでもないサーチの数に驚愕。これ以降、1日1拍手のペースで記事に拍手を頂けるように。
番組を観て、ひとっ風呂浴びながら構想を練り、勢いで夜更けまで一気に書き上げた
執念が結果に繋がって満足。しかし、F1蘊蓄に暴走したのがマズかった(苦笑)

F1:その1「スポーツ観戦にほぼ全く興味が沸かない私が、あの頃のF1関連には朝まで夢中になる理由」
嵐のようなF1熱を暴走させた、全7回の連載記事。もう怒濤の日々でした。
動画を探して、ダウンロードして、編集して、FC2動画にアップして、
あちこちのサイトや書籍で下調べに走って・・・と、PCも頭も壊れるかと(笑)。
記念すべき初拍手がこの記事で、「報われたー!」と感動しきりに。
検索もちょいちょいして頂き、ファン愛のあまり前後編に至ったリカルド・パトレーゼの記事や
もうこれ以上バカバカしい記事は書けないと自信を持っているゲルハルト・ベルガーの記事などが
ちゃんと観てもらえて、検索結果を見て二やけることもしばしばです。アブない?

なぜかこのblogは、テンプレートの関係か、Youtubeをそのままアップできなくて。
アップしたところで突然削除されちゃっても不親切だし、そこまで全部メンテナンスする
時間もないので、こうしてFC2にあげたのは正解だったかも。
この場を借りてFC2動画の閲覧数ランキングも掲載します。再生数は2012/4/17現在で。

1 セナの死を伝える三宅アナ・今宮さん・川井ちゃん
再生数:1638 (4) アルバム追加数:2
2 パトレーゼと猟奇的な奥様の危険なドライブ【サドレーゼ】
再生数:1241
3 ドライバーズミーティングで怒るセナ、やっぱりいたずらするベルガー
再生数:1084
4 絶対に抜けないモナコモンテカルロ 1992 F1モナコGP
再生数:949 アルバム追加数:1
5 F1グランプリ 95年オープニング
再生数:704


まっまっまさか、パトレーゼがこんなにブレイクするとは!嬉しいやら複雑な気持ちやら。
変なあだ名付けてゴメンなさい、でも本当にサドレーゼそのものなんだもの!
因みに本日4月17日は、パトレーゼの誕生日!おめでとうサドレーゼ!!!
上記リンク(「FC2動画」)からクリックしていただくと、プロフィール画面と共に
記事に掲載するために投稿した動画のリストが出ます。
是非、こうした動画単体のかたちでも楽しんでいただけると幸いです。


また、コメントの応酬で大きく盛り上がった記事もいくつかあって、その最たるものが
ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト「こんな風に歳をとるには今から何をすればいいのか、思わず逆算して考えてしまったライヴ!」です。
「詳しいかた教えて!」と言っていたら、本当に詳しい方が降臨なさって
オススメを紹介+記事の浅い部分を補足してくださったり!

「精巧かつ密度の濃い、完成度の高い記事」を目指して書いているせいか(その割に大ざっぱ・・・)
ちょっととっつきにくい印象を与えているかもしれませんが、
コメント、拍手、トラックバック、相互リンク等も気軽に受け付けていますので
ひょいといらしてくださって全然構いません。荒らさないでいただければ何でも(笑)
(リンクに関しては、一言連絡をお願いします。どうせなら相互リンクさせていただきたいので)


そんなところで今回のまとめを締めくくらせていただきます。
気がつけばアクセス数1,000突破。4月半ばで3月の倍のアクセス。
急成長してきたblogですが、だからこそこれからもっといいものを
書いていこうと思っております。
よろしければ、またおいでくださいませ。Takk!!!

テーマ:みんなに紹介したいこと - ジャンル:ブログ

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ZAZ:SANS TSU TSOU「エディット・ピアフの後継者と思いきや、その本質はパンクロッカー?!導火線に火をつける"アン・ドゥ・トロワ!!!"」

「21世紀のエディット・ピアフ」という壮大なキャッチコピーで登場した
フランスの歌姫、ZAZザーズ)のライヴCD&DVDのセット
SANS TSU TSOUライブ!~聞かせてよ、愛の歌を~)」を
聴いて&観てみました!

ライブ!~聞かせてよ、愛の歌を~ライブ!~聞かせてよ、愛の歌を~
(2011/12/28)
ザーズ

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彼女のことを知ったきっかけは、殆ど奇蹟のようなものでした。
藤井フミヤさんと元ちとせさんがやっていた5分番組「Amazing Voice
(地上波ver。本来の放送はBSで、もっと長い時間かけてやっていたらしい)を
地道に、かつなんとな~く毎回チェックしていたんですが、
そこに彼女が登場。一気に心惹かれてしまったんです。
出逢いは本当に、どこに転がっているかわからない。

以来何となく気になっていたところで、本作と1stアルバムを発見!
「これは!」と思って、今回のライヴCD&DVDを入手してきました。
諸事情により、1stが入手できなかったのですが、スタジオ録音を聴くとまた別の感想が
彼女とその音楽に対して湧いてくるかと思います。1stを入手した暁には、改めて書きます。

世界的にヒットしている音楽の殆どが英米産である中、日本公演までしてしまったという
フランス人歌手としては異例の大成功を遂げたZAZ。
ライヴツアーで世界中を回る日々で、なかなか新譜を作れないそうなんですが
本作に何曲か新曲も入っているので、1stを聴いた人も新たな楽しみがあるはず。


彼女、散々ピアフピアフ言われていますが、実はその要素は確かに重要ではあっても
あくまでいち要素に過ぎないことが、このライヴを観る(聴く)とわかると思います。
小さな頃から多くの音楽に触れて育ち、音楽理論まで学び、音楽学校を卒業というエリート。
ピアフの悲惨で無頼な境遇とはずいぶんかけ離れています。
しかしそこからデビューまでが時間がかかり、案外そう若くない(80年生まれ)苦労人。
不遇時代に路上で歌っていたことと、そのハスキーボイスから、ピアフに擬えられるように。
影響を受けた音楽は、ジャズやクラシック、そしてもちろんピアフのようなシャンソン、
更にはアフロ系とラテン系の音楽など。路上時代はラップやポップスも歌っていたそうで、
しかも、自ら作詞作曲までこなすシンガーソングライターでもあって。
ZAZを一つのフレーズやイメージでまとめるのは、存外に難しそうです。


CDでも十分その凄みがわかり、素晴らしいライヴCDとして鑑賞できますが
ZAZのライヴパフォーマンスと、音源ではわからないもう一つの側面を垣間見るには
DVDでその姿を映像として観るのがうってつけです。

CDの内容はDVDとほぼ同じ(DVDに挿入されているドキュメンタリー的場面がない)で
一つのライヴの音源を聴いているのだと思わされますが、
DVDを観ると、主にふたつの会場でのライヴを基にしていることが判明します。
大ホールと、野外フェス。対極的な会場。
これらがちらちら移り変わるので、初めはなんとなく落ち着かないかも?
でも次第に慣れてきます。

ZAZの大まかな音楽カテゴリは、ジャズ~シャンソンのはずですが、ライヴを観ていると
パンク・ロックのヴォーカリストと見紛うハードなパフォーマンス
の連発で、自分が何のジャンルの音楽を聴いているのかわからなくなってしまいます。
もはや「ハードコア・ジャズ」とか「エモ・シャンソン」などと呼びたくなります。
ステージを所狭しと歩き回る、ぽんぽん飛び跳ねる、煽る、叫ぶ、吠える、
ドラムスティックを持ってドラムを叩きまくる(ドラマーは思いきり顔をかばっている)、
歌い疲れたと言わんばかりにステージ上に大の字になって寝そべる(ジャケ写のように)、
そして最終兵器は、「用意はいい?」などと煽ってから獣のように大絶叫する
「アン・ドゥ・トロワ(1,2,3)!!!」で、これをやると会場中も大絶叫に包まれます。
今回のライヴではメンバー紹介(スタッフなども呼んでいる)の最後に、感謝を込めての
「アン・ドゥ・トロワ!!!」で、「トロワ」の瞬間に飛び跳ね、ドンッと着地する音まで
DVDでは聴こえます。(特典映像についている、ステージ横からのショットにて)
しかもよく見ると、ZAZ嬢、耳たぶと耳の上側、それに頬にピアスが!
このようなパンクスピリットを楽曲でも出そうとしてか、新曲の#16は完全にロック。
#13で炸裂する、声にならない所まで叫ぶシャウトは、ハードコア顔負けの壮絶なもの。
今度、新譜が出たら、ロックなZAZが楽しめるかもしれません。

スタジオ音源でも披露しているようですが、ライヴで顕著にみられるのが
右手を丸めてカズーの擬態をしたり、猫の擬態をしたりといった「イミテーション」。
そして、自由奔放な「スキャット」、コブシとヴィブラートを織り交ぜた複雑な歌唱。
これだけ楽器のようなアプローチを多く備えていれば、インプロヴィゼーションも何のその。
とにかく多様な要素を内包していることが窺えて、ユーモアにも溢れています。
CDで聴いていると「ミクスチャー・ジャズ」「ポスト・シャンソン」とでも形容したいほど。
日本人としてどうしても印象に強く残ったのは、何とあの「おリン」を鳴らすシーン(#12)。
メロディラインや歌唱法は中近東を匂わせ(日本版冊子の解説では「浄瑠璃のよう」とも)、
その幻想的なインプロから、一気にヒットシングル曲#12へとなだれ込みます。
CD版の最後では「アリガトー!」と言って幕を閉じていたりして、
日本文化から浅からぬ影響を受けているようです。

DVDだからこそわかる面白さとしては、バンドメンバーが「サポートメンバー」というより
ZAZ自身がバンドの一員、というほど、みんなが一丸となった演奏、パフォーマンスで
楽しませてくれる
ことです。
#8で突然演奏が止まって、CDで聴いていると「何事か?」と感じると思うのですが
これは何と、全員がその時点で動きをピタッと静止しているのです!
そして、また激しく演奏が再開して、ZAZのぐったり大の字パフォーマンスを経て、
ゆっくり立ち上がると今度はしっとり歌い上げるという、最大の見所の一つ。
また、「アン・ドゥ・トロワ!!!」が爆発する#15で、大声の男の声が耳につくはずですが
これはアコーディオン担当のメンバーが珍妙な格好をして歌っているのです(笑)。
ギタリスト2人、ベーシスト、ドラマー、そして珍妙なアコーディオンさんに
「給料下げるわよ」とZAZが言ったかと思うと、みんな、いじけて引っ込んでしまい、
代わりにホーン隊の3人が出てきて演奏続行。
そして「もう、みんな機嫌なおしてよ!」とZAZが言うと、引っ込んだメンバー達が演奏を再開し
やることがなくなったホーン隊は、男同士でフォークダンスをウキウキと踊ってみたり。
また、ギタリストの一人に「ブノワ」という男性がいるんですが、ZAZは何かと彼をイジって
「あなたのファンクラブはあるの?(観客の歓声はごくわずか)今日はないみたいね」
「何してるの?どうしてそんなに遠くにいるの?」などと、散々遊ばれています。
ギターソロを弾いている時すらそーっと触られたりして、完全にオモチャです。
・・・と、このように、大人げないZAZちゃんオーバー30歳を優しく見守り、どっしり支える
メンバー達が、父親やお兄さんのようにZAZの歌とパフォーマンスをサポートします。

「どうしてこんなに奔放に振る舞い、力強く時に繊細に歌えるのだろう」
「声や感情やパフォーマンスが、泉のように湧き出て、涸れることを知らないのだろう」

よく天才的な歌い手が「歌を歌うために生まれてきた人」といった表現で称えられますが
ZAZを観ているとき、「歌を生きている人」「歌の世界の住人」そんな言葉が頭に浮かびながら
彼女の圧倒的な存在感に、ただただ打ちのめされていました。


普段ジャズ、ましてシャンソンなんて聴く機会もない、という人でも
楽しんで観て聴けること請け合いです。
とりわけ本国では、ZAZのファン層は老若男女問わず幅広く、堂々たる国民的スターだとか。
ジャズ・フリークだけの音楽ではなく、流行のポップスしか聴かない層だけの音楽にも
収まらない。つまりは普遍的な魅力と通が唸る底力とを備えているということ。
まぁ、可愛いとか綺麗といった形容詞もあてはまらないので、アイドル性を求める人には
向かないだろうけど・・・(おっと失礼)
「格好良い」「ロック」「パンク」「ファンキー」、プラス「ジャズ」「シャンソン」
こういった形容詞にピンときた人には絶対オススメです。
今まで経験してきたジャンルの垣根を越えて、手を伸ばしてみてはいかがでしょうか?
幅広い要素をごった煮にした、快活ながらも奥が深いZAZの世界に・・・。

1st「Zazモンマルトルからのラブレター)」は、もう少し正統派の様子。
本国フランスでミリオンセラーを記録した名作、それはそれでやはり気になります。




参考「音」献。
20世紀のエディット・ピアフもこの機会にチェックしてみました。

エターナルエターナル
(2001/12/19)
エディット・ピアフ

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言葉は不要、その声だけでプライスレス。
ドキュメンタリー映画も沢山ありますが、そっちもまた色々観てみたくなりました。



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世界は言葉でできているチャンピオンシップ大会感想(2012/4/12)優勝:若林正恭「偉人とコトバスターが対等にやり合った、言葉の名勝負」

偉人達の名言を超える、胸を打つ名言をつくる言葉の真剣勝負
「世界は言葉でできている」チャンピオンシップ大会が遂に登場!
これまでの半年間は「予選」だったそうで、今回が決勝戦。
いつもとは違った緊張感があって、ちょっとIPPONグランプリ状態。

問題とその解答(赤字が偉人の名言部分)、上位進出者、
そして挑戦者=コトバスターの回答などの中で
(あくまでも私の)心に響いた名言、ほか感想をまとめました。


①Aブロック ビヨンセがM.ジャクソンによせた追悼の言葉
偉人「人生とは、何回 息をするかではなく、何回 息をのむ瞬間があるかだと思う。」
勝ち抜き:設楽、谷中(二人とも最終決戦進出決定)
心に響いた名言:谷中「人生とは、美しいアルバムではなく、撮れなかった写真だと思う。」
スカパラでサックス&作詞を担当する谷中さんの、自身の体験から出てきた言葉。
言葉そのものより、どんな体験からこの言葉が出てきたかを活き活きと語る姿が心に響いた。

②Bブロック1回戦 キング牧師が後生に遺した言葉
偉人何かのために死ねない人間は、生きるのにふさわしくない。」
勝ち抜き:若林(最終決戦進出決定)
心に響いた名言:ムロ「友の泣く声を聞いて、なにもしない人間は、生きるのにふさわしくない。」
若林の「0じゃない可能性に自分で0を掛けている~」が絶賛されていたし、上手だとも思ったが
ムロさんの方が好みだった。(単純に、言葉の響きや着眼点が)

③Bブロック2回戦 ジョン・レノンが息子に遺した言葉
偉人「人生とは、人生以外の事を夢中で考えているときにある。」
勝ち抜き:大木(最終決戦進出決定)
心に響いた名言:偉人(上述)
板尾さんが来られなくなった為、急遽代打出場となった大木がまさかの大会最高得点!
しかしこの偉人を出されちゃかなわない。スミマセン、ちょっと泣いてしまった・・・

④最終決戦 岡本太郎が愛について語った言葉
偉人「いつでも愛は、どちらかの方が深く、切ない。」
優勝:若林
心に響いた名言:太郎の秘書で事実婚の関係にあった、敏子の言葉(問題の枠とは外れるが)
「どんなに仲のいいふたりでも、必ずどちらかが満たされぬ思いをもっている。
一緒であるってことはあり得ない。でも好きなの。」

設楽の「釣り合わない」、谷中さんの「水のように形をかえる」も良かったけれど、
報われない愛を献身的に注ぎ続けた、敏子さんのこの言葉はあまりにも重かった。

<優勝について>
最終決戦は、太郎の大ファンの若林が、ファンとして熱く語った説明で一気に点数を上げて
勝ったような感じで、言葉自体は「え~!?」と不評だった。
勝たされた感もある優勝だったかもしれない。
番組の出演者欄に(スペースの関係上)若林しか載っていなかったので、ネタバレでも
あったかも。扱いがIPPONグランプリのバカリズム状態になっていた。
若林を褒めなきゃいけない、若林は凄いと言わなきゃいけない、といったムードが
すっかり出来上がっていて、誰も彼もが若林を絶賛する様子は、どうにも不気味だった。

<そのほか>
・名誉会員となった日村春日が大活躍。バラエティ要員として大いに盛り上げて
くれた。日村「君が若林くんだね」若林「何回もお会いしてるんですけどね」とか(笑)
若林の優勝が「どうか?!」というタイミング、本気でハラハラしている春日には
コンビ愛を感じてちょっと心がポカポカした。こんな友だちが欲しいと思った。
さて、又吉にも相方がいたと思うのだが、こちらのコンビ愛は・・・ふと冷たいものを感じた。
・OPでの全員集合、小柄で猫背であの髪型と、又吉がオバアサンに見えてならず、
視覚的にかなり引いた。キャラ作りにしてもちょっとやりすぎ。せめて背筋を伸ばそう!
・名誉会員の小出恵介くんがんばりすぎ(苦笑)。性別、年代問わず好感度が高いのに
無駄に喋り過ぎて株を下げた気がしてならない。Aブロックの問題に挑むもダダ滑り・・・
しかしBブロック1回戦「自分が特別だと思っている~」は、なかなか好感触。
ちなみに小出くんはムロさんと仲良し。
・大会終了後、名誉会員に「出てみてもいいと思っている人」と佐野瑞樹アナが聞いたところ
日村、春日、ちょっと後に小出くんが、ビシッと挙手していた(笑)。
日村は設楽のリベンジにやる気満々。小出くんは普段から番組を観ては
「批判」(=自分ならこう考える、といった)していた厳しいファン。(だから、無茶振りされた)
次回があるなら、この3人をちょっと見てみたいかも。
・「主催者(テーマを持ってくる人)」の一人、箭内道彦さんのコメントが絶妙。
大木の出場について言及して、期待する人と思わせて「出てくると思いませんでした」とか(笑)
ボケたりツッコんだりが実に流麗で、さすが、伊達にロックなコピーライターしてないな。
・でもやっぱり板尾さんが見たかった。最終決戦、大木ではちょっと物足りなかった。
最終決戦で若林、設楽、谷中、板尾、という並びが実現していたら壮麗だったはず。
・東進ハイスクール国語教師の林修先生、うまいんだけどうさんくさい(苦笑)。
・若林と設楽は安定したうまさ。心に響くというより「上手」という感じ。
だからか、ムロツヨシさんや谷中敦さんの方が「心に響く」という感触があった。
谷中さんは予選回では「狙いすぎ」感があったが、決勝では丁度良い塩梅になっていた。
・OPで「CHAMPIONSHIP 2012」と銘打たれ、最後の森本レオさんのナレーションが
「それでは、またお会いできる機会を楽しみに、お休みなさい。」だったので、
次回もあるのかも・・・!?

このようなチャンピオンシップ大会でした。普段が30分、SPで40分と、あっさり。
普段が深夜枠→SPで23時過ぎ開始だし、こんなもんかなと。
もし次シーズンが実現したら、「絶対王者・若林とそれに挑む刺客たち」になりそう。
「偉人の名言は背景ありき、コトバスターの名言は言葉単体勝負」
そんな感想を普段の放送では感じていたのですが、今回に関しては
偉人とコトバスターとが対等にやり合った印象を持ちました。
まだまだ観てみたい番組、続編への期待は尽きません。

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Omar Rodriguez Lopez:Telesterion「日本限定ソロ・ベスト・アルバム。メキシカンビョークあり、ATDI風味あり、お父さんの歌ありの濃すぎる25作品をぎゅうつめ!」

The Mars Voltaマーズ・ヴォルタ)の頭脳にしてバンマス、
音楽だけでなく映画制作や、その主演にも挑むという多才ぶり、
そして本作までにリリースしたソロアルバム全25作、曲数換算だと200曲超えという
超絶仕事人、いやワーカホリックの極み!1年に8作も作った年さえ(2010年)。
追いつけ追い越せフランク・ザッパ!?そのギターもどことなく彼のエッセンス漂う
現代の奇才、Omar Rodriguez Lopezオマー・ロドリゲス・ロペス)の
多作すぎるソロを、何と日本限定でコンパイルし、ベスト・アルバムをリリース!
その名も「Telesterionテレステリオン)」。

TELESTERION (テレステリオン)TELESTERION (テレステリオン)
(2011/03/09)
OMAR RODRIGUEZ LOPEZ (オマー・ロドリゲス・ロペス)

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オマーは日本大好きで、太宰治の小説にインスパイアされた曲を書いたり(②#12)、
どういたしまして(邦題じゃないんです、これが原題!)」や「MANTRA HIROSHIMA
といった日本をモチーフにしたアルバムを出したり、
果ては日本にてレコーディングを敢行したり(去年の出来事のようです)と
日本と縁の深いアーティスト。それがゆえに実現したアルバムです。
全25作を追いかけるって本当大変だから、他の国でもリリースしてあげて・・・

日本限定発売なので、日本版しか基本的にないはずですが、その帯に騙されないよう注意!
帯を勢いまかせでなんとなく見ていると、「親友ジョン・フルシアンテとの共作が結構あるよ、
他にもダモ鈴木(元CAN)、リディア・ランチ、ヘラとのコラボ曲も入っているよ」
という印象を
受けてしまうんですが、ジョン参加曲は僅か1曲きりのうえ、他のアーティストは登場せず!
よく読むと「本作に参加してます」でなくて、「オマーはこういう活動もしてます」なんですけど
この書き方ちょっとズルい。完全に期待して買っちゃったじゃないかーーー!
でも、聴いてみると、これがなかなかおもしろくて、「ちょっと高くついた買い物だったけど
(2枚組¥3,360)良かったじゃん」という感想をすぐに持ちました。

5thの記事で予告した「オマーとジョンの相互リンク」を予定通り、説明しよう!
この二人が親友で、かつギタースタイルが真逆であることは何度も書いてきましたが
二人は良くも悪くも互いにインスパイアされて、相手の真似っこをする傾向があります。
例えばジョンは、オマーの感情的なギターに触発され、「Stadium Arcadium」では
今までの抑制や計算はどこへやら、ほぼ全曲即興のギターソロを大爆発。
そしてオマーはジョンの理論的なギターに触発され、本作②#2などで、およそオマーとは
思えないような、一音一音丁寧で美しいギターを聴かせてくれます。
最近の曲になるほど、オマーのギターが心なしか滑らかになってきたような・・・?
密な相互リンクはこれで終わらず、本作の半分近くでヴォーカルをとる、メキシコ人歌手の
ヒメナ・サリニャーナはオマーの恋人(奥さん?)。
このようにパートナーで一丸となってソロ活動を展開するのは現在のジョンも同じで、
レッチリ脱退後の音楽活動は奥さんとのユニット(というか、奥さんのサポート)が中心。
おまえら・・・
オマーがジョンにまた触発されて「やりたい音楽はもうメジャーでやらない」とか言って
隠遁宣言しないか心配です。その逆でジョンがレッチリに今更戻るのも、何だかねぇ。
本作でジョンが参加している1曲というのは②#11で、ジョンのギターだとすぐに分かるはず。
共作「Omar Rodriguez Lopez & John Frusciante」や、マーズ・ヴォルタの1st#7の
ギターに通じるテイストです。


何と、マーズ・ヴォルタの1stと2ndの間くらいにはもう既に
ソロアルバムのリリースを始めていたオマー。
本作にまとめられている、オマーのソロのテイストは大きく分けて3つ。
①パートナー、ヒメナをフィーチャリングした、メキシカンビョークふうラテン風味
②セドリックが歌い、他のメンバーもほぼ一緒の、いわば裏マーズ・ヴォルタ
③その他


3rdの記事などに書きましたが、3rdのセールス不振などもあって、オマーのやりたい音楽は
本作に収録されているようなソロ作品へと次第に注がれていって、
マーズ・ヴォルタ初期の頃のような勢いあるインパクト勝負の楽曲や、
At The Drive-Inを彷彿とさせるセドリックのラップ調キレキレ歌唱が味わえる曲

宝物を宝箱に隠しておくかのように、本作をはじめとするソロ作品に詰まっています。
だから、ATDIや、初期マーズ・ヴォルタが恋しい人にはうってつけの作品ともいえます。

同じような曲でも、おなじみセドリックが歌うのと、ヒメナ姫が歌うのとで
大きく雰囲気が変わって、そこも大きな聴き所です。
セドリックが歌うと、切れ味鋭く、攻撃的な曲に。
そして、メキシコのサルサ歌手・ヒメナが歌うと、メキシカン独特のリズム感で
ラテン風味が強調され、更に曲がなんだかポップになります。

セドリックはちょっぴり繊細、ヒメナはどっしり構えていて包容力すら感じさせる、
といった双方のヴォーカルの持ち味・隠し味までわかってきて、なかなか興味深いです。
ヒメナの歌声は、セドリックと比べて音程が若干アバウトだけど、声量が凄くって、
はじめ「なんだこれ」と感じるも、聴き重ねているうちに段々クセになっていく
個性的な芸風は、「メキシカン・ビョーク」と例えられることも。
個人的には、母音なしの「ン」でよくこれだけ声が伸びるなぁと感心する限り。(①#9など)

セドリックが歌ってもヒメナが歌っても、
ベースのホアンと、実弟でシンセやパーカッションを担当するマルセルはほぼ出ずっぱり。
重宝されているのか、酷使されているのか・・・?
マルセルがドラムを担当することも多く、また、アルバムによっては、オマー&マルセルの
ロドリゲス兄弟ふたりだけで制作してしまうこともあります(本作では①#14)。

また、面白いところでは、サルサ歌手の、オマーのお父さんが歌っている曲も。(①#7)
ラジオから流れてくるようなレトロ加工がユニークな、サルサテイストが強い、楽しげな曲。
家族の繋がりがかなり強いお家のようですね。
そして、オマー自らがヴォーカルを担当している曲も結構あります。
実は、かつてオマーはバンドでヴォーカリストだった経験もあるそうです。
自分の声があまり好きじゃないのか、常にエフェクトガンガンかけまくりですが、
セドリックほどではないとはいえ、なかなかのハイキーを出しています。
ちょっと野太い歌声で、セドリックやヒメナとはまた違った味があります。

ヒメナヴォーカルで面白い曲は①#1の、オマーテイストとヒメナテイストのぶつかり合い、
②#10のPerfumeさえ彷彿させる可愛いエレクトロニカナンバーなど。
裏マーズ・ヴォルタで面白い曲は、①#8に4thの「Goliath」のスローテンポな原型が登場!
ドラマーは違うけど②#14はスピード感があってとっても格好良い。
また、「ヘラ」というバンドとのコラボレーションの①#10はATDI風味なシャープさ。
オマーヴォーカルで面白い曲は、なんといっても②#16の、オマー、ホアン、セオドアの
3ピースでの熱い未発表曲。ホアンのうねりまくりのベース!そしてセオドアのドラムが!
全てのパートに凄みがあって、たまりません。

①19+②18=全37曲、2時間半超えの超大作なので、聴き所は書ききれません。
CDの収録時間ギリギリまで詰め込まれているのに、ダレないのが驚き。
長時間収録CDなので、扱いには注意を。


奔放さとストイックさが奇妙に同居する不思議すぎる男、オマー・ロドリゲス・ロペス。
やりたいことは今すぐに実行する。創作のモチベーションが尽きない。
一貫してオマーのソロアルバムのジャケット写真を担当してきた、旧友サニー・ケイが
アルバムに寄稿している文章を見ると、彼は若い頃からこのような少年だったとか。
17歳にしてバンドを10以上経験し、一人でアメリカ中を旅してまわって。
そんな大胆不敵さと裏腹の、物静かで思慮深い誠実な素顔。
彼を読み解くのは、ときに理解するのも、いささか難解だけれど、
「こんなユニークな生き方、方法論があっても、いいじゃないか」
そう受け止めるのはいかがでしょう。
勇気とアイデアがありすぎる男の、自叙伝のようなCDアルバム。
アルバムの音を全部聴いて、サニーのオマー論を読んで、
「なんだ、私もこうしちゃいられねえ!」無性にそんな気がしたのを思い出します。
オマーのオリジナリティ溢れるスタイル、あなたには、どんなふうに響くのでしょうか。




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IPPONグランプリ感想(2012/4/7)優勝:千原ジュニア、準優勝:バカリズム「質の高いサバイバルレース、正面切ったバトルに燃えた!」

お台場で開催される華麗なる大喜利の宴、IPPONグランプリ今年もキターーーッ!
今回もリアルタイムでフル視聴です。
でも、今までの単純な法則では、バカリズムが勝つ→別の奴が勝つ、の繰り返しだったので
じゃあ今回はまたバカリズムか、4勝をきっかけに殿堂入りしてそろそろ松っちゃんの
立ち位置を継承したほうがいいんじゃないか、とかなんとか思ってもいて、
勝ってほしい設楽や若林はいないし、TV欄の面子は何だか地味だしどうしよう、
とか迷いながら結局2時間強がっつり観たんですが、

蓋を開けてみれば前例のないほどの大接戦
Aブロックはジュニア有吉でサドンデスにもつれ込み、
Bブロックは又吉がバカリズムにギリギリの所まで肉薄。
決勝に至っては、バカリズム2勝、ジュニア2勝、そして最後の最後に決まった優勝。
「前回のようにとっちらかったり、前々回のようにバカリズム無双だったらもう
観るのやめようかな」なんて考えていたのがいい意味で裏切られました。
ジュニアや有吉には何となく無冠の帝王でいてほしかったんですが
バカリズムマンネリになるのも・・・だったし、ジュニアの勝利は納得でした。
場の勢いを掴んでいたし。
そういや、有吉ってバカリズムやホリケンは散々プロレスモードで煽るのに、
ジュニアのことはこき下ろさないのな。そこがちょっとばかし不気味でした。

又吉が強くなりましたね。
そろそろ、チャンピオン候補に入ってきていい頃合いになったんじゃないでしょうか。
あんまり若手が勝っても違和感があるかな?という印象も観る前はあったんですけど、
「世界は言葉でできている」なんかを思い出しても、若林、そして又吉は
そう遠くないうちに勝っちゃっても悪くないんじゃないかなぁと感じました。
一方、チャンプ経験者の小木に期待していたんですが、今回はそこそこ止まり。
初めに招待状が来た時に出る予定だった矢作と、いよいよバトンタッチしてみて欲しいような。
そして、「地味」だと思ってた面子が予想の他やりおる。
Aブロック、ジュニアや有吉を破ってずん飯尾が決勝に行っちゃうんじゃないかって
いうくらいの、三つ巴の接戦になったりしていたし、全員がそれなりに得点を重ねていたし。

ノブコブ吉村は期待を裏切らずうるせえ、そしてできない子(笑)
松っちゃんに「マネージャーさん、彼に睡眠導入剤を」とまで言われちゃった。
以前のハリセン春菜状態でしたね。あれは可哀想になってきたというか、
どうしてはるかじゃなく春菜なのか、色々不可思議でもあった。
でもこういうムードメーカー役もTV番組的には必要ですかね。
日村も一応ムードメーカー扱いだったと思うけれど、実はちゃんとできるところが
前回のアンガ田中と被って見えました。
南海山ちゃんは「そこそこやるだろうが、そこそこ以上は行かないだろう」と
予想させ、結果もやっぱりそこそこ以上でも以下でもない感じが、前回の徳井ポジションか。

問題もいろいろ出てきましたね、ガガ様とか。
一緒に考えたり、さんざん大笑いさせてもらったんですが、なかでも強烈だったのが
「放送コードギリギリの芸名を考えろ」というもの。
実際に「玉袋筋太郎」という放送コードギリギリの芸人さんが居ますもんねぇ、
私はそれ以上にインパクトあるギリギリの芸名なんか思い付きませんでした。
Bブロックはそこでバカリズムと又吉の差が決定的になったんですが、
下ネタの加減がわからず「やっぱりね」な又吉に対し、バカリズムはぽんぽん出してくる、
「つんこ♂」だの(笑)
以前、バカリズムのコントライヴDVDを観た時、「エロビデオを家で観て、ついつい
イチモツをビデオの入り口に挿入したら、抜けなくなっちゃって、電気店に
相談の電話をかける」というしょうもないコントがあって、その時は驚いたんですが
このような側面もあるのだなぁという耐性はそこで付きました。
でも又吉が放送できないところまで言っちゃうのは耐性がまったくなくて、衝撃でした。
両隣で小木や山ちゃんが放送不能なゲスいネタを言うのは全然違和感ないんだけど(笑)
前々日に観た「アメトーーク!」の「女の子苦手芸人」の会が生々しくリフレインしました。
バカリズムといい、又吉といい、「性欲の塊」ってみんなで言っていたんですが、
「うわぁ・・・本当だ」とこれでもかというほど実感させられました。
とりあえず、放送禁止ネタを発した3人が実際何と言っていたか気になります(笑)

今まで深く考えたことがない部分だったんですが、なぜIPPON「グランプリ」なのか
今回の放送を観ていたらすごく合点がいってしまいました。
単にM-1になぞらえたんだろうと思っていたけれど、よく見たら「GRAND-PRIX」って
書いてあって、これはF1中継と同じ演出だったので「もしや!」と気づくきっかけに。
F1グランプリを放映している局、エンターテイメント性の高い賞レース、
しかも進行役のアミーゴはF1中継経験者。あの煽り方やテンポは、正にF1中継のそれです。
エンケンさんがオープニングの最後に「IPPONグランプリ」とナレーションするのは、
F1中継のオープニングの最後にいつも入る「F1 GRAND-PRIX!」というナレーションに
なぞらえているのでは。
そしてどちらも、テクニックの巧拙に加えて、駆け引き、勢い、勝負強さがとても大事。
接戦のバトルはサイドバイサイド、IPPONは鮮やかなオーバーテイク。
今回が大接戦で、固唾を呑んで見入ってしまうだけのスピード感があったので
余計にそういうことを感じたのですが、
「そうか、これはレースなんだな」と、今更ながら妙に納得して一人頷いていました。
宿命のライバルによる熾烈なタイトル争い。
アミーゴがF1中継していた時代のF1ドライバーで例えるなら、
まるで00年のミカ・ハッキネンとミハエル・シューマッハーのようでした。
バカリズムはさながらハッキネン(連勝してんだしそろそろいいだろ、いい奴そうだけど)、
ジュニアはシューマッハー(実力は分かるけど、ダーティなイメージで好き嫌いが割れる)。
スポーツ選手に「勉強になった、負けずに頑張ろうと思う」なんて言わせてしまうあたり
やっぱりスポーツに通じるものがあるんだろうと。

F1例えはここらで置いておくとしても、本当に
ものすごく質の高いサバイバルレース、正面切ったバトルを堪能することができました
このところダラけかけていたムードを一気に変えてくれる、当たり回でした。
無冠の帝王ジュニアが遂に初戴冠、バカリズム無双神話の崩壊、実力派の活躍、若手の成長。
ここに来ていよいよもって、先が読めない、次がますます楽しみなレースになるとは。
エキサイティングな言葉のバトル、次回の開催が今から待ち遠しいです。


<2012/11/6追記>
本記事をIPPONグランプリ様にリンクして頂きました。
IPPONグランプリ感想文集-ブログアンソロジー-」という項で紹介されています。
稚拙な文章ですが、管理人様、読んでくださった全ての方に感謝を申し上げます。

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The Mars Volta:その5 八面体「荒涼とした世界で、漆黒の空を彩る星々のように儚く煌めく、哀しいほど綺麗なモニュメント」

これまでずっと、既存の枠にはまる音楽とはおよそ遠い作品を発表し続けてきた
The Mars Voltaマーズ・ヴォルタ)でしたが、
セドリックとオマー曰く、5thアルバムのテーマは「ポップ」「メロウ」そして「アコースティック」!
CD収録時間ギリギリいっぱいまで詰め込まれていた前作に比して、8曲50分と、
このバンドらしくないコンパクトな仕上がりになりました。まぁ、やっぱり一癖あるけどね。
そんなアルバム「Octahedron八面体)」の登場です。

八面体八面体
(2009/06/17)
マーズ・ヴォルタ

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何とAメロ→Bメロ→サビという、ポップ・ソングの基本枠で大半の曲が作られている!
あのマーズ・ヴォルタが?!
今までにはほぼ絶対にあり得なかったことで、これだけでもかなりの驚きです。
実際には他のアルバムの曲もある程度そういう枠にはめられるような気もしますが、
なにせ展開がめまぐるしくて鳴っている音も突飛で、メロがメインになるはずがなく(笑)
そして二人の意図通り、美しい歌メロが光り、他のパートは基本的に歌伴に徹し
セドリックの繊細なヴォーカルを引き立たせるという、ポップでメロウな作風に着地。
音数も今までなかったほど少なく、アコギも一応2曲でフィーチャーされるなど
確かに「マーズ・ヴォルタ流」アコースティック・アルバムと呼んでも
間違いはなさそうです。一般リスナーがどう解釈するかは置いておいて(苦笑)
音数だけでなくメンバー数も削減を始め、サックス担当のエイドリアンと
「Scabdates」から参加したギター・サウンドマニュピレーション担当で
かつてAt The Drive-In(アット・ザ・ドライヴイン)でベースを担当していた
ポールに、リストラを宣告するなど、なかなかに手厳しい人事も敢行しました。

本作から、レコード会社とマネージメント会社を移籍し、レッチリと同じ会社へ。
(アルバム日本版は以前の会社のままで、新作から移籍先ワーナーに)
そしてたまげたのが、日本版で参加アーティストのクレジットを見ると、
オマー、セドリック、そしてその次にジョン・フルシアンテが!
このダブルの流れで、「ええっ遂にあなた、レッチリのみならず、マーズ・ヴォルタまで
乗っ取っちゃったんですか」と驚くやら呆れるやら。
本作リリース年の年末に、あの「1年前から脱退してました」宣言があったので、
当時は「これは遂に、マーズ・ヴォルタに正式加入か」とぬか喜びしたものでした。
でもそれどころか、本作が最後の参加で、メジャー音楽シーン自体から隠遁しちゃうとは・・・
やけにメロディアスで泣きな作風になったものだから、この人の支配下に
いよいよ置かれちゃったアルバムなのか?と訝っていたので、
英文Wikiにて、アフロコンビの明確な意図が反映された方向性であることがわかって
かなりホッとしたのでした。
まぁオマーとジョンって、方向性が相互リンクしちゃう傾向がかなり強いので
(詳細は今後書くオマーのソロのレビュー記事にて)影響や貢献度が高かったために
名義をフィーチャーしたのかな、とも。

ポップ・ソングの枠を意識して作られただけあって、曲単位でのまとまりは完璧
アルバム単位でももちろん・・・と中盤まで思っていたら、
唐突に従来タイプの曲「Cotopaxi」(シングル曲)が#5にねじ込まれ、
次曲#6まで流れ回収に巻き込まれる為に、せっかくのまとまりが台無し。
#7からまた前半部に引き続く流れに戻るので、アルバム単位での統一感は
「Cotopaxiさえなければ・・・」の一言に尽きるというしかなく。
確かに格好良い曲だし、前半までを「どうしたの?物足りないよ~」と感じるライト層リスナーは
「オッ!やっとノリのいい曲が来た」と引っ張れるんでしょうが、
そうやって大衆を「釣ろう」という意図がまるわかりなのは
このバンドのCDを買ったり、ライヴに足を運んだりするコアなファンにとっては
かえってマイナスに働いたのでは。
大衆受けメジャーバンドならともかく、彼らのようなこだわり系のバンドだからこそ。
「マーズ・ヴォルタは大衆向け、ソロはコアなファン向け」という区別が
一層あからさまに出たかたちに。ここまで足元をモロに見られて、ファンはどう思うか?
それが昨今の、とりわけ本国の、人気低迷に繋がった小さくない一因だと思います。
逆に言うと、ちょっと世渡り下手なバンドなのかも。

マーズ・ヴォルタはよく、キング・クリムゾンピンク・フロイドを引き合いに出して
語られますが、本作はそういった「王道プログレバンド」が作りそうな曲の多い
いわば正統派プログレ。それまでが「プログレッシヴなプログレ」「個性派プログレ」
だったのに対し、プログレという音楽的な一つのルーツに回帰した格好でもあります。
ここで、ただオールド路線に回帰するだけでなく、オマーの持ち味、近未来テイスト
ギターやシンセサイザーなどによるアレンジで加えるのが、現代でも古臭くなく聴ける所以で
相変わらず解釈が素晴らしいなぁと感服する限りです。

今まで聴いたことがほとんどなかった、セドリックの儚く透明で情感豊かな歌声
真っ暗な夜の闇に包まれて、星空を見上げる情景が想起される曲調やタイトル(#4,#7)。
冷え切った質感、静寂の中でそっと紡がれる哀しい歌、虚空を見つめるような無力感は
マーズ・ヴォルタ流「Wish You Were Here炎~あなたがここにいてほしい~)」。
しかし、「Wish You Were Here」が具体的に葬る対象(シド・バレット)に向けて
歌われていたのに対し、彼らが葬ろうとしていたのは何だったのか?
英文Wikiを読んでいると、本作制作直後に、オマーは何とマーズ・ヴォルタを
これでお開きにしようと考えていたのだそうです。
そしてセドリックは本作の方向性をこのようなものにした理由を、「今まで自分たちが
作ってきた作品と、全く違うことをしたい」
と語っていました。

今までの自分たちと、さよなら。
それはセドリックの中では「新しい方向性へ」のためのものでしたが、オマーの中では
「マーズ・ヴォルタを畳んで、ソロへ」と、いつしか二人の考えが大きくズレて、
まさかの十数年ぶりの大喧嘩へと発展し、なぜかセドリックの方が「やめてやる!」と
言い出したり。

また、静かで哀しい曲調は、どうにも、バンドの衰退をイメージさせてしまいます。
日本ではある程度まだ人気がある彼らですが、向こうではいわゆる「オワコン」バンドだと
みなされているそうで、そんなこともあってのATDI再結成という見方を
する向きもあるようです。

それでも、美しいものはやっぱり掛け値なしに美しい。
普段乱暴で不器用な彼らが丁寧に丁寧に拵えた、哀しいほど綺麗なモニュメント。
色々難癖をつけてしまったとはいえ、なんだかんだでお気に入り度合いの高いアルバムです。
セドリックの素晴らしいヴォーカルに思わず胸を掴まれる一枚
メジャーな音楽をいつも聴いている人は、本作が一番馴染みやすいと思います。


さて、その後の彼らは?
ドラムのトーマスはクビ、そしてまたしてもドラマー・ジプシーを経た後に、
以前セオドア→トーマスに決まる合間にもサポート参加をした
ディーントニ・パークスが加入。キーボーディストもこれまでのアイキーから
ラーズ・スタルフォースに入れ替わり。
ホアンとマルセルは残留で、現在は6人編成に。
そして、最近こんな新譜が出ています。

ノクターニキットノクターニキット
(2012/03/28)
ザ・マーズ・ヴォルタ

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もんのすごく好みのジャケ!(笑)
ジャケット担当者も代わって、オマーのソロアルバムのジャケを
いつも手がけている、サニー・ケイに。
・・・と、何だかんだで新譜は作ったとはいえ、この作品をもって、マーズ・ヴォルタは
活動休止することに。セドリックとオマーは前述した通りATDI再結成へ、
残りのメンバーも各々のソロ活動等へと進むそうです。

The Mars Voltaの連載記事はひとまずこれにて一区切り。
次回かその次あたりに、オマーのワーカホリック過ぎるソロワークスをひとつにまとめた
日本限定発売ソロ・ベスト・アルバムのレビューをします。



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The Mars Volta:その4 ゴリアテの混乱+B'z"MAGIC"「構築美志向を更に極めた計算ずくの大混乱+ホアンとチャドの貫禄の大暴れ」

セオドアが脱退してからというもの、The Mars Voltaマーズ・ヴォルタ)の
ドラマーの座はなかなか定着せず、しばしの時が経過していきました。
そして遂に決定した新ドラマーは、何とバークリー音楽大学出身、当時24歳の
トーマス・プリジェン。ジャズ畑出身で、とにかく叩くのが大好き!という趣で
叩いて叩いて叩きまくる、ドラム・バカ君です。さて、その華麗な学歴は通用するか?
ともかくも、4thアルバム「The Bedlam in Goliathゴリアテの混乱)」が完成。
しかし、それが世に出るまで、かなりのてんやわんやを経る羽目に。

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新作が出来るまで、バンドには次々と厄介事が降りかかります。
どうやら、その元凶は、エルサレムに旅行に出かけたオマーが、骨董品店で買ってきた
セドリックへのお土産の品(と本人達は言っていますが、それオカルトじゃなくて?)。
オマーの自宅スタジオが浸水し、そこら中の電源が切れてしまったり、
担当エンジニアが神経衰弱で去り、今までの仕事を何も残してくれなかったり・・・
ことごとく「混乱」を極めるレコーディング過程を経て、これまでとは趣をガラッと変えて
今回の呪いをもたらした地、「中近東」を匂わせるテイストにチャレンジ。
現地でフィールド録音した音声も入っています(#11)。
この中近東テイストに馴染むことができるかが、本作を受け入れられるか否かを左右するはず。

前作でのセールス不振をリベンジすべく、そして、制作過程での散々な呪いに一矢報いるべく、
「コンチクショー!なら、デカイ音鳴らしとけば売れるだろ?」と言わんばかりの
ラウドなサウンドは、もはやHR/HM。
これが見事に功を奏して、USでチャート初登場3位と、バンド最高順位を獲得。
そしてアルバム4曲目「Wax Simulacra」が、何と
グラミー賞の「最優秀ハードロックパフォーマンス賞」を受賞!
このニュースを知った時は本当にびっくりしました。だってあのマーズ・ヴォルタがですよ?
本当に結果出しちゃうんですからねぇ・・・「やる時はやるバンド」振りが半端ない。
ただ、「売れ線を狙った」というファンの声も少なくなく、足元を見られている感じが
やっぱりねぇ。

さて、肝心の中身ですが、全体的に音は多い、激しい、ハイテンション。まぁ「混乱」ですからね。
一聴すると「ただただうるさい大騒ぎ」にも感じられますが、何度か聴いてみると
実は、混乱しているように見せかけて、かなり計算して暴れているのがわかります。
めっちゃくちゃなようで、本当はとても整然としている。だから案外聴きやすいんですね。
とっても長っがいですけどね!リピートするのは、ちょっと辛いかも。

トーマスのドラムは、まぁ激しい、手数が多い、音もデカい、つまりうるさい(笑)
これが好きか嫌いかは好みの問題ですが。
と、まず一つの「自己主張が強く、うるさい」パートが前面に出てきまくり。
但し、この調子で全員が同様にやり合っていたら、うるさすぎて聴くに堪えません。
そこでちょっとおとなしめの二つのパートが、調和役を果たしています。

前作から気になるのが、セドリックがファルセットで歌う場面が多いこと、
「低音域+高音域のファルセットのオーヴァーダブ」の処理が多いこと。
アプローチとして引いているのか、高音がかつてのように出なくなってしまったのか?
曲によっては(例えば#5,#11,#12)少々苦しそうながらもしっかり張って歌っているので
前作ではアプローチとして、本作ではバランスとして、一歩引いたと信じたいところ。
本作で常に1stや2ndのような強度の歌をぶちまけていたら、けたたましくて
1曲聴いただけで耳がおかしくなってしまいそうです。

そして相変わらず「スムーズ」「まったり」なジョン・フルシアンテのギター。
オマーと共にかなり激しいフレーズを奏でているのに、うるさく鳴りすぎず、
HR/HM寄りのアプローチが気に入って手に取ったリスナーが聴いたら、少々物足りなさを
覚えてしまうかも。というか、この人やたらHR/HMフリークの敵になりがち(苦笑)。
でも、この「流麗で、ちょっと引きで弾き」スタイルがあってこそ、本作は聴きやすい、いや
「聴くに堪えうる」作品にまとまっています。
オマーみたいなスタイルでギラギラ弾き倒したら、「うるさい」の二乗になって
聴けたものじゃありません。

インパクト勝負のオマー・スタイルは、この頃には大半がソロアルバムに譲られ、
本家マーズ・ヴォルタでは、それよりも、プログレらしいまとまりを重視した
アルバム作り
が、前作を皮切りに繰り広げられるようになりました。
ジョンの役割は、こうした「構築美志向」を補完・演出することに
やっぱりあるんじゃないかなぁと思います。
本稿を書くにあたって、このアルバムを改めて何度も聴き直していると、
思いの外、見事にまとまった作品であることに気づきました。
暴れまくりながら調和がとれているなんて、かなりの偉業です。
単にラウドで激しいから、といった目先の刺激だけでなく、こうした高い芸術点にも
しっかり耳をそばだてる必要があります。

ホアンですか?本領発揮とばかりに大暴れしていますが、何か?(笑)
HR/HM畑出身の血が疼かない訳がないでしょう!#2など、「このHR/HMバカめ!」と
大笑いしてしまうほど、踊るような軽やかさで低音をビリビリバリバリと響かせています。
もう、たまんねぇぇぇぇぇ!


さて、実際のリリース時期は次作に近いんですが、HR/HMテイストのアルバムという流れで
ホアン&チャド(レッチリ)の、あの有名な日本での課外活動に触れちゃいます。
これも驚きの話題だった、B'zのアルバム「MAGIC」への参加!

MAGIC(初回限定盤)(DVD付)MAGIC(初回限定盤)(DVD付)
(2009/11/18)
B'z

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ホアンとチャド、それはHR/HM出身者ながら、今はその敵のようなジャンルのバンドに所属し、
少しだけ肩身の狭い思いをしているコンビ・・・
但し、ホアンがある程度長い間HR/HMバンドで活躍してきたのに対し、チャドは売れなくて
食べていくために選択の余地なくレッチリのオーディションを受けた、などの違いはあって。
ホアンは別にチャドみたいな冷や飯は食わされてないしな・・・(詳細:チキンフットの記事

まぁともかくも、二人のこの話も相当びっくりしましたよ!
B'zのアルバムを借りる(買う、でなくてスミマセン)なんて90年代振りでした。
初めてお小遣いで買ったCDアルバムがB'zの「LOOSE」。以来小学生~中学生時代はファンで、
未だにカラオケではお世話になってます(笑)。ちょっと懐かしがりながら聴いてみたのでした。
噂によると、稲葉さんがマーズ・ヴォルタのファンだとか。
「へぇ、こういうジャンルも聴くんだなぁ」と少しびっくりでした。
ん?そしたらチャドは?
どこかで、ホアンがチャドを紹介したみたいな話も聞いたことあったんですが、
オマーとジョンみたいなマブダチとまではいかずとも、この二人もある程度仲良いのですかねぇ?
レッチリとマーズ・ヴォルタはしょっちゅう一緒にツアーしてるそうなので、親交が生まれた
可能性は高そうですね。しかも、同じルーツ、少々似た境遇ときているし(苦笑)。
個人的に気になるのは、HR/HMバリバリのギタリスト、松本さんが、
オマーやジョン(=ジャンル的には敵)のことをどう感じてるかなんですがね、まあいいか。

二人の参加した曲を、レギュラーのサポートメンバーさん(リズム隊)の曲と聴き比べてみました。
この人たちも海外組で、勿論とっても上手なんですが、
ホアン&チャドが出てきた途端、「格の違い」みたいなものがまぁ凄まじい!
車のCM「ラララ、あけすけにDIVE!」でお馴染み、アルバム1曲目「DIVE」からズ迫力で、
long time no see」じゃ、松本さんより音デカイよチャド!コンセプトわかったげて(笑)
でも、ドラマの主題歌になった、「愛しぬけるポイントが ひとつありゃいいのに」という
相変わらずな名言が光るミディアムテンポの「イチブトゼンブ」では、
歌心を大切にしたちょっと優しい演奏になります。それでも十分アタック強いですが。
とにかくチャドのドラムがラウドで、そればかりに圧倒されそうになりますが、
ホアンの空気読みながら流麗にさりげなく自己主張するプレイも実に爽快。
レギュラーのメンバーさんの場合、ドラムが弱くて、ベースがちょっと「俺俺」気味。
最近の邦楽バンドに多めのリズム隊という感じで、サポートにはいいと思うけれど
チャドくらい強靱なドラムがバンドを引っ張ると、サウンド全体に勢いがついて、
ホアンも負けじと本気出してくることで、どっしり強烈なリズム隊が出来て、
同じヴォーカリスト、同じギタリストでも、凄みが何割も増して聞こえます。


国籍こそ違えど、HR/HMを愛する同好の士たちと思いっきりプレイできて、
なんだか二人とも、心なしか普段より楽しそうに演ってるようにも感じました。
ホアンとチャドで、一緒に何かやって欲しいなぁと思わずにいられません。
もしそんなバンドが出来たら、真っ先に飛びつきそうです!
二人にコロッと騙されて、手のひら返してHR/HMリスナーに転じても
不思議はなかったりして(笑)


マーズ・ヴォルタ史上1~2を争う「うるさい」「長い」作品に続くのは、
間違いなくバンド史上No.1の「静かな」「短い」アルバム。
次回は、そんな異端の作品、5thのレビューを。



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The Mars Volta:その3 Amputechture+OMAR RODRIGUEZ LOPEZ & JOHN FRUSCIANTE 「じっとり哀愁プログレに打って出た、はいいが・・・+夜明けのギターテイスティング」

これまで、刺激と奇抜さを身上としてきたThe Mars Voltaマーズ・ヴォルタ)。
3作目は少し意匠を変えて、しっとり、いやむしろ熱帯の夜のようにじっとりとして、
哀愁たっぷりで、かつ構築美を目指したどっぷりプログレ路線へとシフトしてみました。
バンドにとって色々な点でターニングポイントとなった問題作、
Amputechtureアンピュテクチャー)をリリース。

アンピュテクチャーアンピュテクチャー
(2006/08/30)
マーズ・ヴォルタ

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ファンの間では、前作と本作とでイチ押しが割れることが多い作品。
私も前作を聴きたい時期と本作を聴きたい時期とで随分割れます。
前作が、インパクトは物凄いけれど繰り返し聴くと頭がぐるぐるしてくるのに対し、
本作は、地味だけどリピートが苦にならなくて、じわじわハマる作品です。
何より、ホアンの鬼ソロが聴けるー!!!(#7のイントロ)それだけでもう胸がいっぱいだァァァ!

しかし大衆がこのバンドに求めていたのは、今までのような刺激、インパクト、激しさ。
ゆえにセールスが振るわず、アフロコンビのやる気メーターだだ下がり、
オマーは本当にやりたい音楽をつくる場を、(ますます)ソロ活動に求めるようになっていきます。

このアルバムは、ふたりの「ジョン」が最初で最後の全面的なシンクロを果たすのですが、
二人して本作に「何か足りない感」をもたらすことに・・・。

ひとりめのジョン、ジョン・セオドア(こちらのジョンはJon。綴りは違うのです)は
何と、本作を最後にバンドを脱退、という名の、まさかのクビ!!!どうして!?
オマー曰く、やる気が全然なくて、自分からこうしたいという提案もなく、
話しかけてもずーっとゲームやっていたりして、バンドに馴染もうとせず、
「上手でも、バンドに愛情を持てない奴はダメ」という理由で去ってもらったんだそう。
確かにそれはごもっとも。しかし、前作でオマーが行った絶対的俺様主義が、セオドアの
やる気やプライドを削いでしまったような気も、どうにもしてならないのです。

色々なバンドを見ていて感じるのですが、「キーマン」というか、「こいつが抜けたら
絶対ダメ」なメンバーっていますよね。いなくなった途端、勢いがガタ落ちするような。
セオドアって、正にそういうメンバーだったんじゃないかと。
他に沢山の要因が重なっているとはいえ、セオドアが抜けて以降、バンドの人気や勢いが
急降下してしまったような印象は拭えず

もちろん以後のドラマー「達」(←ここがミソ)も頑張っているんですが。
本作で、セオドアが手抜きしていると言う人もいるようです。
言われてみると確かに、今までならもっと緩急つけていたような。
本作は何だかその辺、平面的なんですよね。そこが「何か足りない感」の一因では。

で、ふたりめのジョンは、オマーのマブダチでお馴染み、ジョン・フルシアンテ
「なるべくプロデュースに専念したい」オマーに代わって、リズム・ギターを中心に
1stのフリー状態で全面参加(これは5thまで続く)なんですが、よりによってあの
2枚組大作Stadium Arcadium(以下SA)のレコーディングの「息抜き」にやっちゃった!
ったく、ワーカホリックの元にはワーカホリックが寄ってくるってか?!
でもフルシアンテにとってSAは、葛藤と妥協とプレッシャーの嵐で、結構辛い作品だったのでは。
SA以降、商業主義に猛ダッシュし続ける最近のレッチリは、私もちょっと思う所が多々・・・。
そんなわけで、本作での気心知れた親友たちとの仕事が、良い息抜きになったのはごもっとも。

しかしこれが第二の「何か足りない感」を招くとは。
(ギタリストとして)理論や調和や抑制が強みのフルシアンテが、それと真逆のタイプの
オマーのギターフレーズを「代奏」しちゃいけない
のですよ・・・
同じようなフレーズが鳴っているのに、何かキレやパンチが足りないのはそのせい。
そりゃ、とてもお上手ですよ?だけどそのスムーズさが、「まろやか」テイストという
隠し味になっちゃっている。聴きやすいのもそのおかげ、ともいえるのですが・・・

加えて、ATDI~オマーのソロ作まで全部を辿った上で言うなら、
本作は「オマーらしくない」気がしてしまいました。
オマーの強みは、インパクト、アイデア、引き出しの多さ、突飛さ、不調和、コラージュセンス。
そんなオマーが「構築美」を目指したのが、そもそもの「あれっ?」なような。
それこそ構築美が得意なフルシアンテ(例:The Empyrean)にでも任せておけば、と。
まぁ、チャレンジスピリットという意味では、確かにオマーらしいのですが。
そして、構築美を創るための演出として、自らの強みが「破壊美」だとわきまえたうえで
構築美スタイルのギタリスト、フルシアンテを呼んだのだとしたら、合点がいきます。
4th5thにも呼んでいるあたり、そういう意図は全然なさそうですが・・・

それでも、ファンの中で人気No.1を二分するような作品にしちゃうのはやはり流石。
2ndとは違った意味で、「目先の刺激的なものにばかり飛びつかず、本物を見抜けよ」という
メッセージ、期待を込めてリリースされたであろう本作。
その期待を大きく裏切られ、アフロコンビはさぞかし心折れたかと思いますが、
大丈夫、ファンはちゃんと見ています。というか今までがうまくいきすぎなんだよ!(笑)


さて、ふたりのギターの聴き分けの参考になるかどうか?
オマー&フルシアンテ(面倒なので、以下ジョン)の共作が、割と最近CD化されましたよね。
日本大好きのオマー、CDというパッケージでこの音源をリリースしているのは日本だけだとか。
CD(や、それを焼いたCD-R)を棚にどっさり集めて飾りたい私には、本当感謝感激。
タイトルはまんま直球、「OMAR RODRIGUEZ LOPEZ & JOHN FRUSCIANTE」。

OMAR RODRIGUEZ LOPEZ & JOHN FRUSCIANTE (オマー・ロドリゲス・ロペス &ジョン・フルシアンテ)OMAR RODRIGUEZ LOPEZ & JOHN FRUSCIANTE (オマー・ロドリゲス・ロペス &ジョン・フルシアンテ)
(2010/12/15)
OMAR RODRIGUEZ LOPEZ & JOHN FRUSCIANTE (オマー・ロドリゲス・ロペス &ジョン・フルシアンテ)

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ジャケ買いしたと言っても過言ではないこのアルバム(笑)
「何だこりゃ?」と呆気にとられる不思議なジャケ、90度時計回りに回転すると正体が判明。
ジョンがギターを弾いている姿を、オマーが撮影したものなんだとか。なるほどね。
この作品、実は03年の春に、オマーの部屋でなんとな~く二人でセッションしたのを録音して
後にオマーがオーヴァーダブを施し、当初はオマーのサイトでチャリティ目的で発表され、
価格は買い手が自由に決めて、ダウンロード可能だったもの。

「4:17am」で始まって「5:45am」で終わる、7曲入りのミニアルバム。
曲目も「0」「0=2」とか、「LOE」「ZIM」「VTA」とか、記号めいていて正体不明。
きっと夜明けのセッションだったのでしょう。憶測しかできませんが。

「二人Scabdates featuring John、オーヴァーダブ:たっぷり。」という趣。
オーヴァーダブの仕方などはいかにもオマーの仕事ですが、
曲の流れはかなりジョン寄り。というか、あの「単音つまびき」などを奏でた途端に
曲世界がジョンの方へと吸い寄せられていくようで。
その音は、03年前後にジョンがしていた仕事、かなりまんまです。
この頃のジョン~レッチリが好きな人なら気に入って、ダメな人ならイマイチという
感想になるのでは。私は、この頃がどストライクゾーンなので、当たり。
オマー寄りの世界の曲もあって、こういった曲は「格好いい」という印象に。
ところで最後の「5:45am」で、「グーグー、スースー・・・ウーン・・・」という
寝息とおぼしきSEが入ってるんですが、これまさかジョンの寝息じゃないよね?!
いかにも鼻が悪そうな人のそれなんですが・・・(ジョンは昔、鼻を骨折し、以来鼻曲がりに)
オマー!友だちで遊ぶな!!!(笑)

競演を聴いていて、改めてわかる二人の違い。
ジョンのギターは、ギターを借りた「歌」。常に歌と共にあり、自分やアンソニーなどの歌を
引き立たせてきたものです。歌心溢れるメロディを、はっきりと感じ取ることができます。
一方、オマーのギターは、ギターを借りた「SE」または「武器」。ギターをギターらしくなく
扱う面は、レディオヘッドのジョニー・グリーンウッドにも通じるものがあります。
そういや、ジョンはレディオヘッドの熱狂的なファン(機材を一式揃えちゃうほど!)でもあり、
ジョンってそのあたり、結構徹頭徹尾しているのかも。

繊細でどこか淋しげなジョンの旋律に、ユラユラ、フワフワしたオマーのオーヴァーダブが
相まって、さりげないながら妙に心地良くなる一枚
です。
夜更けや夜明けに、「あぁ夜更かししちまった」なんて思いながら、だらだらゆったりと
眠る支度をしながらこれを流していると格別でした。
こんな気楽な楽しみ方が、よく合っていると思います。


セオドアが脱退して、アフロコンビが初めての「思い切り心が折れた」を経験して、
どうなる新ドラマー?どうなるこれからのマーズ・ヴォルタ?
てんやわんやの状況で生み出されたてんやわんやの4thアルバムが、次回のメインです。




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Author:燃える朝やけ
・音楽、映画、漫画・・・雑多な題材をとりあげ、レビューのような感想のような、「好きなものの話」をしています。音楽寄りの題材が多めかも。
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