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【ドラマ】2015年1月期に観たドラマまとめ(再放送含む)【感想】

かなり久しぶりの更新。
2015年1月期に観た様々なドラマの感想をまとめてみる。
最終回が4月までずれ込むものがあったので遅くなった。


相棒 Season13
カイト・・・orz どうしてこんなことになったのか。
成宮君を相棒役よりサイコ犯罪者役で観たかったという希望は確かにあった、
でもそれをこういうかたちで叶えてほしかったわけじゃない。
シーズンを通して「何か怪しい」予兆をちらほら加えてくれたら、まだ納得できた、
これではあまりにも急ごしらえである。今までのカイトの話がただ台無しになった。
各話はそんなに悪くなかった。最終話との繋ぎを何とかしてくれれば、それだけで・・・
S14までしばらく休むのだろうか。なんだか、水谷さんと相棒スタッフによる他企画ばかり
盛り上がっている印象があるので、マンネリしているぐらいなら一旦休んでほしい。

・流星ワゴン
初回から数話にかけての躍動感がすごく、「これは間違いなくヒットドラマだ!」と
確信して、ワクワクしながら観ていた。
西島秀俊さんと香川照之さんが主演しているドラマが外れるわけはない、と。
しかし、回を追うごとに、何かイライラする、モヤモヤする、何故か、私がおかしいのか?
ネットで調べてみると、このドラマが滑りまくっていることが明らかになった。
「もう嫌だ!」が限界に達した頃、ドラマは終わった。最終回はすっきりしていた。
映画や2時間スペシャルにすればgdgdせず、躍動感を保ったまま終われたのではないか。

・ダウントン・アビー Season2~3
Season2の途中、第一次世界大戦後から観始めた。
それ以前、映画「レ・ミゼラブル」のボーナスDVDで、Season1初回を観ている。
初回を観たときは、なんだか暗くて粘着質なドラマだな、と嫌な印象を持ったが
大戦を経て、少しスッキリして観やすくなったように感じ、今も観続けることができている。
こんなにたくさんの登場人物を覚えられるわけないだろ!と思っていたが、
dボタンの登場人物解説がわかりやすいのも助かり、すっかり全員覚えられて楽しい。
時代が経つにつれ、流れが傾いている気がするが、これからどうなる?
そしてSeason4はNHKで放映してくれるのだろうか・・・。

・PAN/AM パンナム
舞台は1963年、実在した航空会社「パンナム」のスチュワーデス4人と
機長、副操縦士の2人がメインに、モヤモヤした恋愛やドタバタ機内模様が展開する。
たった14話で打ち切られてしまったのは、アメリカで視聴率を獲得できなかったため。
ハイチで人命を左右する飛行中の事件があって、gdgdの中でいいメリハリになったが、
この回がもっと早くあれば視聴者は離れなかったのでは・・・
毎度毎度のgdgdとはいえ、それが楽しみになっていた頃、プッツリ切られてしまった。
まだ続きが観たかったのだが、打ち切りになるのもわかる。複雑。

・怪奇恋愛作戦
ケラリーノ・サンドロヴィッチがドラマをやるというので観てみた深夜ドラマ。
ハチャメチャな演出が奇をてらいすぎているように感じたり、くだらないと思ったりしたが
主役級ヒロインの夏美とその幼なじみの三階堂との「中学生の恋愛」が微笑ましく、
それを頼りに観続けた。そこら中でちょいちょい展開する淡い恋愛が可愛らしい。
物語そのものは荒唐無稽で忍耐を必要としたが、最終回がなかなか不気味でよかった。
続きできるんじゃない?と思っていた矢先、バッドエンドのようなものがどろり。

・太鼓持ちの達人~正しい××のほめ方~
テレ東が始めた「指南型ドラマ」。これってドラマっていえるのか?
周りの人たちを類型化してほめるけど、そんなに単純に分けられる、通じるものなのか?
ワンパターンでは?・・・と、疑問不満は積もったが、最後の数分だけあるドラマ部分が
どうしても気になって、最後まで観続けた。
するとその「ちょっとだけ」のはずのドラマ部分が最終回につながった。
パターン化されたほめ方レクチャーが少し壊れ、人間ドラマが見えた。ちょっと感動。
ただ、4月期から始まった新しい指南型ドラマは観ていない。

・山田孝之の東京都北区赤羽(第1~3話、最終話)
「ドキュメンタリードラマ」という、テレ東のまたしても新しい試み。
しかし、山田君の傲慢さや気まぐれ、わがままが目について、嫌になってしまい、
同じ時間帯に他局で映画の録画がかぶることもあって、観なくなった。
しかし、最終話だけまた観てみた。そうしたら悪くなかった。
最終話に近づくにつれ、山田君が変化したのかもしれない。
これなら観てもよかったかも、と少し後悔。でもまあ、仕方ない。

・名古屋行き最終列車
全5話だけ、六角精児さん演じる駅員さん以外繋がりのない深夜ドラマ。
名古屋行き最終列車を舞台に繰り広げられる、時にコミカルで時にシリアスな
温かい結末を迎えるものが多い物語。
当たり回もあれば外れ回もあったが、3回目からは全部当たり回だったと思う。
六角さんの駅員さんが主人公の4話は哀れな恋愛ブルース、これが一番好き。
初めは観るのやめようと考えたが観ているうちに当たってきて、終わるのが惜しく。

・シャーロックホームズ
山ちゃんこと山寺宏一さんの声のマジックを堪能できる、驚きの人形劇。
ホームズとワトソンが高校生になって、学園探偵ものになったシャーロックホームズ。
初め、ホームズが山ちゃんだと思いもしなかった。どうして高校生の声が出るのか?
物語もわかりやすくキャッチー、登場人物や事件もどこか微笑ましく、推理も楽しい。
人形は少しの間グロテスクに見えたのだが、だんだん慣れた。綺麗な色使い。
ホームズが退学して、最終回を迎えたが、続編が作られるという噂も。本当なら歓迎!

・キテレツ大百科(再)(アニメ)
長い放映期間の中のほんの数ヶ月分を視聴。全体では後半にあたる部分。
途中で打ち切られてしまったので、DVDを借りてきて、
初回数話、そして最終回含む数話を視聴。
基本的にドラえもんと似ているのだが違いがいくつかあって、そこが個性。
ドラえもんとのび太が逆というか、キテレツは出来杉君かセワシ君の役回り?
コロ助がのび太、というより作中でも言及されているように「小さな子」。
ブタゴリラが言い間違いが多かったりしてボケの面があり、いじめっこでありながら
いじられ役でもあって、ブタゴリラ一家の出番も多く、ジャイアンよりいいやつ。
トンガリ役の三ツ矢雄二さんの甲高い声が強烈!
初回数話はドラえもんの延長にある印象を受けたが、だんだんキテレツが落ち着いて
後半の放映で観たような物語、キャラクターになった模様。
最終回でコロ助が立派な決断をする。大団円、でもなんか唐突な印象もある。

・真夜中のパン屋さん(再)
4月から連続テレビ小説「まれ」の主人公を演じている土屋太凰ちゃんが出ていた。
深夜から早朝にかけてあいているパン屋を舞台に繰り広げられるまったり人間ドラマ。
癒される~となるべきだったのだろうがなぜかイライラしてしまった。
早く起きすぎた朝、観たことがあったが、それが一番ちょうどよかったし、お腹も減った。
要は何も考えずぼーっと観るのがいいということのようだ。まあ、自分には合わなかった。

・高校教師(再)
古いドラマのせいか、どうにも薄暗い、薄汚い、不快感が漂っていたように感じられた。
登場人物も大袈裟だったり狂っていたりと、視聴が苦痛になっているなかのオアシスが
赤井英和さん演じる新庄先生だった。この先生がいたから最後まで観られた。
何かもっとインモラルな作品というイメージがあったのだが、現代に観たせいか、
そうでもなくて、どちらかというと変態的。傑作を予想していたが自分には合わなかった。

・僕の生きる道(再)
これも、傑作を予想していたが残念ながら自分には合わなかった作品。
闘病ものが今じゃ出尽くしている中、先駆けにあたる本作は古かっただろうか。
求めている方向にとことん進まない。何だか思い通りにいかないという感想。
感動するつもりで観たのだけれど・・・

・僕と彼女と彼女の生きる道(再)
「僕の生きる道」のチームが手がけたドラマ。
このチームとはとことん気が合わないのかもしれない。
まあ、そんなこともある。


なぜか深夜ドラマや再放送ばかり観ていて王道をあまり観ていない、
イライラしたり気が合わないと感じながら最後までやめられない、など
自分のクセ、傾向が明らかになった。
他の人とは共有しにくい脇道寄りのドラマライフだったかもしれないが
これはこれで楽しかった。不満や反省は4月期からに活かせばいい。
さあ、4月から、また新しいドラマライフが始まる!


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【ドラマ】ドラマ見聞録 2014年10月期編

さあ、この秋冬のドラマを振り返ってみましょう。
現時点でまだ終わっていない作品もありますが、大体感想は変わらないと思うので
見切り発車でいざ進みます。
今期観た再放送ものも含めて感想を述べていきます。


・相棒 Season13
まだシーズンの半分だけど、観てきた感触は決して悪くない。
一時期(Season tenからしばらく)はどうなるか、見切ろうかと悩んだドラマだったが、
前期から復調の兆しをみせ、今期、すっかり調子を取り戻し、おもしろくなった。
脚本家の面々はすっかり知らない顔だらけ(新人?)になってしまったけれど、
内容は大丈夫。おもしろい回で「有名な脚本家のあの辺か?」と思ったら知らない人だと
いうことが何度もあった。
逆に、人気作家に「忙しいから」と手抜きをされるより、無名でも集中しておもしろい話を
書いてくれる人がやるのが功を奏したのがあるのかも。
推理ものニワカでも楽しめる、エンターテインメントドラマの楽しみがまた戻っている。
今Seasonの大テーマはカイトと父の和解のようだが、前はもっとテーマでかかったのに。
そこがスケールダウンしているようでガクッとなる。
やっと右京さん&カイトが観やすくなってきたのは、カイトが彼女と距離を置いて、
余計な足止めが入らず、物語がさくさく進むのも要因かもしれない。
仲間由紀恵が準レギュラーメンバーに加わったのは新鮮でナイスなテコ入れ。
全体的に何かが「軌道に乗った」感じがして良いのだが、ここにきて成宮君降板説が
女性週刊誌で囁かれはじめ、なんだかなぁと思う。話題作りのガセネタならいいが。

・MOZU Season2 幻の翼 & Season1 百舌の叫ぶ夜(再)
Season2放映にあたって深夜に再放送されたSeason1を一気観、大ハマリした。
とにかくすごい。映像が当たり前のように映画クオリティ。
ズガンドゴン、バキドガと、アクション大展開、人も物もぶっ飛びまくる。
話のどんでん返しもどでかい。
全体に漂う緊張感がただならない。
警察や病院から簡単に脱出できすぎたり、「お前どこから出て来たの」的場面が
ぼちぼちあったりして、オイオイと突っ込みをいれた場面もあったが、
作品の規模と猟奇性で「まあこんなこともあるのかな」と押し流されてしまった。
ただ、Season2では少し減速した印象も。期待しただけに、肩すかしを食らった印象。
話題にならないなと思っていたら、WOWOWの再放送だった。しかもたった5回きり。
謎が沢山残った・・・というラストから、映画化の告知。なるほどね。SPEC路線の展開。
単発ドラマ「ダブルフェイス」、本作に続き、次シーズンも西島&香川コンビのドラマが
TBSで作られるらしい。しかも今度はヒューマンドラマ路線。どうなる?
てか食傷しない、この二人の組み合わせ?

・深夜食堂3
ほっこりする30分。今期の運命の出会いだったドラマ。
しかし、原作漫画を読んで、漫画とドラマの違いを気にして観るようになりすぎた。
漫画の余韻が足りないとか、あの話がああ改変されたとか、気にしてドラマ自体を
楽しみ損ねることが増えていき、途中で楽しみ方がわからなくなった。
ともあれ目の前の30分に集中することに決めて、来る最終回を待つ。
春に映画化されるとのこと、こちらも楽しみ。
本作でブレイクしたのか朝ドラなのかわからないが、山中崇さん、CMに出るようになった。
なんかうれしい。
今シーズンもゲストなかなか充実していた。
松重さんとオダギリジョーをちょい出しで無駄遣いできるのはあまりに贅沢。

・みんな!エスパーだよ!(再)
園子温監督が関わるし、出演者が豪華だし、と大いなる期待を抱いて観ているのだが、
どうにもピンクすぎて、今にも気分が悪くなりそう。男女観がちょっと極端なのでは。
笑いどころらしきところでもなかなか笑えない。
物語のドラスティックな展開を待ち望んで懲りずに観るけれど、なかなかつらい。
しかも年末で終わらず、まだまだ続くっぽい。先は長いがこれからどうする?

・特命係長 只野仁(2012年度シーズンの再放送)
事前に松田優作の映画「蘇える金狼」を観たせいか、このドラマ(原作の漫画含め)が
パロディすぎるじゃないかと爆笑した。でも特に影響はないようだ。
昼は冴えない会社員のなりをして夜は本性を・・・というのはただのよくあるテンプレか。
それが判明すると、あとは、観るところを失ってしまった。
見事に中身が空っぽ、リアリティスカスカ。
こういう内容の漫画があったら受けそうだというのはわかるけれど、
映像で観るとどうにも、ままごとのようで。
同局で相棒もやっているだけに、スカスカ部分が余計に目についてガクーッときてしまう。
「みんな!エスパーだよ!」に本作、私にはピンクなお笑いドラマは合わないのかも。

・次シーズン観てみたいと思うドラマ
TV Bros.でざっとあらすじだけさらった結果。
・山田孝之の東京都北区赤羽
山田君自身の体験が基になったドキュメンタリードラマらしい。
既存のドラマの枠組みを超えてきそうな予感。
どんなものか、とっても観てみたい。
・流星ワゴン
「MOZU」の項で少し書いた、西島秀俊&香川照之コンビ再登板のドラマ。
重松清原作のヒューマンドラマ、「不思議なワゴンに乗って過去を旅する」
というSFファンタジー風味の要素もあるらしい。
「ダブルフェイス」「MOZU」とハードボイルド路線続きのコンビが人情派に転じると
はてさて、どうなるだろう?
・太鼓持ちの達人~正しい××のほめ方~
人気ビジネス書がまさかのドラマ化らしい。
主演の手塚とおるは「荒川アンダーザブリッジ」で観た時から何か気になっていて
「半沢直樹」でクセのある脇役、そして初めての主役ときて、観てみたい。
役に立つことと面白いこと、どちらを期待して観たらいいのか?
・風の峠~銀漢の賦~
まさかのNHK木8。渋すぎるかもしれない。
中村雅俊&柴田恭兵W主演と聞いて。
夏まで観ていた大河ドラマ「軍師官兵衛」で柴田さんのファンになったので
ついつい観たくなってしまった。
この枠の空気も実はそんなに嫌いじゃない。本当に観ちゃうかも?
・大河ドラマ 花燃ゆ
「平清盛」「八重の桜」「軍師官兵衛」ときて、大河視聴に疲れてしまい、
再来年あるという三谷幸喜×堺雅人コンビの大河のために
来年はお休みするつもりでいたのだが、なんだかんだで
大河の動向は気になる。もしかしたら観るかも??

いまラジオを聴きながらこれを書いています。
ラジオにはまったら、テレビをあまり観なくなるような気がしています。
でも多分ドラマは別腹でしょう。
ドラマとフィギュアと映画、たまにドキュメンタリーや音楽番組のために
テレビをつけて・・・・・・
あれあれ、何も変わらなかったりして。
まあ、面白い体験を求めるのは引き続きです。
わくわくしたり、ゆったりしたり、強く惹きつけられる魅力的な物語、映像を期待します。

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【TVドラマ】深夜食堂 シーズン1&2とこれから【DVD】

今クール放映していて、更に来年には映画化されるという深夜のTVドラマ
深夜食堂」。
今やっているのはシーズン3ですが、どうせなら1や2も観てみたいと思い
レンタルして一気に観てしまいました。
一連の感想を。


小林薫さん演ずる、顔に傷のあるマスターが一人でやっている店「めしや」。
深夜0時から朝の7時まで営業している、通称「深夜食堂」。
豚肉定食とビールと日本酒と焼酎しかないメニュー。お酒は三杯まで。
頼めば、作れる範囲で何でも作ってくれる、庶民派の食堂。
そこで繰り広げられる常連客の悲喜こもごもが、優しい眼差しで描かれる
基本的に1話完結のドラマだ。

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<シーズン1を観て>
・なかなかにベタ、それを通り越して「ベタベタ」な人情劇場である。
少々時代錯誤なんじゃないのって感じの、胡散臭いくらいのやりとりも目立つ。
三十代未婚の女性三人組、通称お茶漬けシスターズが互いの顔を見合わせながら言う
「ねー!」なんかが象徴的だが、物語そのものがじめじめっと湿っている。
めしを食べながら泣く常連客、続出。ちょっと泣きすぎなんじゃないのって思うくらい。
DVDでまとめて観ると少々一本調子な印象を受けなくもない。
店に来る、悩んでいる、他の常連客やマスターとの出会いややりとりに励まされる、泣く。
このあたりワンセットな話が多いかな。
でも、このウェットさ、率直な人恋しさの発露、人と人とのうざったくも温かい繋がりに
なぜかハマって、心の隙間を埋めてくれるような気になってしまう。
そしてまた次が観たくなってしまう。そんな中毒性。
・普段、よく喰う側の(孤独のグルメがどうしても浮かぶ)松重豊さんが
原作にも出てくるという、コワモテだけど心根は至って素直なヤクザ。
強烈なインパクトがある。これで赤いタコ足ウインナーが好きなんだから。
田中圭くんの新聞奨学生があまりに切なかった。あまりに過酷な学生生活、
卑屈になって恋も自分から諦めてしまう。なんのための大学生活なんだろう。
生活が苦しくて、さまざまな困難な境遇にある人が、たくさん出てくる。
彼らを拾い上げる、ある種のセーフティネットも「めしや」の役目。
安藤玉恵さんのストリップ嬢マリリンがいい。いつも明るく「ご開帳」している人気者、
でも時には自分の職業が恥ずかしくなったり、ちぎれてしまったダンサーの夢に
胸を痛める夜もある。
常連さんは皆、何かしらワケアリだったり、貧乏だったりして、
心の底を打ち明けたり、深入りしないように気をつけたり、ほどよい距離を保っている。
・「うめ!」「たらこ!」「鮭!」と言ってやってくるお茶漬けシスターズが微笑ましい。
純愛を夢見ながらなかなか男運のない、恋バナに花を咲かせる、いい歳した女三人。
でも恋愛で引き裂かれてしまうんだなぁ。女の友情はむずかしや。
・弱っている人、社会的弱者、普段明るい人がちょっと困ってしまったとき、
そんな人たちに寄り添う「めしや」は、まるで福祉施設みたいだな。
「めしや」みたいな食堂があちこちにあったら、福祉施設なんかいらないのかもしれない。
・レンタルDVDではフードスタイリストの飯島奈美さんが出した本のCMがしつこく感じられる(笑)。
あと、なぜかシーズン1でも2でも、第3巻に最新映画やDVDの宣伝が入るのはなぜなんだ。
第1巻や第2巻には入らないのに。


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<シーズン2を観て>
・初回のオープニング、「第66回文化庁芸術祭参加作品」のクレジットに
俄に緊張感と期待感が高まる。
・オープニングでいつも作られる豚汁はシーズン毎に少しずつ変わっていて
シーズン1では一種類だった味噌が、2では赤味噌と白味噌の二種類になった。
具もちょっと種類が増えた。こんなところを観察するのも面白い。
・エンディングで毎回、その回のゲストが出て来て、タイトルの料理の作り方の
ポイントを教えてくれる。これがなかなか良い味出しているのだが、
シーズン2では挿入歌を歌っていた女性シンガーソングライターに乗っ取られた。
確かに味がある曲(食べ物の作り方ダイジェストな歌詞)なんだが、そこはいつも通り
作り方レクチャーにしましょうよ・・・・・・
・1からちょこちょこ出ていたオダギリジョーさんが最後にまるっと持っていく。
即席短歌を詠んだ後「人生なめんなよ」と言い捨て、柿ピーでそろばんを作ったり、
卵の殻をむいて絵を描いたりする、ドラマオリジナルのインパクト強烈なキャラ。
ドラマでは、マスターの顔の傷を作った原因だと示唆されてはいるが、
はっきりどんな出来事によってマスターが傷を負ったかは明らかにならないまま。
あることがきっかけで、もう出なくなってしまう。残念。
・マスター、普段は飄々としていて、常連客の言うことに賛成も反対もしないけれど、
言うべきところではかなりガツンと言う。
「ここはめしやだ」と、飲み過ぎを諫め、警察が捜査拠点として入店するのを断る。
自殺を考えていたり、家庭を捨てようと揺らいでいる客には、「もう、ばかなことは
考えちゃいけないよ」「あんたの人生、あんただけのものじゃないんだよ」と
はっきり正したり。
「飄々」と「ビシッ」のメリハリで店を守り、切り盛りしているのがよくわかるシーズンだった。
・ストーリーはシーズン1より少し複雑になった。短い時間で二転三転する話も。
常連客が実は悪者でしたなど、ひねりの加わった展開や結末が増えてきた。

<1、2を全て観て>
・こんなめしやがあるといいな、と思う。
でも、ラーメンがインスタントだったり、ギョーザが他店への注文だったり、
食堂としてはどうなのそれ?という部分もあるから、どうかなあ。
大事なのは「人と人とを繋ぐ場所」としての機能、
そして、誰もが安心して「めし」を味わう場所(飲み屋ではなく)という機能。
「小腹も心も満たします」というキャッチコピー。うん、そんな桃源郷のような場所。
東京の繁華街の狭い路地によくある光景を切り取ったようでもあり、
一種のファンタジーでもある。
ありそうでない場所。いそうでいないマスター。絶妙な配分。
・こんなドラマが人気が出たり、高評価を得たりしているあたり、みんな淋しいんだろうな。
私もそうだけど。
現代人、特に都会で暮らす底辺寄りの人間は、淋しさと離れて生きることはできない。
かといってそう簡単に今の人生や暮らしから逃げ出すこともできない。
「めしや」で露わになる淋しさや苦しみの底、そして慰め合って寄り添って少しだけ楽になる。
人と人との繋がりは大事だよ(過干渉にはならないように)と言っているように見える作品。
福祉施設やシェアハウスなんかも増えているけれど、現代はとかく淋しい時代なのだな。
淋しさの受け皿が強烈に深刻に必要とされている。そんな現実も垣間見える。
最近ではカフェがよく「めしや」のような取り組みをしているけれど、
カフェのめしは高い、敷居も料金も。
安いめしを求めると食券を買うようなチェーン店になって、人の繋がりは生まれない。
あるいは、外食なんかせずに一人引きこもっているしかない。
そんな現代の都会の問題点を、さりげなく抉っているようにも感じられる。

<そしていま、シーズン3を観ていて>
・あれっ、お茶漬けシスターズから須藤理彩さんがいち抜けて奥さんに?
その過程がシーズン2で全く描かれなかったので、どうした?と、ちょっとモヤモヤ。
・「深夜食堂のテーマ」といってもよいこの曲がエンディングのクレジットで出なくなった。

ぜいごぜいご
(2010/12/26)
鈴木常吉

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この曲あっての「深夜食堂」だとも思っているから、せっかくオープニングで今でも
流れているのに、「音楽:鈴木常吉」でまとめられてはちょっと切ない。
湿った声に湿ったギター。豚汁定食並みに、これっきゃないのに。
エンディングテーマのほうが扱いがいいのはなぜ?
・もう作り方レクチャーはしなくなったのかとここ2回でがっかりしていたのだが、
第3回ではレクチャーが復活!嬉しい。
ドラマの感想そのものは、最終回まで観ないと何ともいえないだろうから
今期のドラマ感想まとめをやることになったら、そのときまた改めて書いてみよう。


人恋しい季節、個人的にも何かと孤独を感じることの多いいまこのとき、
エアポケットのような心の冷え冷えした部分にすんなり収まったこのドラマ。
こんな物語、こんな場所を求めているんだなと分かりました。
自分は淋しいんだなとも。
でもいまの生活から逃げ出すこともできないから、めしやのような軽い居場所や癒しを
どこかや何かに見つけて、
孤独と共存しながら何とか頑張っていくしかないのでしょう。
書きながら、そんな決意を新たにするのでした。
漫画も読んでみたいなぁ。

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【ドラマ】孤独のグルメ―井の頭五郎にマジで救われた―【エッセイ】

久しぶりの更新は、ドラマの話ですが、結構切実な話でもあります。
以下どうぞ。



・夏の四半期は、『孤独のグルメ』の他に『軍師官兵衛』『信長のシェフ』『若者たち』
といったドラマを観ていたのだが、ある事情で、すっかりやめてしまった。

・夏の暑さと体力不足から、様々なストレスから、私は胃を患った。
食欲が落ち、やがてそれは胃痛や胃液の逆流へと姿を変えた。
こじらせた挙げ句、内科に行って胃カメラを受けた。
逆流性食道炎という診断で、薬が処方された。
しかし、その翌日から、痛みや吐き気が悪化して、
次第に食べることも眠ることもできなくなっていった。
胃カメラで安定剤を静脈注射され、それが切れる際に体調を著しく崩し、
翌日は頭痛や発熱にも襲われ、
そうしているうちに「眠れない、胃が痛い、吐き気」から抜けられなくなった。
三日三晩、眠れずにのたうち回り、ついには精神に異常をきたした。
心身が衰弱して自力で動けなくなり、親類に頼んで内科に連れていってもらい、
二日連続で点滴を受けたが治らず、ついには正気を完全に飛ばしてしまい、
あろうことか、一ヶ月半もの精神科への入院を余儀なくされたのであった。

・消灯時間もあるし、殆どのドラマはもう観られず、
視聴を打ち切らざるを得なかった。
入院から約一ヶ月後に一時帰宅した際、
それらの連ドラ予約も録画も全て消してしまった。
しかし『孤独のグルメ』の録画だけはやめなかった、消さなかった。
私は五郎から勇気をもらっていたからである。

・最初の一週間ほどは特別に配合された飲料。次はお粥、味噌汁、デザート。
次はお粥、味噌汁、柔らかいおかず。
それから、お粥を卒業して、ご飯主食のメニュー、そして普通の献立へ。
一ヶ月半、かかった。
長い時間かけて、食堂に誰もいなくなっても一人でじっと食べて、ほぼ完食する。
必死だ。命がけだ。
そんなとき、あの井の頭五郎のマイペースで、潔い食べっぷりをいつも思い出した。
食事が美味しい。食事が楽しい。
そんな当たり前の感覚、今までの私には当たり前でなかった感覚を、
五郎は取り戻させてくれたのである。
元々小食で遅食の私は、食べるのがコンプレックスで、
だから大食いの五郎を観ることはときに苦しい作業なのだが、
それ以上に、あの食べっぷりが私に「生きろ」と伝えてくれた。
一時帰宅で、録り溜めた『孤独のグルメ』を観ながら
、五郎や原作者の久住さんと「一緒に」ご飯を食べた。
二人は私に寄り添ってくれるようだった。
そして私は、十月四日に退院し、今これを書いている。

・今はもう、胃もたれも、胃のむかつきもない。
それでも元来胃弱な私、また同じ地平にくることがあるかもしれない。
そうなる前に、『孤独のグルメ』からもらった、
食べることの愉しさ、食事が与えてくれる力を、噛みしめたい。
今はそれにすがっている。
忘れない。『孤独のグルメ』と共にあった夏を。
井の頭五郎が教えてくれた沢山のメッセージを、パワーを。

・シリアスな話はこのぐらいにして、ドラマ自体の感想を。
ゲストがゴーカになっていて驚くほど。無駄遣いに思うほどに(笑)。
明らかに予算が増えてる。
喰う前の仕事エピソードも豊富に、面白くなり、
物語(ドラマ)としても楽しめるつくりになってきた。
昼モード・下戸担当は五郎、そして夜モード・酒の旨みを伝える役割が久住さんなのだな。
毎回のエピローグはただのオマケじゃない。うまいことできてます。



真面目な話になりました。
まああまり重く捉えないでください。
ありがとう五郎! そんな締めくくりでいいんです。


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【TVドラマ】2014年4月期に観たドラマ感想まとめ

現時点(2014年6月29日夕方)で、まだ最終回を迎えていない作品が2つほどあって
そのあたりは観たところまでの感想になりますが、
恒例の四半期ドラマ感想まとめです。1月期は結局さぼってしまった・・・
★=1点、☆=0.5点の採点もつけましょう。


軍師官兵衛(先週の放送まで):★★★
★☆(官兵衛幽閉前まで)→★★★★(官兵衛幽閉以後)の結果。
官兵衛幽閉前は、もう耐えられず、視聴いつ切ろうかいつ切ろうかと本気で悩んでいた。
どうして切れないんだろうと自分にヤキモキしていた頃、官兵衛が幽閉されて、
ようやく物語に弾みが出て、その後は順調に話が盛り上がっていると思う。
しかしなんかなあ、皆の感情の流れが平面的で、年表を見てるかのようなんだよな・・・
こういう所は「八重の桜」に似ていて、負ける人間(荒木村重とか)をじっくり描くあたりが
「平清盛」のよう。キャストも結構清盛とかぶっているし、白いオウムが出てくるし。
柴田恭兵さんがダンディすぎる。官兵衛がいない期間は中谷美紀さんと夫婦みたいだった。
寧ろその方がこの時代の夫婦っぽくていいような。岡田くんと夫婦にはやっぱり見えない。
岡田くんは桐谷美玲ちゃん(村重の妻・だし)と妙に似合っていて、浮気感出まくりの一方
「死神くん」を観ているせいで、いつ岡田くんが「カス!」と怒鳴られるかヒヤヒヤした(笑)。
村重役の田中哲司さん、いい仕事。さて、そろそろ明智がアップを始めたようですが・・・

俺のダンディズム(先週の放送まで):★★★★
プロモーション含めると満点、内容だけだと★★★☆の結果。
滝藤賢一さん演ずる主人公・段田一郎のブログがアメブロにあって、読者登録しているが
このブログ、ただのプロモーションかと思いきや、最終回で直接物語に絡みそう!
だからブログは物語の一部ということもできる。
斉藤和義×中村達也のユニット「MANNISH BOYS」とがっつりコラボしたエンディングは
あまりに豪華すぎるし、段田さんの通う店「マダムM」が百貨店に登場したりもするらしく
とにかく攻めまくってるメディア・ミックスなプロモーションが凄すぎる。
ただ、話は観る人を選びすぎ。
段田さんくらい(年収700万)の稼ぎがないと、今の時代、到底別世界、別次元でしかない。
滝藤さんのオーバーな顔芸やら妄想やらを面白がって観ていたけれども(苦笑)。
後半に行くほどふざけすぎて、とっちらかって見えるのも、お約束だけど残念な感じ。
まあ深夜ドラマのブログがここまで盛り上がるのも異例だろうし、果敢に挑んだ作品ではある。

死神くん:★★★★
誰もが「また大野くんが『●●くん』をやるのか」と思ったであろう本作、そもそも原作の漫画が
「怪物くん」テイストだからこういう配役になったという噂。
ドラマの雰囲気もストーリーも当然ながら何となく似ている。
しかし、これは夜11時15分からのドラマ。そういう時間帯に、子ども向けのような勧善懲悪が
根っこにある話をやっても・・・という感想がどうしても生まれる。
違うのは、死生観を色々考えさせられる設定やストーリー、
同じ「笑いあり涙あり」でもその笑いが結構ブラックであること。
「官兵衛」で書いたが美玲ちゃん演ずる監死官がひどいw「カス!」と死神くんを罵ったあげく
腹にパンチを喰らわせたりw 
そしてまさかの松重さんが美玲ちゃんにセクハラ(パワハラ)w まっしげさんさいてえwww
とどめは、大野くんが自ら「僕、ジャニーズ系っぽくないですか~」みたいなことを言ったwww
ジャニーズ事務所の力すら恐れないここの枠のスタッフは、何も怖い物ないだろうwwwww

ピンポン THE ANIMATION:★★★★★
その名の通りアニメだが一緒に入れてみる。これも実は最終回待ち、丁度今夜の深夜に。
いやー一回たりとも飽きた回がなかった。もうずっと見入りっぱなし。
原作の漫画が神だと言われていたがそりゃそうだわ。次は原作読もう。
窪塚洋介氏と井浦新(当時はARATA)氏で映画化されたけどそれとかなり印象が違う。
一人一人の事情や心情にじっくりフォーカスして、登場人物皆に感情移入できる。
中でも特に描かれ方が違ったのがドラゴン(映画で中村獅童氏がボーズで演じた役)。
映画ではただ怖いだけのヒールだったが、アニメでは沢山のものを背負っている男。
主人公のペコや親友のスマイルも、絶対的な勝者としては描かれない。
誰もが完全無欠ではなくて、誰もが完全な悪でもない、リアルでほろ苦いアニメ。
苦いけれど、いつも一抹の希望を全ての登場人物に与えてもいるのが、実に深い。
絵の使い回しがちょっと目立つシーンが軒並みあったのがマイナスだが、
難点はそのくらい。オープニング曲の爆弾ジョニーも勢いがあってよかったな。

悪夢ちゃん(再放送):★★★★☆
映画化されるので再放送されたと思われる。W杯に邪魔されていたけど・・・
子ども向けの枠のドラマだが大人もバカにできない人間ドラマに仕上がっている。
きちきちっと話がまとまっていて、安定感が半端ない。ドラマのお手本のようなドラマ。
こちらでは北川景子さんが腹黒教師になっちゃった。今まで彼女は苦手だったのだが
本作を観てちょっと好きになった。悪夢ちゃん、舌足らずでかわいいよ。
白髪頭(フサフサ)のコヒさんも妙にいい味出してる。優香が色々とズレた保健の先生w
で、実質相手役のGACKTが何だか浮いているんだよなあ。実は演技そんな上手くない?
最終回は笑いを混ぜながら、驚き、そして納得、ハッピーエンドへと難なく着地。
脚本家の人(大森寿美男さん)、素晴らしいお仕事です。

※途中で視聴放棄したドラマ
・新解釈日本史:☆
いくら何でもちょっとふざけすぎ。賑やかしでわちゃわちゃはしゃいで騒いでいるだけの
ようにしか見えなかった。ドラマ視聴を投げ出すなんて(しかも2話で)初めてのこと。

※ちょっと「観ればよかった」と後悔しているドラマ
・MOZU
西島さんと香川さんがいる時点でまごついていないでとっとと観ればよかったのだが、
いかんせん、あらすじを雑誌で見て「難しそう」と感じたのと、真木よう子が苦手で
敬遠してしまった・・・・・・話題になっているのを見聞きして思いっきり後悔・・・・・・


そしてもうすぐ始まる7月期も楽しみ!
7月期に観る予定のドラマは、ほぼ以前あったものの続き物。

・孤独のグルメ Season 4
前回(Season 3)から大分豪華になってきたなあと思っていたが、大人気御礼と
いったところか、更に豪華になるらしい!ロケも増えて、あちこち巡るという。
名所巡り、穴場ハンター的な楽しみ方ができそうで、ますます楽しみ。
さあ、また、一人ぶつぶつ頭の中で喋りながら食いまくるまっしげさんの季節だ・・・

・信長のシェフ
恐れていたことが現実になってしまった!ゴールデン枠に昇格してしまったのだ!
ミッチーのあのふざけきった信長は、4月期の「死神くん」枠だったからこそ
受け入れられたのであって、ゴールデン枠じゃチンケなまがい物にしかならない。
やりたい放題やっていたからこそ面白かったのに・・・
しかも今年は大河ドラマが大真面目に全力で信長をつくっていて、これ信長や秀吉の
大河じゃないのというくらいなので、それと比較するときついのではないだろうか・・・
あーあ、としか言いようがないが、何とか乗り切れることを切望して、観てみるつもり。

更に再来年の大河に吉報キター!
三谷幸喜さんが脚本!そして堺雅人さんが主演!
「新選組!」で大好評だった山南さんが主演で大河に戻ってくる。これはいけるのでは。
いま「官兵衛」が、低迷していた大河の視聴率を地味に回復させているので、
来年もこのくらいを維持し、再来年に一気に大河復活なるか?!
ただし心配なこともある。題材が「真田幸村」なのだ。
堺さんにそういうイメージが全くないし、三谷さんも微妙。どうなるの?
でも「清洲会議」みたいな作品を三谷さんが書くことだって、読めた人は
そんなにいないだろう。だから何とかしてくれる・・・のか?


だいぶ先の未来まで先取りして書いてしまいましたが、
ドラマライフはしばらく飽きずにいられそうです。
「あまちゃん」「半沢」といった社会現象級のメガヒットはなさそうですが、
このぐらいが、日常生活を浸食しない程度に面白くて、私には丁度良いかと。
いろいろ期待して観るので、期待に応えてくれよ、各ドラマ!


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ダブルフェイス「極上のエンターテインメント作品、漂う陰りと意外性の虜になる」

あけおございます。喪中なのでこれで勘弁してください。
前回の文中の予告通り、「ダブルフェイス」の単品感想記事、書いてみました。



映画か何かでも観たときに、予告CMで見かけたのだったか、
「何やら面白そうなドラマがあるな」という作品があった。
当時は結局観なかったが、やがてレンタルビデオ屋で見かけるようになり、
しばし「借りてみたい作品」としてキープし続け、この冬、やっと観た。
その作品の名は「ダブルフェイス」。

ダブルフェイス ~潜入捜査編・偽装警察編~ [DVD]ダブルフェイス ~潜入捜査編・偽装警察編~ [DVD]
(2013/05/03)
西島秀俊、香川照之 他

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時節柄、微妙に言い出しにくいが、本作は2002年公開の香港映画
『インファナル・アフェア』のリメイク作品である。
アメリカではレオナルド・ディカプリオ&マット・デイモンによって
2006年に『ディパーテッド』という映画としてリメイクされている。
こう説明した方が有名か?(笑)
ハリウッドでも日本でもリメイクされるというのは、ただ事ではないだろう。
今後『ディパーテッド』を観るか、原作『インファナル~』を観るか、それが問題だ。

それはともかくとして、
なにせ原作の『インファナル~』を観ていないので違いがどうこう等の話はできないが、
「10年」という歳月や「日本と香港の違い」という違和感を一切抱かせない。
恐らくは、かなり緻密に調整がしてあるのだろうが。
DVDのジャケ画像を見ると、メインキャストの二人は、かなり原作を意識したんだろうなと
いうのが伺える。

インファナル・アフェア [DVD]インファナル・アフェア [DVD]
(2004/02/18)
トニー・レオン、アンディ・ラウ 他

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右側の人は香川さんじゃないの?というくらい、目元あたりが似ている気がする(笑)
香港映画を全く観たことがないので(金城さんが出てたあれやそれは香港映画なのか?)
二人が実際のところどれだけハマっているのかはこれまた詳しく述べられないが、
ジャケ画像を眺めた限り、「いま作るなら、こんな感じになるわな」というコンビかと。

それでは感想をあれこれと。まずは、番組の企画そのものについて。

TBS×WOWOW、まさかの局またぎ企画 WOWOWに加入していない自分涙目
リアルタイムでこの作品を観ようとしたら、西島さんサイドの物語である前編
「潜入捜査編」のみの視聴となり、香川さんサイドの物語である肝心の後編
「偽装警察編」では、涙をのむ結果になってしまうだろう。後編だけDVD待ち・・・
想像しただけでも「うぐぐ」である。
民放放送局×BS放送局のコラボレーション、それだけでもまず画期的な企画。
今後もこうした傾向は強まっていくのだろうか?
しかし画期的なのはいいが、これはリアルタイムだったらなかなかきつかった。
何しろ、本格的に話が面白くなってくるのは、後半の「偽装警察編」なのだから。
・・・って、まあ、全部貧乏人である私の個人的なトホホ話であるが。

安定の「潜入捜査編」、たまげさせられる「偽装警察編」
「潜入捜査編」は、大きな物語のプロローグであり、かつ、主人公の一方である
森屋純(西島秀俊さん)の複雑な立場、人柄、ラブストーリー、そして苦悩を描く。
舞台は神奈川県にある暴力団、織田組。幹部の森屋は本当は神奈川県警の捜査官。
森屋を厚く慕う弟分(伊藤淳史さん)と楽しく暮らしているが、ヤクザと警察官の
二重生活に苦しみ、しばしば不眠に陥っていた。
そんな彼が出会ったのは、精神科医の西田奈緒子(和久井映見さん)。
森屋は彼女にだけ自分の素性を開かし、元にもどったら乾杯しようと約束するが
森屋の上司で、彼を織田組へ「潜入」させている小野寺警視正(角野卓造さん)が
織田組に暗殺され、後ろ盾を失った森屋は絶体絶命の窮地に陥る。
この事件で、警察VS織田組の抗争にいよいよ火がつくが、
事件の裏から糸を引いていた男がいた・・・・・・

「偽装警察編」は、「潜入捜査編」で暗躍した男で、主人公のもう一方である
高山亮介(香川照之さん)が現在に至るまでの過程、ラブストーリー、そして孤独を描く。
行き場のない少年だった高山は、織田組の組長・織田大成(小日向文世さん)に拾われ
息子のように育てられ、しかも、そのような少年達が家族のような集団を形成し、
「やりたいことをやれ」と言われつつ「お前は警官になれ」と指示され、それに従う。
警察官としても織田組のスパイとしても優秀な高山は、密かに葛藤と孤独を抱えていた。
そこにひょんなことから飛び込んできた令嬢、末永万里(蒼井優ちゃん)。
父と娘ほどの差がある二人の奇妙な同居生活。やっと二人が心を通わせたと思われたとき
二人の出会いは、高山が織田組の命を受けて仕組んだものだと万里に知られてしまう。
そんなとき、正反対の二重生活に苦しむ二人―森屋と高山―が偶然にも出会う。
二人は協力して大成を倒す。しかし、互いの生き残りの為、一転して敵になる二人・・・・・・

ありふれているとは言わないが、それなりに既視感がある設定の「潜入捜査編」に比べ、
「偽装警察編」のような設定―ヤクザが警官になったり、ヤクザの親玉が少年達を囲い
親のように養って、普通に社会に出す振りをして、いずれ自分の役に立てたり―は
初めて見たし、衝撃を受けた。大成の発想、かなりトンでいる。
いやあ、これは後編まで観ないと、作品の1/5も、「観た」なんて言えまい。

「偽装警察編」は役者さん達の配役・演技の妙にも唸らされる
「半沢」での、わるーいわるーいラスボス(ドラマでは、本当のラスボスは北大路さんの
ように見えるが)の姿があまりにも記憶に鮮明な香川照之さんが、
生真面目で控えめで、根は善良な、内側でひとり苦悩する男を演じている。
最近の香川さんは、わるーい役(「カイジ」とか)、大袈裟な役というイメージが強く、
本作での「地味でおとなしい男」という役柄はあまりにも新鮮で「何事か」と驚いた。
高山は、いわゆる「喪男」で、あの歳でずっと独り身だった模様。広い部屋に立派な家電、
なのにひとりぼっち。恐らくは職業と立場上、ずっとそうせざるを得なかったのだろう。
そこに舞い降りた気まぐれ子猫ちゃん、万里。普通のドラマや映画だったら、カップルが
逆であろう。西島さんのもとに蒼井ちゃんがやってきて、香川さんと和久井さんがいい感じに。
こんなのは簡単に想像できる。しかし、本作では、あえて逆をとった。このインパクト!
お陰で西島さんと和久井さんの恋愛パートは少々平坦になったが、そのリスクを冒してでも
やる価値のある冒険だと思った。自分の目が信じられなくなる組み合わせ、是非DVDで直接
観てみて欲しい。
愛すべきか?憎むべきか?矛盾した「父親」である大成を演じる小日向文世さんが、また
懐の深い顔と情け容赦ない顔とを完璧に演じ分ける。どちらが本性か見えなくて薄ら怖い。
そして衝撃のクライマックス、キーマンとなる高山の後輩を演じるのが、
「実験刑事トトリ」シリーズで冴えない刑事君に扮している高橋光臣君。
「トトリ」での彼はヘタレ極まりないが、本作ではなかなかのキレ物、しかも曲者。

「あれ?」「うそ?!」「え!?!」が頭の中で飛び交うこと請け合いの「偽装警察編」。
冒頭、「潜入捜査編」の軽いダイジェストがついているので、
どうしても片方しか観られないという人は、こちらを観ればよいだろう。
「偽装警察編」→「潜入捜査編」→「偽装警察編」2回目、という順で観れば理解も深まる。
これ、実は、DVDの順番を間違えた私が、偶然やってしまった鑑賞順なのだが(苦笑)
偶然の産物というか、何気にベストな鑑賞順な気がするのである。
ま、普通に順番通りに観ろよという感じだが・・・

映像作品のおいしいところばかり詰め込んだ贅沢な一品
スタイリッシュな映像。張り詰めた緊張感。葛藤と孤独と残酷さと意外性。
ラブロマンス、ガンアクション、サスペンス、ミステリーの要素も。
対照的な二人の男の出会いと別れ、共闘と対立。本当の勝者はいない。
極上のエンターテインメント作品だが、漂う陰りが、一過性の娯楽にはしない。
映画のようなドラマというと乱暴だが、気合いの入った、見応えのある一作。


観終わった時、ふとMr.Childrenの楽曲『Tomorrow never knows』のある一節が
脳裏によぎった。
『勝利も敗北もないまま 孤独なレースは続いてく』
そんな言葉が似合う、わくわくさせられて、心ときめいて、重たい余韻が残る、
いろいろな人に勧めたくなる作品だ。




年末年始は、明日家から出ないと、休み中コンプリートの引きこもりになりそうです。
(近所のスーパーに買い出しに行くぐらいはしてたんですがね)
小説を書いたり、小説を書く勉強をしたり、映画やドラマその他番組の録画を観たり、
家の中のことをしていたら、あっという間に・・・・・・。
明日!明日にかかっています。廃人になるか、ならないかは!(大袈裟)
幸いにも、街中に買い物に出かける計画があります。ここに書いたからには出かけるぞ!


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2013年10月期に観たドラマ(再放送録画・DVD含む)振り返り

皆様、ご無沙汰してます。
息してるか?って感じだったと思いますが、何とか無事に新しい記事をあげますね。
というか、書くネタは沢山あったのですが、暇がなくなってしまって。。
それら「ストックネタ」も、時間作ってこつこつあげていこうと思います。

さて今回は、年末になり、観ている今期のドラマが全て終わったので、まとめ!
といっても1年物・半年物・前年からのシリーズ物と、新作が殆どないんですが。
過去のドラマの再放送に当たりが多かったこともあり、それらも一緒にまとめて、
思うところがたくさんあったので、総括なんかも色々書かせていただきますYo。



さあ、いざ★採点と寸評を。5点満点で★は1点、☆は0.5点。

<10月期(放映分)のドラマ>

相棒 season 12:★★☆
初回から数回は「あ、相棒よくなった」と感じたのだが、気づけば格好の「ながら観」番組に。
いつからか引き込まれなくなった、またマンネリに戻ってしまった。うーん・・・
全盛期のような「流行のドラマ」「ブレイク」はもう狙わず、そういうのはドクターXとかに
譲って、テレ朝がやってる他の定番刑事ドラマのような「マンネリ安定」枠に入るのはどうか。
続ける気があるのならね。
個人的には、水谷さんにはもっと幅広く色々な仕事をしてほしいので、終わってもいい。
※カイトについて、他のドラマを観ていて思うことがあったので、後述。

八重の桜:★★★
誰もが憂慮していたオダジョーの新島襄。しかし予想を裏切り、なかなかよかった。
たまに大泉洋に見えたけどw 死に近づくにつれ、オダジョーの本気が凄みを帯びてきた。
綾瀬もナイスファイト、いい涙。そして、風吹ジュンさんと北村有起哉さんが神すぎ。
このように、俳優さん一人一人をみていくと魅了されるポイントはあるのだが、
物語全体、いや一話全体を俯瞰で観るといまいち。あとやっぱり全体的に話が暗い。

太陽の罠:★★
「平清盛」に出てたキャストへのすみません企画みたいなドラマがコンスタントにある中、
この作品もそういう流れか、西島隆弘君、塚本高史君、尾美としのりさんが登場。
半沢みたいな企業もの・倍返し展開・ハニートラップ・殺人(未遂)・夫婦愛など、
4話しかないのにいろんな要素をぶっ込みすぎ。とっちらかったり、整ったり、回ごとの
ムラも結構あった。2chの実況スレと併せて突っ込みながら観るしかなかった。

実験刑事トトリ2:★★★☆
昨年の「1」より面白く、話のまとまりもアップ。テンポもよくなった。
三上博史さんを使って「相棒」ごっこをしている感はまだ否めないが、それも少しずつ
改善してきたのではないか。
「実験刑事」の名の通り、今シーズンは毎回「実験」による検証で謎解きしていたし。
しかし「太陽の罠」もだが、1時間CMなしは長いわー。NHKドラマのきついところ。

<再放送録画・DVDレンタルで観たドラマ>

SPEC:★★★★★
これはキター!もっと早く知ってればよかった!衝撃を受けたドラマ。
戸田恵梨香嬢と加瀬亮さんが従来のイメージと真逆の役に体当たり。
それもう放送禁止だろwwwwwっていうくらい酷い(褒め言葉)トダエリの顔芸に
度肝を抜かれたし、加瀬さんにしても硬派な映画の人っていうイメージだったので
こういう仕事受けるんだなぁっていう驚きがあった。しかもすごい脳筋野郎でw
軽いようでそこはかとなく重い、一話一話と全体の流れのコントラストが堪らない。
やっぱり自分はドラマ版の一話完結スタイルくらいの世界観が丁度良いと思う。
「天」以降、話が大きくなりすぎた。まあ最初から、こうなる伏線は張ってあるが・・・

リーガル・ハイ:★★★★☆
視聴率こそ振るわなかったが、質の評価が高く、数多くの賞を受賞した凄いドラマ
だというから+半沢の勢いで、今期の2はまるで観る気がしなかったが1は喜んで観た。
堺さんぱねえ、怪演すぎる。コミカドというキャラ自体のインパクトも半端ない。
怒濤の早口長台詞も頻出、半沢とはまた違う迫力がある。いやーこの人は本当凄いわ。
ふざけまくっているようで、時々しんみり考えさせられる、話(事件)もいいバランス。
脚本の古沢良太さんも凄い人ですな。その上あんなにハンサムなんて、世界は不平等だ!

ヤンキー君とメガネちゃん(観てる最中):★★★★☆
知人が「面白いよ」と言うので、再放送を使って観てみたら、あら面白い。
成宮君はこういうバカヤンキー役の方がやっぱりハマってる。
メガネちゃんの仲里依紗嬢に謎が色々あったり、他の面子もどこかで見たことある顔ぶれで
宝探し感があったり、古田新太さんや伊東四朗さんなんか出ていたりしてなかなか豪華。
登場人物皆にスポットが当たったり、しっかりキャラ立ちしていて、群像劇としても楽しい。
思春期のお悩みや葛藤について本気出して考えてみたドラマ、好感触。

新選組!(観てる最中):★★★★☆
清盛、八重と完走してきて、ほかの大河も観てみたいと思い、真っ先に手に取った作品。
慎吾ちゃんってこんなに棒だっけ・・・ヤマコーと堺さんを中心に、みんなでフォローして
何とか目立たなくなっているが。キャラも、ストーリーも、全体的にはとても面白い。
三谷さん脚本だからもっとフザケたものを想像していたが(そりゃ、フザケているけれど)
クドカンの「あまちゃん」同様、NHKスタッフが魔法をかけた模様、ちゃんと大河の世界に。
眠気を禁じ得ない序盤からペースを上げて、中盤以降、いい具合に不穏になってきたぞ・・・

ダブルフェイス:これはいい、ゾクゾクするのう。そのうち単独で記事書きます。


<概括というか、踏み込んだ各論>

「ヤンキー君とメガネちゃん」とカイトの関係?
「相棒」のSeason 11から相棒役を務めている成宮寛貴君が主演しているドラマ。
(里依紗ちゃんとW主演?)ここで成宮君が演じている「品川大地」というキャラが
どうも、かなり「相棒」のカイトを連想させる。
親が偉い人(お医者さん。古田新太さんw)で、親の後を継ごうか継ぐまいか、
出来の良いお姉ちゃんがいる兼ね合いもあって、バカなのもあって、悩んでいる。
中学まではバカヤンキーだったが、お姉ちゃんが後を継げないという話が出たため
一念発起して進学校に入学。しかし、お姉ちゃんがすぐにうまく切り抜けて、
大地の頑張りは無駄になり、再びヤンキーに逆戻り。そこでメガネちゃんと出会い・・・
という話。お父さんを尊敬しているのだが、素直になれず、対立してしまいがち。
あれっこの展開は何かに似てますねぇ?
局は違うし、カイトの場合は母やきょうだいの不在という謎も残っていたりするので
短絡的にこのドラマと結びつけて考えてはならない。ならないのだが、よく似ている(笑)
大地が大人になった姿がカイトだったりして。にしては、カイトが子どもすぎるとか、
大地とカイトの間の10年余りに一体何があったんだ??と、謎まみれになるが。
「ヤンキー君と~」は最終話までまだ少し残っている。ちょっと穿った見方をしながら
明日からの続きの放映も楽しみにしてみよう。皆さんもいかがでしょう?

これから、大河ドラマはどうなっていくんだろう
来年の岡田准一君主演の「軍師官兵衛」をどうしよっかなと考えていた矢先、再来年の
題材と主演が発表された。おいおい・・・現総理の息かかりまくりだろう・・・がっかり!!
「再来年はまず絶対観ない」のが決まり、さあどうするか来年。
「平清盛」、「八重の桜」と連続して観てきたが、さすがに疲れてきたぞ・・・休むか?
でも竹中直人の秀吉がマジックを起こすような気もするし、戦国大河は初めてになるし。
しかし「大河を観ている」と言うと笑われる。30代前半なのだが、話のネタにはならない。
大河の視聴率もじりじり下がっている。好みや世代の問題もあるだろうが、
「大河はどんどん質が下がっている」という声が、今まで大河を観てきた層から上がっている。
若い人は大河などなかなか観ないし、そもそもTVだってそんなに必要じゃない世代だし。
もう再来年で(いや、あんなのやらないで来年で)大河を止めてはどうか?と思ったりも。
現状はいわゆる「オワコン」というやつなのではないかと考えてしまったりして。
とはいえ、朝ドラにも、かつて絶望的なダメ期があった。それをコツコツ回復させて、
今年は「あまちゃん」「ごちそうさん」と、どちらもご存じの通りの絶好調。
地道にコツコツ頑張っていけば、大河もいずれ復調できるかもしれない。
だからこそ再来年みたいなことは本当やめて欲しいのだが。大河を潰す気か!?
とりあえず、昔の大河を少しずつ観てみようかなと思う昨今。次は龍馬伝かな?
来年は(今後も)、他局では観られない、骨太で豪華な作品をいっちょ、期待しますよ。

いくら何でも「あまちゃん」の引きずりすぎ
大晦日前に、また「あまちゃん」の再放送をやるんだってよ。
自分は確かに、どっぷり「あまちゃん」にハマり、いわゆる「あまロス」にも悩んだ人間だ。
わざわざ「あまちゃんと私」的な記事まで書くほどに。
私がその後殆ど引きずらなかったのは、すぐにSPECドラマ版との出会いがあったからだが、
それにしたって、いつまでたっても「あまちゃん」「あまちゃん」言い過ぎではないか。
正直、そろそろウザい。それに、今頑張っている「ごちそうさん」に失礼なのでは?
自分は「ごちそうさん」は観ていないが、流石にこの扱いの差は酷いと感じている。
それだけ、皆がハマれるような面白いドラマが新しく出ていないということの現れなんだろうか。


ドラマ(大河のみならず)は今後どうなっていくのでしょう?
ドラマなんかもう誰も観ないよ、今はみんなネットだよ、と言っていると
「あまちゃん」だの「半沢」だのといったモンスタードラマが出て来たりするし。
テレビを観ながらPCやスマホに向かって「実況」するという楽しみ方が広まりつつあるしで、
何だかんだで、案外しぶとく生き残るコンテンツのような気がします、ドラマ。
大河は何とも言えないけれど。
私は、今年はドラマにかなり開眼した年で、あれこれドラマばかり観てしまったんですが
正直そろそろこういう時間の使い方はもうキツいんですよね。他の分野に回さないと。
まあとにかく、TVをプロパガンダに使うんじゃねえ!と再び怒って、しめくくりとします。


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「あまちゃん」が教えてくれたこと、考えさせてくれたこと

新しい朝ドラがもうとっくに始まってるというのに、まだ「あまちゃん」の最終回の
録画を再生しては、今まで見たこともないようなあっかるい笑顔のユイちゃんとか、
「三代前から マーメイド 親譲りの マーメイド」なんかに繰り返し胸を打たれて
「うぅ…ううぅ…」と一人、TVの前でぐずぐずやっているのです。
先日の「有吉反省会」で「あまちゃん」便乗芸人どもが紹介されていましたが、なんか
ああいうのも許せてしまえそうなほど(ウソ)、現在、深刻な「あまロス」です。
最初の回から最終回まで、録画を駆使しながら、6か月間完全コンプリートしてきたのです。
前からファンだったクドカンが脚本で、冗談みたくかわいい能年ちゃんが主演なんですよ!
あんなにばかばかしく、あんなに世知辛く、あんなに愉快で、あんなに感動的なドラマは
(自分の中では)滅多にない!
まして、自分の行動にまで、影響を与えるとは。

そういうわけで、毎日このドラマを観てきた体験を通して、考えさせられたことや、
このドラマが私に与えた具体的な変化、あと感想について、書いてみようと思います。
まあ、感想が大半です。


「地元へ帰ろう」…地元、家族との対峙
主人公のアキが途中まで在籍する地元系アイドルグループ、GMTのデビューシングルにして
ヒット曲のタイトルがずばり「地元へ帰ろう」。グループコンセプトまんまやんけ!
このフレーズは、曲のタイトルだけでなく、物語の根幹にも深く関わっている。
震災をきっかけにアキもタレント・女優を辞めて「地元」・北三陸市に帰るのだが、
もっと深いドラマがあったのが、母の春子と、その母である(アキにはおばあちゃん)
夏ばっぱとの長年の確執と、その解決。
いつまでも大人になりきれず、夏さんに愛されたい、過去の過ちを謝罪してほしい…
などの想いがずっと胸に引っ掛かり続けて、イライラやさぐれている春子。
「イライラ」は怖いけれど(いきなりアキをぶったり)、愛情不足で不安定なあの感じは、
個人的に、劇中のどの登場人物よりもシンパシーがあった。
私も両親、とりわけ父親とああいう感じだから…。「分かり合えない」って思い込んで、
軽いトラウマになっちゃって、気が付けば愛情が憎しみに変化してる、あの感じ。
春子と夏ばっぱは割と綺麗に和解することができた。でもどうしても、ドラマだからか、
登場人物(特に足立家の人々)があっけなく「許し」すぎる印象は拭えなかった。
現実はこうはうまくいかないよっていう。
だけどこのドラマの役割として、あえて明るく夢や希望を提示したようにも思えた。

実は私はこのドラマに触発されて(+祖母の病気)、数年振りに実家に帰ってみた。
両親は昔より随分丸くなって接しやすくなっていた。昔の言動を反省してもいたらしい。
でも両親に対する恐怖心や憎しみは簡単に消えない。萎縮して、食事もまともに摂れない。
けれど、ほんのちょっとだけ、それらは和らいだ、のかもしれない。
「帰る場所はない」と言い聞かせて、十年近く、一人でやってきた。
「ああ、帰ってきてもいいんだ」そう感じられた瞬間、安心して、涙が溢れた。
そういう点だけでも、一度「地元に帰ろう」してみたのは、意義があったと思う。
もう少しでまた帰ることになるが、今度は更にひとつふたつ、許せることが増えるだろうか。

YMOやTM Networkにハマる!
「あまちゃん」の隠し味は、80年代テイスト。音楽だとか、アイドルだとか、
あちこちに懐かしい(90年代世代の私には、新しい)小ネタが詰まっている。
そんな中でハマったのがYMOとTM Network。前者は、アキ→種市片想い時代の
アキ夢オチのテーマでおなじみに。そして後者は、観光協会のセクシー担当・
栗原ちゃんが、やたら熱心に踊りながら歌おうと頑張っているところで、
カワイソス担当のヒロスに目撃され、成り行きの一発に至るテーマ(笑)。
洋楽主義だったはずなのに、今やすっかり立派?なTMヲタ予備軍に。
YMOもCD揃えようとしてるし、TM流れでaccessにまで手を出してるし。
すっかり染められてしまいました。今後、これらのアーティストの記事も登場?

やりたいことがコロコロ変わっても、ブレても、いいじゃない
やりたいことがあまりにもコロコロ変わりまくるアキ。春子を中心に散々
窘められるけど、その春子も実家へ帰ったり東京へ戻ったり、大吉っあんと
再婚しようとしたり、夫(アキパパ)の正宗とやり直したり、会社作ったり。
最後にはみんなが北三陸へ帰ってくる。種市も、安部ちゃんも、なんと水口も!?
ドラマの登場人物としてはハチャメチャで支離滅裂に映る。でも考えてみれば
現実だって結構こんなもん。まったくブレずに生きてる人なんて一握り。
多かれ少なかれ、みんな、ブレながら、迷いながら、自分の生き方を見つけている。
転がりながら、変化しながら、見つけて、気づいて、生きていけばいいじゃない。

田舎も都会も、いいところ、悪いところ、両方ある。万能じゃない
田舎賛美でも都会コンプレックスでもないのがこのドラマのナイスバランス。
どっちかに偏るドラマや映画(特に田舎賛美主義)の蔓延に辟易していたところだ。
自分は田舎で18年暮らしてそれから10年以上都会で生活しているが、
田舎が楽園だとも都会が万能だとも思っていない。
田舎でも都会でも、今いる所のいい所、信頼できる人やネットワークを見つけ、
自分の求めるものはどちらにありそうか、自分のことも、田舎や都会のことも
よく見て考えてみる…。そういう作業が大事なのではないか、と考えさせられた。

一人ひとりの凸凹、それが面白い。誰もが愛すべきキャラ
ちょっぴりウザいいっそんも、産業?スパイの水口も、「母の敵」の鈴鹿さんも、
ラスボス太巻さえも…。どこか憎めない、かわいいところ、人情味がある。
人をどう見るか。クドカンにかかれば、誰もが愛すべき名キャラになる。
まぁ実際には「嫌」としか感じられない人もいるんだけどさぁ。

その人にその役やらせるかねのマジック
例えば、杉本哲太さんが、ギャースカうるさい怪獣みたいな大吉っつぁんになったり、
小池徹平くんが、影は薄いしアキには認識されない、哀れなストーブになったり。
詳しくは知らないが菅原さんや勉さんの中の人たちはかなりのコワモテ名脇役らしい。
などなど、「そうきたか!!」の妙に最初驚き、だんだん納得していく。
配役にも小ネタが。「マンハッタン・ラブストーリー」というクドカンドラマを
観たことがある人なら、キョンキョンと尾美さんが夫婦で尾美さんがタクシー運転手
という設定に笑いが止まらなかったはず。「イボリー、悲願成就!!」って。
松尾スズキさんも「喫茶店のマスター」だし、ナポリタンもしっかり登場するしで、
このドラマを観たら多分「あまちゃん」が数倍面白くなること間違いなし(笑)
そして、「ずっと無愛想」な役ばかりだった松田龍平さんに、あえての水口を。
普段はイメージ通りにクールだが、ときに憤り、泣き、笑い、意欲に燃える…と、
熱さを秘めた男。こんな演技もできたんだったよな、と新鮮で、とても良かった。

折れても、また立ち上がれる
「東日本大震災」という最後の試練が前提の時点で、込められているメッセージ。
そして顕著なのはやはり足立一家。VIP一家から一転、地元の名士の父が倒れ、
介護に疲れた母はなんと蒸発。心が折れたユイちゃんはグレて高校もやめてしまう。
父と母が落ち着いたと思ったら、東京に向かうユイちゃんは震災当日、北鉄の車両内に
閉じ込められ、歩いて歩いて目にしたものはボロボロになった線路、断たれた未来。
ユイちゃんを見ていると何度も「この子はもうダメかもしれない」と思ってしまう。
薄幸な彼女だけど、ちゃんと自分なりの幸せのかたちを、アキと共に見つけられた。
春子、ユイちゃん、ユイママと、挫折した住民を生温かく見守る北三陸の人々。
いらん噂や陰口を叩いたりもしているようだが…まぁ何だかんだであったけぇ。


直前に「家政婦のミタ」をあれだけ当てた脚本家の「純と愛」の惨劇があったので
パンクな芸風のクドカンはもっと酷いことになるのか…?と、かなり不安だった。
海女さんになった後でアイドルになる、とTV雑誌のあらすじ欄で見たとき、
前年の大河「平清盛」ばりの大失敗(私もそうだが、コアなファンは実は多い)に
なっちゃうんじゃないか?と、不安はピークに達した。
それが蓋を開けたら、まさかの国民的大流行である。じぇじぇじぇ!!!
いいことなのだがむずがゆい。クドカンの作品がこんなに「大衆」に愛されるとは!
意外すぎるけど、まぁそれもいい。
これだけ、面白おかしくて、あったかいドラマは、
今までありそうでなかったから。



朝から食事吹き出しそうなほど笑わせてくれてありがとう、
自分の人生に引き寄せて、いろんなことを考えさせてくれてありがとう、
身支度まできちっと済ませたのにうるうる泣きそうにさせちゃってくれてありがとう。
たかがドラマ、されどドラマですね。
私にとっては単なるドラマ以上の存在になった、朝ドラ「あまちゃん」でした。


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激アツシーズン!2013年7月期のドラマ振り返り

四半期の恒例になりつつある、ドラマ振り返り。
今期は予期せぬ半沢ブレイク+既に観ていたあまちゃんのさらなるブームで
珍しく世の中の流れにどっしり乗っていたシーズンでした(笑)
そんなことがあってかなくてか、そこそこ色々なドラマを観たかもしれません。
さて、★五点満点&簡単な寸評をえらそうにつけて、またもいってみましょう、
偏りまくりのドラマ振り返り!!!


<採点>
・あまちゃん(後半)    ★★★★☆
・八重の桜(7月期分)   ★★★★
・半沢直樹         ★★★★☆
・孤独のグルメ Season 3 ★★
・妻は、くの一       ★★★☆
・夫婦善哉         ★★★

<寸評>
あまちゃん(後半):アイドル編に入り、失速するんじゃないかと懸念していたのだが
これが案外面白かった。そして最後にはクドカン必殺技の「最初にもどる」が炸裂!
深く考えると無茶なんだけど、何だかんだで考えさせられたり、泣かされたりしてしまう。
最終週は「あまちゃんが終わる」という事実だけで泣けてきた(笑)
最終回、見たことないよな元気いっぱいのユイちゃんの笑顔・・・!あれで、もう涙腺崩壊。
笑って泣いたこの作品、私生活がバタバタなので(後述)できるか微妙ではありますが
もっと深く「あまちゃんが考えさせてくれたこと、教えてくれたこと」の話をしたい!
ざっと下書きは作ってあるので、可能であればぜひ語らせていただきたいでございます。

八重の桜(7月期分):格好いい役をやらせたら綾瀬にハズレはないんだ!と勝手に
信じている(僕の彼女はサイボーグ、ICHI(女性版座頭市)など)のだが、会津編の
スナイパー八重は正に大当たりだったと思う!実にコワカッコヨかった。
このあたりから演技全体もどんどん締まってきて、最近の歳を取った声の演技もいい。
西島さんと綾野「殿」にはがっかり・・・逆に八重の二人の旦那はどっちも素晴らしい。
京都編の朝ドラ化を懸念していたが、オダギリ「襄」のふわふわキャラが救世主に。
これからもっと色々な表情をみせそうだ。西南戦争が終わり、今後は内容が心配。

半沢直樹:本格「風」経済ドラマという、見慣れないジャンル。物珍しさと
初回2時間SPという気合いの入れ方にびっくりして何となく観てみると、面白え!!
但しヒットし出すと「何か観る側に媚びてんなあ」と感じる場面も増えてきたような。
度重なる放送休止に阻まれたが、却ってそれが視聴意欲をそそったのかもしれない。
小物な意地悪部下達も含め、上手な役者さん達でがっちり固められ、見ごたえ満点。
ハマって、昨日の愛之助さん(国税のオカマ)のおしゃれイズム観たじゃないか!
原作通りとはいえ頭取の北大路さんあまりにもかっけー。最後に全て持って行った。
お父さんのクセにさ!!!

孤独のグルメ Season 3:これまでのSeasonよりお金がかかっていた気がする。
前半はスイーツなどお菓子系、後半(本編)はがっつりごはん系と幅広くなった。
食べ歩きをしない(寧ろ人前での食事は苦手)で小食な自分は、観ていてしばしば
しんどくなるが、五郎の底なしの喰いっぷりは清々しい。
ただちょっとパターン化していて、そこに少し飽きてしまったかも。商談→腹が減る
→喰いまくる(→原作者・久住さんのレポ)と一本調子なような。工夫はわかるけど。
漫画で読むなら(原作は漫画)飽きないだろうけど、ドラマだともしかして微妙?

妻は、くの一:繊細で丁寧なタッチ、雰囲気がとても魅力的だった。
ストーリーが少々ボヤッとしていて焦点がイマイチ定まっていない印象なのが難点だが
あの少々幻想的で、ロマンティックな雰囲気で許せてしまう。
滑稽で弱っちい染五郎さんと、ガツガツとアクションも頑張った美織ちゃん(たち)。
コミカルで、温かく、純愛で、推理要素もあって、しっかりしたアクションも、とくれば
薄味ながらなかなかの見ごたえ。「てっぱん」の頃よりうまくなったね美織ちゃん。
続編の噂があるのだが(原作の途中で終わっているため)、どうにかして実現しないか?

夫婦善哉:森山未來に期待して観たら、なぜか尾野真千子を好きになったドラマ。
いや、「なぜか」でなく、オノマチのはまり具合が半端なく、逆に森山はなんかイマイチ。
原作では森山が演じた役はもっと年上だったという。そこからくる違和感なのか?
NHKで原作者・織田作之助の特番をやっていた。寧ろ原作者のほうに興味をもったかも。
雰囲気は最高だし、テンポも良いが、どうも年月の経過がわかりづらく、それで話が
掴みにくく感じた。でも、こういうレトロなドラマはいいな。定期的に作ってほしい。

<そのほか+徒然>
・単発で再放送を録画した、西島+蒼井のだいぶ昔の「世にも奇妙な物語」再放送が
なかなかイイハナシだった。★★★★って感じで。あったかくて、泣ける物語。
・ほんとは「Woman」も気になっていたが結局観ずじまい。映画「夏の終り」も
観に行こう行こうと言いながら観ずじまい。みっしま・・・ごめん・・・・・・
・最近発動しつつある法則「ミッチーの出ているドラマにハズレなし」。
「信長のシェフ」といい、半沢といい、すげえよアンタ。まあ主演をしてるわけでも
ないのだが、この人は仕事選びが上手いというか、確実に何か持ってるのでは。
因みに、一応出てた「八重の桜」は、吉川さんの西郷どんが素晴らしく格好良かった。
・うーん、次の朝ドラと来年の大河に食指が動かん・・・。朝ドラは6ヶ月見続けるのが
疲れたのでちょっと休むつもりだが、大河もうちょっとどうにかならんのだろうか?
積極的に観たいというキャストがおらん。岡田君も中谷さんも結構好きなほうだけど
なんか観る前から雰囲気が読めてしまうような・・・・・・失敗したくないのはわかるけど。

<番外編 Eテレのバラエティ>
歴史にドキリ:今期も中村獅童が楽しそうに歌って踊っている。前期にやらなかった
登場人物ということで、文化人が多め。
その中にあって事件が起きた。「武田信玄&上杉謙信」の会で、ヤマコーが出演、
獅童と一緒に歌って踊って、まさかのギターソロまで披露!クッソワロタwwwww
未だに消せなくて、保存している。明治時代あたりに「八重」のゲスト来ないかなぁ。
ナイツの言い間違いで覚える科学の法則:昨年度、歴史人物の講義を行っていたが
今期は科学。科学って全然覚えられなくて興味ももてなかったのだが、これなら楽しく
勉強できそう(笑)。ただ、師匠ネタは正直そろそろ飽きてきたかも。


実はいま私生活が大変なのです。まず、祖母がそろそろ「山場」らしく、また帰省を
しなくてはならなさそう。祖母の町営住宅片付けも終わっていないのに。
その辺りに関係するのか、両親から「(実家に)もう帰ってこないかい?」と
結構真剣にもちかけられていたり・・・。
そして、現在のプロバイダを今日で解約して明日朝に工事、近々PCの買い直し、
もちろん設定もやり直し。祖母の山場の件はつい数時間前に聞いた話で、前回の帰省で
予想できない容体急変なので、本当にもうタイミング悪すぎ。
帰省の疲れもまだ取れていないのに、更にぐちゃぐちゃになって、もう。

そういう中を何とか越えて、「あまちゃん」語りなど、またblogの更新を、
遠くない内にしたいんですが、どうなるのか・・・
この記事も、明日になったら(あと数時間)もうしばらくネット繋がらないので、
慌てて書いているんです。いやはや。
ネット開通したら、早くPC買いに行かなきゃならないし(店員に勧められたクーポンの
関係。こんなに忙しくなるなら、断ればよかったのか?)、しばらくわやくちゃですが
そう簡単にくたばらないつもりですから、気長にお待ちくださいませ。


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2013年4月期に観たドラマを振り返る!(含む再放送)かってな採点&おまけつき

鬼のよーに忙しかった前クールと比べて、今クールは圧倒的に楽!・・・なはずでした。
いや基本的には楽になったんです。しかし、しかしですね。
もう書き始めちゃった方が早そうなので、早速身勝手な感想と★ジャッジを!
ジャッジは前回に同じく、5点満点で、★は1点、☆は0.5点です。

<ジャッジ>
今期は半年完結や1年完結ばかりなので凄く難しい。「4月から現時点まで」という括りで。

あまちゃん       ★★★★☆
八重の桜        ★★★★☆
猿飛三世        ★★★
孤独のグルメ(再)   ★★☆
仁-JIN-完結編(再) ★★★★☆
ラジオ(再)       ★★★★★
妻は、くの一      ★★


<それぞれについて>
あまちゃん・・・観る前から「心配」をしょっちゅうしていたのが嘘のように、まさかの大ブーム。
じぇじぇじぇ!!!嬉しい誤算。そして能年ちゃんがあまりにもかわええーーー!!!!!
初回を観たときは方言やギャグが滑っているような感じで「大丈夫?」と思ったものだったけど
アラ不思議、すぐに馴染んでしまった。そして、いつものクドカンワールドのようで、しっかり
朝ドラワールドしているのが不思議触感(クドカンがいつもの調子の脚本を書いて演出家さんに
パスすると、自ずと朝ドラテイストの味付けがされて出来上がってくるんだそうな)。
朝のギリギリな時間帯に観るのがキツイ時もあるが(録画で観ることも)、基本的に明るいから
いい気分で家を出ることができる。ただ、最近は朝から泣かされることも増えてきて困っちゃう。
アキの物語としても春子の物語としても楽しめる。個人的に感情移入してしまうのは後者か。
このドラマのせいで、連日2ちゃんのあまちゃんスレを見たり、YMOやTM NETWORKが気になり
「君に、胸キュン。」や「Get Wild」をカラオケで歌う練習まで始めた私をどうにかしてくれ!
☆が一個あるのは、時期ごとにちょっとムラがあるから。来週の予告を見た感じ、東京編が
どうも不安だったり。いやぁしかし今日(土曜、アキ東京への旅立ち)はやっぱり泣いた。

八重の桜・・・展開が展開で、最近、観るのがしんどくなりつつあったドラマ。鬱展開すぎて・・・
しかもそれが史実だっていうんだからやりきれない。正直、どの辺が復興支援なの?と、NHKに
聞きたくなるくらいの悲惨な戦争を扱っているが、福島・会津には観光客が相応に増えている
らしいから、役割は果たしているといえるのだろうか。
「平清盛」に続いてまたしても低視聴率。まさかこうなるとは・・・いや、主人公の無名さから
ある程度予測はしていたが・・・。ここ最近は「マジでもう視聴切ろうかな」と考えるほどの
陰惨さだったが、綾瀬八重がこのところ覚醒してきて、籠城戦も近づいてきて、みどころが
間近に迫ってきたのでしばらくはしっかり観るつもり。
「タルいんだろうから、気が重い」と言ってた京都編が楽しみになる日が来ようとは・・・
陰惨展開続きでお腹いっぱいなので、スイーツでもいいからパーッとした話や画面が観たい気分。
前半部で親しんだメンバーたちの「その後」も楽しめるみたいだし。
登場人物一人ひとりになんだかんだで親しみが湧いてくるのがこのドラマのいいところ。
というか、幕末面白ぇ!

猿飛三世・・・前クールの「信長のシェフ」みたいな感覚で、突っ込み所多数だけど楽しいな、と
あんまり何も考えないで素直に観るのがきっといいドラマ。
子ども向けというか、子どもも大人も観られるドラマという点では「怪物くん」にも似ている。
単純明快、勧善懲悪、アクションいっぱい、情操教育になる(大人は復習になる)、後味爽やか。
カラスみたいな格好して宿命のライバル役を演じてた波岡一喜さんマジカッケー。
藩主なのにどうも頼りないマチャアキさんは何だか可愛らしいし、水川あさみ姫は「江」の時より
綺麗になった。伊藤淳史君の主演ものは多分初めて観たけど、真面目なドジ忍者が似合いすぎ。
誰もがラストで忍者と姫がくっつくと予想するところで、分を弁えて去るのが新鮮、清々しかった。

孤独のグルメ(再)・・・来月からSeason 3がスタートということで再放送してたみたい。
「八重の桜」で松重豊さん演ずるおとっつぁまには何度も泣かされてきたし・・・ということで
観てみた、噂には聞いていたけど・・・なドラマ。観てみると、ほぼずっと松重さん演ずる五郎の
モノローグ、モノローグ、モノローグ、「腹が減った」、そしてひたすら喰いまくる。
東京住みじゃないから物語に登場する店舗が実在するって紹介されても行けないんだよなあ。
そこら辺がもどかしくはあるが、食べ歩きの楽しみ、うまいものを食べる喜びをよく伝えている。
録画しておいたこれを観ながら食事にとりかかると、何となくはかどるような。つられている?
とはいえ自分は少食の胃弱だから、大食いの早食いの五郎を観ていると時々しんどくなる・・・
「個人事業主はつらいよ」な前半部が結構面白い。この手の仕事の裏側を見るという楽しみ方も。
原作者の久住さんが何かと器用すぎ。テーマソングの作曲をしたり、毎回お店紹介で出演したり。

仁-JIN-完結編(再)・・・何で今頃再放送したのか?しかも「八重の桜」の再放送をやってる
時間帯にぶっつけるかたちで。八重と、来年の大河ヒロインに決まった中谷さんにかこつけて?
TV離れ明け~「相棒」でドラマに目覚めたばかりの時期で、気になりつつも前半JINを観てないしと
本放送では見逃していた。未だ前半のJINを観ていないが、回想が辛うじてカヴァーしてくれた。
キャストがあまりにも平清盛すぎて大笑い!(Wikipediaあたりで見比べてみてください)
ホントもうあの人もこの人も「清盛」に出ていた。八重ならわかるが、なぜに清盛なのか・・・
しかしおかげさまで幕末の知識を改めて整理できて、「八重」の理解が今一度深まった。
相変わらずグロは苦手で、手術シーンは全て目をそらして乗りきった。医療ドラマって初めて
観たのだが、他のもこれだけグロいのか?
なぜか、かわぐちかいじ氏の漫画だと思いこんでいたが、全然別の女性漫画家さんが原作。
タイムスリップものはラストがやっぱり気になる・・・仁が戻ってきたのは正統派だが、その後の
1時間、謎解きタイムがリアルで良かった。自分達のことを必死で図書館で調べる姿なんかが。
咲さんの強さにグッとくる。泣き虫仁さん、アホタレ龍馬、サバサバ勝さん、みんないいキャラ。

ラジオ(再)・・・宮城県女川町で今も放送されているコミュニティFM局のパーソナリティ、
そしてブロガーとして、被災地の本音、ティーンエイジャーの本音を語った「某ちゃん。」が
引きこもりから抜けだして自分の殻を破り、番組を卒業して東京へ進学するまでの物語。
衝撃的だった被災地のリアル、以前の記事で「震災を遠くに感じる」などと書いていたのを
これを観た後、詫びたくなった。
震災から1年も2年も経っているのに未だに仮設住宅で多くの人々が暮らし(某ちゃん。一家も)
街には瓦礫の山がうずたかく積もり、他の地域に受け入れてもらえず、復興が進んでいない。
私は比較的被害が少なかったり、ある程度復興が進んだ地域の姿ばかり観てきたのだろう。
某ちゃん。の両親の彼女への接し方がまるで幼児に対するようだったのが気になったが(特に
お父さん)、パーソナリティ仲間にいじめられることもなく平和に過ごせてハァーよかった。
「モテキ」に負けず劣らずの邦楽ロックドラマ。某ちゃん。、とにかくロックが好きで、
引きこもり期には家で爆音でギターを鳴らしている。テーマソングにもなっている「応援歌」を
歌っていたTHE イナズマ戦隊、今どうしてるんだろうなぁ。熱い感動を誘われずにいられない曲。
被災地の現状を痛切に訴えるドラマでもあり、一人の少女の成長を繊細に描いた物語でもある。
考えること、感じることが、あまりにもたくさんありすぎた、とても濃いドラマだった。満点。

<オマケ>妻は、くの一・・・ついこないだ始まったばかりなので「オマケ」で。
市川染五郎さんが、藩士なのに星にしか興味がない、ぼんやりした変わり者の武士をしている。
そこにある日、瀧本美織ちゃん演ずる謎の女性が嫁に来て、夢のような結婚生活を送るけれども
たった一ヶ月で妻が姿を消してしまい、武士は、妻捜しに江戸にやって来て、そして妻の正体は
幕府のスパイ、くの一でした・・・というイントロダクション回。武士が天体の知識を活かして、
市中で起こっている事件の謎解きに貢献したり、くの一妻が本当は夫を愛していたようだったり。
やりたいことがどうもはっきりしない。ラブストーリーなのか、推理ものか、アクションなのか。
染五郎さんの間抜けぶりを指さして笑って楽しむドラマ・・・なのだろうか??(苦笑)


「あまちゃん」「八重の桜」が次期も引き続きで、新しいドラマ紹介を観る限り「孤独のグルメ」
以外にとりたてて観たいものがなかったので、また今期みたく長期もの+再放送のシーズンと
なりそうな7月期です。従ってワクワクはありませんが、バタバタしなくって楽かも。
少数精鋭でもなかなか濃くて充実していたシーズン、効率よくたっぷり楽しめました。


最近、小説やらエッセイやら詩やらを書いて投稿しているせいで、全体的にblogのほうに
なかなか力を注げていません。その前後に腰を痛めたりもして、どちらにしろなかなか
PCに向かうことがうまくできないここ2~3ヶ月です。
小説や詩を書くのも楽しいし、作品が溜まったらそっちはそっちでblogを作ろうとも考えたり
していますが、こうやってレビューを書くのも全く違った楽しみがあります。
レビューは段々まったりペースになるかもしれませんが、ときにオリジナル作品を創る以上に
自分を表現できたりすることがあってやり甲斐のあるこのblog、できるだけ両立していきたい
と考えながら、机やPCの前で未熟な小説や詩やレビューと格闘している、充実した毎日です。
広くて深い表現の海、浅瀬のほうで今日も泳ぐ練習をバシャバシャ。
どうかこれからも応援してやってくださいませ。
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Author:燃える朝やけ
・音楽、映画、漫画・・・雑多な題材をとりあげ、レビューのような感想のような、「好きなものの話」をしています。音楽寄りの題材が多めかも。
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