2017-11

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ざっくりテレビライフ:その5 美味しいバレンタイン♪チョコレートひとつとっても切り口はそれぞれ(美の壺、グレーテルのかまど、きょうの料理)

去る2月4日、録画とはいえ、気がつけばEテレ
バレンタイン・チョコレート祭りになっていました。
「バレンタインは来週でしょう?」と思うのは無粋でしたね、考えてみれば
作る女性の側じゃ来週では遅いんですね。今週くらいにアイデアをもらって
来週のバレンタインにいざ作らなくちゃ。
そんな中、バレンタインは関係なくわたくしチョコレートが大好きだから、
見ているだけでとても幸せ~♪
というわけで、Eテレバレンタインチョコレート祭りを通して
同じ題材ひとつでもこんなにも切り口が変わるのを楽しみながらお届け!


鑑賞マニュアル 美の壺
かつては谷啓さん、現在は草刈正雄さん(谷啓さんの甥という設定)がナビゲートする
BGMもいちいち全部ブルーノートを中心としたジャズと、凝った「鑑賞マニュアル」。
毎回一つのテーマを取りあげ、人の暮らしを彩ってきたアイテムの選び方や鑑賞法などを
いくつかの「ツボ」(押さえどころ)に絞ってわかりやすく解説する。

今回は、草刈さんが奥さんの機嫌を損ね、チョコレートでも贈ろうかな?という話を
背景に。ゴージャスなチョコをゲットして、部屋をキャンドルでライトアップして
(チョコが溶けちゃうよ・・・と懸念をしてしまう)帰宅した奥さんを部屋に呼び寄せる。
・・・って完全にお金持ちのお家のすることですね。(遠い目)
まぁ、そもそもそういう家柄という設定だし・・・
以前に放送していた内容をこの日のために「選」として再放送したもの。

紹介されたのは主に3つのチョコレート。
1:ショコラティエ(チョコレート職人)によるボンボン・ショコラ
チョコレートの元々の色の美しさをいかしたシンプルなデザインのショコラと
ファッションショーのコレクションのように鮮やかで流行を意識したショコラ、
真逆の職人によるこだわりの、食べるのがもったいないほど綺麗な一粒。

2:ショコラティエの匠の技、エヴァンタイユ=チョコの花びらと
エヴァンタイユで飾り付けた、モールド(型)で抜いた熊のチョコレート
何百回と練習しないと会得できない究極の奥義、「チョコの花びら」。
微妙な温度調整でチョコが固まる速度を調整するのもポイント。
ショコラティエさんのモールド・コレクションも拝見。

3:お菓子として食べるだけじゃない楽しみ方、生活の彩り
チョコレートのそもそものかたち、飲むチョコレート=ホットチョコレート
フランス料理の彩りと、驚くなかれ隠し味にもなる、チョコソースでの飾り付け。
ウイスキーなどのお酒を一層引き立てるために添える一粒のチョコレート。

うっとりするような、浮世離れしたチョコレートの数々はまさに美術作品。
それらを鑑賞する、楽しむことに重きをおいた、一風変わった「美術」鑑賞番組。

自分では買ったり作ったりできないだろうけど、目の肥やしや憧れにどうぞ。
性別や年代をあまり選ばずに楽しめそうな番組。


グレーテルのかまど
あの有名な童話「ヘンゼルとグレーテル」の末裔が山奥のお家に住んでいる。
15代ヘンゼル=瀬戸康史君が、「ねえちゃん」グレーテル(登場しない)に
アレを作ってコレを作ってとホワイトボードで書き置きで頼まれ、
家にある「かまど」(声=キムラ緑子さん)にレクチャーされながらあくせく作る。
彼らが作るのは、童話や映画などなど、様々な物語に因んだスイーツたち。
あるひとつの物語を特集し、その物語のスイーツが登場するエピソードを紹介、
そして実際にそのお菓子を作ってみる。
特集される物語のエッセンス、物語に登場するスイーツを作る職人さんの匠の技、
更には番組HPにアップされているというレシピで自分でもチャレンジと、三度おいしい。

この日放送されていた内容は普段とはちょっと異質で、ねえちゃんの「他の女子と
かぶらないスイーツ頼む!Byグレ」という無茶振りの書き置きに従って
簡単に作れてかつ個性もあるバレンタイン向けお菓子特集。
それぞれのお菓子づくりの合間には、視聴者からよせられたバレンタインのエピソードが
かまど(この番組のナレーターでもある)によって読み上げられた。

1:マシュマロのスモア アメリカではキャンプの定番になっているお菓子で、
マシュマロとチョコレートをクッキーで挟んで焼けばできあがり。
マシュマロのブーケ マシュマロを串に刺して、溶かしたチョコレートなどでデコレーション。
マグカップに入れて贈れば華やかかつずっと使ってもらえるラッピングに。
混ぜたり、デコレーションしたり、ラッピングしたりと、全てを瀬戸ヘンゼル君が挑戦している。

2:カップケーキ 「Sex and the City」のひとこまにも登場ということで、NYの元画家の!
お菓子職人さんによる、カップケーキに描く本物の花びらみたいなデコレーションを堪能し、
簡単なアレンジを瀬戸ヘンゼル君が作ってみる。

3:シュークリーム 昔の作家、内田百聞氏は無類のシュークリーム好きだったというエピソード、
そこから東京・世田谷のお菓子職人が父から引き継いだ明治のシュークリームのレシピへと展開、
詳細は企業秘密だけども、娘さんと一緒に明治のシュークリームをつくる。
そしてスタジオでは簡単アレンジに挑戦。

次回は「チャーリーとチョコレート工場のチョコレート」で、再びチョコレートだけど
今度のほうがこの番組のいつものパターンの様子。
瀬戸君がチャーリーの真似をしながらチョコ作りをする姿が予告に(笑)。
スイーツの魅力、そのスイーツが登場する物語の魅力、そして実際に番組に登場する
スイーツを作る楽しみ。鑑賞するのも作るのも好きという人におすすめ、やや女性向け。



きょうの料理
あえて多くは語るまでもないでしょう。
一週間で大別して4種のスイーツをつくる特集で、この日はそう、チョコレート!
2種類のチョコレート菓子をつくっていく。
今月のテキストの表紙にもなっているそうですよ。

1:ロリポップショコラ 子どもと一緒につくっても楽しそうな、可愛らしいお菓子。
砕いたスポンジケーキなどを丸めたものに、溶かしたチョコレートをかけて
少し固まったところに棒(チュッパチャプスなどについているような)を押し込む。
上からデコレーション用のチョコレートやアーモンドなどで、動物の顔をつくったり
流線状に何本も線を流してモダンなアクセントをつけたり。

2:ガトーショコラ 比較的簡単な作り方でできるチョコのケーキ。
チョコレートと無塩バターを湯煎で溶かし、もう一方では卵黄やグラニュー糖をまぜる。
卵白などを泡立て器で「角が立つくらいまで」泡立てたりするのがちょっと大変そうだが
ナビ役のアナウンサーさんは少ない材料で簡単に出来ると感嘆していたから、
多分簡単なんだろう(笑)
生地をつくったら、オーブンで焼いてできあがり。

遠くの浮世離れした観賞用チョコより近くの手軽に作れて手軽に食べられるチョコ!なら
迷わず料理専門番組を。先生がコツをわかりやすく教えてくれる。

レシピもこの番組、時短でお手軽簡単なものから結構本格的な入魂の一品まであるし。
書籍だと文章のみ、あってせいぜい写真での説明になるが、実際に作業している姿が見えるのは
やはりとってもわかりやすいし、口頭や字幕表示での説明も頭に入りやすい。
基本の対象は女性(主婦層)なんだろうけど、若手男性料理研究家三人衆が揃った
シリーズなんかはやや男性向けと思しい。打倒・「男子ごはん」??
この番組の担当になるまで全く料理をしてこなかったという内多アナなんて、おうちで
復習して猛特訓してその料理の写真を紹介するほどの頑張りぶり。貴男もやればできる?!



料理する男性が増えてきて、一方で料理しないのを開き直る女性が増えてきて。
もちろん古風に、その逆の男女も未だにたくさん居て。
どちらを選ぶかは好きずきですが、それにしたってチョコレートって
美味しいだけでなく奥が深いんですなぁ。やっぱりチョコレート大好きウマー!
あなたは、鑑賞するのと実際に作るの、どっちが好きですか?
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テーマ:TV番組 - ジャンル:テレビ・ラジオ

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ざっくりテレビライフ:その4 大人も楽しめる子ども番組セレクション(歴史にドキリ、伝える極意、課外授業 ようこそ先輩)

歴史にドキリ」のお陰で、半年近くねかせていたこの企画が遂に日の目を!
Eテレ(たまにNHK総合のものも)でやっている子ども向け番組が、案外奥が深いので
(子どもと一口にいっても、実はかなり幅が広いが)大人の私も録画で密かにチェックし
一昨年ごろから「ふむふむ」と唸っていたところだったのです。
本日は、そんな大人も楽しめる子ども番組セレクションをこっそりお披露目します。


歴史にドキリ
以前、元旦の「ロワイヤル・スペシャル」という特番で単独記事を書いた
その特番は「ドキリ☆ソング」という歌部分のみをピックアップしたもので、
本放送全体がどのように進んでいくか、あのトンデモ「ドキリ☆ソング」が
どういう流れで使われるか、といった部分までは分からなかった。
特番を観たかぎりでは、かなりふっとんだ、コントみたいな番組しか想像できず
「これがどうやって教材になるの?ねぇ中村獅童さん、ヒャダイン前山田さん、
振付稼業air:manさん、ていうかEテレさん?」とTVの向こうに訊ねたかった。

そこで観てみた本放送、大久保利通の回。多種多様の漬け物を前にワクワクはしゃぐ
オヤツタイム中、カメラに気付き我に返ったように「ウ、ウン!!」と襟を正して
いざ慇懃無礼な"大久保獅童"さんが語り始める。(しかもアドリブじゃなく台本通り)
大久保さんに扮した獅童さんが登場するのは、この冒頭のなりきり語り部分→
大まかな功績と、中盤に挿入される「ドキリ☆ソング」、そして最後の年号暗記法。
あいだでは非常に教材らしく、アナウンサーさんがナレーションして、B級俳優さん達が
再現映像を演じる(大久保も獅童さんでなく、別の無名の俳優さんが演じていた)。
人物、今回では大久保の足跡を追って、彼が辿った人生と果たした業績、関わった人物
(西郷どんと木戸さんとあわせて維新三傑、富国強兵などのやや強行な政治実行、
それに反発した勢力によって暗殺されてしまう最期など)を簡潔にまとめ、
「ドキリ☆ソング」はこの要点を巧みにフレーズに盛り込んで曲にしている。
アレンジやら振付やらがアレで、歌って踊っている人がこの枠に出るには豪華すぎるので
思わず全部吹っ飛びそうになるが(笑)

今回の大久保のドキリ☆ソングは及川光博さんのノリに見えてならなかった。
でもミッチーは万人受けする感じじゃないしな。
「獅童さん」というセレクトが物凄く絶妙なのだと思う。子ども、特に男の子が逃げなさそう
というのは小学6年ではかなり大事なこと。
頭の弱そうな純朴系(西郷どん、特番で先取りされた小村など)が得意で、沈着冷静系
(源頼朝あたり)が苦手、歌声がやや細くどうしても同じ声音になる、といった弱点もあるが
子どもに好かれそうで、卑弥呼から(!)家康まで幅広く演じられて、歌って踊れて、
その上おフザけがよく似合う、と、ウマいとこ突いてくるもんだなぁ。

とてもまっとうでわかりやすい、すぐれた教材。どうして私の頃に放映してくれなかった?
でもまだまだやってない歴史重要人物はおりますぞ(聖徳太子をやっていなかったのは
意外だった)。これもしかしたら第二シーズン本当に実現するかも?


伝える極意
小学5・6年の総合的な学習の時間・国語向けの10分の学校放送で、
「自らの考えを伝わるように伝える力」を育むために、
文章、話し方、映像などの表現手法の心得、“極意”を伝えていくという趣旨。
あるクラスの子ども達のもとに専門家が向かい、子ども達の先生となって
お礼状、スピーチ、朗読、詩、感想文、話し合い、クイズ、会食、インタビュー、
新聞、寸劇、写真、キャッチコピー、アンケート、組写真、ビデオ、
プレゼンテーションといった、学校の授業や宿題や学芸会などで使うものや
地域とのふれあい行事などで登場するものなどを一緒につくりあげる。

この先生役=「達人」が何気に豪華だったりする。
インタビューがうまくできないと悩む生徒達のもとにジャーナリストの池上彰さんが現れたり、
組写真→ビデオを作るとなって、映画作家の大林宣彦さんがひょいと登場したり、
寸劇をやることになってモノホンのベテラン俳優、宇梶剛士さんが教えてくれたり、
食育研究家の服部幸應さんが、地元のお年寄りを給食に招く会食会を開く際に
おもてなしのコツを伝授してくれたり。
他にもその分野の専門家が登場して、ぼーっと観ているとかなり驚かされる。

小学校の授業向けの内容だが、そこには私達大人が会社などで使えそうな
基本的なテクニック、ちょっぴり裏技のアイデアなどが詰め込まれている。
話し合いで、一方的に喋って、相手の言い分を聞かないなんてことないか?
スピーチをするとき、わかりやすくて簡潔な内容にまとまっているか?
社内報を手がけることになったらどうすればいいかわかるか?
参考になるし、自分が普段ちゃんと出来ているか振り返るきっかけにもなる。
阿川佐和子さん曰くインタビューは普段の会話と密接に繋がっているというし、
(サワコさんの例のヒット本は今更読んでいる。読了したら感想書くかも)
寸劇や感想文や詩で趣味に目覚めるのもいいかも。日常にいろいろ使える番組。


課外授業 ようこそ先輩
NHK総合テレビで放送されている教養番組ではあるが、例えば「鶴瓶の家族に乾杯」
みたいに、芸能人が母校を訪ねて授業をするドキュメントとして観ることもできる。
・・・と概要を先に書いてしまったが、つまりはそういう番組。
内容次第で対象の学年も変わる。基本は1クラス程度での特別授業。
自分の体験を切々と語り、現在の自分の職業に近いことを生徒たちにもさせる人が
いれば、生徒たちに必要な気づきを与えるための手段として自分の職業スキルを
発揮するやり方をする人もいる。
1998年から放送しているので、ゲストの数だけテーマもメッセージも異なる。
ゲストの豪華さは言うまでもない。その時々の話題の人物をはじめ、
アーティストも知識人もスポーツ選手もお笑い芸人も、分野を問わず登場する。

私は2011年から、興味のある人・嫌いじゃない(微妙なときもあったが)人の会を
選んでこの番組を観ている。
印象的だったのはこのあたり。
・朝ドラ「てっぱん」の「てっぱんダンス」の振り付けで話題に(個人的にはNEOの人)、
コンドルスを率いる近藤良平さん「からだで伝えよう」。
体育で創作ダンスが取り入れられて、戸惑う生徒達に、近藤さんが「踊る楽しみ」
「ダンスをつくるおもしろさ」を伝えた。未だに戸惑っている生徒・先生に観てほしい回。
岩崎夏海さんはそのまんま「『もしドラ』流読書術!?」。
何と、小学校中学年の子どもたちに村上春樹さんの短編を読ませてしまう。
とんでもない無茶振り?!しかし「わからない」から、想像の余地を見つける。
想像の余地が、創作に繋がっていくかけはしになる。・・・てかこの人コミュ障じゃないか?
マギー審司さんは「笑顔のマジック 届けよう」。震災の年だったから、テーマに
震災を挙げる人はやはり多かった。逆にそれだけ被災地出身の有名人が多いともいえる。
普段のポンコツ審司さんとは真逆のシリアスな言葉に表情。きっとこれがこの人の
素なんだろう。授業も面白かったが、よく見る人の普段と違う姿が印象に強く残った。
・元?米米CLUB石井竜也さんも被災地出身で「歌おう あの日をこえて」がテーマ。
出身校の生徒達と一緒に歌をつくる授業で、みんなが持ってきた言葉を後日、石井さんが
まとめて曲のかたちにする約束だったが、真摯に考えすぎるあまり、宿題に間に合わず
「ごめん」と謝る石井さん。言葉のプロだからこそ言葉に慎重になる、臆病にもなる。
カンニング竹山「親友のいる人生を」タイトルだけでもう泣きそうになるが、
授業を全部観て、案の定号泣。ただでさえ竹山と亡き相方・中島さんの熱い関係には
胸アツにさせられるのに、生徒達にまわりの友達のことを振り返らせておいて
最後に自分の、一生ものの友情の話をするなんて。ううう。生徒達絶対に忘れるなよ。

ゲストの人となりを授業を通してよく知ることができる。
何かを成し遂げた人だからこその説得力あるメッセージに考えさせられる。

この番組の授業を通して、知らない人に興味を持ったり、苦手だった人への苦手意識が
薄れたりした。授業って教える「人」自身がよく出るなぁ。



掘り進んでいくとまだまだ面白い番組が出てきそうなのですが、今回はこの辺で。
キャンバスが真っ白な小学校低~中学年だからこそ響く常識やぶりのメッセージ、
そろそろ自分に目覚めはじめる小学校高学年~中学生の揺れる気持ちに寄りそう
アイデアや言葉。つくる人達にも是非そうであって欲しいですが、とりわけ
出演している人達全員から、子どもへの愛情をいっぱいに感じられるのが
今回紹介してきた番組全てに共通する「好きなところ・好きな理由」なんですよね。

テーマ:NHK教育 - ジャンル:テレビ・ラジオ

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歴史にドキリ「こんな教育番組自分の頃にも欲しかった!歌って踊る中村獅童先生に、ハイパーすぎる楽曲・振り付け」

元旦、NHKEテレがなんかとんでもないことになってました。
なにやら中村獅童さんがあの邪馬台国の女王・卑弥呼に扮し、乙女風情のお部屋で
「卑弥呼の部屋」といった趣で次々と発表していくのは、歴史の重要人物20人。
しかもそれが全部、獅童さんが扮して、歌って踊って、歴史人物にまつわる歌、
ドキリ☆ソング」とやらで、曲調もやたらハイパーで・・・

その正体は、TV Bros.でも「子どもから大人までじわじわと人気!」と紹介されていた
れっきとした教育番組「歴史にドキリ」の元旦SP
「歴史にドキリ ロワイヤル・スペシャル」でした。
普段は水曜午前9時40分~50分に放送されていて、小学6年社会向けの学校放送番組
なんだそうです。
なのに、いいの?いいの??あのおもしろおかしいハイテンションで?!

作曲はももいろクローバーZなどへの曲提供等で活躍中のヒャダインこと前山田健一さん、
振り付けはCM、PV、コンサート等を手がける振付師ユニット振付稼業air:manが担当。
なんかもういろいろと先鋭的だけど、無駄遣いじゃないの?NHKさん大丈夫??

でも公式HPを見ると、これが立派な教材として先生方にも使えるように用意してあり、
専門家の方々にもアドバイザーとして付いてもらい、10分の間で歴史上の人物の史実を
年号暗記テクも織り交ぜて、詳しく丁寧に追いかけていることがわかり驚き。
「どうが」の横にある「あらすじ」はまるで教科書。とてもわかりやすい。
画像とか色々とはっちゃけちゃってますが(笑)

「大河ドラマで昨年、平清盛見たし、清盛のあらすじでも見るか」
と言って公式HPの「あらすじ」を開くと、導入部分がなかなか黒いことになっています。

scene 01 平治の乱で大勝利…
平治の乱(へいじのらん)で、ライバルの源氏に勝利した平氏。意地と意地がぶつかりあったすばらしい戦でした。平清盛は、平治の乱での活躍(かつやく)がみとめられて、上級貴族の仲間入りをします。
なのに、負けて伊豆に流された源頼朝のほうに同情が集まるなど、清盛がやっつけた源氏のほうが、人気があるようです。でも、清盛もがんばりました。
まずは、どうやって清盛が力をのばしてきたかを見てみましょう。

何この毒(笑)色々見てみたけど、こんな卑屈さはほかの歴史上の人物にはありません。
なんで?やっぱり大河がスベったから?(放送は6月中旬で、まだ視聴率は二桁だったが)
これ松ケンもチェックしたってTV Bros.に書いてあったけど、チェックすなw
というか寧ろ獅童さんで清盛を見てみたくなっちゃったじゃないですか。
源頼朝もやっていたけど、岡田将生も同様にチェック・・・してないなw


さて、ランキング形式(基本的に時代順、卑弥呼さんだけズルで1位w)で紹介された
今までの(3学期分は先取りの)人物とドキリ☆ソングですが、色々と印象に残りました。
まるで囲った数字は放送回。(歌のない、縄文時代~弥生時代の第0回もあったらしい)

卑弥呼 SPのMC姿を見てて、なんか微妙に可愛いような気がしてきた(笑)似合う。
でも同じ女装でも④の紫式部さんはいかん、ゴツすぎる。実在の式部さんクオリティ?

北条時宗 元寇の当時、時宗さん僅か18歳。40近くの獅童さんが
そのくらいの年齢に本当に見える特殊メイククオリティ万歳。大河と同じチームだとか。

足利義満・義政 おじいちゃんの華やかさと、うってかわった孫の地味~な感じ。
おじいちゃんの時は似顔絵うちわ→裏返すと「よ」「し」「み」「つ」が出てくるなどド派手。

織田信長 「気合いだ!気合いだ!ファイヤー!ファイヤー!」(笑)
どこのプロレスだよ!戦国三大武将では一番獅童さんのイメージに近い。

豊臣秀吉 「関白宣言」ということでさだまさしオマージュキター!
かなり歳をとってるんだけど晩年なんだろうか。次の人とのギャップに戸惑い。

徳川家康 アレ?たぬきおやじというより、爽やか中年おじさまじゃないか。
秀吉よりも若い家康って、ちょっと違和感。そして最後の表情が写真になって・・・

徳川家光 ↑のおじいさまの写真をそのまま写真立てに入れて持ってる(笑)
眉も潰され、全体的に緻密ながら小物臭くなった。姑息だぞ家光ぼっちゃん!

近松門左衛門 近松だけでなく、曲中の歌舞伎を演じているのも獅童さんで、
人形浄瑠璃も本物を使っている。凝りっぷりに思わず見入る仕上がり。

木戸孝允・西郷隆盛 SPで卑弥呼が西郷どんに電話すると、むしゃむしゃオヤツ食べてた(笑)
素朴でかわいげのある西郷どん。でも歌は物騒にも「TOU-BAKU」で、DMCを思わせる。

陸奥宗光・小村寿太郎 ⑯からは三学期放送分を先取りして曲をお届け。小村がSPに
ゲストで呼ばれたが、収録時間が急遽押して、短時間にまとめて業績をうまく喋れない。
曲では、なんとヒャダイン前山田さんが陸奥に扮して、ふたりで歌って踊る!!


⑳を放映するのが今年の3月6日ということで、やっぱ明治・大正でうやむやにするんですね。
昭和の歴史(上人物)は教科書でも授業でも教材でもうやむやですか。
まぁそんなもんかぁ。
で、本放送はいつかな?ということでTVの番組表をチェックしていたら、1月9日の水曜午前に
本当に放映予定を見つけたもんだから(大久保利通)声出して笑ってしまいました。
そりゃ放映するがな。

今年の大河に出演する獅童さんですが、ドキリ姿でいる時に綾瀬はるかさんや西島秀俊さんら
出演者たちとすれ違って「アレ、その役そんな格好だっけ?」とかなり驚かれているらしく(笑)
現時点(2013/1/6)で最新放映分の西郷どんの時は、吉川晃司さんどんな反応したんでしょ?
というか西郷どんを吉川さんが演じるってどんなんなるの・・・??予想ができません。
大河で木戸さんを演じるミッチーは、テレ朝のドラマで信長になるらしく、これもイメージに
ないなぁ。怖いもの見たさで見たいけどテレ東の「まほろ駅前番外地」と被ってて
録画ができん・・・どっちかを見てどっちかを録画するしかないのか。
って話がそれてすみません。今日の大河初回を見るかどうか未だに決められません。
戦闘綾瀬はとても格好良いけど、きつい訛りに一年間ついていける自信がなくてなぁ。

見ていて大笑いしながらも、今のこどもたちが羨ましくなります。
こんな教材あったら良かったのになぁ。こんな先生いたらいいのにな(いるわけない)。
公式HPにある、獅童さんのメッセージにも真摯な想いが込められていていいですね。
TV Bros.のインタビューだと思い切り第二期まで意欲満々だし。
それも見てみたいですね。第一期分も再放送すれば歴史人物を更にコンプリート!
水曜の放送(帰ってから録画でチェックですが)が楽しみ。ハマっちゃいそうです。



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ざっくりテレビライフ:その3「大人の学び、生涯学習を30分でチャージ!100分de名著+仕事学のすすめ+テレビ寺子屋」

大人になっても、学びたい。
いや大人になってからこそ、自発的に学びたいことがある。
今回の「ざっくりテレビライフ」では、そんな知的好奇心を30分弱で満たす
教養番組をよりすぐりました。


100分de名著
NHK・Eテレで水曜の夜に放映している番組。
1回25分×4回=100分で、毎月一冊の本のエッセンスを理解しようという趣旨の番組です。
前々年度の特番(プレ放送)を経て、前年度から本スタート。
対象の本のジャンルは色々で、紫式部「源氏物語」やカフカ「変身」といった文学作品、
ニーチェ「ツァラトゥストラ」やパスカル「パンセ」といった哲学書、
ドラッカー「マネジメント」といった経済書(時事ネタともいう)など幅広く。
司会役+アシスタント+指南役の専門家の先生+最終週はゲスト(別視点の専門家など。
「マネジメント」の回では「もしドラ」のアニメ放映中だったので、岩崎夏海さんが登場)
指南役の先生が紙芝居を使って説明したり、ストーリーや論の内容をアニメにしたり
今年度では役者さんが本の著者に扮して「劇中ナビ」を務めたりと、
難しい本、難しそうな本を、親しみやすく愛を込めて噛み砕き、
その魅力やメッセージをあの手この手で伝えてくれます。


今年度から司会役+アシスタントが変わって、今までが嘘のようにおもしろくなりました。
島津有理子アナが司会役、伊集院光さんがアシスタント。
明るくシンプルに進行してくれる島津さんに、これまでの人生経験や、読書などの経験を踏まえ
「俺にもこんなことがあった」と、視聴者を圧倒する経験値で感心させながらも、いつものキャラで
共感を誘うトークを展開する伊集院さん。流石、話芸のプロは話の幅やテンポなど、格が違います。
専門家の先生が二人につられて笑い出してしまうこともしばしば。楽しみながら学べる番組に
生まれ変わりました。
前年度はどうだったのかというと、堀尾正明元NHKアナと瀧口友里奈さん。
堀尾さんは「誰だって波乱爆笑」ではそこそこくだけているけれど、本番組ではベテランかつ
元NHKアナの威厳炸裂で物々しく、瀧口さんは東大卒・英検1級・TOEIC955点とは思えないほど
ゆる~い無知ぶり・ゆとりぶりを発揮していてそれはそれはイライラさせられ…(苦笑)
彼女を観るのが苦でこの番組を観るのやめようかと思うほどしんどかったので、今年度の
司会・アシスタントの入れ替えはありがたい以外ありませんでした。
画面が「重苦しい」から「暑苦しい」に変わったけど(笑)
そして何気に、若いけどまんまるぷっくりぼんやりの瀧口さんより、すらりチャキチャキの
島津アナの方が、実年齢を超えて若々しく感じられます。これは驚くべきこと(笑)

興味のある題材に限って観ていますが、今年度は今のところハズレ月はないですね(6月時点)。
あえて苦言を言うなら、本の著者に扮する役者さんがちょっとショボイ。国籍でごまかせないぶん
紫式部役の役者さんのドイヒーぶりはキツかった。まぁいいですけど。
源氏物語、変身、現在放映中のパンセ、全部「面白そう」って思わせていただきました。
昔読んだ「変身」はこんな深い解釈があったのだなぁと始めて気づかされ、また買うか借りてきて
読んでみたくなったかも。時間をつくって「源氏物語」もいつか…
最近、また本を沢山買ってきて、読み出したのは、この番組のせい?


仕事学のすすめ
経営者やクリエイターが「語り手」として4回にわたって自らの仕事人生を語り尽くし、
その人物の人間臭さも描きながら、偉大な仕事にかける信念や方法論、奮闘する姿を披露し、
「トランスレイター」と呼ばれる聞き手が最後に要点を端的にまとめてくれる
ビジネスパーソン向けの、あしたの仕事に活かしたくなる番組。
これもNHK・Eテレでの放映で、木曜の夜の、100分de名著と同時間帯だったりします。
2009年まであった前身の番組が、2010年から各曜日がそれぞれ独立した番組になったので
こちらも比較的若い番組。

そして出演者(語り手)がなかなか凄くて!(ほとんどクリエイター目当てで観ちゃうんですが)
10年度は秋元康さん、堤幸彦さん、ワタミの渡邉美樹さん、
11年度は旭山動物園の小菅正夫さん、ニトリの似鳥昭雄さんなどと、蒼々たる顔ぶれ。
本年度は宮本亜門さん、姜尚中さん、コシノヒロコさんと、まだ6月なのに飛ばしすぎ!
現在放映中のコシノさんは好みの問題で観てないんですけど(笑)、4月5月の亜門さん姜さんは
当たり回過ぎ。なぜか偶然にも、二人ともちょっと悩み多きタイプで、亜門さんなんて
引きこもりを経験したりしていてパブリック・イメージから到底想像がつかなかったのですが、
今の姿があるのは昔の体験があったからこそで、共感しながら「自分も頑張ろう」と思えました。

これまで癌というか、時々観るのが深刻に苦痛だった要因が、聞き手役の勝間和代さん。
苦手なんですよねぇ、あの「私、頑張ってる!」感が…イヤ努力や成功を決して否定したい訳では
ないし、ライバル(笑)の香山リカさんみたいに「欲しがるな」って言われてもやっぱり容易には
頷けないものがあるから主張としてはドローなんですが、なんというかちょっともたれるというか。
10年度で堤さんが勝間さんとは真逆の仕事論を展開して、勝間さんの反論をさらっと論破した時は
凄くスカッとした(笑)でも、それを冷静に聴いたりトランスレートしたりする姿で見直したけれど。
それが前年度から半々になり、本年度からは野田稔さんが全編聞き手を務めるということで万歳。
あまり自分の主張を出さないで、ひたすら聞き手、理解者、翻訳者に廻ってくれるので、とても
見やすいし、話し手の魅力もよく伝わってくるんです。

仕事人生には、その仕事に惚れ込む瞬間、紆余曲折を経てその仕事へと辿り着く瞬間、
仕事や人生での挫折とそこからの再生、押しも押されもしない今の領域までに至るプロセスなど
方法論のみならず人の生き方そのものにも滋味がたくさん詰まっています。
ビジネス書では方法論が専らですが、この番組では話し手の生き方、そして方法論と
双方から学ぶことができて、立体的に仕事の仕方やものの考え方のヒントを得られます。



テレビ寺子屋
今回唯一の民放(フジ系列のテレビ静岡制作)&唯一の歴史ある番組。
地方局制作の全国ネット番組では珍しい長寿番組だったり、
在静の放送局が制作する番組としては現在唯一の全国ネットレギュラー番組だったりと、
かなりレアな番組といえそうです。
1977年スタート。番組開始当初からずっと、一人の教育評論家(吉岡たすくさん)が
レギュラー講師を務めていましたが、1999年7月の講演を最後にレギュラーの座を退き、
その後、現在に至るまで、週ごとに講演者が替わるようになったそうです。
少なくない都道府県では、相当な早朝に、何日も遅れてオンエアされるのが
地方局制作の哀愁を感じます。(勿論私はいつも録画で観ます)
静岡県内のホールや公民館などでの公開録画で行われ、観覧者の客層も反応もモロ。
聴覚障害者の方のために、手話通訳付きで放映されています。
吉岡さんのレギュラー講師時代の名残があるのか、子供の教育に関する話題が多めですが
それに留まらず、講師のカテゴリの幅広さに応じた、バラエティ豊かな話題の講演を聴けます。
最近では震災の話も多めですね。

これまでに講師役として登場した方は言うまでもなく沢山、そして…豪華!
尾木ママこと尾木直樹さんが講演した回はかなり広い会場に人が一杯でした。
「イチローの恋人」なんてあだ名もある、イチローの専属打撃投手を務めた
奥村幸治さんが講演した回は、普段壮年女性の多い会場が、
野球のユニフォームを着たまんまの少年たち、おじさんなど、見事に男だらけ。
あのルー大柴さんも出演、波乱の半生と意外な現在の活動についてシリアスに熱弁を振るう姿が
普段のルー語トークと良いコントラストを描き、印象的でした。で、シリアスな中にそれとなく
ルー語を紛れ込ませてくるのだけど、聴衆は主にご年配の方々だから通じず、クスリとも笑わず
その反応を容赦なく映して放映しちゃうテレビ静岡も鬼だ(笑)

講師の数だけテーマがあって、そして同じテーマ(教育とか、子どもの育て方とか)でも
講師の数だけ回答が違うのが面白いです。

その人が属している立場(教育評論家、心理カウンセラー、スポーツインストラクターなど)でも
左右されるという事実もよくわかります。
沢山の人の意見を客観的に観られる番組かもしれません。



書籍から学んだり、仕事術から学んだり、トークショーから学んだり。
今回は書ききれなかったけれど、歴史なども、大人になってから学びたくなる分野ですね。
6・3・3(・4)が終わっても一生続く、学び、そして新しい世界との出会い。
一生を生きるとは、一生学ぶこと、一生出会いを繰り返すことなのでしょうか。
もっと歳をとってから、この問いの答えがはっきりとわかるのでしょうね。

テーマ:TV番組 - ジャンル:テレビ・ラジオ

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・音楽、映画、漫画・・・雑多な題材をとりあげ、レビューのような感想のような、「好きなものの話」をしています。音楽寄りの題材が多めかも。
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