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相棒:その7 劇場版II感想「陰謀と欲望の渦がとぐろを巻く、見応えある映画。事件を時系列順に整理して、何が起こったのか改めて見直す」

前作の劇場版と比べ、完成度も見応えもどっしり増して、
ぜひとも一つの映画としてちゃんとリコメンドしたい作品、
相棒 -劇場版II- 警視庁占拠! 特命係の一番長い夜」。

相棒 劇場版II -警視庁占拠!特命係の一番長い夜- <通常版> [DVD]相棒 劇場版II -警視庁占拠!特命係の一番長い夜- <通常版> [DVD]
(2011/08/03)
水谷豊、及川光博 他

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前作のお祭り騒ぎの喧噪がぴたりと止んで、代わりに現れたのはとぐろを巻く闇。
「警視庁VS警察庁」「絶対的正義VS相対的正義」「陰謀と欲望の渦」「人の業」と
描きたいものも非常にはっきりして、凍てついた空気、張り詰めたムードが終始漂い
画面の向こうに流れる漆黒の世界へと、どんどん深みにはまっていきます。

さて、こうした刑事もの・謎解きもので難しいのは、鑑賞にあたって
ストーリーを味わうことと事件を読み解くことの両方を同時にしなければならない点。
「官房長の死」というあまりにも大きすぎる結末に全部引っ張られそうになりますが
本記事では、右京さんと神戸が謎を解く過程や、二人や周辺の人物の心情をあえて脇に置き、
事件を読み解くことに重点を置いて、時系列を追って
「この作品の中では、一体何が起こったのか?」をまとめてみます。
既に本作を何度も観たり、前クールまでのTVドラマを観た人には「今更?」かと思いますが、
「TV放映で初めて観た」「前に観たけど、事件がよくわからない」
「相棒は好きだけど、謎解き部分がわからずにストーリーを楽しんで観ている」
といった人に向けて、少しでもお役に立てるように、書くことにしました。
勿論これは、刑事ものを「相棒」以前は全く観てこなかった、私自身のための
まとめでもあるのですが。

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相棒:その5 Season ten 最終回感想「有終の美へと着地することのないTVドラマ、救われずに去っていく"相棒"・・・大胆不敵な問題提起」

いやぁ、どす黒い幕引きでしたねぇ。相棒ten
コンビものの「相棒」の去り方としては、国内外を見渡しても史上最悪レベルというか、
ある意味画期的ですらあったというか・・・。
事実上の、相棒「失格」って。
後味は最悪だけど、度肝を抜かれたし、相棒らしいっちゃらしくもあって
TVドラマの一種マナーである「終わりよければ全てよし」に一石を投じるようで
大胆不敵ですらあって、私の中では忘れがたいドラマ(Season)になりそうです。


前回の相棒の記事で、「神戸は綺麗に去れない」と予想したんですが、
予想の斜め上のかたちで当たってしまいました。
流石に死にオチはなかったけど、警察官としては「死んだ」ようなものですよね。
ラスト少し前で、海辺に車を停めて、空高く飛び去る風船を見つめて
物思いに耽るシーンがあり、「え・・・まさか本当に死にオチいっちゃうの・・・?」と
ガクブルでしたが、すぐ例のバーが出てきて「なぁんだ」と。
大河内は占い師かカウンセラーか、はたまたオカンか!
初回から全く進展のない泣きつきはいただけませんねぇ。

このところ「神戸は何の為にいるの」という、空気のような合いの手役でおさまっていて
最終回でも事件そのものはいつもありそうな話、お偉いさんが都合が悪いと言って
揉み消そうとするのもよくある話で、「この流れでどうやって卒業するの?」という
前半部でしたが、長谷川と雛子が神戸を呼び出したくだりで流れが一変しましたね。
いっそ小気味よいぐらいの「転」でした。「起」「承」がなだらかだっただけに。
あの右京さんが本気で他人に動揺しているとは。
そして、ハンマーで頭を殴られるような、「結」。

右京さんのスパイとして相棒になって、右京さんを裏切って相棒を去る。
やっとツーカーで通じ合える仲になってきた矢先の、決定的な裏切り。

(視聴者目線では)同じように「卒業」した亀山の記憶もコントラストをなして、
一層、この「限りなく漆黒に近いグレー」色が引き立ちます。
新しい夢をみつけ、自分の意志で特命を出ていって、皆から惜しまれたヒーロー、亀山。
涙ぐみながら去りたいと申し出ても去れず、突然偉い人に引き抜かれて
まるでPCが強制終了するかのように、プツリと物語を断ち切られた神戸。
亀山を思い出して神戸に立ち返ると、そのあまりの業の深さに、恐ろしくなってすらきます。
神戸、恐ろしい子・・・!この帰結は神戸というキャラが誕生した当初からあった構想なのか?
もしそうだったとしたら、及川さんはよく引き受けたなぁと。
でも、演じてみるのはやり甲斐がありそうですね。

「大概のドラマは亀山のような終わり方をするし、神戸もまた何か新しい夢や目標を与えられ
新たな道へ?」という無難な結末も想像していましたが、もしそうなっていたら
もう相棒というドラマに興味を持てなくなっていたでしょう。
その点では満足のいく結末でした。
リアルよりも生々しいリアルのえぐみを、主役によって「TVドラマ」にぶち込まれる
なんて、全く予想だにしていませんでしたから。

しかしまぁ、自分が右京さんだったら、相棒を招き入れるのがトラウマになりそうです。
でも人事は右京さんには選べないわけで。
次の相棒は、神戸の登場時とは違った意味で、すんなりとは迎え入れてもらえなさそうで、
そこに次Seasonの幕を開ける「どうなる?」の種がひとつ蒔かれましたね。


さて、神戸特命卒業以外で大きな変化といえば、
「小野田官房長官に代わる人物は?」のピースが遂に埋まりましたね。
長谷川「警察庁長官官房付」とな。すっかり忘れていましたよ。
しかし、干されていたこのSeason tenの期間で、雛子を手伝いながら虎視眈々と準備して
今回の一件でまんまと官房長官ポストをゲット!とおぼしきオチは「なるほどね」でした。
道理で上の方の事情をSeason中、一貫して秘め続けてきたわけだ。

そうすると、今後は右京さんVS長谷川「新・官房長」か?
けれどもしそうなったら、官房長付になった神戸が出てきそうなものでは?
でも神戸は相棒を卒業したわけだから、出すわけにはもういかないだろうし
新官房長は、右京さんの敵には特にならないのか?
でももう一つ解釈ができますね。
右京さんと再会した時には、神戸が「長官官房付」を断って、警察庁を去った、という見方。
長官官房付は一時的な場所らしいので、あるいは新しく、全く違う部署へ異動になった、とも。
VS官房長がぼちぼち起こるようなら、そう経たない内に顔を合わせそうなものだから
「またいつか、どこかで」なんて言い方、しないような気もして。
たまきさんの後釜に幸子が来たように、小野田さんの後釜に長谷川さんが来たと
捉えるほうが妥当だろうし。
「相棒卒業」は、「神戸は特命係の右京さんの相棒を卒業して違う立場でまた出ます」
じゃなくて、中の人=及川さん自体が卒業ですもんね、順当に考えると。

色々謎を残したまま、神戸は相棒世界から姿を消していきましたね。
謎の人物として現れて、重大な謎をひとつ視聴者に委ねて去る。
今回の最終回があってこそ、神戸も亀山と同格に、視聴者にインパクトを残す「相棒」と
なれたように思います。


償う術のない罪」が、今Seasonを貫徹するテーマとなりました。
過去の「償う術のない罪」に苦しみながら、現在形でまた新たな、しかもより罪深い
「償う術のない罪」を犯し、何事もなかったかのように元の「エリート」に
戻っていくことになった神戸。
亀山のような、絵に描いたような爽やかな主人公、まっすぐな物語は、
少年漫画のように、観る人に夢や憧れを抱かせ、強く心を惹きつけます。
しかし哀しいかな、亀山のようにまっすぐに考えられたり物事が進んだりする人物は
現実にはそういません。
現実は神戸のように、昔の過ちやさっきの失敗を、ときに正しいと思って突き進んだり
ときに悔いて慟哭したりしながら、ときに右についたりときに左についたりしながら、
絵にならないリアルを、その人なりに必死に生きているはずです。
「こんな時代だから、ドラマには夢が欲しい」と言う視聴者、作る制作陣が多いのを
否定はしませんし、夢のあるドラマも楽しく観ました。
でも、寧ろこんな時代だからこそ、現実から目をそらさず、しっかり向き合って
いかなくてはならないし、それをしないからいつまでも「こんな時代」なのではないか

時々考えます。
神戸という「絵にならないリアル」を通して、目先の視聴率を落としてでも
相棒制作陣が伝えようとしたのは、もしかするとそんなメッセージだったのかもしれません。
例え、そのリアルが、今まで見たことがないほど過酷なものだったとしても。

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相棒:その4「無謀にも、最終回と今後を予想する。Season tenの時間軸はどうなっている?神戸の終幕の行方は?新しい相棒は?」

記事の「その1」「その2」と、連続してうっすら予想を当ててしまって、
神戸卒業、卒業とその時期は契約当時からの規定事項、
年始からはだんだん明るくなっていく、花の里ができたら陣川の絡み酒が
、など)
うすら怖いというか、「もしかして私のせい?!」と思わなくもないのですが
(誰でも思い付くような予想とも言う)
またしても今後を大胆不敵にも、予測してみたいと考えました。
以下、素人の戯言にしばしおつきあいください。


<Season tenの時間軸はどうなっているのか?>

初回からしばらくは、相棒ブルーが影をひそめて、黄みがかった画面で、
神戸が追い詰められたような表情でPCに向かう場面や、陰鬱な展開が多いために
(顕著な例が「逃げ水」の回のラスト、右京さんに追いつけない神戸の描写)
序盤は、初回の事件終了後=偽証自覚後の出来事なのかと。
それから少し経つとまた相棒ブルーに戻り、神戸もいつも通りの神戸になったので
中盤は初回の事件と並行しているのか、または初回以前の時期の出来事なのか、
そして最後の方でまた画面が青みを失って初回後の時間軸に戻るのか?
と深読みしていたのですが、
陣川回の前の回で、相棒ブルーのままであっさりと、初回のあの一連の場面が
ダイジェストで回想されていたので、「あれ??」と。
相棒ブルーを変えるのを忘れたままで、陣川回前回だけ時間軸が違う?
それとも時間軸は全部連結していて、「嘘の上手い子どもだった」神戸が
中盤以降あえて何事もなかったかのように振る舞っていたからうっかり騙された?

初回の事件って、大河内に手紙が届く~真の被告達の裁判が始まるまで、
すごく色々な段階を踏んでいて、時間がかかる事件のはずです。
だから相棒世界の時間軸は一体どうなっているのかな?と。
初回の事件と並行して他の事件達に取り組んでいたって、おかしくない
長さだと思うんですよ。

Season9の官房長関連の前例がなかったら、時間軸を疑うなんて
まずしなかったのですが(笑)
相棒ブルーがない時点でもかなりの違和感があったので、何か裏付けが
あるのではないか?と訝って。
細かいことが気になる、相棒ファンの悪い癖ですが、
でもその「細かいこと」が重要だったりするのが相棒ですから・・・

「相棒その3」終盤で書いた「最終回で、初回の続きを観たい」という願望が
前回の最終回予告であっさりと打ち砕かれ、赤っ恥をかくことになりましたが
この展開から、少なくとも陣川回前回の時点で、初回の事件は過去の出来事に
なっていると取っていいのでしょう。
そのとき神戸は右京さんに「覚悟ができた気がします」と意味深な発言をしているし、
最終回は、やはり初回の出来事に裏打ちされた展開になるのか?


<神戸の終幕の行方>

「相棒その3」終盤でちらりと、
「神戸は亀山のような綺麗な去り方はできないと思う、死にオチすらある気がする」
と書いたんですが、最終回予告を観た限り、そちらは幾分望みが繋がりました。
なぜそう思うのかを今回書くと予告した通り、予想の理由を書いてみます。

1:相棒はエリートに厳しいドラマ
往々にして、企業や行政のトップやエリートの腐敗を容赦なく批判する場面が
みられます。事件の直接の加害者にならなくとも、腐敗や怠惰な態度を
右京さんに正される(相手は反省するとは限らないが)こともよくありますよね。
反して、社会的弱者や、辛い過去、事情を抱えた普通の人には"比較的"穏便。
このドラマを制作・放送しているテレビ局を考えると、当然かもわかりませんが(笑)

亀山は一介の巡査部長で、ヘマしてリストラ対象として特命係に飛ばされ、
体力戦闘力は申し分ないながら、おひとよしで、更には物事を深く考えるのが苦手で
「刑事に向かない」と美和子に言われるほど。要は割と普通の人です。
(本当は、警視庁本庁の捜査一課に配属される時点で凄いんだけど・・・)
ご存じの通り、亀山卒業時には大々的に宣伝され、メディアでも大騒ぎになり
亀山最終回では「さらば亀山!」というフレーズがつくほど。
新天地にて、自分なりの正義のかたちを追求するため、特命を去った亀山。
最初から最後まで、亀山はおひとよしでまっすぐな正義漢でしたね。
亀山の決断を称える右京さん、寂しさを隠せない右京さんの姿もとても印象的。

一方、かつて神戸は「警視」という、右京さんやイタミンよりはるか上の階級
(ヒマ課長と同じ階級、といったら凄みが薄れる・・・?)。
ノンキャリアながら目に見える挫折なく、上手に世渡りしてここまでやってきた
いかにもなエリート。仕事もそれなりにできて、口達者で、プライドも高くて。
右京さんと面識をもつ機会がなく、何かの事件で加害者に加担していたら
容赦なくお灸を据えられそうなキャラクターです。

特命係に送られる→真相は元いた部署の裏切り(そのため、自ら退路を断った)
→法で裁かれることはないけれど、警察官としてあるまじき行為をとったことを
自覚し、上司にもバレてちょっと特命係に居づらくなる(偽証)というように、
ある意味、神戸を通して、エリートの没落を描こうとしているのか?
その流れ(+最終回予告)でいくと、亀山のように新たな道を見つけて
朗々と右京さんから旅立っていく神戸がどうしても想像つかないのですよ。

2:引責「卒業」?
亀山の時は、最初から「卒業!」と制作側が売りにするほどでしたが
Season tenのOP映像は右京さんと神戸の二人がしっかり居て、
神戸の卒業は2月頃になって、ひっそりと発表されるのみ。
最終回予告でも、「最終回2時間SP!」のほうが前に出ていて、
画面の上の方で「神戸が卒業!」ってささやかに宣伝されている程度。
また相棒が卒業となるとファンが「またか」となるのを避けたかったとも
考えられますが(現に私、すっかりなりました。またか!)、
卒業発表の時に「この時期の卒業は当初から決まっていたこと」と言うならば
初めから「神戸卒業」を売りにしないなんてソンじゃないの?とも思えて。

となると、今回の神戸の卒業は、もしかすると真相は
やむを得ない事情による、予定外の措置なのでは?と。
女性週刊誌の書くことを鵜呑みにするなら、神戸の中の人が相棒婚の報告を
右京さんの中の人に報告するのが遅れたので中の人の機嫌を損ねた、みたいな
「怖い内部事情」があるのかもしれませんが、流石に我々視聴者にはそんな
楽屋ネタなんて関係ありません。
でも、今シーズンの異様な視聴率低下が理由だと言われたら、
視聴者でも納得せざるを得ないのでは・・・。
「神戸(もしくは中の人=及川さん)のせいで散々な目に遭った」という理由だとしたら
制作陣が、神戸に綺麗な卒業をさせてくれるとはとても思えません。

しかし、辛抱強く半年欠かさず観てきたいち視聴者から言わせれば、
「いまいち面白くない」理由は神戸より寧ろ、話そのものにあると感じました。
またヤクザかよとか、またお偉いさんの腐敗かよとか、また研究施設かよとか、
身近に感じられる舞台が少なかったり、蓋を開ければ裏にはこうした組織がらみだったりで
推理しにくいし共感もしにくい。懐かしのキャラや大物ゲストが出てきても
話そのものがいまいちでは、面白いのは最初の15分くらいだけ。
その上、大概のことは右京さん一人でやれてしまうので、神戸がいてもいなくても
あんまり変わらない展開続き。それで「神戸が悪い」って言われても・・・
切りやすい人を切ったんですかねぇ。


さて、最終回予告を観て推察できる展開は、神戸の暴走グセが出て、
右京さんからも大河内からも届かないところまで走りつづけ、そして・・・と。
「神戸さんは?」「さぁ。どこへ行くのでしょうねぇ」と話す幸子と右京さん、
とどめは最後の映像が、一人で立ち去る右京さんの後ろ姿。
最終回の題材はクローンらしいですが、それが神戸の何らかの問題意識や
トラウマ、コンプレックスに火をつけてしまうんでしょうか。
謎が多く、子どもの頃のこと、特に両親のことを語りたがらない神戸ですが、
まさかその秘密がクローンに・・・!?
及川さん+クローンとくると、及川さん主演の映画「クローンは故郷をめざす」が
連想されますが(「嘘が上手い子ども」というエピソードもちょっと重複している)
それもデッドエンドともとれる終わり方で。(ぼかす形で終わっている)
だから、生きて終わる展開を予測すること自体個人的には難しいんですよね。
あるいは失踪、生死不明といった結末。「最初から最後まで」を神戸にも徹底させるなら、
謎めいた登場で始まったのだから、謎めいた終幕がお似合いかもしれません。

でも、右京さんというか「相棒」というドラマは、
「罪は法のもとで裁かれ、生きて償う」がモットー。
法で裁かれない罪状の犯人にも、出来る償いをするように諭したり、
自殺しようとする犯人を諫めたり(そりゃそうか)して。
そうすると、W主演の相棒が死んでは元も子もないような・・・。
偽証の件を悔い改める念から、警察以外の職で被害者や加害者を守る役割の仕事
(例えば、弁護士など)に転身するとか。
・・・と、最終回予告を観るまでは「予想2」として考えていたんですが
あの展開で「新しい道を踏み出す神戸」を連想するのは難しくて。
雛子さまなど、どす黒いお偉いさんたちも再登場するようですから、
「スター・ウォーズ」よろしく、焦りを逆手に取って雛子たちに騙され、
暗黒面に墜ちていく展開のほうが、同じ「生きる」でもマッチしそうかも。

白神戸(+及川さん)が好きな人には申し訳ない限りの予想なんですが、
あの最終回予告に、一瞬たりとも希望的観測の余地がある神戸が居ないんですもん・・・。


<新しい相棒>

Season "ten"=「区切り」とのことですから、
何かドラスティックな変化、リセットを期待したいところですよね。

右京さんの中の人こと水谷さんの出身地、北海道では年明け以降
Season7の一人相棒→Season8、が再放送されたらしいです。
それがもし関係あるとしたら、次Seasonからは一人かも?と当初思いました。
しかし、一人相棒の話が「スピンオフ企画」として小説化されたそうで、
そうしたら基本はやはり二人=また新たな相棒を迎えることになるのでは、と。

相棒の初期は最終話でよく特命係が廃止に追い込まれ、二人が別部署に飛ばされ
その間、右京さんは休職してイギリスに居たなんてこともありました。
最終話で新しい相棒が出現しない限り、次シリーズに右京さんの相棒はいない訳で、
何話か、一人相棒があるのか?それとも初回が新相棒との出会いの回?
そんな辺りも見所ですね。
右京さんもそろそろ定年が見えてきているはずですから(三浦さんも卒業が近い?)
「相棒自体小休止するのか?はたまた、おしまい?」とも考えたんですが、
もしそうならとっくにニュースになっているはずですし。

Season tenでは、たまきさんの代わりに幸子が花の里を継ぎましたが
今のところ、官房長に代わる人間は現れていませんね。
公式HPで秘かに昇級して、中園参事官と同格になった大河内はどうか?と
予想していたんですが、官房長と縁のある雛子がその座を取って変わる可能性も
最終話予告で再浮上してきました。雛子、今回は何を企む・・・?
映画版Ⅱであれだけぐちゃぐちゃになった、警視庁上層部関係も語られませんでした。
官房長が亡くなった時点で、全てチャラになり、今まで通り平穏無事なのでしょうか。
最終話か、新Seasonに、そのあたりが解明される期待がかかります。


新しい相棒はどんな奴でしょう?亀山とも神戸とも被らないのは間違いないはず。
おひとよしの筋肉バカではなく、イヤミなインテリキャリアでもないキャラ。
となると、どんな・・・?
普段チャラチャラふざけていて掴み所がないが本当は切れ者な、マーロウ矢木タイプ?
はたまた、右京さんの子どもくらいの年齢の、ジェネレーションギャップ甚だしい、
いわゆる「ゆとり」タイプ?

色々考えられそうなところですが、そうやって考えていたときに、
興味深い情報を目にしました。
スマッシュヒットし、アカデミー賞でも数々の賞を獲った映画「探偵はBARにいる」に、
軒並み「相棒」の主要スタッフが顔を揃えているそうで。
もしかするともしかして、その縁で、大泉洋さんや松田龍平さんが
抜擢されたりしないか・・・?
大泉さんは前者のタイプにぴったりで、演技力にも定評があります。
そして松田さんの亡きお父様、松田優作さんは、水谷さんと無二の親友だったそうで
そんな繋がりから、後者のタイプ、またはぼんやり系(笑)で来たりして?
(因みに、大河に出ている弟くんは、系統でいうとちょっと神戸と被るし
他に「LIAR GAME」もあるし・・・の為、イマイチなのでは)
まぁ、俳優さんは星の数ほどいますから
我々が「当てっこ」しても、無謀なのは百も承知なのですがね。


神戸がどのように去るか、官房長の去った穴は誰が埋めるのか、
あれから上層部はどうなったのか、新しい相棒候補が顔をちらつかせるのか、
神戸が去った後、右京さんはどうするのか・・・

こうまとめると、俄然見所が多くなってきた最終回。
まだまだ先ですが、再来週の水曜日が楽しみです。
20時から!間違えないようにしなくっちゃ。


今までのTVドラマ記事だけ取り出すと、「相棒」しかドラマを観てないように
思われても仕方がないのですが、
今クールでは「平清盛」、「デカ黒川鈴木」、
前クールでは「11人もいる!」、「カレ、夫、男友達」と
一応他にも観てますんで、そこんとこヨロシク(笑)
しかし「平清盛」、これから1年間欠かさず見続けられるかどうか・・・
「相棒」を1Season=半年観るのもなかなか努力が要ったというのに。
大河ドラマの難しいところですね。はてさて、どうしましょうか。

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相棒:その2「亀山に求められた役割、神戸に求められる役割。"相棒"の存在意義が希薄になる、スーパー右京体制をなんとかしてくれ」

ドラマ「相棒」の記事その1を書いたのは、もう昨年になるんですね。
弟が神戸というか及川氏をディスって、反論できなかった、って愚痴った回。
結局、あの記事は「今の相棒ちょっと不調。どうしたの?」という愚痴で終わり、
「亀山と神戸の比較」というか「弟への反論」はできずじまいでした。

それから、正月SPをはじめ、なかなか再放送してくれない過去のSPも
再放送で観られたり(相棒婚の回も!)、一人右京時代の再放送を
やってたので録画で観たりして、現行のシリーズも脱落せず毎週観てます。
前クールは「豪華ゲスト祭り」でしたが今クールは「懐かしのあの人祭り」ですね。
たまきさんの花の里も、ついてない女、月本幸子さんが引き継いで、
平和になったけど、右京さん的にはあれでいいんだろうか・・・笑
ともあれ、「まだまだ相棒は続くよ」と言ってもらえたような展開でひと安心です。

先日、友人2人(いずれも男性)とカラオケに行って、終盤はただダベっていたんですが
2人とも相棒オタであることが判明。S10が一番好きって言う奴もいたし、
弟のように「神戸相棒(及川氏)はあり得ん」と言う奴はいませんでした。
男性みんなが弟のような反応をするわけではないことを再認識できました(苦笑)


さて、過去の再放送を観たり、「かんぼうちょおおお!」をDVDで観たりするうちに、
「亀山と神戸のどっちが有益かを問うのは、ナンセンスではないか」という
見解に至りました。
なぜなら、2人に求められている(た)役割や、その時々の相棒は、全然別物だから。
今回は、亀山薫に求められた役割と、神戸尊に求められている役割の違い
比較して見ていきましょう。
そうしたら自ずと、ドラマ「相棒」の変遷を追うことにもなりましたが・・・(後述)。


個人的な見解かもしれませんが、2人がいた時期の相棒は、主にこんな感じ。
亀山時代の相棒:キャラクター消費、エンタメ消費
神戸時代の相棒:雰囲気消費、または謎解き消費(ブランド消費も?)



まずは亀山から。

○人物・・・漫画的キャラ。基本的に単純明快で、少年漫画の王道的主人公のよう。
シックスセンスや神の舌があるけど、大卒とは思えないような知識のなさで恥をかく。
正義感が強い。子ども好きで、懐かれやすい。肉体派で、大立ち回りもどんとこい。

○中の人の強み・・・三宅裕司さんの劇団で長いこと鍛えられてきた実力派
アクションがバリバリいけるのもその鍛錬の賜物。人気は相棒以降ついてきたか。
女性がキャーと騒ぐよりは、男性がうぉーかっこいいと惚れ込むタイプ。

○亀山と絡んで盛り上がる人物・・・伊丹(以下イタミン)、美和子、芹沢など
「特命係の亀山ァ!」で始まるイタミンとの子どもの喧嘩はデフォ、TPOを問わない(笑)。
肝心な所では必ず互いをかばったり、心配したりする、完全に「ツンデレ」なライバル関係。
・美和子が情報やアイデアをくれたり、諫めたり呆れたり面倒みたり、ちょっと離れたりも。
亀山と美和子の恋の進展も見所のひとつ。長い同棲期間を経て結婚、新天地にもついていく。
・元捜査一課のため、「後輩」の芹沢は結構素直に亀山をリスペクト、亀山も可愛がってる。
ただ、芹沢の軽口は右京さんや神戸など誰に対しても変わらず、毎回イタミンに殴られるw

○右京さんとの関係・・・互いを補い合う、友情のような信頼関係、あるいはパシリ?
頭脳担当の右京さんと肉体担当の亀山、という役割分担ができてましたね。
右京さんのことを、たまきさん以外で「右京さん」呼びする唯一の人物。
「右京レーダー」など、右京さんの奇特な言動も面白く捉える、よき理解者でもありました。

○当時の右京さん・・・コミュニケーション能力に難あり、「私としたことが!」と見落としも。
右京さんが不躾な態度をとると亀山がフォロー、見落とした点に亀山が偶然気づいて解決。
ひとりでは未完成で、亀山のアシストがあってこそ真価を発揮できたのが当時の右京さん。

○当時の相棒のスタンス・・・刑事ものだけど、特異な設定(2人しかいない窓際部署)や、
キャラ立ちしまくりの脇役たち、キャラ同士のコミカルなやりとりや人間臭い関係性で
「エンターテイメント性、人間ドラマ性の高い刑事ドラマ」になっていた。
警察組織や社会情勢への、問題提示や批判を織り込んでくるのは、昔も今も基本変わらず。

亀山はコミカルで、わかりやすく爽快。更に、美和子との恋、イタミンとのツンデレ(笑)、
新たな道へ進むための卒業・・・と、亀山の成長物語として亀山相棒を楽しむことも可能
右京さんがだんだんコミュ力をつけたのも、亀山と仲良くなった影響が結構あるのでは。


続いて神戸。

○人物・・・実写的キャラ。矛盾した面やムラっ気がみられる。清濁併せ呑み、葛藤も多い。
元は右京さん以上の地位にいたエリートで、基本的にデキル奴だが、同時にプライドも高い。
クールに振る舞っているが、意外と感情的で、癇癪を起こしたり、暴走したりすることもある。

○中の人の強み・・・元はシンガーソングライターだが、演劇をやっていた経験もあることから、
独自の雰囲気と器用さがハマって、ドラマや映画にも印象的な役柄でしばしば登場するように。
和風のイケメンで女性ファンが多く、「クール」「セクシー」と評される。意外におちゃめ。

○神戸と絡んで盛り上がる人物・・・大河内(ラムネ)、陣川など
・ラムネバリバリの強面ピルイーターの、数少ない(唯一の?)友人(元上司と部下)。
大河内はホモエピソードがあったため、アッー疑惑が囁かれ、映画で無駄なサービスショット
(2人して裸でシャワー)が入っているように、制作側にもネタにされている。
・陣川は亀山にも絡んでいたが、先輩面して「ソンくん」と絡むわ、空回りに巻き込むわの
いつもの大暴れの被害を被るのは、神戸のほうが多い。
また花の里ができてしまったので、陣川の絡み酒がそろそろ見られるかもしれない・・・!
※ちなみに、ヒマ課長(角田課長)と鑑識(米沢さん)は、亀山と神戸であまり態度の差はない。
鑑識は右京さんリスペクトで、趣味も合う。ヒマカは、特命部屋でのんびりしたいんでしょ(笑)
内村&中園コンビも、反特命、反右京さんで、亀山や神戸はあまり眼中になさげ。

○右京さんとの関係・・・先生と生徒、上司と部下。嫌味の応酬がトレードマーク。
ある程度の敬意は互いに払いつつ、深く干渉し合うことはないドライな関係。
たまに対立することもあるが、「あいつはああいう姿勢なんだな」ぐらいでセーブ。

○当時の右京さん・・・亀山時代後期から、右京さんのいわゆる「スーパー右京」化が進み、
人格面のアラなどが少なくなってきた。今週なんて「良いカウンセラー」ですってよ?
一人で難なく事件を解決できるようになって、「相棒」の必要性が薄くなっている。
神戸が頭脳派で物わかりがよいこともあり、右京さんが事件を解決していくのを、
サポートしたり、説明したり、別方面からのアプローチで貢献したりという、いわゆる
セカンド的な活躍にとどまり、キャラ面での弱さもあって「空気」化が進んでいる。

○当時の相棒のスタンス・・・神戸時代では、スタイリッシュ感を前面に押し出している。
劇場版Ⅱの宣伝文句にも「スタイリッシュ」という言葉が出ていたので余計に実感した。
神戸加入後はほぼ一貫して、オープニングのBGMがジャズ調、映像もクール系。
オープニングを観ていると、右京さんも精悍に見えて、画的にかっこいい。
加えて、神戸のキャラの弱さ(亀山ほどの漫画的インパクトに欠ける)もあって、
謎解きそのものにフィルターが当たりやすい。トリックやストーリーの巧拙について
ファンの間では、以前より大きく議論が交わされるようになってきた。
更に、一定の視聴率を獲れるコンテンツへと成長したため、「相棒」ブランド
できあがりつつあり、関連グッズなどが多く登場し、番組内でも宣伝されている。

神戸は「庁内S」という異色の設定で相棒に登場。元々一定の人気を博していた人を
抜擢したことで、今まで相棒を観ていなかった層を取り込めたかも。
しかし、庁内Sの設定が切れたS9以後はキャラ付けが弱く、突っかかることも減って
スーパー右京化した現状では、セカンド的活躍とムードメーカーに徹している。
スタイリッシュな演出には実写的キャラの方がリアリティが出る。よって、
スタイリッシュ感とリアリティの体現が神戸の主な役割。
さて、そこに、S10初回の「15年前の偽証」はどう絡むのか・・・?
初めのうちは何となく引きずっている雰囲気だったけど(青トーンの画面でもないし)
最近は偽証のぎの字もない感じだし、画面もまた青いし、なかったことになるの?
最終回辺りでそこんとこちゃんと決着つけてくれることを期待します。・・・こんな風に、
「これからどうなっちゃうの?!」というハラハラを持ち込む役回りも重要か。


・・・と、このように、亀山の頃の相棒と、神戸の頃の相棒では、相当事情が違うので、
単純に「どちらが良い、どちらが悪い」と評価をつけづらいんですよね。
今の相棒に亀山タイプのキャラを持ってきたら「今更感」「二番煎じ感」は否めないし、
昔の相棒が神戸タイプのキャラだったら他のキャラと合わず、破綻してしまうでしょう。
(最近の相棒は昔のキャラが次々出て、昔のノリに近くなり、神戸だけ浮いている印象を
しばしば受けてしまう)
「亀山の方がよかった」という意見は、「亀山時代の相棒がよかった」と言っているようなもので
キャラクター消費型の展開がマンネリズム化したために、相棒役を交代して
スタイリッシュムード+謎解き重視消費に切り替えたともとれる(S6以降を観ていると)。
よって、「それぞれの良さがある」と同時に、相棒役への評価は、そのまま
「相棒」というドラマ自体の姿勢への評価にも繋がっている
、というのが私の結論です。

最近に関して要望をいうと、神戸というか、「相棒」がいる意義を感じられない
展開が多くてなぁ。亀山時代を再放送で観てから今シーズンを観ると、
そこがやはり物足りなく感じられるのは否めない。
だから、亀山時代のファンが神戸を否定するのも、分からなくもない。
捜一も内村中園も丸くなって、かんぼうちょおおもおらず、鑑識やヒマカはテンプレと化し、
右京さまを礼賛するための「相棒」になってる現状は、ちょっと物足りないなぁ。
また何か、ハラハラするようなスパイス設定・展開の投入を期待します。


blogを書くようになってから、2chをほとんど見なくなっているんですが、
以前は、「相棒」に限らず何か番組を観たらすぐ該当スレを見ていました。
色々な人の見解が見られたり、フリークな人から知識を得られるのはいいけれど、
「自分の意見は筋違いではないか」「人に言ったら物笑いになるのではないか」
他人の目線にどこか怯えていたように思います。
2chでは、弟のような「亀山相棒第一。神戸はこれだからつまらない」派が多く
「神戸って言われるほど悪いか・・・?」という自分の感想に自信を持てなくなっていました。
でも、ドラマぐらい、いや他のどんなエンタメだって、自分の感想で観て、聴いて
いいんじゃないんでしょうか?右ならえで同じような感想を持たなくたっていいでしょ?
好きなものを自分で選んで、好きなように感じて、何が悪い?

社会に属している以上、オンタイムでは自分勝手にしているわけにいかないんだから
好きなものに接している時ぐらいは、自由に観て、聴いていきたい。
今回の記事を書いて、blog開設時からの思いが改めて強くなりました。
自分の感じたこと、考えたこと、良いと思ったものを、これからも大事に取りあげていきます。

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相棒:その1「弟の誕生日を祝ったら神戸相棒を思いっきりディスられて、しかも何一つ反論できなかった」

今回は、私がしょっちゅう観ているTVドラマ「相棒」に関連して、
たいへん残念な出来事があったので、記事にします。

2011年12月某日、弟に「誕生日おめ」メールを送りました。
弟は相変わらず皮肉くさった返信しかしないので、「杉下右京さんみたい」って言ってやりました。
その後、Cメールしようとして間違って電話しちゃったので、弟から電話がかかってきました。
「そういやあんたの方が、先に相棒観てたよね。今も観てるの?」みたいに聞いてみたところ、
「観てない」
「何で?忙しいの?それとも亀山時代派なの?」
すると、弟はけがらわしいものでも触るような口調でこう言いました。

「及川光博はおもしろくない」

ヒドいよ!
「神戸」ですらありません!中の人、しかもフルネームとか・・・どんだけ嫌いなの?!
私は呆然とするも、こんなことで喧嘩するのも面倒なので、これといった反論もできず
すごすごと引き下がり、話題を弟の新しい職場での近況にすり替えました。

まあ確かに、寺脇さんと比べると、ミッチーは男性受けが悪そうなのはわかる。
更に弟は亀山相棒から入っているので、亀山相棒以外認めない派になっても強くは言えない。
相棒交代以来視聴率は上がったけど、あちこちで賛否両論ありますし。
正直、今期(現時点)の場合、本放送より再放送の方が面白いことがしばしばあって、
それで弟は観ないのかな?とも思い、あんまり神戸相棒を擁護できなかったのかも。

私はたまたまSeason9の再放送を観て相棒にハマったクチなので、神戸君は普通に有りですが、
観るまでは「相棒が凄い人気」「水谷&寺脇コンビ」「えっ相棒が交代?」くらいの知識しか
ありませんでした。
その昔、弟や従弟とカラオケに行って、弟が歌う曲に「何その渋い曲w」ってからかったら、
弟が呆れた顔して「相棒の曲だよ。水谷豊。おまえそんなのも知らないのか」と言われて、
その言葉で初めて「相棒」のブームが結構大きいことを知ったほどでした。
てか交代した相棒が誰かも知らないし、ミッチーがそんなに俳優業してたこと自体知らなかった。
ミッチロリンタン星から来て奇天烈な歌を作って歌う奇特歌手のイメージのままだったからw


そういう程度の認識で、毎日コツコツ再放送を録画して昔の「相棒」も観はじめたのですが、
亀山相棒にもすんなりハマってしまいました。
だから私は「それぞれの良さがある」くらいに観ています。


・・・しかし!今期の相棒は何かがおかしい!
このままじゃ、そちこちの噂通りに、神戸相棒終了か、「相棒」自体が終わってしまう!
視聴率が前シーズンと比べて振るわない、最初に暗い回が続きすぎて胃もたれ状態、
通常運行になっても、観ていて今までのシーズンになかった「停滞感」を感じてしまう・・・
さすがに現状のままでは、弟を論破することができそうにありません。

某ちゃんねるの相棒スレでは「映画化した後のシーズン(亀山時代ならSeason6)はダレてる」
「Season6あたりから右京さんがスーパー右京と化して、一人で何でもできるようになり、
”相棒”が空気になり、作品の軸(2人で解決するからこそ相棒)がブレた」
などとありました。
更に、メインの脚本家さんが神戸君を生み出しておきながら詳細なキャラ設定を他の人に丸投げ、
ゆえに脚本家ごとに(=回ごとに)キャラが大幅に変わって未だに定まらない、
既存のキャラは亀山ありきで生み出されていたので神戸では活きにくい(とりわけ伊丹など)、
亀山夫妻、官房長、たまきさんと主要キャストが出ていくばかりで新しく入ってこない、
後ろ盾となっていた官房長がいなくなり、特命係の存在の意義が希薄になったにも関わらず
特に存続の危機も起こらない・・・
などなど、取ってつけた相棒オタクの私には「ふううん、へえええ」な書き込みが多数。
やはり、マジオタには敵いませんなあ。

・・・ていうか、再放送を活用して取ってつけた相棒オタクのにわかで率直な感想として

・再放送しすぎなんじゃね?
・「どうせまた来年の今頃には再放送するだろ」って観ない層とかいないか?
・再放送しまくるから飽きられちゃうんじゃないのか?


というのは、いささか考えすぎでしょうかねえ。
細かいことが気になる、僕の悪いく(ry


今クールは他にクドカンドラマの「11人もいる!」を観ていただけに(面白かった~!)、
常識的な流れの斜め上をいく、超絶都合良い展開を予想(妄想?)するなら、

今シーズンは、震災とその復興が裏テーマなんだ!
絶望から希望へ、暗闇から光へと右肩上がりするのになぞらえて、
回を追うごとに、明るく楽しい展開へ進化していく仕組みなんだ!
年明けからは陣川も出てきて、コメディ路線が増えたりするんだ!
最終回くらいには神戸君も過去の偽証罪を乗り越えて、
新しい道を力強く切り開いて前に進むんだ!
世相を反映するのが相棒だから!相棒だから!


とか・・・・・・・・・・・・

このぐらいとまではいかないとしても、これに近い程度の上向き矢印が示されないと
視聴率低迷・行き詰まり感・「相棒飽きた」ムードを打開できないんじゃないか・・・と
何だか不安になってしまいます。

だからこその「ten=ピリオド」なのか。
再放送を観た日に本放送も観るせいか、水谷さんは以前よりやつれた印象を受けるし、
逆にミッチーは固太り?顔周りの筋肉が硬直しちゃってるように見える。
ストーリーやエピソードも、どこか既視感があったり。
ファンがこんなこと言うのも何ですが、みんな疲れているような現状、
いっそ、今シーズンが終わったら最低1年くらい、「相棒」はお休みにしては?
惰性でダラダラと続けて、キャストさんもスタッフさんもgdgdじゃ
観ているほうもやるせなくなってしまいます。

亀山時代の方が輝いて見えるのは、ある意味当然かもしれません。
なかなかヒットしない鬱憤こそあれど、
長く続いたことによる経年劣化、金属疲労、そういった苦しみは少なかった筈だから。

ちなみに亀山時代でいうとSeason6辺りが上述の状況に当たり、そのテコ入れとして
亀山卒業→神戸へと相棒交代、という措置がとられ、
庁内Sというスリリングな設定、ミッチー加入による女性ファン獲得などにより
話題性や視聴率が上がり、テコ入れが成功したわけですが、
3年経ってまた同じ、いやもっと深刻な、苦境に立たされているわけですな。

正直、これで「相棒交代でテコ入れ完了」だったら、
自分含め多くの人が「またか」って感想を持つでしょうし、
前回の相棒交代劇もふまえると、
相棒役は使い捨て?制作陣は、役者を何だと思っているの?
という不信感を、少なくとも私はこのドラマに対して抱くと思います。
でもミッチーは3年契約という噂を聞いたこともあります。
ていうか、この人の本業はシンガーソングライターだろうから、
ドラマに半年拘束が3年も4年も続くのは、きついのかも。
そんな自分は、俳優及川光博氏は結構好きですが、
歌い踊るミッチーは、大変申し訳ないんですが、生理的に無理・・・


・・・うーん。どうしたらいいんだろう。
別に「相棒」だけがドラマじゃないし、「相棒」がなきゃ死ぬわけでもないし。
けれど今まで好きだったものが廃れてしまうのは淋しいな、っていうやつです。

今回は基本、「今期の相棒」の話になりましたが、「今期が不調」なのは
「亀山こそ相棒、神戸はありえん」の反論とか「まあまあ」にはなりません。
次に書くときは、双方の面白いところを具体的に出して比較、とかになるかな?
それより先に、「絶望した!もはや相棒には絶望した!」という記事を
シーズン後に書く羽目になっちゃわないといいのですが・・・


ところで、再びスピンオフの噂がありますね。
相変わらず捜査一課の三馬鹿トリオや、暇課長、大小コンビ達が大好きですw
芹沢にやたら貫禄がついてきて、髪の分け方やイキり方がプチイタミン化してるのは
なんか意味あるのかな?三浦さんがそろそろ定年で、穴を埋めるべく気合入ってるの?
このところ捜一が特命化、イタミンが右京さん化する傾向も気になります。
なかなか出ないですが陣川や、元旦まで出ませんが大河内ラムネ監察官も好き。
(鑑識さんはスピンオフ済みだから除いた。前回、2徹させられるのは引き笑いした・・・
そして捜一は、イタミンの中の人=川原さんがスピンオフの誘いを蹴り続けてるとか。
まさか芹沢でスピンオフ?!)
特命の2人にちょっとガッカリ気味の昨今ですが、この人達はまだ観たい。

個人的な希望を言うなら、
暇課長と大小たちの暇な毎日、時々奥さんや息子さんに手を焼き、
たまに大活躍、そしてまたひまカップなゆるい日々をゆる~いタッチで観たい

けど映画化するようなノリじゃない気が激しくする(笑)
深夜枠ドラマで激しく観たい!
現実にありそうで、画にもなるのはやはり大河内監察官でしょうか。


ともかくも。
元旦からは、頼みますよ~「やっぱ面白い!」って胸張って言える相棒を!
そうしたら今度こそ、弟と大喧嘩してやるんだ・・・!
亀山とイタミンみたいに「うっせばーか、うっせばーか、チッ、チッ」ってwww

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