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ざっくりドラマライフ:その1 クドカンドラマ(タイガー&ドラゴン、11人もいる!、マンハッタン・ラブストーリー)「とんでもキャラとほろり人情」

もしかすると「クドカンドラマその1」とかにしたほうがいいかもしれない?新しい企画です。
最近やっと「タイガー&ドラゴン」のDVDを借りてきて、2~3日で一気に観終わったので、
その勢いで書いてみる次第です。
「IWGP」こと「池袋ウエストゲートパーク」を昔、観て以来、
映画だったりドラマだったりを少しずつかじって、宮藤官九郎さん=クドカン
ファンになった気でいたのですが、映画は結構観たものの、よく考えると
ドラマの見落としが多いことに気づいて、発作が出た末の行動です。
ちょっと前まで本当、ドラマって観なかったので。
しかし、クドカンがNHK朝ドラを手がける日が来ようとは・・・
来年の春からが楽しみなような、怖いような。
そのうち大河もやったりするんですかね。三谷幸喜さんみたいに。

タイガー&ドラゴン

タイガー&ドラゴン「三枚起請の回」 [DVD]タイガー&ドラゴン「三枚起請の回」 [DVD]
(2005/03/09)
長瀬智也、岡田准一 他

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クドカンものの主役ツートップ、長瀬智也くんと岡田准一くんのW主演と、まずそこで
ただならぬ豪華具合。ヒロインは伊東美咲さん。蒼井優ちゃんはこの場合入るのかな?
西田敏行さんは出るわ、笑福亭鶴瓶さんは出るわで、何かもうとんでもない事になってます。
しかし私が「いまさら」本作をどうしても観なくてはいられなかったのは、春風亭昇太さんが
落語の監修だけでなく、出演!しているから。ほぼ「笑点」のまんまのキャラですが。
「落語×ヤクザ×下町×家族」の物語で、本物の落語の人がよく考えると2人もいるのも
かなりの贅沢。
「タイガータイガーじれっタイガー」が持ちネタ(?)の落語に目覚めたヤクザ、山崎虎児と
自分でデザインしたダサい服を売っている、噺家を逃げ出したかつての天才、谷中竜二と
虎児が弟子入りした師匠かつ竜二の父親と、虎児の親分かつ師匠と因縁の仲の男と
東京下町の愉快な仲間たちの、賑やかな(疑似)家族や友情のてんやわんやが
古典落語になぞらえて展開されます。古典落語が分かったら100倍面白いんだろうなあ。
長瀬くんは相変わらずバカで怖いし、岡田くんは蒼井ちゃんをすぐ「ブス!!!」と怒鳴るし、
ジャンプ亭ジャンプとか出てくるし、ゲストで出てくる北村一輝さんがチャラすぎるし、
西田さんはやっぱりすぐ泣く上にフランス語のお歌まで披露しちゃうし、
クレイジー・ケン・バンドが主題歌だし(俺の、俺の、俺の話を聞け~~~)と、
枚挙にいとまがないほど濃すぎるキャラやエピソードがてんこ盛り。
こうやって羅列しているのを読んでいると懐かしくなってきた方はいませんか??
思い切りバカバカしくて、人情臭く、「なるほど」でもあり、最後にはジーンときたり・・・。
「クドカンのドラマを観たー!」と満腹になれる、これぞまさに王道もののひとつ。

★ここにも注目!
林屋亭どん太(阿部サダヲさん)
「どん、どん、どーん!」の一発芸がトレードマークのアフロで、竜二の実の兄で
リアクション芸人として「抱かれたくない男」上位に常にランクインする強烈キャラ。
さすが安定したハイテンション。喧嘩っぱやく、キレるとアフロヅラを取っちゃうぞ!
深刻に対立しているようにみえて実は弟思いで、弟の為に奮闘する場面も見どころ。

11人もいる!

11人もいる! DVD-BOX(初回限定生産)11人もいる! DVD-BOX(初回限定生産)
(2012/04/07)
神木隆之介、光浦靖子 他

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2011年の冬から今年の春にかけて、夜11時台から放映されていたので
記憶に新しい人も多いのでは?と思ったけど、時間が時間か・・・
クドカンドラマは基本、TBS放映で、プロデューサー・磯山晶さんとのタッグが
「名コンビ」といわれてきたのが、珍しくテレ朝での放映。
更に、いつもは誰かしら入れてきたジャニーズの主役もなし。
来年のNHK朝ドラといい、クドカンドラマの「TBS・磯山プロデューサー・ジャニーズ主役」の
公式(というか最早イメージ)は、局が変わるとがらりと転換するもよう。
去年の冬というと「家政婦のミタ」をはじめ、やたらとドラマの視聴率が高くて話題になった
時期でしたね。他にもドラマを観ていたけど私はこの「11人もいる!」が一番面白かったです。
神木隆之介くんが初のコメディ挑戦。初体験で背景にロケット飛ばしちゃったり
ゲイバーでバイトしてみたり、さらには出来婚しちゃったりと、色々壊れちゃいました。
貧乏子だくさんの真田家の、お父さん、お母さん、8人の息子(1人は後妻との子)。
末っ子(こども店長=加藤清史郎くん)にはある日なぜか、血の繋がらない死んだお母さんが
見えちゃって、しかも他の家族には見えないみたい。おっぱい触らせてくれるみたいだし・・・?!
そこに家族とゆかりのあるあの人この人が乱入してきて、真田家はいつでも大忙し。
けれどどこかあたたかくて、お金がなくても何だか楽しい。
お父さん(田辺誠一さん)が少年のまんまで無邪気すぎるオッサンになっていて、映画
少年メリケンサック」以来おかしくなっちゃったかな?と大笑いしていたら、実は結構
芯は通っていて、このまっすぐで楽観的なお父さんがいるから何でも乗り切れている節も。
そしてお母さん役の光浦靖子さんがとっても可愛いお母さん!
結婚したら絶対良妻賢母になれるはず!と思わずにはいられません。
元ストリッパーのはすっぱママを広末涼子さんが演じたのもちょっとびっくり。
クドカンさんは東北出身。物語全体にも、ラストにも、東北へのエールがこもっています。
2011年だからこそ誕生した、そして必要だった「ちょっといい話」。

★ここにも注目!
おじさん(星野源さん)
お父さんの弟で、名はヒロユキ。それで苗字が真田だから、フルネームで・・・
としょっちゅう馬鹿にされる。いつも爽やかスマイルだけど、実はネガティブで愚痴っぽく、
じめじめしていて家族から煙たがられがちな可哀想な居候。よく〆の弾き語りをする。
テレビブロスで細野晴臣さんとオシャレに連載なんてしてる場合じゃないんですよ!

マンハッタン・ラブストーリー

マンハッタンラブストーリー Vol.1 [VHS]マンハッタンラブストーリー Vol.1 [VHS]
(2004/03/12)
松岡昌宏、及川光博 他

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「木更津キャッツアイ」と「タイガー&ドラゴン」の間にある隠れ名作。
TBS放映+磯山プロデューサーと、名作の法則もしっかりと。
本作は、クドカンドラマのパブリックイメージとはちょっと外れる要素が結構あります。
まずラブコメ!IWGP、木更津、タイガー&ドラゴンのようなノリを期待していると
思い切り肩透かしを喰らいますね。クレイジーなノリそのものはいつも通りなのだけど。
次にそして一番驚いたのが、松岡昌宏くんが主演!長瀬くんや岡田くんなら見慣れたけれど
松岡くんにクドカンドラマが合うのか?と不安を抱えつつ観てみたら、見事嵌ってるんです。
その最も大きな要因は「シャイで、しゃべらない男」という設定にして、ウザさを抑えたこと。
これで松岡くん特有のクセの強さが苦手な層(私のことですね)でも楽しく観られるように!
いやぁ、この発想の転換は凄いと思いますよ。
サプライズはまだあって、ヒロインが小泉今日子さん!他のドラマならいざ知らず
クドカンドラマのヒロイン=もれなくギャースカ暴れさせられますからね。
劇中でも年齢はネタにされてますが(36歳の設定)、若い子がギャースやるのとわけが
違う・・・と思いきや、これが面白い。痛々しさを感じる人もいるかもしれないですが、
メーター吹っ切れたあられもないキョンキョン(古い)に男性は萌え、女性は見習おう!
さてお話は、松岡くん演ずるマスターのお店にやってくる常連客たちが片想いの連鎖で繋がり、
マスターはヒヤヒヤしながら見守ったり、日頃の観察を活かして正体を隠して助言をしたり。
そうしているうちに片想いの矢印がどんどん逆に向き出して、マスターの心も動き出して・・・。
及川光博さんのセルフパロディ(よく踊る。しかも役名はミッチーならぬ「ベッシー」)、
塚本高史くんのトンデモ設定とそれを飄々と成立させちゃう妙な説得力(これは是非、
直接観て確かめて欲しいんですが、ヒントとしては「性別が、性別が・・・?!」)などなど
いろんな濃いキャラ、そしていろんなかたちの恋愛が次から次へと登場します。
案外おもしろいクドカンの恋愛ドラマ。とんでもないラストはもう、なんでもあり。
★ここにも注目!
イボリー(尾美としのりさん)
クドカン作品の常連さんですが、本作での尾美さんは特にイカレている。
とにかくゲスいことばかり言う。下品な妄想も大好き。店の常連ではないのに、いつの間にか
仲間に入っている(恋敵「ベッシー」にあてつけて自分を「イボリー」と呼び出したり)。
「タイガー&ドラゴン」でいつもヤジをとばす常連客でも似たノリがみられる。
相棒」(しかも神戸相棒の時代)に、お堅いお偉いさんとしてゲスト出演したときは
感心したら良いのか大笑いしたら良いのか本当にわからなかった。


まだまだここに挙げていない作品沢山ありますよね。映画だってあるし。
今は、再放送で「流星の絆」を観はじめているところ。
笑っていいのか悪いのか・・・初回を観た感じ、リアクションに戸惑っています。
そして基本中の基本「木更津キャッツアイ」を丁度、ドラマ観ない期と重なって
一切観ていないという・・・次はこれいかないと。
んでもって、私が住んでいる地域のレンタルDVD店で全然見つからなくて
でも物凄く観たくて仕方が無くて1年以上が経っているのがこれ!!

吾輩は主婦であるDVD-BOX 上巻「みどり」吾輩は主婦であるDVD-BOX 上巻「みどり」
(2006/10/25)
斉藤由貴、及川光博 他

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まさかのクドカン昼ドラ、まさかの斉藤由貴さんやミッチーの昼ドラ?!と
放映当時も物凄く物議を醸したというこの作品、なんと
「クドカンの最高傑作」と評する向きもあるようで。
ミッチーがかなりヌケていて、斉藤由貴さんにあの文豪が乗り移っちゃう・・・って
余りにも個人的ツボを突きすぎ、観たくならない訳がない!
どこかにありませんかねえ。というかこれこそ再放送してほしいです、切実に。
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テーマ:ドラマ感想 - ジャンル:テレビ・ラジオ

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