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ざっくり映画ライフ:その5 初心な恋と煌めく青春の日々(君が踊る、夏 、カフーを待ちわびて、初雪の恋~ヴァージン・スノー~)

至極個人的なことですが、最近リア充になり、そこにこのところの忙しさも加わって
更新までちょっと間が空いてしまいました。
で、そうやってフワフワうわついた気分でいると、何だか恋愛映画でも観たく
なるというもので。
そこに元々自分が好きなジャンル「青春映画」の要素が加われば完璧。
メジャー度合いも季節もばらばらですが、恋愛・青春映画をまたいくつか
取りあげてみたいと思います。

君が踊る、夏

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(2011/03/21)
溝端淳平、木南晴夏 他

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高知市のよさこい祭りを舞台にした作品。マイナーめですが、観おわった後の感じが
とても爽やかで、忘れがたい体験となり、少しでも多くの人に知ってもらいたくご紹介。
本来のカテゴリーは「難病少女もの」かも。というのは、話の基本筋が
「腎悪性横紋筋肉腫様腫瘍という小児がんと戦いながらもよさこいを踊る
実在の少女の話を元にした、難病の少女と奔走する青年たちの感動作」というものだから。
でも主人公の青年と、少女の姉で青年の(元)彼女のラブストーリーの色合いも
同じくらい強いように感じられます。
難病の少女を媒介にして「元さや」に戻る、とも言えるのですが。

一緒に上京するはずだった青年と彼女、唐突に彼女が別れを切り出して離ればなれに。
しかし、青年の母親が入院したとの報せをうけ、5年振りに帰省した際に
母親の入院先の病院で彼女の妹である難病の少女と出会い、物語も恋も動き出します。
青年に彼女は、かつて別れを告げたのは妹の病気のためだったこと、
青年に心配をかけたくなかったため、夢を追う彼の邪魔をしたくなかったためだと
打ち明けて、不器用なすれ違いを偶然の再会でやっと解消するくだりが、
ベタですがなんとも甘酸っぱい。この映画全体がもう甘酸っぱく、青春そのものです。
青年が自分の夢や居場所を見つける物語でもあり、友情などの群像劇でもあって、
夏に観ると一番ぴったりですが他の季節に観ても爽快感いっぱいになれるはず。
ラストのよさこい祭りのシーンは見応えたっぷり。
キャストがちょっと地味め?・・・でも、良作品質は保証します!


カフーを待ちわびて

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(2009/10/02)
玉山鉄二、マイコ 他

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2006年に、第1回日本ラブストーリー大賞を受賞した、原田マハさんの恋愛小説が映画化。
何となく深夜のTV放映を録画しておいて、随分経ってから期待せずに観たところ、思いのほか
爽やかで、切なくて、いい感じだったんです。
本作の舞台は沖縄県与那喜島。作品を通して沖縄の自然や、人々の暮らしぶりや人情が
じっくり味わえて、ゆったり進む物語と、のんびりして少し奥手な主人公の雰囲気を
よく引き立たせています。

亡き祖母から引き継いだ雑貨店を営みながら、愛犬のカフーとのんびりゆったり
マイペースにひとり暮らしをしている青年、明青(あきお)。
旅先の神社で冗談まじりに「嫁に来ないか」と絵馬に書いたところ、何と数ヶ月後に
「その言葉が本当なら私をお嫁さんにして下さい」という手紙が届きます。
そして手紙の主の、幸(さち)と名乗る女性が本当に明青の前に現れたからさぁ大変。
家に居着くし、家事は余りうまくないし、何かワケアリぽいし、明青もいい歳してウブだから
なんにも出来ないし、かといって追い出すわけにもいかないし・・・
そこに島のリゾート開発という話が立ち上がり、平穏だった明青の日々に暗雲がさしこめて
もしかしたら幸が突然明青の元に来たのは、リゾート開発に反対派の明青を、
嫁(候補)をあてがうことで懐柔させるためではないか、という噂もしきり・・・
「古きよき」まち、むらは、本当は存亡の危機といつでも背中合わせだという事実が
ファンタジーのような話に現実味を持たせ、穏やかな毎日や幸の存在が何かとても
儚くて、美しくて、かけがえのない、しかし明日失ってしまうかもわからないという、
刹那の尊さを浮き上がらせます。
原作の小説では結末はあえて明らかにならないまま。それを映画では、ぼかす形では
ありますが、「オリジナル・ラストで映画化」と、結末をひととおり描いています。
TVの前にゆったり座って、のんびりくつろぎながら、楽しみたい、なごむ映画です。


初雪の恋 ヴァージン・スノー

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宮崎あおい、イ・ジュンギ 他

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季節はずれではありますが、本作はまさにどストライクな初恋・青春!
日韓共同制作で、派手に打ち上げていた印象があったので、この記事の前2作は知らないが
本作だけは知っているという方も多いのでは?
キャストの3番手に塩谷瞬がおり、TV欄では出演者が「宮崎あおい・塩谷瞬」に
なってました(笑)キャストで釣る気満々過ぎ!ある意味、今が旬ではあるようです。
主人公の友達の少年でそんなに出番も多くないのに、ほとんどキャスト詐欺(苦笑)

主人公の少年・ミンは、陶芸家の父の仕事の都合で日本の高校へ転校することになった
やんちゃでノーテンキな男の子。
そのやんちゃ振りは転校前日から発揮され、京都市内をバタバタと散策していると
袴姿の可愛い女の子に出逢い、ミンは彼女に一目惚れ。
いざ転校してみると、彼女はクラスメイトで、七重という名前であることが判明。
「日本の女の子はシャイだからアプローチは控えめに」という友人の助言も聞かず
ミンは七重に猛アタック、いつしか二人は付き合うように。
しかし、七重は「ある事情」を抱えており、ある日突然ミンの前から姿を消す。
七重を失ったミンは日本にいる意義を見失い、韓国に帰ることに。
離ればなれになった二人。もう二度と会えない、あれっきりの恋だと
ミンは七重を忘れるように努め、父の陶芸の手伝いに勤しんで月日は流れ、
そして運命の悪戯がもう一度、更にもう一度、二人を引き合わせる・・・。
終盤は韓流ドラマでよくありそうな「偶然」「出来すぎ」展開のようにも思えましたが
少年少女から少し大人になった二人の佇まいが魅力的なのもあって、そのベタさが
かえって素直にロマンティックで良いと感じられました。
「ベタなロマンティック」もたまには良い気がしてくる、爽やかでスウィートな恋物語。


どの作品も、今時いないだろうと思ってしまうほど、一点の曇りもないように澄み切った
ピュアなハートを持った男女とその周りの人たちによって物語が繰り広げられていきます。
そして各作品の舞台(高知、沖縄、京都~ソウル)が登場人物に負けず劣らずの勢いで
魅力的にその土地らしさを醸し出し、土地によっても物語が形成されている印象。
豊饒な土壌には豊饒な作物が育つといいますが、まさにそんなふうに、
ゆたかな土地で育った純粋な少年少女~青年達が紡ぐボーイ・ミーツ・ガールだからこそ
こんなにもすんなりと、受け入れ、見守ることができるのでしょう。
いま恋愛をしていても、いなくても、もうとっくに少年少女の頃を過ぎていても、
きっと、なにか、心を惹きつけられるのではないか?
そんな澄み切って甘酸っぱい映画たち、時にはいかがでしょう。
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テーマ:TVで見た映画 - ジャンル:映画

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ざっくりテレビライフ:その4 週末の夜、少し話そうよ(A-Studio、心ゆさぶれ!先輩ROCK YOU、アシタスイッチ~MY TIME TO SHINE~)

花の金曜夜、お気楽の土曜夜、どんよりの日曜夜・・・週末夜でも随分違いますが
日付が変わる少し前の30分、まったりしたいい話を聞いて、ちょっと楽しい気持ちに
なれそうな番組の話をしてみましょう。


A-Studio(金曜夜23:00 - 23:30、TBS)
笑福亭鶴瓶さんとゲストがトーク。「つるべスタジオ」でもいいんじゃ?と思いきや、
「今、旬や注目の人物「Actor(俳優)」、「Actress(女優)」、「Artist(芸術家・アーティスト)」、
「Athlete(運動選手・アスリート)」に笑福亭鶴瓶がゲストの素顔に迫る」というコンセプトから、
タイトルの“A”が取られているそうで。
放送開始時から軒並み高視聴率をキープしている番組だとか。
面白い理由は何と言っても、あれだけ忙しいはずの鶴瓶さんが自らゲストへの取材に赴き、
ゲストが知らないところでかなり親しい人物にまで直接インタビュー取材をしている
こと。
MCが直接足を運んだからこそ話せる突っ込んだ質問&ぶっちゃけたトークが軽妙です。
通常のトーク番組は、出演者への事前アンケートをかなり(20項目ほどの質問が書かれた
アンケート用紙を3、4枚書かされるなど)行うそうで、そこに疑問をもった鶴瓶さんが
「事前アンケートを行わないかわりに、時間がかかっても自ら取材する」と決めたため
番組内で出てくる質問も予想外。
「汗をかいている人が明確であること」とは、放送作家を務める鈴木おさむさんが
番組が成功した理由の1つを挙げた言葉ですが、この言葉通り、ゲストは毎回ヒヤヒヤ、ビックリ。
身近な人物に取材を行っていても、「ゲストが収録日を迎えるまで、
取材を受けた事を公言してはいけない」というルールがあり、ゲストは心底驚いてしまうわけです。

もう一つの見どころは番組最後。鶴瓶さんがゲストについて、1人締めのコメントを言い、
それをゲストがセット裏で聴いている場面が毎回登場します。
このコメントが絶妙で、例えば映画「モテキ」の宣伝で登場した森山未來くんに対して
「セカチューのブレイクで舞い上がらず、地に足を付けた活動を続けてきたから
現在がある」という言葉はまさに「そうか!」と納得。
寺脇康文さんに対しては「舞台の先輩は三宅裕司さんで、ドラマの先輩は水谷豊さん。
それぞれの分野で先輩に恵まれた」。丁度「相棒」交代劇の真相や、三宅さんの劇団を辞めて
岸谷五朗さんと二人で劇団を立ち上げた際のいざこざなど突っ込んだ話が繰り広げられて、
「いろいろ、あったんだなぁ」としみじみしていた時に来た締めがこの言葉。
真に迫る締めのコメントは、「鶴瓶さん自身が足で稼いだ生の情報とトーク」から。
わははと笑って、へぇぇと驚いて、最後に「うまい!」と合点の30分。


心ゆさぶれ!先輩ROCK YOU(土曜夜23:00 - 23:30、日テレ)
2012年度の現在、加藤浩次さん&大東駿介くん&木南晴夏ちゃんの3人がMCを務め
様々なゲストとトーク、時に大東くんや木南ちゃんへの無茶ぶりやチャレンジを経て
後半はゲストと一緒に「一般人のちょっといい話」を聴いて・・・と、
「後半部分要らないのでは?」「コンセプトがよくわからん」と思いながら観ている番組。
そこで調べてみたところ、独自のコンセプトがあるようです。
「先輩ゲスト」を迎え、トークによりゲストの「骨太」な生き様を学ぶのが趣旨で、
「イイ大人って、相当アツイ。」という相当アツいキャッチコピーがついています。
前半部分のトークは「ゲストの心ゆさぶる物事について」というテーマがあり、
後半部分は「心ゆさぶるトゥルーストーリー」と題した、「骨太」人間にまつわる
ドキュメンタリーVTRの鑑賞。最後はビール(中身は空)で乾杯して「反省会」。
もともとは男性タレントのレギュラーが5~6人いたそうで、
「若者が、骨太な大人達のゲストトークやドキュメンタリー鑑賞を通して、生き方を学ぶ」
が本来の目的としてあるのだろうと。
でもこれは調べないとよくわからないような。「トークバラエティになぜかドキュメンタリーが
くっついて邪魔している」というふうにどうしても映るのでは。
正直「もっとゲストの話を聴きたいよ!」と不満が残ることもしばしば。トークとドキュメンタリー
別々の番組にしては?と思うけれど、そうしたらドキュメンタリーを観なくなる人が多そうだし・・・。
確かにドキュメンタリー部分も「いい話」「骨太な生き様」なんですけどね。

ゲストが「教えてやるぜぇ~」というノリでやってくる理由は何となくわかりました(笑)。
以前GACKTさんが来た時、あのパーフェクトぶりは「負けず嫌い」「不器用」から来ていることは
「弟分に打ち明けてやるぜ」なのかもしれないし、
ベテランの役者さんが来た時は大東くんも木南ちゃんも役者というのもあって、より本格的な
レッスンの方法を伝授して、二人とも一生懸命トライしていたりしたし。
役者業にどれだけ参考になるかは分からないですが、この番組のナレーション担当TARAKOさん
などによる「ナレーションにチャレンジ!」はプロの業は凄いわ、二人はカミカミだわと。
このノリを更に突き詰めると「嵐にしやがれ」のアニキゲストになりそうですね。
観ている側はびっくり仰天、トライしている二人はいつも真剣勝負。
賑やかで、爽やかで、そしてアツくて骨太。フレッシュな30分ここにあり!



アシタスイッチ〜MY TIME TO SHINE〜(日曜夜23:30〜24:00、TBS)
実は前年度までやっていた、YOU&ARATA(現・井浦新)がMCの「ホンネ日和」の方が
まったりしていて何となく好きだったんですが、そろそろ現行のこちらにも慣れてきたので。
ファンケル一社提供だけあってオープニング映像からスタジオセットからとことん「キレイ系」。
ファンの方なら一目で分かるかと思いますがテーマソングは勿論Dreams Come TrueのCM曲
「MY TIME TO SHINE」と、結構直球。
「ゲストが二人でしっぽり対談」は「ホンネ日和」と同じですが、そこにプラスして、トーク後に
スタジオのMC+タレント2組で、「ゲストが話題にしていたテーマ」で感想や意見を言い合い
「明日に繋がるヒント」を探ろうとするのが特色。
ただまったりお喋りしているのをまったり観ているのではなく、「何か、そこから得るもの」を
はっきりさせようという狙いなのでしょう、少し緊張感があります。
毎回、著名人2組をゲストに迎えて「生きるためのヒント」「人生の本質」を探る
トークを展開する
という硬派なコンセプトで、NHK総合やEテレっぽいノリかも?

田辺誠一さんと中田有紀さんがMCで、セットがニュース風、二人もニュースキャスター風。
そして中田さんが左に座っていて・・・となると、無意識にビクビク、ソワソワしてくるのは
サラリーマンNEOを観てきた人をはじめ多くいるのでは。田辺さん、逃げてー!
しかし。実はこの「中田さん=Sキャラ」のイメージに、中田さん自身は少なからず困惑して
本来の普通の自分とのギャップに随分悩んできた
というエピソードが明らかに。
この「衝撃の告白(?)」は、及川光博さんと美輪明宏さんの対談で、及川さんが
「王子ミッチーと及川光博とのギャップ、違和感に苦しんだ」という経験を話したことがきっかけ。
考えてみれば誰にでも素の顔はあるし、公の場の極端な顔が素という人は殆どいないのでは。
中田さん、「ヤバイ!田辺さん、もれなく虐められるぞ!」って脊髄反射で思ってしまって
すみません・・・。但し田辺さんがNEOの生瀬勝久さん(=報道男さん)よりナヨっとしているから、
正直、そう思わないほうが難しいです(笑)
これがNEOの中だったら報さんなど問題にならないレベルで冷たくされるんだろうな・・・
おっと、また想像してしまった。失礼しました。
「情熱大陸」の後に続く30分は、明日からはじまるウィークデイを引き締まった気持ちで
前向きに迎えるための、トークを媒介とした自分磨きタイム。


気がつけば金、土、日、全ての週末の番組が出そろいました。当然これが全てではなくて
取りこぼしもありますが、少しずつノリが違うのは番組や局のカラーか曜日のせいか。
これらは毎回見続けているというわけではなく、興味のあるゲストが出ていたら
主に録画で、ほぼ欠かさず観ている番組という感じです。そして翌朝や夜の時間が空いた時に
再生して観る、と。番組の意図からは大きく外れてしまうのですが・・・
ゴールデンタイムにやっているバラエティは1時間2時間ダラダラと過ぎていってしまいそうで
ちょっと敬遠がちで、このくらいの短い番組を観ることが多いんですよね。
(好きなゲストが出ている時は「しゃべくり007」などを録画して観ることもある)
30分に、番組のカラーも、面白みも、ゲストの魅力も、楽しく前向きな気分も、
全部詰まっているのが、この手の番組が「丁度良くて」、また観たくなる理由
ですね。

テーマ:お笑い/バラエティ 全般 - ジャンル:テレビ・ラジオ

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Author:燃える朝やけ
・音楽、映画、漫画・・・雑多な題材をとりあげ、レビューのような感想のような、「好きなものの話」をしています。音楽寄りの題材が多めかも。
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