2017-07

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【ドラマ】2015年1月期に観たドラマまとめ(再放送含む)【感想】

かなり久しぶりの更新。
2015年1月期に観た様々なドラマの感想をまとめてみる。
最終回が4月までずれ込むものがあったので遅くなった。


相棒 Season13
カイト・・・orz どうしてこんなことになったのか。
成宮君を相棒役よりサイコ犯罪者役で観たかったという希望は確かにあった、
でもそれをこういうかたちで叶えてほしかったわけじゃない。
シーズンを通して「何か怪しい」予兆をちらほら加えてくれたら、まだ納得できた、
これではあまりにも急ごしらえである。今までのカイトの話がただ台無しになった。
各話はそんなに悪くなかった。最終話との繋ぎを何とかしてくれれば、それだけで・・・
S14までしばらく休むのだろうか。なんだか、水谷さんと相棒スタッフによる他企画ばかり
盛り上がっている印象があるので、マンネリしているぐらいなら一旦休んでほしい。

・流星ワゴン
初回から数話にかけての躍動感がすごく、「これは間違いなくヒットドラマだ!」と
確信して、ワクワクしながら観ていた。
西島秀俊さんと香川照之さんが主演しているドラマが外れるわけはない、と。
しかし、回を追うごとに、何かイライラする、モヤモヤする、何故か、私がおかしいのか?
ネットで調べてみると、このドラマが滑りまくっていることが明らかになった。
「もう嫌だ!」が限界に達した頃、ドラマは終わった。最終回はすっきりしていた。
映画や2時間スペシャルにすればgdgdせず、躍動感を保ったまま終われたのではないか。

・ダウントン・アビー Season2~3
Season2の途中、第一次世界大戦後から観始めた。
それ以前、映画「レ・ミゼラブル」のボーナスDVDで、Season1初回を観ている。
初回を観たときは、なんだか暗くて粘着質なドラマだな、と嫌な印象を持ったが
大戦を経て、少しスッキリして観やすくなったように感じ、今も観続けることができている。
こんなにたくさんの登場人物を覚えられるわけないだろ!と思っていたが、
dボタンの登場人物解説がわかりやすいのも助かり、すっかり全員覚えられて楽しい。
時代が経つにつれ、流れが傾いている気がするが、これからどうなる?
そしてSeason4はNHKで放映してくれるのだろうか・・・。

・PAN/AM パンナム
舞台は1963年、実在した航空会社「パンナム」のスチュワーデス4人と
機長、副操縦士の2人がメインに、モヤモヤした恋愛やドタバタ機内模様が展開する。
たった14話で打ち切られてしまったのは、アメリカで視聴率を獲得できなかったため。
ハイチで人命を左右する飛行中の事件があって、gdgdの中でいいメリハリになったが、
この回がもっと早くあれば視聴者は離れなかったのでは・・・
毎度毎度のgdgdとはいえ、それが楽しみになっていた頃、プッツリ切られてしまった。
まだ続きが観たかったのだが、打ち切りになるのもわかる。複雑。

・怪奇恋愛作戦
ケラリーノ・サンドロヴィッチがドラマをやるというので観てみた深夜ドラマ。
ハチャメチャな演出が奇をてらいすぎているように感じたり、くだらないと思ったりしたが
主役級ヒロインの夏美とその幼なじみの三階堂との「中学生の恋愛」が微笑ましく、
それを頼りに観続けた。そこら中でちょいちょい展開する淡い恋愛が可愛らしい。
物語そのものは荒唐無稽で忍耐を必要としたが、最終回がなかなか不気味でよかった。
続きできるんじゃない?と思っていた矢先、バッドエンドのようなものがどろり。

・太鼓持ちの達人~正しい××のほめ方~
テレ東が始めた「指南型ドラマ」。これってドラマっていえるのか?
周りの人たちを類型化してほめるけど、そんなに単純に分けられる、通じるものなのか?
ワンパターンでは?・・・と、疑問不満は積もったが、最後の数分だけあるドラマ部分が
どうしても気になって、最後まで観続けた。
するとその「ちょっとだけ」のはずのドラマ部分が最終回につながった。
パターン化されたほめ方レクチャーが少し壊れ、人間ドラマが見えた。ちょっと感動。
ただ、4月期から始まった新しい指南型ドラマは観ていない。

・山田孝之の東京都北区赤羽(第1~3話、最終話)
「ドキュメンタリードラマ」という、テレ東のまたしても新しい試み。
しかし、山田君の傲慢さや気まぐれ、わがままが目について、嫌になってしまい、
同じ時間帯に他局で映画の録画がかぶることもあって、観なくなった。
しかし、最終話だけまた観てみた。そうしたら悪くなかった。
最終話に近づくにつれ、山田君が変化したのかもしれない。
これなら観てもよかったかも、と少し後悔。でもまあ、仕方ない。

・名古屋行き最終列車
全5話だけ、六角精児さん演じる駅員さん以外繋がりのない深夜ドラマ。
名古屋行き最終列車を舞台に繰り広げられる、時にコミカルで時にシリアスな
温かい結末を迎えるものが多い物語。
当たり回もあれば外れ回もあったが、3回目からは全部当たり回だったと思う。
六角さんの駅員さんが主人公の4話は哀れな恋愛ブルース、これが一番好き。
初めは観るのやめようと考えたが観ているうちに当たってきて、終わるのが惜しく。

・シャーロックホームズ
山ちゃんこと山寺宏一さんの声のマジックを堪能できる、驚きの人形劇。
ホームズとワトソンが高校生になって、学園探偵ものになったシャーロックホームズ。
初め、ホームズが山ちゃんだと思いもしなかった。どうして高校生の声が出るのか?
物語もわかりやすくキャッチー、登場人物や事件もどこか微笑ましく、推理も楽しい。
人形は少しの間グロテスクに見えたのだが、だんだん慣れた。綺麗な色使い。
ホームズが退学して、最終回を迎えたが、続編が作られるという噂も。本当なら歓迎!

・キテレツ大百科(再)(アニメ)
長い放映期間の中のほんの数ヶ月分を視聴。全体では後半にあたる部分。
途中で打ち切られてしまったので、DVDを借りてきて、
初回数話、そして最終回含む数話を視聴。
基本的にドラえもんと似ているのだが違いがいくつかあって、そこが個性。
ドラえもんとのび太が逆というか、キテレツは出来杉君かセワシ君の役回り?
コロ助がのび太、というより作中でも言及されているように「小さな子」。
ブタゴリラが言い間違いが多かったりしてボケの面があり、いじめっこでありながら
いじられ役でもあって、ブタゴリラ一家の出番も多く、ジャイアンよりいいやつ。
トンガリ役の三ツ矢雄二さんの甲高い声が強烈!
初回数話はドラえもんの延長にある印象を受けたが、だんだんキテレツが落ち着いて
後半の放映で観たような物語、キャラクターになった模様。
最終回でコロ助が立派な決断をする。大団円、でもなんか唐突な印象もある。

・真夜中のパン屋さん(再)
4月から連続テレビ小説「まれ」の主人公を演じている土屋太凰ちゃんが出ていた。
深夜から早朝にかけてあいているパン屋を舞台に繰り広げられるまったり人間ドラマ。
癒される~となるべきだったのだろうがなぜかイライラしてしまった。
早く起きすぎた朝、観たことがあったが、それが一番ちょうどよかったし、お腹も減った。
要は何も考えずぼーっと観るのがいいということのようだ。まあ、自分には合わなかった。

・高校教師(再)
古いドラマのせいか、どうにも薄暗い、薄汚い、不快感が漂っていたように感じられた。
登場人物も大袈裟だったり狂っていたりと、視聴が苦痛になっているなかのオアシスが
赤井英和さん演じる新庄先生だった。この先生がいたから最後まで観られた。
何かもっとインモラルな作品というイメージがあったのだが、現代に観たせいか、
そうでもなくて、どちらかというと変態的。傑作を予想していたが自分には合わなかった。

・僕の生きる道(再)
これも、傑作を予想していたが残念ながら自分には合わなかった作品。
闘病ものが今じゃ出尽くしている中、先駆けにあたる本作は古かっただろうか。
求めている方向にとことん進まない。何だか思い通りにいかないという感想。
感動するつもりで観たのだけれど・・・

・僕と彼女と彼女の生きる道(再)
「僕の生きる道」のチームが手がけたドラマ。
このチームとはとことん気が合わないのかもしれない。
まあ、そんなこともある。


なぜか深夜ドラマや再放送ばかり観ていて王道をあまり観ていない、
イライラしたり気が合わないと感じながら最後までやめられない、など
自分のクセ、傾向が明らかになった。
他の人とは共有しにくい脇道寄りのドラマライフだったかもしれないが
これはこれで楽しかった。不満や反省は4月期からに活かせばいい。
さあ、4月から、また新しいドラマライフが始まる!


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【映画】ラッシュ/プライドと友情【F1】

PG12ってんで、何かグロいのかとビビって、ヘタレて劇場に観にいかなかった
話題になったF1映画「ラッシュ/プライドと友情」をDVDでやっと観ました。
いやー、アメリカ風にいうと「Awesome」! とんでもない、素晴らしい作品でした。
DVDレンタルも地味にヒットしている、もっと知られてほしい、この映画について詳しくいきます。



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(2014/08/04)
クリス・ヘムズワース、ダニエル・ブリュール 他

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レンタルでなくセルで観ると、メイキングなどかなりの特典がついてくるらしい!
それかなり羨ましい。なんというセル商法。

・70年代のF1にタイムスリップ!?
とにかくリアルだ。マジで当時のF1中継を観ているようなのだ。
エンドロールにCGのスタッフさん、スタントのスタッフさんなんか沢山出るけれど
ちゃちだったり不自然だったりする場面が見当たらない。
ピットレーン、観客席、横断幕、もうそこここが仔細に再現されている。
なかでも個人的に感激したのは、日本GPで走ったティレルのジョディ・シェクターの車が
脇役なのにしっかり「たいれる」「しえくたあ」表記されていること、
本物のわけがないのだがエンツォ・フェラーリが出てくること!
細かいことがいちいちしっかりしている。
この頃にF1を観ていた人なら尚更たまらないだろう。

・対照的な二人
ジェームス・ハントニキ・ラウダ、70年代の二人のF1チャンピオン。
本作は、この二人が熾烈に火花を散らした、1976年の世界選手権にフォーカスする。
けれど二人はその前のF3時代からやり合っていたのだ。
絵に描いたように対照的なハントとラウダ。
ラウダは、アラン・プロストやミハエル・シューマッハの先祖といったスタイルで、
冷静で意志が強く、メカにも明るく、メカニックと一緒に夜通しマシンをいじって、
たくさんテストして、「コンピューター」と例えられるほど。
現代のF1ドライバーなら当たり前だろうが、70年代のドライバーとしては異端だった。
周りとつるまない、あんまり遊ばない、言葉も容赦ない、生真面目で頑固な男。
ワールドチャンピオンを三度獲った彼が唯一のライバルと認めるのがハントなのだが、
それが、まったくもって、漫画のキャラクターのような人物なのである。
いつもTシャツにベルボトムのジーンズ。大酒を飲んで、煙草吸って、クスリやって、
酒池肉林のパーティーが大好き、目の前に女がいればすぐ手を出す。
(PG12は恐らくハントとおねーちゃんがおっぱいやお尻を丸出しにしているせい)
ヘラヘラしているが、内心は繊細で、緊張して貧乏ゆすりやライターカチャカチャが
止まらなくなったり、車に乗り込む前に吐いてしまったり(本作で三回も。多いわ!)、
陰ながら事前にコースのイメージトレーニングをしていたり、二面性のある男。
こういうヤツが創作でないところがとんでもない。
そんなハントの行くところ、必ずラウダがやって来て、追い抜いていく。
いつしか、ハントは何かにつけラウダの行動を気にするようになる。
一方で、顔には出さないが、ラウダはハントの自由奔放さに嫉妬心をちらつかせる。
F3時代から1976年まで、互いをけなし合ってばかりの二人。
それぞれにステップアップして、それぞれにパートナーと出会ったり別れたりして、
1976年の世界選手権は彼らのバトルが中心軸になる。
しかし、ドイツ・ニュルブルクリンクでラウダが生死を彷徨う大事故に遭い、
チャンピオン争いも、二人の関係性も、大きく動いていく。

・演出の効用―音楽、視界、手元・足元
F1中継にはBGMなんか付かないし、カメラの視点も限られている。
それに何の不満もこれまで抱いたことがなかった。
けれど、本作は映画だから、レースシーンは心を煽るような音楽に彩られ、
オンボードカメラも映さない、正面からの手元や足元の挙動を捉え、
バイザー越しの視界、包帯越しの視界を再現してみせる。
この上なくスリリングだ。一方で恐怖心も煽られる。
雨の視界はあまりにも危うく、そりゃ棄権しようという気にもなるもんだ。
マシンの調子が悪いとき、モロにガタガタ変な音がするのも怖い。
一年に二人はドライバーが命を落とす時代の、スリルと危険が目の前に迫ってくる。

・創作のチカラ
ノンフィクション~伝記的側面の大きい本作だが、それでも映画だから、
ディテールは創作や脚色が加わることになる。
そこで創作のチカラが物を言うのである。
例えば、ラウダのドイツでの事故後、ラウダの奥さんは、サーキットに来なくなったと
Wikipediaや、ラウダを特集したF1雑誌には書いてある。
しかし、本作では事故後も奥さんがサーキットに顔を出し、
1976年の最終戦にしてチャンピオン決定戦、日本・富士でのレースまでも見守っている。
ラウダはこの場所で大きな決断をするが、その原因は「危険だから」に加えて、
「愛する妻のため」というふうに取れる。粋な脚色だ。
この最終戦、ハントの元奥さんや、以前いたチームの監督なども
TV中継を見守っている。そんなはずはないだろうと思っても、映画だとこれがいい。
そして、創作ってすごいととりわけしみじみしたのは、ラストシーン。
ラウダは将来「ラウダ・エア」という航空会社を旗揚げするのだが、それを暗示するように
最近はまっているジェット機の操縦をしようというところ。
そこに、ハントがひょいとやって来て、ラウダとしんみり深イイ話をしたところで、
おねーちゃんをはべらせながら、ジェット機に乗り込んでいく。
乗っていくハントと、運転するラウダ。
二人の対照的な性格、そしてその後の人生を象徴している、名シーンだ。

・事実は小説やドラマより奇なり
素晴らしい創作がある一方、創作なんじゃないかと思えるような事実も多い。
ハントとラウダの人物設計自体がもう創作の粋だが、それで終わらない。
ラウダが大事故に遭ったドイツGPも、最終戦の日本GPも、ひどい大雨。
どちらも審議の末、辛うじて開催、という運びは、できすぎた偶然。
チャンピオンの行方は、日本GPでのハントの順位が全てなのだが、
最後の方になると電光表示板の順位が錯綜、まるでじらすような展開。
おぞましいのは、皮膚移植をしたり、肺の吸入をしたりといった
当時のラウダ史上最も苦しい体験のさなか、TVでF1中継をつけて、
事故前に築いていた自身のリードをハントが奪っていくのを観ているシーン。
(特に肺の吸入のシーンは観ていてかなりキツい。ある意味PG12ものだ)
ラウダは存命で、本作はラウダに長い時間をかけて取材しているので
このエピソードは信じがたいけれど事実なのだろう。
そして、サーキットに戻ってきたラウダはハントに向かって
「生きる気力をもらった」「勇気づけられた」なんて言うのだ。
ラウダ、なんという男!

・日本語吹き替え版のありゃりゃ
本作をすみずみまで堪能するのならなるべく字幕で観ることをおすすめする。
なぜなら、二度目の再生を吹き替え版で試してみて、かなりガッカリしたから・・・。
ハントの声を堂本光一、ラウダの声を堂本剛、KinKi Kidsの二人が担当しているのだが
周りの声優が洋画畑の声優さんの中、二人の声、というか存在が浮いてしまうのだ。
ハントやラウダに光一君や剛君の姿が重なって、物語への集中をちょっと妨げられる。
二人がどう演じているかも気にしてしまう。
光一君はそれなりに合っているが(意外にも)、剛君は吹き替えに向いていないのでは?
機械的な感じを出そうとしているのかもしれないがどうも「棒」に聞こえてしまう。
ラウダを演じたダニエル・ブリュールが軒並み助演賞にノミネートされたり受賞したり
しているだけに、余計に「熱演が台無し」感が強くなってくる。
何とかならなかったのか、こりゃ。

・Wikipediaや雑誌の特集がもっとおもしろくなる
ハントとラウダの物語は、情報としてなら、Wikipediaを開けばすぐに目にできる。
F1レジェンドのラウダは、キャリアを総括した特集ムックなどが売られている。
本作を観なくても、ハントとラウダの間に起こった出来事や、
ハントのエキセントリックな人物像などを、「知る」ことは簡単にできる。
実際、映画を観てからWikipediaを覗いて大爆笑したり、感慨深くなった。
でも、逆に、Wikipediaなどの基本知識を頭に入れてから再び映画を観ると、
びっくりする。こんなに再現されているのかと、こんなに素敵に彩られているのかと。
本作で描かれているのはハントとラウダのほんの一部だ。
特にラウダのキャリアは、ここがハイかもしれないが、まだあと二回も
チャンピオンを獲るし、新たな、そしていずれプロストに継承される
堅実なレース・スタイルが確立するのもこれからだ。
ハントとラウダのその後は、本作でない場所のほうが詳しくわかる。
しかし、本作でもちらりと出てくるように、あまりに対照的だ。
太く短くの人生を地でいったハント、細くはないが長い人生で活躍を続けるラウダ。
最初から最後まで、「らしい」んだから。
本作を観たらWikipediaを覗いてみてほしい、そうしたらまた本作を観てみてほしい。
「へぇぇ・・・・・・」と、感嘆がなかなか止まらなくなるから。


カー・アクションの括りの映画ですが、人間ドラマとしても青春ものとしてもよくできています。
最初「ヒューマン・ドラマ」の棚で探していたくらいです。そりゃ見つからないわけだ。
他のドライバーの物語も映画になったら面白いのに、と想像が沸き立ちます。
ナイジェル・マンセルとリカルド・パトレーゼの映画があったら愉快そう、とか
王道でアイルトン・セナとプロストは、いやゲルハルト・ベルガーもいいな、とか
ダニエル・ブリュールはネルソン・ピケも出来そうだな、とか、あれやこれやと。
でも本作を超えるF1映画はなかなか出てこない気もします。
役者がそっくりで、技術も整って、実話を実話以上にドラマティックに魅せる作品なんてのは。

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フィギュアスケート見聞録 全日本選手権編 +クリスマス オン アイス

やや遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
今年もジャンルレスで見聞録ガシガシいきますよ。
出来事自体は昨年末なのですが、未だ余熱冷めやらずということで
今年の一発目の見聞録はフィギュアスケートです。


・フジの実況
特徴的なのは主に二つ。dボタン表示と、天井カメラである。
dボタンを押すと、技の隣に、採点結果が表示されるようになっていた。
しかしこの採点欄、競技中にはまるで役に立たない。
採点が出終わった後で、振り返ってクリックしないと意味がないのだ。
後述するが今回の採点基準って素人目にはとても納得できるものではないし、
正直、無駄だったような気がしてしまう。
天井カメラはネットでは散々言われていたが、スピンなんかの臨場感を感じるには
いいんじゃないのとは思った。
まぁ、ジャンプやステップであの画面にされたら、間違いなく殺意が湧くだろうが。

・躍動するジュニア
男子2位に宇野昌磨選手、6位に山本草太選手。
女子3位に樋口新葉(わかば)選手、以下入賞圏内にずらりジュニア勢がひしめく。
ジュニアが強いのか、シニアがイマイチなのか?(特に女子)
ジュニアとシニアの境目がほとんどないと感じられるような大会。
こんなに躍動しているのなら、そろそろジュニアも中継したらいいかも。地上波で。

・小塚君の覚醒
昨年度世界選手権、今年度グランプリシリーズで精彩を欠き、
このまま引退か・・・と覚悟を決めて観ていた、小塚崇彦選手。
それが今大会、FSにEXにまさかの大覚醒!
元々のスケーティングの美しさプラス、ジャンプも決まるようになって、
何かを手繰り寄せるような大きなガッツポーズ、佐藤信夫コーチも拍手と涙。
感動した。思わずウルッときた。
こんなスケートが見たかったんだ!と喜びが止まらなかった。
爽やか好青年のイメージが強いが、EXのセクシー路線もよかった。
あと少しなんて言わないで、ずっと滑っていてほしい。

・光と影
女子は明暗がかなり割れた。
ワンツーの宮原知子選手・本郷理華選手はどちらも素晴らしい滑り、FSは名勝負になった。
そして本郷のEX「スリラー」が面白い。彼女のことがグッと好きになった。
もっと思い切って、世界選手権のEXでこれをぶちかましてくれ!
一方、一見うまくできたかに思えた村上佳菜子選手や今井遙選手は下位に沈んでしまった。
村上は何とか世界選手権に出られるが、今井・・・
ともかく、村上も今井もふたりともマズい状況なのは間違いない。
何とかベテランの意地を見せてほしい。村上のダイナミックな滑りと笑顔がまだ見たい。

・なんか厳しすぎるジャッジ
傍目では成功したと思えるジャンプが次々とエラーを取られた今大会。
世界のジャッジを意識してのことらしいが、観ていて納得がいかない。
そういう不本意な減点が出た瞬間は、会場からも不満の声が結構あったとか。
これについて、小塚君が身を挺して意見をしている。
さすがチームジャパンのリーダー!頼もしい。
こういう人や意見を締め出しちゃいかんよ、連盟。

・そして町田がいなくなった
急すぎて、今でも気持ちの整理がついていない。
町田樹選手がいたから、フィギュアに興味を持って、中継のたびにTVチェックをしてきたと
言っても過言じゃなかったのに・・・・・・
TV中継を観ながらネットの実況を覗いていたら、放映終了後に嘘みたいな報せ。
やがて本人の声明がネットに上がり、
翌日の朝にはTVでも引退表明と、無良君に後を託して泣き合う姿が。
EX初め(TV中継で)の方でラストステージ、あっという間に町田樹劇場、終幕。
スナフキンのようにせいせいとした表情で去っていってしまった。
現実感がない。涙も出ない。SPは最高だったのに。
でも、かつて卒論を書き、院進学を夢見た自分としては、
中途半端な両立は現実問題、無理だろうということも思った。
ネットでは「羽生選手やスケート連盟への抗議」「今大会SPでの不当な2位で決意」
などなど様々な憶測が飛んでいる。院へ進学してもスケートを続けている選手は
たくさんいるから。ただ、そういう選手は、実際には休学している場合が多いらしい。
町田が選んだセカンドキャリアはこの道、このタイミングで、
FSに第九を選曲した時点でこの結末を決めていたと私は思う派である。
全ては、本人の口から真相が語られる時だが、それももうないような気がする。
割り切れないけど、今はこう言うしかないだろう。
早稲田の院でがんばれ。
そしてたまにはアイスショーで滑って。
いつか町田を観に行って「生!アイスショー見聞録」を書けたらいいと思っている。

・Bonus Track:クリスマス オン アイス
アイスショーなんか初めて観るので鑑賞の仕方がわからないが、とにかく観てみた。
テレ東系列で放映された、浅田真央ちゃんと高橋大ちゃんが中心になったアイスショー。
鈴木あっこちゃんや織田信成君、デニス・テン選手なども参加。
地上波の中継はほとんど真央ちゃんと大ちゃんのドキュメンタリーで、
他の選手があまり見られなかったのが残念だが、演出上しょうがないか。
真央ちゃんも大ちゃんも、あっこちゃんも信成君も、伸びやかでとても楽しそう。
真央ちゃんと大ちゃんはペアやアイスダンスのような場面さえあるコラボを披露。
なにせ真央ちゃんの今後が未定なのであまり期待してはいけないかもしれないが、
このコラボはこれからも続けていって、進化させていってほしい。是非また見たい。
驚きだったのはニコライ・モロゾフ氏と愛娘さんのコラボ。あなたそんなに滑れるんですかい!
父と娘。モロゾフ氏がサンタさんに扮しての、愛がたっぷり籠もった演技で胸いっぱい。
町田劇場終幕直前の淋しい気持ちを束の間、癒してくれた素敵な時間だった。


フィギュアスケートを観る動機の半分以上が「町田がいるから」だったので
これからどうしよう?もう熱心に観なくなりそう・・・なんて思いもありますが
小塚君と無良君、それに本郷ちゃんとカナちゃんがいる限り
しばらくはまだ観戦しようかと考えています。
それにしても、羽生が腹痛で手術、入院してしばらく安静が必要という事態。
まさか世界選手権は第二補欠が出場なんてことに?それは村上ダイスなのか?
どうなることやら。今後も波乱が予想されますね。

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【ドラマ】ドラマ見聞録 2014年10月期編

さあ、この秋冬のドラマを振り返ってみましょう。
現時点でまだ終わっていない作品もありますが、大体感想は変わらないと思うので
見切り発車でいざ進みます。
今期観た再放送ものも含めて感想を述べていきます。


・相棒 Season13
まだシーズンの半分だけど、観てきた感触は決して悪くない。
一時期(Season tenからしばらく)はどうなるか、見切ろうかと悩んだドラマだったが、
前期から復調の兆しをみせ、今期、すっかり調子を取り戻し、おもしろくなった。
脚本家の面々はすっかり知らない顔だらけ(新人?)になってしまったけれど、
内容は大丈夫。おもしろい回で「有名な脚本家のあの辺か?」と思ったら知らない人だと
いうことが何度もあった。
逆に、人気作家に「忙しいから」と手抜きをされるより、無名でも集中しておもしろい話を
書いてくれる人がやるのが功を奏したのがあるのかも。
推理ものニワカでも楽しめる、エンターテインメントドラマの楽しみがまた戻っている。
今Seasonの大テーマはカイトと父の和解のようだが、前はもっとテーマでかかったのに。
そこがスケールダウンしているようでガクッとなる。
やっと右京さん&カイトが観やすくなってきたのは、カイトが彼女と距離を置いて、
余計な足止めが入らず、物語がさくさく進むのも要因かもしれない。
仲間由紀恵が準レギュラーメンバーに加わったのは新鮮でナイスなテコ入れ。
全体的に何かが「軌道に乗った」感じがして良いのだが、ここにきて成宮君降板説が
女性週刊誌で囁かれはじめ、なんだかなぁと思う。話題作りのガセネタならいいが。

・MOZU Season2 幻の翼 & Season1 百舌の叫ぶ夜(再)
Season2放映にあたって深夜に再放送されたSeason1を一気観、大ハマリした。
とにかくすごい。映像が当たり前のように映画クオリティ。
ズガンドゴン、バキドガと、アクション大展開、人も物もぶっ飛びまくる。
話のどんでん返しもどでかい。
全体に漂う緊張感がただならない。
警察や病院から簡単に脱出できすぎたり、「お前どこから出て来たの」的場面が
ぼちぼちあったりして、オイオイと突っ込みをいれた場面もあったが、
作品の規模と猟奇性で「まあこんなこともあるのかな」と押し流されてしまった。
ただ、Season2では少し減速した印象も。期待しただけに、肩すかしを食らった印象。
話題にならないなと思っていたら、WOWOWの再放送だった。しかもたった5回きり。
謎が沢山残った・・・というラストから、映画化の告知。なるほどね。SPEC路線の展開。
単発ドラマ「ダブルフェイス」、本作に続き、次シーズンも西島&香川コンビのドラマが
TBSで作られるらしい。しかも今度はヒューマンドラマ路線。どうなる?
てか食傷しない、この二人の組み合わせ?

・深夜食堂3
ほっこりする30分。今期の運命の出会いだったドラマ。
しかし、原作漫画を読んで、漫画とドラマの違いを気にして観るようになりすぎた。
漫画の余韻が足りないとか、あの話がああ改変されたとか、気にしてドラマ自体を
楽しみ損ねることが増えていき、途中で楽しみ方がわからなくなった。
ともあれ目の前の30分に集中することに決めて、来る最終回を待つ。
春に映画化されるとのこと、こちらも楽しみ。
本作でブレイクしたのか朝ドラなのかわからないが、山中崇さん、CMに出るようになった。
なんかうれしい。
今シーズンもゲストなかなか充実していた。
松重さんとオダギリジョーをちょい出しで無駄遣いできるのはあまりに贅沢。

・みんな!エスパーだよ!(再)
園子温監督が関わるし、出演者が豪華だし、と大いなる期待を抱いて観ているのだが、
どうにもピンクすぎて、今にも気分が悪くなりそう。男女観がちょっと極端なのでは。
笑いどころらしきところでもなかなか笑えない。
物語のドラスティックな展開を待ち望んで懲りずに観るけれど、なかなかつらい。
しかも年末で終わらず、まだまだ続くっぽい。先は長いがこれからどうする?

・特命係長 只野仁(2012年度シーズンの再放送)
事前に松田優作の映画「蘇える金狼」を観たせいか、このドラマ(原作の漫画含め)が
パロディすぎるじゃないかと爆笑した。でも特に影響はないようだ。
昼は冴えない会社員のなりをして夜は本性を・・・というのはただのよくあるテンプレか。
それが判明すると、あとは、観るところを失ってしまった。
見事に中身が空っぽ、リアリティスカスカ。
こういう内容の漫画があったら受けそうだというのはわかるけれど、
映像で観るとどうにも、ままごとのようで。
同局で相棒もやっているだけに、スカスカ部分が余計に目についてガクーッときてしまう。
「みんな!エスパーだよ!」に本作、私にはピンクなお笑いドラマは合わないのかも。

・次シーズン観てみたいと思うドラマ
TV Bros.でざっとあらすじだけさらった結果。
・山田孝之の東京都北区赤羽
山田君自身の体験が基になったドキュメンタリードラマらしい。
既存のドラマの枠組みを超えてきそうな予感。
どんなものか、とっても観てみたい。
・流星ワゴン
「MOZU」の項で少し書いた、西島秀俊&香川照之コンビ再登板のドラマ。
重松清原作のヒューマンドラマ、「不思議なワゴンに乗って過去を旅する」
というSFファンタジー風味の要素もあるらしい。
「ダブルフェイス」「MOZU」とハードボイルド路線続きのコンビが人情派に転じると
はてさて、どうなるだろう?
・太鼓持ちの達人~正しい××のほめ方~
人気ビジネス書がまさかのドラマ化らしい。
主演の手塚とおるは「荒川アンダーザブリッジ」で観た時から何か気になっていて
「半沢直樹」でクセのある脇役、そして初めての主役ときて、観てみたい。
役に立つことと面白いこと、どちらを期待して観たらいいのか?
・風の峠~銀漢の賦~
まさかのNHK木8。渋すぎるかもしれない。
中村雅俊&柴田恭兵W主演と聞いて。
夏まで観ていた大河ドラマ「軍師官兵衛」で柴田さんのファンになったので
ついつい観たくなってしまった。
この枠の空気も実はそんなに嫌いじゃない。本当に観ちゃうかも?
・大河ドラマ 花燃ゆ
「平清盛」「八重の桜」「軍師官兵衛」ときて、大河視聴に疲れてしまい、
再来年あるという三谷幸喜×堺雅人コンビの大河のために
来年はお休みするつもりでいたのだが、なんだかんだで
大河の動向は気になる。もしかしたら観るかも??

いまラジオを聴きながらこれを書いています。
ラジオにはまったら、テレビをあまり観なくなるような気がしています。
でも多分ドラマは別腹でしょう。
ドラマとフィギュアと映画、たまにドキュメンタリーや音楽番組のために
テレビをつけて・・・・・・
あれあれ、何も変わらなかったりして。
まあ、面白い体験を求めるのは引き続きです。
わくわくしたり、ゆったりしたり、強く惹きつけられる魅力的な物語、映像を期待します。

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フィギュアスケート見聞録 グランプリシリーズファイナル編(後)+浅田真央「Smile」感想

12月12~14日にかけて放映された、フィギュアスケート
グランプリシリーズファイナル、略称GPF。
遅ればせながら、その感想を中心に、このところ
フィギュアスケートを地上波TVで観戦してきた見聞録をお届けします。
後編は、GPFを中心に、一連のグランプリシリーズの感想を綴ります。


・対照的なヒーロー
TV的、もしくは業界的に、羽生結弦選手が男子のヒーローということになっている。
絶対的エースでヒーロー。どんな困難も超えていく理想的な日本人男子選手。
誰にも負けたくないから、誰よりも勤勉に頑張る。健気な自己犠牲的努力は報われる。
そういうヒーローが、グランプリシリーズ中国大会で接触事故、無理を押して出場。
NHK杯では「そろそろ観ているのがしんどい。息が詰まる」と感じていたところで
真逆のキャラクターを持ったニューヒーローが颯爽と現れた。
NHK杯で優勝したダークホース・村上大介選手は、アメリカ暮らしが長く、
性格もアメリカンでポジティブ。ポジティブはコーチの影響が大きいらしいけれど。
表彰台での立ち居振る舞いには、最近フィギュアで見なかった「ネアカ」なエネルギーが
満ちあふれていた。
2位のボロノフ選手もスマイリーで、二人合わせて、とても朗らかなムードに包まれた。
さまざまな意味で運命はフィギュア男子にカウンターを当ててきたなと感じた。
これからがとても楽しみ。 
更に、ジュニアGPFでは、宇野昌磨選手が優勝、新たなスターも誕生し、
羽生以降の世代にも希望が繋がった。
楽しみは増えるばかり。

・もってる、もってない
今年のグランプリシリーズのハイライトは、アメリカの町田選手、カナダの無良選手、
NHK杯の村上、そしてGPFでの羽生となった。
アメリカの町田のフリーは録画を保存しておけばよかったと後悔するくらいだった。
それにしても羽生。最後の最後に一番おいしいところをもっていけてしまうなんて。
あまりに劇的な展開。なんてことをしてくれるのか。
ロシア大会ではコフトゥン選手がショート6位から逆転優勝をやってのけて驚いたが、
羽生はグランプリシリーズ全体を通して、そんな類の大逆転優勝を果たしたのだ。
とんでもない。
GPFはグランプリシリーズ精鋭の6人しか出られない、誰もが当たり前にうまい。
しかし、その中で好調をつかみ、優勝を飾れるのは、一人しかいない。
実力だけでは勝てない。勝敗を左右するのは、運や政治力なども大きい模様。
芸能人みたいな世界だ。
その一方で、下位に沈んだ選手の演技が、上位の選手よりも胸に響くことがある。
「人の数だけ運命があってもいい」と肯定したくなる、不思議な競技だ。
運が足りなくても、政治力がなくても、素晴らしい演技ならばそれでいいと思ったりする。
勿論勝ってくれた方が嬉しいに決まっているけど、採点は如何せん不可解だ。
ところで、ロシア男子の間で、スパイダーマン風の衣装が流行っているのか?
コフトゥンといい、ボロノフといい。それともロシア男子のユニフォームか何かなのか?
そういう小さな発見をするのも楽しい。

・女子もおもしろい
ロシアで女性に生まれて、フィギュアスケートをすると想像するのは、今、あまりに恐ろしい。
GPF出場選手中、実に4人がロシア人だ。
謎めいて儚い、靄をまとったかのようなリプニツカヤ。可愛くて強いラジオノワ。
長身で優雅なパゴリラヤ。そして、エキゾチックでふとましいトゥクタミシェワ。
GPFには出られなかったけど、スポーティ美人のソトニコワも加えようか。
みんなキャラクターが全然違う、個性的で層の分厚いロシア勢。
ロシアの人気ナンバーワンはリプニツカヤらしい。ブレイクするタイミングって大事だよな。
でも私はシリーズを通して観て、俄然トゥクタミシェワのファンになった。
他の誰にもできないことをしているし、自分のことをよくわかっている。
元々私は、ど真ん中のヒーローヒロインより、斜め上をいく個性派が好きなのだ。
それにしても、ロシア勢に唯一刃向える可能性があるのはゴールドだと思っていたので
GPFに出られなくて本当に淋しかった。エキシビジョンの「Shake It Off」も観られないし。
でも、同国のワグナーがきちんと一矢報いたし、何より本郷理華選手が出られたのは
彼女の「おかげ」なのだから。
いやしかし、真央ちゃんなき日本女子はどうなるかとひやひやしていたが
村上選手でも宮原選手でもなく、本郷が救世主になるとは!
何があるか本当にわからない世界だ。GPFでの演技も堂々としたものだったし。
今回のグランプリシリーズは、女子の面白さがよくわかる、充実したシーズンだった。

・フィギュアスケートの「競技化」
今、フィギュアスケートは、綺麗なものを綺麗と崇める競技ではなくなりつつあるようだ。
スケーターが「ジャンパー」と呼ばれて、スキーのジャンプじゃないんだからと思う。
いかに4回転やトリプルアクセルを多く決めるか、いかにエッジの角度が正確か、
いかに難しい技を後半にもってくるか。
アーティストではない、アスリート。
男子はそれも似合うと思う。けれど女子にそれを求めて観ていると、違和感がよぎる。
あと、スピンやスケーティングがうまい、芸術家タイプの選手が評価されにくい。
バンクーバー五輪を観ていた時は、なぜ4回転飛んだプルシェンコが優勝できないのと
それはそれで違和感大アリだったのだけども。
やたらと細かい、しょっちゅう変わる採点基準。地元加点、贔屓加点と思えるものまで。
観ている側の感覚とかけ離れている。
一般のファンが離れてしまうよ、と言いたくなる。

・エキシビジョンにて
今までは競技しか楽しみにしていなかったが、GPFではエキシビジョンも楽しく観られた。
地上波では見向きもされないペアやアイスダンスも取り上げられて良かった。
しかし、ことごとく羽生スペシャルになるのはどうかと。
14才から足跡を追いかける羽生エキシビジョン集までやる必要はあったのか?
町田や無良や本郷のエキシビジョン集もやっていたあたり、予め用意していたのだろうが。
町田の「Don't Stop Me Now(ソチで披露して話題になっていたエアギター)」'12年版が
観られたのは素直に嬉しかった。
それにしても、羽生はもう「への字」しないんだろうか。あれ結構好きなのに。
女子は髪をおろす選手続出。リプニツカヤ、トゥクタミシェワ、ワグナー。
信成君がついつい「可愛らしい」と褒める一幕。放映後は奥さんとバトルだろうか。
ラジオノワは毎回凝ったことをしているらしい。今シーズンはホイットニー・ヒューストンの
人生を演じたという。それがインタビューでわかって、二倍楽しめた。

・フィギュアスケートはボーダレス
例えば、パゴリラヤが町田に影響されて、フリーで「火の鳥」を滑ったり。
例えば、エキシビジョンで羽生とフェルナンデスが互いを紹介し合ったり、
羽生とコフトゥン、コフトゥンとボロノフがリンクサイドで何やら談話していたり。
性別も国籍も年齢も、彼らは軽々と超えてしまう。
どこまでも自由な、広い世界が、スケーターたちの前には広がっているらしい。
眩しい。こんなところでも、また、フィギュアスケートに魅了されてしまう。

・似てる?
蛇足ながら。
テレビブロスに投稿したのだが、ゴールドってはしのえみにそっくりだと気付いてしまい
愕然とした。
ハリウッドの往年の女優さんと騒がれている顔が、案外身近にいるものだ。
宮原は小鳥に似てる、目のギョロッとでかいやつ。種類はわからない。
町田は絵本に出てくるキツネ。無良はおとなしめのオオカミ。
村上があややだったのはもう昔だな、今は似ても似つかなくなってしまった。
こんなことばかり考えながら彼らを観て、何やってんだか、でもついつい。

・Bonus Track:浅田真央「Smile」

浅田真央 『Smile』~氷上の妖精10年の軌跡~ [DVD]浅田真央 『Smile』~氷上の妖精10年の軌跡~ [DVD]
(2014/04/16)
浅田真央

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トリプルアクセルにこだわって、ストイックに練習を重ねる姿は、
今の日本男子を見ているかのよう。
しかし、バンクーバー五輪後、スランプを経験してから、
人としても充実したいという思いが強まっていく。
車の免許も取って、おしゃれにもなっていって。
それが、ラストに登場するエキシビジョン「Smile」に象徴される。
セクシーな衣装、そしてあの笑顔。訳詞つきで一曲まるまる流れる。素敵なナンバーだ。
不思議なことに、スケート以外の日常の喜びを大切にするようになるほどに、
スケートのほうでも、ステップなどの表現力が伸びていった。
感性が磨かれていったということなのだろう。
真央ちゃんの現在の展開は、来たるべくして来たものだということも
よくわかった。マイペースで、自分の道を歩んでほしい。
がむしゃらボーイの羽生も、いつかこんな境地に辿り着く日が来るのだろうか。
いろいろなことを想像しながら観ると感慨深い。


素人考えばかり述べてすみませんが、プロみたいなファンだけでなく
一般視聴者の感じ方というものも、競技の向上に反映されたらいいという思いで
あえて書かせていただきました。
このスポーツが広まって深まっていくことを祈って。
TVのニュースで速報をチラ観するだけではわからない、多面性に踏み込むほどに
面白さが深まっていくこの競技の奥深さに気付いた喜びを込めて。

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フィギュアスケート見聞録 グランプリシリーズファイナル編(前)+映画「オペラ座の怪人」感想

12月12~14日にかけて放映された、フィギュアスケート
グランプリシリーズファイナル、略称GPF。
遅ればせながら、その感想を中心に、このところ
フィギュアスケートを地上波TVで観戦してきた見聞録をお届けします。
まずは、フィギュア中継そのものに対しての積もり積もった意見を。


・実況前後のナビゲーション
あれを私は「中継テロ」と呼んで忌み嫌っている。
別名「地上波の洗礼」。実況が始まるまでの辛抱ともいう。
何とかならないか。そもそもなぜ松岡修造氏なのか?
あの実況までのつなぎタイムって何のためにあるのか?
修造+織田信成君の高テンションで、フィギュア中継はすっかり暑苦しい。
アナの子が引いてるときがたまにあるほどで・・・・・・。
しかし、この二人は元アスリートで、信成君は他ならぬフィギュアの元選手で。
当事者の心境を代理するなら彼らのテンションは正しいってことだろうか。
でも、視聴者としては、もう少し静かに観たい・・・・・・。

・実況・解説
いざ試合が始まると、音声は一気に静まる。
フィギュアの実況は他のスポーツと比べてクールだ。
解説も、技の名前を読み上げて、うまいとか惜しいとかそのくらい。
日本人選手にある程度情は入りながらも、海外選手にも優しいのでは。
まあ、最近、実況や解説に「頑張れ」などの私情が多い気もしてきたが。
ショー的側面もあることに配慮して、他のスポーツに比べればおとなしい。
観ていて、なぜこれまで八木沼純子さんばかり起用されてきたのか、わかった気がした。
選手経験があって、かつあれだけ聴きやすく喋れる人は、滅多にいない。
以前、鈴木明子さんの解説がちょっとモゴモゴして気になって、そこで気がついた。
八木沼さんが解説を担当したNHK杯の聴きやすさ。
確かに技の名前しか読み上げていないけど、それでいい。
足りない分は実況が話すし。この競技、実況や解説が邪魔しちゃいけないのだ。
音楽が鳴り響き、選手が手足全体を使って語る、競技兼ショータイムなのだから。

・羽生選手の扱い
オープニング映像をはじめ、中継全体が羽生結弦選手中心すぎる。
羽生の演技だけ最後にリプレイしたり、特別編集の映像を延々流したり。
男子を観ていて、町田選手や無良選手の親御さんが泣くぞと言いたくなった。
羽生本人の意図やスケートと関係ないところで、アピールどころか
イメージダウンになっている。これじゃ羽生が嫌われる。
羽生をヒーローに演出したいんだろうが、演出が下手だと思う。
やればやるほど胡散臭くなっていることに気付いてほしい。
他のスポーツに倣っているのだろうが、この競技は、まして今の男子は、
誰か一人だけの物語を語る競技ではない。せめて群像劇で語ってほしい。
そういう中での、NHK杯の、村上大介選手の優勝はいっそ痛快だった。
ショートも放送されない、ノーマークの選手。羽生でも無良でもなく。
TVがつくりたい物語を、リアルが完全に舌を出して裏切ってみせた瞬間だった。
まあ、その後のGPFで、羽生自身が正しくTVが望む物語を演じきってみせたのだが。

・中継のタイミング
実況が始まる前に、ニュース速報などで、先に結果がわかってしまう。
がっかり感が半端ない。
その後で始まる中継では、どれだけ編集されまくっているかと、観る前からげんなりする。
編集されすぎに関しては今回のGPFは実に酷かった。
ショートプログラム、2時間の中継に合わせて前フリが1時間とか、
何を期待して中継を観ればいいのか、途方に暮れた。
地上波はとことん舐められている。

・えらべるテロップ
テレビ朝日でリアルタイム視聴中にだけ利用できる「えらべるテロップ」。
演技内容をテロップで表示し、「注目!」なんて表示もついてくる。
Dボタンで、表示しないようにもさせられる。
これは基本的にありがたい。テロップのないNHK杯でそう実感した。
しかし、少し邪魔かも。もうちょっと小さく、右下に寄せてはくれないだろうか。
注目技についてはNHK杯のほうが選手ごとの特性に配慮してくれたように思う。
テレビ朝日では4回転ジャンプやコンビネーションジャンプに機械的についていたが、
NHK杯では、スピンやステップの得意な選手は、きっちりそこにつけられていたから。

・画面右上の煽り文句
テレビ朝日、いつもいつもせわしない。
GPFのフリー、ボロノフ選手の演技中「無良現在1位」「羽生&町田 決戦間近」って、
たった4分間の間で必死すぎる。
なんというかもう少し「今」を大事に観させておくれよ。

・エキシビジョン
テレビ朝日で、競技を「氷上サバイバル」と呼ぶのに対し、
競技後のエキシビジョンは「氷上ミュージカル」と称されていた。
それまでのグランプリシリーズでのエキシビジョン放映時は、ダラダラと各選手の演技を
流すだけで、よほどコミカルな演技をする選手以外、面白みがまるでわからなかった。
しかし、NHK杯で、日本人選手を中心にインタビューをやっている様子だったり、
選手全員で登場するオープニングやエンディング、地上波では放映されないことも多い
ペアやアイスダンスも含め全ての選手に平等に時間が与えられたりすることで、
このひとときの素晴らしさ、競技の温かさがわかってとても良かった。
GPFでもそれに倣ったのか、全体が見える放映になったが、
こちらは編集が多すぎて、半分くらい羽生のドキュメンタリーになっていた。
まあ、でも、エキシビジョンの雰囲気は伝わる内容になっていて良かった。

Bonus Track:フィギュアスケート的映画見聞録「オペラ座の怪人」

オペラ座の怪人 通常版 [DVD]オペラ座の怪人 通常版 [DVD]
(2005/08/26)
ジェラルド・バトラー、エミー・ロッサム 他

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世界的に大ヒットしたミュージカルを映画化したというだけあって、歌の比率が高く、
映像のスケールは圧倒的なものの、ストーリーがどうにも薄い。
Wikipediaを見なければ話がわからなかった。映画としては説明不足すぎた。
現実と非現実が交錯する部分は、映像にするなら余白をもっと埋めないと
わけがわからない。
Wikipediaで「いろんな解釈があります。原作の小説とは違います。謎の多い話です」という
事実を知るまで、わからない部分についてかなり一生懸命考察してしまい損した。
冒頭で出た劇場の元オーナーがファントムの正体なんじゃないかと勘ぐってしまったり。
映画だけ観ていたら、そんな解釈ができるのではないか、下手したら。
だって何かあると思うだろう、あんな意味深にチラチラ登場されたら。
普通の映画だったら破綻作だ。「ミュージカルの映画化」と知っていないと観られない。
でもって、ファントムの人はブラピ風のイケメンで、皆が叫んで逃げるほど醜くなく
そこも映像としては説得力が足りない。
あれこれ、脳内で補完しないとならない映画か・・・・・・。

フィギュアスケート的に観た感想としては、リフを聴いて「ああ、これか」と納得。
映画のファントムに近いのは無良君だろう、体格がよく、右眉の痣が異形といえば異形で
ファントムっぽい。よく似合っている。
映画を観た限り羽生はちょっと違う気がする。佳菜子はクリスティーヌっていうかファントム?
でも劇団四季で市村正親さんのファントムを観たら「全員違う」ってなるんだろうか。



次回はGPFを中心に、一連のグランプリシリーズの感想を書いていきます。


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【CDレビュー・感想】ゴンチチ:Merry Christmas with GONTITIなど詰め合わせ【ラジオ】

いつもその音楽への情熱に圧倒されている、オトシンさんのブログ
ロックじゃない奴はろくでなし」に影響を受け、
ゴンチチの音楽を聴いてみようと思いました。
音楽通の人が勧めてくれる音楽にハズレはないはず!と思うも、
初めて聴く音楽だったから、不安もありました。
にも関わらず、チャレンジして、もうすっかり夢中です。
それで今回は、ゴンチチの音楽感想詰め合わせになります。


棚に並ぶたくさんのゴンチチのCD。
途方に暮れながら、何枚かを選び出し、試聴機にかけてみた。
そこで最初の一音からピンときたのが、この1枚。
Merry Christmas with GONTITI~best selection of christmas songs~

Merry Christmas with GONTITI~best selection of christmas songs~Merry Christmas with GONTITI~best selection of christmas songs~
(2010/11/24)
ゴンチチ

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ステンドグラスみたいな、オシャレでかわいらしいジャケット。
CD棚に立てかけて飾ってある。
このジャケットは、ゴンチチのリードギター、ゴンザレス三上さんが
デザインに関わっているという。
ブックレットを開いてみると、ジャケットと同じ意匠で貫かれ、
見ているだけでハッピーで、満たされた気持ちになる。

私は今まで、クリスマス用に音楽を用意しようという考えがなかった。
クリスマス以外には使えないじゃないかと考えて、はなっから聴かず、
手にも取らなかった。
ところが、このアルバムは、試聴した瞬間、
「あ、当たり」と分かった。
家に連れて帰ると、見事、名作。
トラディショナルなどの既存のクリスマスソングが7曲。
ゴンチチのオリジナル曲は、過去作から4曲、
このアルバムのための作りおろしが4曲、収められている。
湿った、少しくぐもった感じの、一音一音大切に紡がれるギターがいい。
雪に包み込まれるような温もりを感じる。
クリスマスといわず、冬ならいつでも、とりわけ朝にピッタリ。

夏にフラやハワイ音楽のCDを集めたことがあったが、
それと同じように、冬はこのCDを聴きたい。


入門編として、ベストアルバムも手に取った。
Gontiti Recommends Gontiti

ゴンチチ・レコメンズ・ゴンチチゴンチチ・レコメンズ・ゴンチチ
(2003/07/30)
GONTITI

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現在、オールタイムベストがリリースされているようだが、
本作は2003年にリリースされた、ゴンチチ結成25周年、デビュー20周年を
記念した2枚組アルバムである。
打ち込みサウンドを取り入れたアーバンな楽曲が多い「Out side」と
ストリングス・アレンジやアコースティックな楽曲が多い「In side」。
私は、しっとりパウンドケーキのような「In side」が好きで、
先に紹介したクリスマス・アルバムの続きのつもりで聴いて楽しんでいるが、
あっさりレモンケーキのような「Out side」も、明るく爽やかに聴けていい。
「In side」の#21「放課後の音楽室」は、きっと誰もが
「ああ、これ聴いたことある!」となるはず。私はCMで聴いた覚えがある。
リラクゼーションCDの最大手・imageシリーズにも、何度も収録されている。
本作には、ライヴヴァージョンが収められている。穏やかな日だまりのような演奏だ。

ブックレットには、ゴンザレス三上さんと、サイドギターのチチ松村さんの
スペシャルインタビューがあり、結成秘話から2003年までの歩みが
1983年からの膨大なディスコグラフィーと共に語られている。
そして圧巻なのがAnniversary Commentで、総勢40人ものコメントが!
ミュージシャンから俳優、作家まで、幅広い分野の面々が揃っている。
竹中直人さん、原田知世さん、宮崎美子さん、五木寛之さんといった
一風変わった顔ぶれも。

彼らの音楽について、言葉であれこれ細かく説明する語彙力や知識は私にはない。
言葉であれこれ分析したり言及したりする音楽ではないようにも思える。
歌詞がなくても、技巧やうんちくに走らなくても、ラウドな音を鳴らさなくても、
「くつろぐこと」「心地良いこと」を追い求め、多くの人に伝わり、支持される。
「イージーリスニング」というジャンルを他の音楽より一段下に見ていたが、
「くつろげる音楽」「心地良い音楽」とはこんなにも価値があるのか。
普遍を突き詰めると粋に辿り着く、その逆も然り。

まるで、ツウが集まるコーヒー店。
でも一度来ると結構誰でも常連になれる、みたいな。


ゴンチチのCDは触れなくても、このようなかたちでいつも耳にしている、という
人もいるのではないだろうか。
私は今日初めて聴いた。
NHK-FMで土曜9時~11時に放送している、ゴンチチがMCを務める長寿番組、
世界の快適音楽セレクション」。
とことんジャンルレス。ゴンチチの曲に始まり、クラシック、ジャズ、
ワールドミュージック、ロック・・・
演歌や歌謡曲まで流れることもあるようだ。
居心地のよい曲、たまに不思議な曲が、2時間いっぱい詰め込まれている。
一応毎回テーマがあって、それに沿った音楽を
ゴンチチの二人と音楽評論家(週替わり)が持ち寄って紹介していく。
テーマがまたユニーク。ウェブサイトで過去3ヶ月の放送リストを見たら、
「7と5と0の音楽」とか、「ひざと看板とスプーンの音楽」とか、なんじゃそりゃ。
今日は年の暮れということで「年末恒例大蔵ざらえ」というテーマ(?)、
お気に入りだけどこれまでのテーマに入らなかった曲が紹介された。
トークは、しゃべりすぎずしゃべらなさすぎる、丁度良い具合。
途中で数回ミニコーナーが入ったが、これも音楽ネタで、長すぎず、軽妙。
まだ聴き始めだからコーナーの魅力まではわからなかった(笑)
「快適ジュークボックス」というキャッチコピーでもつけたくなるラジオ。
ただ、9時~11時は二度寝していたいので、録音して聴けたら良いのだが、
ラジオ自体を久しぶりに聴いたぐらいだし、まだちょっと難しい。
二度寝防止ってことにしようか。
夜や夕方に放送していた時期があったらしい、それすごく羨ましい。


ずっと軽視してきた「くつろぐこと」「居心地のよさ」。
そういうものをもっと大事にしたほうがいいよ、と
ゴンチチの二人にそろりと囁かれたような気がします。
理屈ではなく、感覚が素直に求めるもの。
頭でものを手に取ったり買ったりするのはやめて、
感覚が欲しがるものを五感に与えたい。
そんなことを考えながら、できるだけゆったりなごみながら、記事を書きました。
理屈人間の私にはなかなかできないんですが、今後も、いいヒントになるかと。


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【映画】アクロス・ザ・ユニバース【DVD】

ビートルズの曲、33曲で綴られるミュージカル映画!
そんな楽しそうな触れ込みをDVDレンタルショップで見つけて、
すぐさま手にとって、借りてきました。
観たら期待通り、いや期待以上におもしろい!
オススメ度とっても高いこの映画、紹介せずにはいられません。
早速記事に!



アクロス・ザ・ユニバース(1枚組) [DVD]アクロス・ザ・ユニバース(1枚組) [DVD]
(2011/01/26)
エヴァン・レイチェル・ウッド、ジム・スタージェス 他

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小規模での公開から、口コミで人気が広まって、第80回アカデミー賞では衣装デザイン賞に、
第65回ゴールデングローブ賞では作品賞 (ミュージカル・コメディ部門)に、
第50回グラミー賞では最優秀サウンドトラック賞にノミネートされた、すごい作品。
レンタルショップでもオススメコメントが付いていたし、面白いに違いないと確信して観た。
具体的な内容はWikipediaにはあがっていないので、結構細かくああだこうだと
話の筋を打ち明けてしまう。
この作品は、歌や演出こそ本領で、話の展開はあらかじめ頭にあったほうが
見事な歌や凝りに凝った演出を楽しめるのではないかと思ったので。

・物語のうまさ
Wikipediaでは「コメディ映画」「ミュージカル映画」と区分されている。
私が区切るなら、コメディというより、恋愛映画、青春映画とつけたい。
60年代の若者たちの恋と青春をとてもよく描いていると思うから。
起承転結もはっきりしていて、わかりやすい。
<起>
イギリス・リヴァプールに暮らす労働者のジュードと、
アメリカ・ニュージャージーに住む高校生のルーシー。
二人には、それぞれ恋人がいる。
ある日、ジュードは、父親に会うために、アメリカへ旅立つ。
父親に会うには会ったが、そこからどうなるでもなく、
路頭に迷ったところで、ルーシーの兄、マックスと友だちになる。
マックスは大学をやめて、ニューヨークに旅立とうとしていた。
ジュードはルーシーといい雰囲気になるが、互いに相手がいるし、
マックスと一緒にニューヨークへ向かう。
<承>
ジュードとマックスは、セディのアパートメントの住人になる。
セディ、ジョジョ、プルーデンスといった個性的なルームメイトと共に
ニューヨークでの生活が始まる。
ルーシーは恋人を失い、マックスと一緒に過ごすために、
ニューヨークにやってきて、同じアパートメントに。
そして、ジュードとルーシーは恋人になる。
同じ時期、セディはジョジョを自らのバンドのギタリストとして
招き入れ、アパートメントにも招き入れ、恋に落ちる。
一方、マックスの元に徴兵の報せが来る。
<転>
兄や元恋人のことがあり、ルーシーは反戦運動にのめり込む。
イラストレーターの仕事に打ち込むノンポリのジュードとすれ違いが生まれ、
二人は喧嘩、そしてついに別れてしまう。
ジュードは傷心でリヴァプールに戻る。
セディとジョジョも、離れてしまう。マックスは負傷し、入院。
<結>
打ちひしがれているジュードに「ヘイ、ジュード」と呼びかけるマックス。
それを受け取って一念発起したジュードは再びニューヨークに向かう。
マックス、セディ、ジョジョ、プルーデンスと再会を果たしたジュードは
愛を歌い、ついにルーシーのもとに辿り着く。

・名場面
話の筋はシンプル。それをどう伝えるかが、ミュージカルの見せ所。
いいシーンがたくさんあった。全曲がいいシーンといってもよい。
そのなかからいくつか述べてみる。
ぜひ実際に観て、体験してほしい。

・With A Little Help From My Friends
マックスが、ジュードを自分の仲間の一員に迎え入れる楽しいシーン。
ここでの「マイフレンズ」とは、友だちとクスリのことのようだ。
悪童ぶりを極めており、可笑しい。通りすがりの店の客も歌う。
・Let It Be
デトロイトで内乱が起こり、たくさんの命が犠牲になる。
そのなかには徴兵されたルーシーの恋人もいた。
嘆くように1番を歌う少年は、2番では亡くなっている。
2番からは聖歌隊の一員の女性が歌い上げる、悲痛なシーン。
・Why Don't You Do It In The Road
セディがステージ上で勇ましく歌い上げるロックナンバー。
しかも、ルーシーが母親に「ニューヨークには染まらないから大丈夫」と
説得したそばから、この歌い出しが彼女を迎えるという顛末。
・I Want You(She's So Heavy)
マックスが徴兵の検査に行くと、ベルトコンベアにのせられ、身ぐるみはがされ、
車でも造られるように検査が進んでいく。
まさか「I Want You」が兵隊たちの「おまえもこっちこいよ」として歌われるとは。
帰ってくると、同じ曲でセディとジョジョが愛し合っているというオチつき。
・Because
アパートメントの住人一同+αが不思議な世界に放り出され、夜空を見上げて
草むらに円を描くように横たわっていると、夜空が水中に変わって、
ジュードとルーシーが交わったり、ほかの住人達が泳いだりする、美しいシーン。
・Something
反戦運動に打ち込むあまり家を空けがちなルーシーが、上半身裸で眠っている。
その姿をスケッチしながら、ジュードが不安を吐露する、完全に不協和音フラグ。
部屋の壁はジュードによる、ルーシーや二人の姿のスケッチでいっぱい。
・Oh!Darling
ステージ上で、ソロ活動を始めるセディと、捨てられる格好のジョジョが大喧嘩。
セディの歌をジョジョが反論したり、ノイジーなギターで邪魔したりする。
セディは去り、ジョジョがセディに「去らないで」と懇願する様相でヴォーカルをとる。
・Strawberry Fields Forever
ジュードがピンでイチゴを壁にくくりつけると、血のような液体が流れ出す。
壁をびっしりイチゴで埋め尽くし、そのイチゴを壁に投げつけて荒れるジュード。
ルーシーがTVを観ると、その向こうには闘いに明け暮れるマックスの姿が。
戦火とイチゴが混じる。イチゴが爆弾になって飛び散る。
・Across The Universe/Helter Skelter
地下鉄の中、傷心のジュード。降りると激しいストライキに遭遇。
セディが髪を振り乱し、「ヘルター・スケルター」を歌っている。
ジュードは警察に連行されていくルーシーを見つけ、止めに入る。
カオスな状況、「アクロス~」と「ヘルター~」が混沌と流れる。
・Hey Jude
リヴァプール、昼間から飲んでいるジュードが鏡を見ると、
ニューヨークで同じように昼から飲んでいるマックスが映り、励まされる。
それに勇気づけられ、母に見送られ、ジュードはニューヨークへ。
入国審査に通り、マックスと再会を果たす。
・Don't Let Me Down
セディの事務所(かつてのアパートメント)の屋上で、
ビートルズのルーフトップ・コンサートを連想させるコンサート。
セディとジョジョが歌い、プルーデンスも演奏に参加。
そこにジュードとマックスが加わる。
・All You Need Is Love
セディたちが警察に追い出されかけて、独りになったジュードが、歌い始める。
アパートメントの仲間たちも加勢。ルーシーがジュードを見つける。
やがてジュードは、向かいのビルの屋上で、微笑むルーシーと目が合った。
「She Loves You Yeah~」と歌いかけるマックス。幸せな幕切れ。

・キャラ/キャストのナイス具合

・誰かに似ている
ポール・マッカートニーにちょっと似ている顔立ちのジュード。
破天荒な振る舞いとサングラス姿がジョン・レノンを彷彿させるマックス。
ジャニス・ジョプリン風のセディ、ジミ・ヘンドリックス風のジョジョ。
深読みするとプルーデンスはオノ・ヨーコかメイ・パンか?
あちらこちらでニヤリとする。
・どこかで聞いた名前
「ジュード」「ルーシー」「ジョジョ」「プルーデンス」「セディ」。
みんなビートルズの楽曲に出てくる。
劇中ではジュードとプルーデンス(エンディングではルーシー)が
名前の入った曲を与えられている。
くくく、となる。ファンならジョジョやセディもわかるだろう。
・それぞれの歌声の魅力
当然ながら、みんな歌がうまく、しかも吹き替えなしで歌っている。
透き通るような歌声のジュードとルーシー。
少しハスキーなマックス、しゃがれ声のセディ。
それぞれにいいけれど、特にセディのパンチのある歌声が気に入った。
ロック歌手という設定だから一段迫力があるのは当然だが。
もっと聞きたくなる。

2時間、ハッピーと満足でいっぱい!
とにかく楽しい映画。
楽しくて、一緒に心が揺れて、一緒に幸せになる。
繰り返して観ても苦にならない。
ビートルズ好きにはたまらないし、そうでなくても
誰もがきっと楽しめるであろう映画。



普段映画って一度観たらそれっきりで、繰り返して観ようと思わないのですが
本作は別次元でした。
記事を書くためもあったけれど、もう一度この感動を味わいたくてリピート、
そしてまた満足!
購入して持っていても損じゃないなと思う映画に久方ぶりに出会いました。
それから、うーん、やっぱりビートルズ最高!

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【漫画】久住昌之&谷口ジロー「孤独のグルメ」感想

もはや国民的作品といえそうな漫画、原作・久住昌之、作画・谷口ジロー「孤独のグルメ」。
そのコミックスを探すのが少々大変だったのです。
コミックスは基本、レンタル派だから。
それで出費を惜しみつつ、中古の本屋さんに行ったら、おお、難なく発見。
ちょっと高くついたけど、クオリティの高さに圧巻で、これはこれで
よしとしました。
そして一気読み、感想となるわけです。



孤独のグルメ 【新装版】孤独のグルメ 【新装版】
(2008/04/22)
久住 昌之

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「新装版」と銘打ってある理由は、1994年~96年に連載されて一度完結し、
コミックスも発売されながら、2008年に復活し、その復活作も1話収められているから。
連載当初・コミックス発売当初より、時間が経ってネットで高い評価を得てヒットした作品。
そして、この評判をもとに、ドラマ化が実現したのが2012年(Season1)となる。
私はSeason3あたりからリアルタイムで観て、Season1~Season2は再放送で観たと思う。
「原作も読んでみたい」との思いが募るなか、やっとコミックスの発見に至ったというわけだ。

・ドラマで馴染んでいたので驚いたこと
このように、完全にドラマから入った人間が原作を読むと、当然、発見と驚きまみれになる。
以下、いちいち驚いたことを伝えていきたいと思う。

・チョイスをしばしばしくじる
ドラマではリアルタイムで実在するお店を取り上げているため、お店に悪いイメージのつくような
エピソードは当然ながら放映できない。
しかし、漫画では(こちらも当時実在したお店を多くモデルにしているにもかかわらず)
多くの人が外食でやりがちなミスを五郎もしょっちゅう犯すのだ。
#6では新幹線のなかでジェットシュウマイ(テープを引っ張ってその場で温める弁当)を頼んで
車内がシュウマイ臭くなり、乗客に笑われたり、
#15ではコンビニで夜食のお総菜をたくさん買いすぎた挙げ句、おでんとうずらと卵焼きで
卵がダブってしまったり(ダブりエピソードは他にも沢山ある)。
考えて頼んで・買っているつもりでも、こういうのあるある。

・穏やかな五郎、まさかの喧嘩!
ドラマの五郎からは想像もできない場面で、とても驚いた。
だから松重豊さんが五郎になったんだ、と妙に納得したが(笑)。
#12、あるめしやで留学生の店員を大声でずっと怒鳴る店長に、五郎、正面から抗議。
あの大食いの五郎がほとんど食事に手が着かない有様。
「帰れ!」と怒鳴り、胸をどついてくる店長に対し、五郎は武術の技をかけて圧勝。
こんなこともあるんだ・・・・・・問題作。ドラマじゃまずできないエピソード。

・お店での食事が主役にならない
ドラマでは、食前に甘味処に寄ったりするが、主役は一つのお店での飲食の様子。
しかし漫画では、食が脇役になることもたまにある。
#14では、行こうと楽しみにしていたお店がなくなっていて、別のお店で食事をするが
おいしさもどこか上滑り、探していたお店に行けなかったやるせなさが上回る。
#13では食事はほんの一瞬、主役は夏の暑さと甥っ子応援のための甲子園観戦。
ドラマ同様、食事を中心に据えてはいるが、漫画は食事とともにある一定時間を
ドキュメンタリーのごとく切り取っているともいえるのだ。

ハードボイルドな一匹狼
ドラマの五郎は漫画のそれと比べて性格が柔和になっているという。
漫画はひたすらモノローグと独り言で構成されているが、そのモノローグが
ハードボイルド作品の語り口を思わせる。
例えば#2の冒頭。

輸入雑貨の貿易商を個人でやっている俺だが
自分の店はもっていない
結婚同様 店なんかヘタにもつと
守るものが増えそうで人生が重たくなる
男は基本的に体ひとつでいたい


不器用で結婚できないのか?という印象のドラマ五郎と違い、漫画の五郎は
自らのポリシーに則り、望んで一人でいるようだ。
その話のラスト、ニヒルに煙草の煙をくゆらせて振り返る表情はナルシストぽくもある。
また、#7では大阪に出張で行って、客に話しかけられても「はあ」、
大阪流ジョークを振られても「あ・・・そうですか」とつれない。無口な男である。
たびたび、昔の映画や文学作家を回想する場面もあってシブい(#3、#7)。

・食事をする前後、最中の心の流れに密着
漫画では仕事中の五郎の姿は一切出ない。
腹が減る→お店を探す→メニューを選ぶ→客や店員を観察する→
来た飯を観察→味わう→食べ終える、ただただこの過程をねっちり追っている。
満足したり、不満だったり、迷ったり、焦ったり、後悔したり、幸せだったり、
食事をするときの人の心の動きを仔細に描写している。
しかしまあ五郎は頭のなかでよくしゃべる、ひとりごとでもよくしゃべる。
ドラマでもそうだけど、漫画でも、時々笑ってしまう。

・料理のディテール、店内のディテール
・コミックスの半分くらいの回で、頼んだ料理について詳しく説明している。
例えば、#16の「月見おろしうどん」の説明はこうだ。

たっぷりの大根おろし
揚げ玉がうれしい
ツユは薄めの色 味も塩味でアッサリ
ネギは関東風に白ネギ
一味を自分でかける(寒いのでタップリめ)
生卵 熱ですぐ白くなる
麺は確かに手打ち風 カドが立っていて しっかりしている


これらの文言を、ひとつひとつの具材のうえに書いてある。
食べたくなる臨場感。絵もリアルで、実においしそうだ。

・店内の客の観察もいつも細かい。
#1では「みんな帽子を被っている」
「この店の中で食う客ってのは ほとんど飯より酒なんだな」という具合で、
小説を読んでいるような錯覚に陥る。

・描き込みの量が半端ない。
否応なしに立ち上る感嘆とリアリティ。
とくに#8の工業地帯、#17の秋葉原の商品の山などは圧巻。

・食べたくなったもの
「深夜食堂」に続き、ここでもやってみた。
なすのおしんこ/とん汁/豆かん/いくらどぶ漬け/岩のり/饅頭/
シウマイ/たこ焼き/焼き肉/江ノ島丼/ハンバーグランチ/
ウィンナーカレー/コンビーフ/コンビニおでん/冷奴/卵焼き/
月見おろしうどん/かつサンド/餃子/焼きそば/
白飯、ジャガイモのみそ汁、野沢菜/
コッペパン、ピーナツマーガリン、トマト味の野菜スープ、バナナ/
うん、きりがない(笑)
「深夜食堂」の絵は描きすぎない余白が「うまそう」をもたらすのに対し
「孤独のグルメ」は、徹底的な描き込み、五郎の観察の台詞によって
おいしそうに見える、思える。
この対照的な漫画、両方好きと感じられるのがなんとも幸せである。

・五郎のイデオロギー

・食の自由と権利

モノを食べる時はね 誰にも邪魔されず 自由で なんというか
救われてなきゃあ ダメなんだ
独りで静かで 豊かで・・・・・・


#12の、店主と喧嘩するシーンの台詞である。
店主に「なにをわけのわからないことを言っていやがる」と反論されており
五郎、そこまで熱くならなくても、店主の反論ももっともだ、と苦笑も出るのだが、
このシーンで五郎が主張している内容は深い。

・食がいのちをつくる

生きているというのは 体にものを入れてく ということなんだな


特別編、五郎が怪我をして入院したときの食事、隣のお爺さんは
スプーンで看護師さんに食べ物を柔らかく砕いてもらい、
弱々しい音をたてながら、それでもひとり食べる。
その様子に耳を澄ませながら五郎が思ったことである。
食への愛に殉ずるあまり、たまに暴走しながら、哲学を持って五郎は食べ、
我々は五郎の哲学を通して「食べるとは、生きるとは」を考えさせられる。

・五郎が私たちに教えてくれるもの
食への愛はいうまでもなく、街めぐり、店めぐりの色合いも強い漫画で、
広い意味での愛、人生愛に溢れた漫画である。
食べっぷりがいい五郎だけど失敗も多い、そういう失敗も含めて
食という行為を慈しむ。
ささやかな日々を等身大で受け入れて楽しむ。
楽しいだけじゃないけれど、好きで大事なことを楽しむ。
人間としての力が漲っている作品だ。



かつて、胃を壊して何も食べられない状態に陥ったとき、
ドラマ版「孤独のグルメ」に救われた、という記事を書きました。
そして今、私は正体不明の慢性的な胃痛に悩まされています。
せっかく胃を治したのに、なぜか痛い。お腹が減らない。
食べても満腹感がない。そもそも自分の周りの何もかもに手ごたえがない。
病院で薬をもらったけど、効いているようなあまり関係がないような。
食事量と胃痛にあまり関連がない。
心の問題?錯覚?幻覚?どうなっているの?どうして?どうして?
そんな苦痛のなか、今度は漫画の五郎に救いを求めようとしています。
養生という要素もあり、「食べたいように」だけではいけないと思いますが
食べたいときにはワーッと食べてしまうことにしています。
だって、食べるって、こんなに楽しいんだもの!
その感覚が今にも薄れそうになっている今だからこそ
また「孤独のグルメ」を読み返したり、他のグルメ系小説を読んだりしようかと。
食の喜び、楽しさに一度目覚めたら、そうたやすくは無関心に戻れないのです。

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【CDレビュー・感想】LUNA SEA:LUNACY

また、このブログらしくもなく、90年代の邦楽バンドの作品です。
時々取り出して聴いてしまう、LUNA SEAのアルバム「LUNACY」。
2000年に彼らは「終幕」して、2007年のライヴ、2010年の「REBOOT」宣言まで
長い沈黙を続けるのですが、その「終幕」前最後の作品がこれ。
昨年リリースされた新作よりもやっぱり好きなこのアルバムを
今回は感想/レビューしちゃいます。


まずジャケットが好みどストライク。

LUNACYLUNACY
(2000/07/12)
LUNA SEA、DJ KRUSH 他

商品詳細を見る

こういうシンプルで先鋭的なデザインが個人的に大好きなのである。
私は基本的に、ヴィジュアル系の様式美などにはまるで興味のない人間なので、
それまでの彼らの音源にはあまり親しみを持てなかった。
けれど本作は、ヴィジュアル系という枠組みをほぼすっかり外れたロックアルバムだ。
洋楽志向でガッツリ攻めて、私のツボを今でも突きまくる。
前作「SHINE」からその傾向が増していたが、本作はそれを更に突き進めた。
「LUNA SEA」というバンドの作品としては「らしくない」作品のさいはてなのだが、
それゆえに今に至るまで「このアルバムがいい」という根強いファンを生んでいるように思う。

以下、各曲ごとにみていく。

1.Be Awake
疾走感溢れる、爽やかでダイナミックな曲、爽やかすぎてLUNA SEAらしくないし、
なんかベタ。ぶっちゃけ苦手で、よく飛ばしてしまう。
「宇宙的に感じようよ」とは何ぞや(苦笑)
SUGIZOはあまり歌詞を手がけない方がいいような・・・・・・
宇宙的なギターソロは素晴らしいし、ギタリストとしては大好きなんだけど。

2.Sweetest Coma Again feat. DJ KRUSH
カッコ良すぎて、この曲だけどれだけリピートしたかわからない。
なぜシングルカットされなかったのか? feat.DJ KRUSHだから?
映画「007」の日本版エンディングテーマで、話題にもなったのに、もったいない。
徹底的にクール。前作で強すぎた「河村隆一」色がほどよく封じられ、
各パートが火花を散らすようにやりあっているのがあまりにスリリング。
Youtubeで終幕時のライヴ(FINAL ACT)を観ると、SUGIZOが腰を振りまくって煽っていて
盛り上がるところなのか笑うところなのかいい意味で迷ってしまう。

3.gravity
ドラマ・映画「アナザヘヴン」主題歌。オリコンで1位も獲っているシングル曲。
最近になってようやく魅力に開眼した曲。
やるせなくしどけない、鬱蒼とした曲を書かせたらINORANは随一だった。
今のINORANはもうこんな曲、書かないし書けないんだろうな。
INORANのアルペジオを主役にしたことで、SUGIZOのギターやJのベースがむしろ際立つ、
アンサンブルの妙を堪能できる曲でもある。

4.KISS feat. DJ KRUSH
直球でエロく、華やかで、都会の香りもする。
どくどく溢れ出してくるようなベースラインが淫ら。
SUGIZOとRYUICHIの組み合わせは#1も含め、どうも「あま~く」なる。
随所にサンプリングされた喘ぎ声はあのビビアン・スー(SUGIZOの当時の彼女)って本当?
DJ KRUSHはいい仕事しかしない。ベストマッチ。もっと色々やってみてもよかった。

5.4:00AM
乾いた午前4時のTOKYOのマンションの一室をミニマルなタッチで描き出した曲。
短編小説のような「ふぜいのある」上品な佳曲。
INORANの流れるようなアコースティックギターが美しい。
でも他のメンバーは持て余してる?と思っていると、ラストで一気に混沌に突入、
面目躍如となり、これまた、よくできた小説のオチのようである。

6.VIRGIN MARY
LUNA SEAのアルバムにはいつも中盤でプログレっぽい長尺の曲が入るようだが
それがここ、まさにど真ん中に鎮座する。
本作は「らしくない」作品と言ったけれど、唯一「らしさ」を残したのがこの曲かも。
幽玄の境地、耽美の世界。
シューゲイザーなギターのアプローチのおかげで退屈しない。

7.white out
ズブズブな#6から一転して、甘く温かくあっさりとした曲。
INORANの曲なんだけど、とても河村隆一的なのはなぜか。
曲が淡いあまりヴォーカルに呑まれたか?
クセのあるギターソロがユニーク。

8.a Vision
ストレートで豪胆な、Jらしい曲。のちのJソロ曲まんまともいえる。
Jの曲ではRYUICHIはタイトに歌ってくれるので、
華美になりすぎず聴きやすい。
大きな点でひとつひとつ刻み込んでいくようなベースソロがキく。

9.FEEL
#4「KISS」の延長線上にあるような妖しく悩ましい曲。そういえばタイトルの
文字数も同じで、間奏でもサンプリングされているし、意図的に繋がっているかも。
悩ましい曲を書かせるとSUGIZOがうまい。
サビの転調が妖しさを一層アップ。
ヨコノリのグルーヴィーな曲に、イントロ~Aメロのタテノリでゴリゴリなリフ、
間奏のヴァイオリンや#4のサンプリングなど、いい具合に詰め込まれている。

10.TONIGHT
LUNA SEAがある意味、アイデンティティを全部投げちゃった曲。
これはこれでよいが、昔からのファンの絶望する姿が目に浮かんでしまう。
シングル曲だがセールスが振るわなかったのはこのせいか。
よくまとまっており、バンドものの王道の曲・アレンジなのだが、だからこそ
変化球が売りのこのバンドが演るという、違和感が半端ないわけだ。
こういう曲をシングルカットした時点で「終幕」の始まりだったのかも。

11.Crazy About You
ラストはスケール感のあるJの曲。
いい曲なんだけど、これがアルバムを締めているので後味がよくない。
J曲を最初に、SUGIZO曲をラストにもってくれば、
冒頭の違和感も、ラストの違和感もなかったと思うのだが。
この時期からのJ曲はどうもアメリカン・ロック色が強くて、
LUNA SEAらしさから乖離している感が強いので。


本作を発表してからほどなく、LUNA SEAは「終幕」を発表。
それも納得できるような、個を突き詰めた、全体のまとまりを欠いた1枚は、
しかし曲単体では最高水準にあり、
また、そのまとまらなさ、歪さが、本作独特の魅力となっている。
そして本作のリリースがほかならぬ2000年というのも重要だ。
これが1997年とか2002年なんかの作品だったなら、ただの駄作である。
「2000年」というカオスな時代の空気を、本作は巧みに切り取ったようにも感じられる。
REBOOT前、SUGIZOはLUNA SEAを振り返り「偉大なる失敗バンド」なんて
言っていたというけれど、それゆえに愛おしくなるのかもしれない。
歪で、過剰で、カオティックな、なんて素敵なバンド、素敵なアルバム。
メンバーが最高密度で力を出し、ぶつかり合ったからこそできた最高傑作。



さて、その後の、というか、現在のLUNA SEAですが、
多くの人がご存じのように、2013年、最新作「A WILL」をリリース。

A WILLA WILL
(2013/12/11)
LUNA SEA

商品詳細を見る

レビューを書こうとも思ったけれど、「何か違う」の連呼になりそうなのでやめました。
歳を重ねた重厚さもあるんですが、どうもあまり好きにはなれなかったし。
だいいち全員、顔をちょっとずつ(某メンバーは「だいぶ」)いじっている気がするし・・・・・・
それにやはり「LUNACY」が一番好きだと、嫌と言う程わかってしまったので。
あくまでも好みです。時間は逆戻りしないし、私もあの頃に戻ってと言う気はないです。
でも、この作品の不思議な魅力を、どうしても多くの人に知ってほしかった。
そんな熱情に突き動かされて、綴った記事でした。

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プロフィール

燃える朝やけ

Author:燃える朝やけ
・音楽、映画、漫画・・・雑多な題材をとりあげ、レビューのような感想のような、「好きなものの話」をしています。音楽寄りの題材が多めかも。
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