2017-05

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F1:その8 ジャン・アレジ「愛に生き、夢を追いかけたドライバー。ワールドチャンピオンとはまた違う、幸運なレーサーのカタチがここに」

GWを準備期間に充て、まさかのF1記事連載再開!
今回取りあげるのは、日本でも馴染み深いドライバー、ジャン・アレジ

「ジャン・アレジ」という名を聞いて、日本人が思い浮かべるイメージは大きく分けて
この二つかと。

後藤久美子さん(ゴクミ)の旦那様
TARGET表紙のアレジ&ゴクミ夫妻
最近では資生堂「マキアージュ」のCMなどで、黄金の輝きを放たんばかりの美しさで
観る者をハッとさせるゴクミ。
かつては小麦色の美少女だったのが、アレジと結ばれてからは(事実婚、実は略奪婚でもある)
愛故か、それともセレブになった故か、キラキラと眩いオーラをその身に纏うように。
しかしまぁエロティックで品のあるカップルだ・・・!
スーツ&デニム特集も面白そうだし、普通にこの雑誌欲しい。
昔、別の雑誌でこのカップルの特集を見かけて、ありあまる色気に
しばらく息を呑んでしまったものです。二人ともまだまだ枯れませんな!

黄金期目前の跳ね馬を果敢に駆り、情熱的な走りで人を魅了した愛すべきドライバー
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「アレジ=フェラーリドライバー」のイメージって強いんじゃないかと思います。
実際、5年間もドライヴしていたわけだし。
しかし何よりティフォシと我々のハートを掴んだのは、「本気でフェラーリが大好きだから
フェラーリのためならどんな駄目マシンだって諦めないぜ!」というまっすぐなスピリットと
その情熱から来る勇猛果敢な走り。
この動画の頃の「92年のフェラーリ(F92A)」は、跳ね馬の長い歴史に残る最悪な駄馬。
そんな逆境にありながら、モナコGP(絶対に抜けないモナコモンテカルロのレース)予選で
ウィリアムズ+セナに続く4番グリッドを獲得!関係者も吃驚したのだとか。
こうした、駄馬をねじ伏せるような走りが、同じフェラーリドライバーにして夭折したカリスマ
ジル・ヴィルヌーヴを彷彿させ、ティフォシ(=フェラーリファン)達を熱狂させました。

だけどアレジには、もう少し違ったかたちで、F1ドライバーとしての幸せを
全うできる可能性があったのも有名な話です。
そのきっかけが、こちらの大バトル。
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90年開幕戦、F1デビューしてまだ1年も経っていない新人アレジ、マシンも中堅どころのティレル。
(同僚には中嶋悟がいて、日本での中嶋のCMで、中嶋のメットを被ってドライヴしていた)
それなのに!この年のワールド・チャンピオン、アイルトン・セナのマクラーレンと
双方一歩も譲らない互角の大バトルで、もう観客も関係者もやんややんや。
スタートでトップに躍り出て、セナに抜かれてもすぐさま抜き返して、ぎりぎりまで
首位の座をセナ様に渡さない。結局抜かれるけれど、見事2位フィニッシュ。
表彰台でセナはアレジを称え、観客からはアレジコールが鳴りやまない。

こんなレースやバトルを何度か見せつけて、関係者が黙っているはずもなく、
アレジには当時のふたつのトップチームからオファーが来ます。
一つはフェラーリ、そしてもう一つはウィリアムズで、ウィリアムズと仮契約まで漕ぎつけるも
最後に選んだのはフェラーリ。
しかし、翌91年から、ウィリアムズは当時の最強チーム・マクラーレンに肉薄し、
92年にはマンセルが悲願のチャンプ、以降も97年頃まで「最強」の称号を欲しいままに。
一方で91年からのフェラーリはお家騒動や、エースのプロストの離脱で大波乱、
96年にミハエル・シューマッハーがベネトンの首脳陣を連れて組織改革に乗り出すまで
長い長いスランプに陥ってしまう・・・
「もしあの時、アレジがフェラーリじゃなく、そのままウィリアムズに行っていたら
もっと勝てたのに。ワールド・チャンピオンだって夢じゃなかったのに!」

今でも叫ばれ、そして論議になる「たられば」です。

アレジは幼少期から、先に述べた伝説のフェラーリドライバー、ジル・ヴィルヌーヴの大ファンで
部屋に等身大ポスターを飾っていたほど。
(ちなみにセナや片山右京などもジルファンで、右京はフランスF3選手権時代のライバル)
そして、フランス生まれだけど両親はシチリア出身のイタリア人。
流れるティフォシの血と、ジルへの憧憬が、何をもってしてもフェラーリを選ばせました。
幼い日からの夢を叶える道をとったわけですね。
そして結果的に、アレジはジルに擬えられてティフォシに熱狂的に愛され。
例え、優勝がたった1回しかなくても、ワールド・チャンピオンに手が届かなくても。
そういえばジルは無冠の帝王のまま、コース上(予選)で天に召された人でした。(優勝は6回)

アレジの最初で最後の優勝の場面がこちら。
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92年からつけている、ジルと同じカーナンバー27で、自身の誕生日に、
ジルの名を冠したカナダ「ジル・ヴィルヌーヴ・サーキット」で、フェラーリで優勝!
ファイナルラップから涙で前が見えなかったというアレジ。
マシンは限界寸前にあったため、ウィニングラン途中で止まってしまいます。
そこに親友シューマッハーが寄ってきて、ベネトンに跨って歓喜のウィニングラン。
91年の同僚にして師匠のアラン・プロストが、解説席で思わず笑ってしまうほど
子どものような喜びっぷり。
観客がコースに凄い勢いで大挙してなだれ込み、大騒ぎ!轢かれちゃうよ!
神様が「最初で最後だから、オプションいっぱい付けてあげるね」と意図したかのような
めでたい曰くばかりの、アレジでなくとも感涙もののスペシャルな優勝。
夢が叶った瞬間でした。
そしてこのレースの後、日本のメディアに向けてゴクミとの交際宣言をして、
ゴクミが「勝利の女神」と呼ばれていたのを憶えています。


件の「たられば」を真剣に考えてみました。
90年のウィリアムズは前年に引き続き、ティエリー・ブーツェン&リカルド・パトレーゼの
地味だけどデキるコンビ。来るべき黄金期の足場固めにじっくり当たり、奮闘する姿は
93~95年のアレジ&ベルガーコンビとかなり印象が被る(実力が拮抗していた辺りも)。
90年序盤でブーツェンの放出とパトレーゼの残留が決まっており、No.1ドライバー候補の
オファーを、アレジと当時フェラーリにいたナイジェル・マンセルに持ち掛けていたのだそう。
アレジは、この「二股かけられている」状況にも嫌気が差してフェラーリを選んだようですが
もしマンセルとアレジがチェンジせず、91年から、アレジがウィリアムズにやって来て
パトレーゼと共に走っていたら・・・?(マンセルはフェラーリに残留したと仮定)

ウィリアムズ贔屓のパトレーゼファンから言わせてもらうと、これは・・・駄目でしょう(苦笑)
仮にもマンちゃんはBIG4の一人、マンちゃんとアレジではやっぱり格が違いすぎる。
マンちゃんが来たからこそ開発陣も本気になって凄い車が出来た、あれだけの成果を出した、
91年以降のウィリアムズ確変はそういう要因も小さくないのでは。
ブーツェンとアレジの比較もする必要があるけれど、前年までと似たり寄ったりになる気が。
それに、アレジはテスト嫌いのセッティング苦手、90年は中嶋にやってもらっていたそうで。
何だか書いててマンちゃんとアレジって似てる(セッティングは別として)と改めて思いつつ
パトレーゼに、いきなり入って来た生意気な新人君にそこまで面倒をみてあげる「父性」は
申し訳ないけれどあんまり感じられない(笑)仲良くしてあげる絵が全然浮かばない・・・
後年「どけジジイ」と言われるおじさんが「クソガキ」と罵る絵ばかり浮かんでなりません。
何気に、フェラーリの同僚が同郷のプロスト教授だったのもきっと良かったと思うんですよね。
教授はアレジが尊敬する先輩で、教授も同郷の後輩が可愛くてかなり面倒をみていたし。
(ゴクミの前の奥さんとの結婚式で立会人を務めたりするほど!まぁ、後に決裂するのだが)
そのあたりがパトレーゼでは・・・。(その点、ベルガーは本当によくやったと思う。
何度か深刻に対立したり、こっぴどいイタズラを喰らわされたりするけど、割と良い関係)
加えて、ウィリアムズってかなりドライバーを双六の駒のように考えているチームで、
その年のチャンプを翌年追い出したりするし(例:マンセル、ヒル)、トップダウンも多く
アレジの気質にはあまりに窮屈すぎるチームじゃないかと。
「1年それなりに走って、チームともパトレーゼとも大喧嘩して史実の教授状態になって、
すぐに余所のチームへと移籍しちゃいそう、しかもその移籍先がフェラーリ」が私の結論です。

似たもの同士?マンセルVSアレジの名勝負を動画でどうぞ。
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94年鈴鹿、セナのいないF1を嘆くように雨が吹き荒れて視界を遮る。
そんなあまりに湿っぽいレースを盛り上げてくれた、熱い二人の熱い、そしてフェアなバトル。
闘い暮れて二人は互いの健闘を讃え合う。いい光景です。
この二人に「周りの湿っぽいムード」なんて関係ない!
本当、二人が居てくれて良かったと思います。


確かにワールド・チャンピオンは獲れなかったし、優勝も一度しかできなかった。
でも、ティフォシが自分のことを、憧れのジルに擬えて、熱く賞賛してくれた。
ティフォシのみならず多くの人にとって、記憶に残るドライバーになれた。
「たられば」を今でも言ってくれるような根強いファンを沢山獲得することができた。
そうして、夭折することもなく五体満足で、無償の愛を与えあえるパートナーもそばにいる、
今日も。
こんな幸せ、もっと称えられても良いんじゃないでしょうか。
男としては仕事で「結果」を出したいものだけれど、「過程」に十二分な反響があって、
記録よりも記憶に残る仕事を残したというのも、それはそれで自分を思いきり褒めていい。
他人に誇っていい。
いろんな名ドライバー(や、名チーム)がいるからF1って面白いんです。
例え、ちょっと直情型で、いつまでも少年ぽさが抜けない、天然さんでも・・・
(この辺の面白エピソードはゲルハルト・ベルガーの回を参照ください)
とりあえず日本人としては、ゴクミさえ泣かせないでいてくれたらそれだけでいい・・・?!


さて、次は、これまでと全然違う切り口で、二人のF1ドライバーを取りあげていきます。
音楽に縁の深いドライバー、デイモン・ヒルとジャック・ヴィルヌーヴ。
カテゴリがF1なのか音楽なのか分からないくらいまぜこぜに書いちゃうつもりで準備中!
次回の記事も、どうぞお楽しみに。
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テーマ:F1グランプリ - ジャンル:スポーツ

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F1:その3 ゲルハルト・ベルガー「あなたはいくつ許せる?ベルガーのいたずらリスト、採点付き。☆5つがMAXです」

F1ドライバー記事、前回はマンセルでしたが、次に来たのは
またしてもお笑い要員系愛されキャラだ!
ゲルハルト・ベルガー、彼はセナのチームメイトかつ無二の親友で、
究極の女たらしで、なかなか見た目もよくて・・・と
当時、(日本では)セナと二分するほどの人気があったとか。
プロストやマンセルのファンもそこそこ多かったはずなのを考えると、
これは女性ファンの話かな?

だけど、ベルガーといえば、もっと「らしい」面がありますね。
そう、い・た・ず・ら!
「ベルガー いたずら」でググったら、2chのスレで
「何か起きたら全部ベルガーの悪戯にするスレ」なんてのがあったり
(例えば、この記事を書くにあたって、かなり手こずって寝不足になったのも
ベルガー関連の動画編集でRealPlayerがおかしなミスばっかりしでかしたのも
全部ベルガーのせい、といった具合。しかも今のは全部実話w)
「モータースポーツ用語でしりとりするスレ その3」というスレが
199レスあたりから、なぜかベルガーだらけになっていたり・・・
こういうものを見て、夜中にヒーヒーいって腹筋崩壊しながら
頭の中では着々と、「ある試み」のイメージが構築されていました。

F1記事を書いていこうと決めた時に、結構早い段階で構想が出来ていた企画。
Wikipediaのベルガーのページや、2chのオールドF1スレの書き込みなどを参考に
ベルガーのいたずらリストを作成!
更に、危険度、罪深い度、ざまあ度などを、独断と偏見で☆で評価してみました。
Wikipediaからのコピペを基本に、時系列順に見ていきましょう。
なんかいたずらを通り越して犯罪になってるものも多いんですが・・・
さぁ、スタート!


【ベルガーのいたずらリスト】

1985年、ツーリングカーのBMWチームで同僚だったロベルト・ラヴァーリアとレンタカーに同乗中、
ラヴァーリアが運転中の車のキーを突如引き抜く。
二人が乗る車は道路脇の土手にぶつかるまで止まらなかった。
危険度:☆☆☆☆☆ 
それ、普通に交通事故だから!

1986年のベネトン在籍時のこと、180cmを越える長身が仇となり
レース中にヒジやヒザをコックピット内壁に強打することが多かったベルガーを
見かねたチームスタッフは、ベルガーにニーパッドとエルボパッドを付けさせて
レースに出走させていた。
ざまあ度:☆☆ 
ちょっとかわいそうなような、かわいいようなw

1989年、炎上事故により入院するハメになったが、
病室を訪れた取材陣の前でマクラーレンのステアリングを握りながら
大あくびをするパフォーマンスを披露する。
ざまあ度:☆ 
五体満足で生還できて良かった。取材陣、病室まで来るなよ・・・

この年はフェラーリで、マンセルとチームメイト。
ドライバーズミーティング時、足を怪我してるマンセルの、怪我した方の足を蹴ってからかう。
するとマンセル本気で激怒(マンセルにはジョークは通じない、が通説だとか)。
罪深い度:☆☆☆☆ 
怪我してる足を蹴っちゃダメでしょ。レースに出られなくなっちゃうよ。

このあたりにて、ピケの顔写真にらくがおする事件発生。
ピケ、なんかもうとんでもない間抜け面にされちゃったw
(ロータス時代だから、中嶋も同じ目に遭っていたかもしれない・・・)
罪深い度:☆ 
面白いからまっいいかw ピケ、あんまり周りのこと気にしなさそうだし。

1990年第3戦サンマリノGPにて首位を走行中、
ヴィルヌーヴ手前でフェラーリのナイジェル・マンセルに抜かれそうになったとき、
突然幅寄せをしてマンセルをコースから追い出す。
マンセルはとっさに360度スピンを成功させレースを再開、ベルガーを猛追するが
3周後にエンジントラブルでリタイア。この一件でマンセルは
「これほど頭にきたことは一生の中で一度だってない」と激怒した。
マンセルの高度な操縦技術により大事には至らなかったものの、
ベルガーの行為は相当に危険であった。
危険度:☆☆☆☆☆ 
マンちゃん伝説の一つとして愉快に語り継がれているけど、よく考えてみるとかなりヤバい。


<Wikiでもフィーチャー!セナ、マクラーレン関連>

1990年マクラーレンに移籍した際、ベルガーの悪戯好きを知るスタッフが
「セナは神経質で気難しいから、あいつにだけは悪戯はするな」と釘を刺した。
にも関わらずメキシコGP開催中、ホテルのセナの部屋の各所に腐った魚とチーズを隠しておいた。
罪深い度:☆☆☆ 
腐った魚とチーズだらけの部屋・・・セナ、心中お察しします。
腐った魚とチーズを集めて、あちこちにこっそり隠すのはなかなかの手間。
ベルガーの神業度☆☆☆☆。がんばりすぎw

モンツァ上空をセナとヘリで移動中、
セナが自慢する買ったばかりのアタッシュケースを突如空から投げ捨て、唖然とするセナに
「そんなもの持っていても盗まれるだけだよ」と言い放つ。
このケースは結局見つからなかったが、
地上の誰かに直撃する危険性を考えれば極めて悪質な悪戯といえた。
危険度:☆☆☆☆☆ 
一歩間違えれば殺人事件ですよ。
貴重品を投げ捨てたという点で、罪深い度も☆☆☆☆
(中身に財布等が入ってたら更に☆一つ追加)。

90年鈴鹿での、セナ因縁のドライバーズミーティングにて、
部屋に入るなりピリピリしているセナを横目に、ベルガーはいつもの調子。
書類を丸めて周りの参加者にブンブン、ポカポカといたずら。
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罪深い度:☆
険悪な空気を和ませようと、ベルガーなりに気を遣ったのかもしれない。

1991年にロン・デニスとその夫人、セナとワニ園を見学中、
ワニが見える橋の上からロンを沼に突き落とし、
「助けてくれ」と叫びながらはいあがろうとするロンをセナと共謀して足蹴にしつつ、
助けることと引き換えに翌年の年俸アップを要求した
(実際には落とした場所はワニがいないはずの場所だと二人は知っていた)。
罪深い度:☆☆☆ 
このあたりからセナがベルガーに影響されておちゃめになってきた!まさかの共謀!
ワニがいない「はず」なのを考えると、危険度は☆☆☆☆くらいか。 デニスかわいそうw

同年の鈴鹿GPで、ベルガー優勝、セナ2位で3度目のワールドチャンピオン獲得と、
表彰台はマクラーレン祭り。
大盛り上がりのシャンパンファイトが終わったと思ったら、
デニス、でっかいポリバケツを持って登場!
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2人に大量の水をぶちまけるつもりが、逆にセナにはシャンパン漬け、そしてベルガーには
ズボンの間からミネラルウォーターをズブズブ突っ込まれる始末w
仕方ないから、ポリバケツの水は観客にかけましたとさ。
でも、この優勝はセナに露骨に譲られた勝利。ベルガーのプライドズタズタで、3人は
朝まで生テレビ状態で、討論したそうな。なんという役者揃い・・・
罪深い度:☆ ざまあ度はデニスが失敗したからゼロw
むしろ、デニスが気を遣ってやってくれたパフォーマンスだったのかも。

1992年南アフリカGP後、セナのパスポートの顔写真の部分を
こっそり女性のヌード写真にすり替えておいた。
セナは空港でチェックされるまで気付かず、空港で数時間立ち往生する羽目になった。
罪深い度:☆☆☆☆☆ 
セナマジでかわいそうだwこういうことで立ち往生するセナwww
そして、この手の「こっそり仕掛け」っていつの間にやっているんだろう?
ヌード写真をわざわざ雑誌から切り抜いたり、芸が細かい。
ベルガーの神業度☆☆☆☆

その報復として、セナ(とロン・デニスの共謀)によって財布に穴を開けられ、
ボルト締めされた状態でホテルのフロントに「お届け物」として放置される。
この財布、紙幣やクレジットカードが入ったままドリルでど真ん中を開けられ、
デニスのサインがしてあった。
ざまあ度:☆☆☆☆☆ これぞざまあwww
ボルトはマクラーレンのメカニック達が普段使う物だったらしく、
チーム全体での共謀説も出てきたぞw

1992年頃にはホテルのセナが泊まっている部屋を
鍵穴を使って消火器で泡だらけにしたこともある。
罪深い度:☆☆☆ 
この辺になると、セナももう慣れっこになってそうだなw
消火器の泡って、鍵穴みたいな狭い所にそんなにうまく入るものなの?
ドアの外に溢れちゃいそう。
むしろベルガーの神業度が☆☆☆☆☆

1992年、鈴鹿でロードカーマクラーレンF1 GTRの発表会が行われた際、
ロン・デニスが運転する同車に同乗。
ところが車は1周目の1コーナーで飛び出し、サンドトラップで止まってしまう。
うなだれるロンを、自分がリタイアした時にいつも言われる言葉、
「次があるじゃないか」と言って皮肉る(一説では、マシンが止まった原因は
ベルガーがパーキングブレーキを引く悪戯をしたためとも言われている)。
その後ジャーナリスト達がこの件のコメントを取りに来たところ、
「ロンのアクセルワークには驚いたよ。ゾウが踏んでるのかと思ったね」とコメント。
罪深い度:☆(マシンが止まった原因がベルガーのいたずらなら☆☆☆w)
「次があるじゃないか」と言われ続けた日々、悔しかったんだろうなあ。根に持ってた?

1993年オーストラリアGP、前戦日本GPで起きたエディ・アーバインとの事件をネタに
セナの車の上にボクシングのグローブを置いてからかう。
危険度:☆☆ 
セナよくキレなかったな・・・ネタとしてはなかなかおもしろいw


さて、再び時系列に戻って。

1992年のポルトガルGPで、最終コーナーの立ち上がりで
リカルド・パトレーゼが直後を走行していたのにもかかわらず、
ピットインのため合図も無くスローダウンする。
パトレーゼの車はベルガーのリアタイヤに接触し空を舞うが、間一髪無傷ですんだ。
怒ったパトレーゼにベルガーは「今度ピットに入るときは君の家に電話をするよ」と言った。
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危険度:∞ 
パトレーゼが死んだり大怪我したりしてたら、裁判にかけられそうなレベル。
一般的な見解は「パトさん、この辺ピットレーンだよね、もうちょい注意してれば良かったね」だけど
川井ちゃんいわく、ベルガー相当反省してたって・・・そしたら、やっぱりやらかしなのかな・・・

91年~93年あたりの出来事。F1ドライバーのスキー大会があり、パトレーゼ優勝、ベルガー2位。
負けて悔しいベルガー、パトレーゼを表彰台から突き落とす。
危険度:☆☆☆ 
スキー靴を履いたまま表彰台から落ちたら怪我もの。
パトレーゼもベルガーもスキーはプロ級、更に名セカンドドライバーで、何かとキャラかぶり。
パトレーゼ関連は危険度が高いものばかり・・・もしかして、微妙にやっかんでた??

1995年、フェラーリのニューマシン、412T2発表会場(屋外)の傍で
アレジと乗用車でスラローム走行を楽しんでいたが、
アレジが運転中突如パーキングブレーキを引いたため車が横転。
屋根を下にして滑走し、あわやニューマシンにぶつかる寸前で停まった。
ちなみに乗っていたのはジャン・トッドの車であった。
危険度:☆☆☆☆(ニューマシンの危険度は☆☆☆☆☆)
他人(しかもチーム監督!)の車でいたずらしちゃらめえええ!罪深い度も☆☆☆☆
というか、チーム監督の車でいたずらした時点で、
ベルガー自身の危険度が☆☆☆☆☆な気がするんですが。

この頃、クミコと恋に落ちたアレジ。一刻でも早く日本に行ってクミコに会いたい♪
悪いベルガーは、よりによってそんなタイミングで、アレジのパスポートをおじゃんに!
キレすぎて理性を失ったアレジ、自分の車でwベルガーの車にぶつけまくって怒る。
罪深い度:☆☆☆☆ 
女好きなんだから気持ちわかるでしょw
ベルガーのだけでなく自分の車までダメージ与えちゃうあたり、アレジ天然度☆☆☆☆☆

1996年、予選の結果が悪かったところに、
「この後どうされるつもりですか?」とテレビ局からインタビューを受けて、
「ホテルに帰ってオナニーかセックスして寝るだけだよ!」と答えてそのVTRを放送不能にした。
罪深い度:☆ バカ度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
バーーーーーカwwwww こんなんだからパドックの女性スタッフに嫌われるのw

1997年鈴鹿、自らの引退会見の数日前、ベルガーの来季の去就を巡って
パドックではさまざまな憶測が乱れ飛んでいた。
フェラーリのエディ・アーバインはジャン・アレジに呼び止められ、
「エディ、大変だ。すぐにピットへ帰れ」と言われ、急いで自分のピットへ帰った。
すると、そこにはフェラーリのレーシング・スーツを着て報道陣に囲まれ、
シューマッハーと談笑しているベルガーの姿があった。
これはもちろんベルガーの発案によるジョークであった。
アーバインどっきり度:☆☆ 危険度や罪深い度はあんまりなかったので。
アレジ、シューマッハ、フェラーリのスタッフなどを巻き込んでのいたずら。
これはベルガー人柄度に☆☆☆☆☆をつけたい。
実は、フェラーリドライバーでないドライバーがフェラーリのスーツを着てるのは、
結構大変な事らしいです。
そこを考えるとベルガー神業度も☆☆☆☆☆を。

1997年最終戦で引退レースであるヨーロッパGP、
最後だから、と決勝日のドライバーズパレードのトラックの運転手を引き受け、
荷台の上のドライバーたちが笑顔で愛嬌を振りまいているところ、突然急ブレーキをかける。
現役時代最後のいたずら。
危険度:☆☆
ドライバーほぼ全員よろめいた。でもみんなこうなるのわかってたよねw
ベルガーの家業は運送屋、トラックの運転は朝飯前、といういわくつき。
最後の最後もやっぱりいたずらで締めくくり、みんなを巻き込む。
ベルガー人柄度☆☆☆☆☆ですな。


振り返ってみると、ベルガーのいたずらが量・質ともに充実(笑)していたのは
やはりマクラーレンにいた頃ですね。
ベルガーが一番ベルガーらしくいられたチームだったのではないでしょうか。
堅物なロン・デニス、神経質なセナと、
ベルガーのようなムードメーカーを必要としていた面子が揃っていたし、
当時のチームの状況もまた、そうした要素を必要としていたのだから。
ベルガーが来るまで、チームはセナプロのゴタゴタで、正に泥沼でした。
90年は、まだセナプロの余韻が残り、鈴鹿の事件まで至ってしまうし、
91年92年は、ウィリアムズの脅威に常にさらされ、ホンダも撤退が決まり
ピリピリ、げんなり、といったムードにあったことは想像に難くない。
払った代償はなかなかに大きかったと思うんですが(よく耐えたよ・・・)
ベルガーのおかげで、セナもデニスも、逆境の中にあっても、心にゆとりを持てたはず。
ベルガー自身「僕はアイルトンに笑うことを教えた」と述懐しているし。

一方、フェラーリ~ベネトンで長いことチームメイトだったアレジとは
いいような悪いような。セナほどは上手くいってなかったようです。
歴代チームメイトでは、2番目くらいにランクインしそうですが、
案外、不仲な時期があったんだとか。
元々2人とも「自分がNo.1だ!」という自負、意地があって
セナとは違い、アレジは経験値も実績もベルガーより格下。
だけどアレジには「もしウィリアムズに行ってれば」という「たられば」があるように
期待され続けてきたし、ティフォシからの人気も高かった。
むしろ、「そんな2人がよく仲良くできたな」と言った方がいいかも。

ベネトンにいた2年間は、いたずらもちょっと精彩を欠いていますね。
冷遇もあるだろうし、いたずらがあまり歓迎されないチームだったのかも。
予選後の下ネタはいたずらというより、八つ当たりみたいなものですしね。
晩年に関しては、ベルガーがやっと大人になったのか・・・(笑)
いたずらでも「ぎゃはは」でなく「人望厚いんだなあ」という印象だったりして。

そして「誰とでもきっとうまくやっていける」とよく言われるベルガーですが
意外にも、そんなにうまくいってない相手のほうが多いような。
例えばフェラーリで、それまでNo.1だったアルボレートを凌駕しだしてからは
仲がかなり険悪になったというし(いたずらエピソードもない)、
アルボレートが去り、マンセルが来ると、チームはマンセル寄りになり
険悪とは言わないまでも、あんまりしっくりとはハマってなかったみたい。
ウィリアムズ黄金時代を築いたマンセル&パトレーゼ双方と相性が悪いあたり
ベルガーはウィリアムズに来ちゃダメでしょう(苦笑)。
96年頃に、ウィリアムズ行きの話があったらしいですがね。
フランク達首脳陣はともかく、ヒルやジャック、クルサードなら
ジョークやいたずらに結構乗ってくれそうな気がしますが・・・
クルサードだったら、女遊びも一緒にたっぷりできそうだしwwwww

「BIG4」のうち、セナ、マンセルとチームメイトになったベルガー。
ピケやプロストと組んだら、どうなっていたんでしょうね。
教授はベルガーのいたずらを許せるタイプなのか??ちょっと読めません。
そしてピケと組んだら、これはもう世紀のたらしコンビ!!!
レースそっちのけで、女関係で仲良くなったり競ったり、しそうですねw
激しく見てみたい!

セナとベルガー(とデニス)は、なかなか奇跡的な組み合わせだったんでしょうね。
92年でベルガーがマクラーレンを去る時、セナ達と談笑した夢
「いつかフェラーリでまた一緒にやろう」が、実現していたら良かったのにね。
セナは、キャリアの晩年にはフェラーリをドライブしたいと考えていたそうですから。


<いたずらではないけど、個人的な交友を持つ川井ちゃんとのエピソード>

フジテレビの中継で担当となった有賀さつきを川井一仁に紹介された。
すると「でかした、カズ」と言って口説いた。
たらし度:∞ 
ゲルハルトもカズも、たらし仲間ですからwww
川井ちゃんグッジョブ度も☆☆☆☆☆にしとこうか。
保奈美さんと離婚して現在独身貴族な川井ちゃんに、ベルガー、今こそ誰か紹介してあげて!

深夜、フジテレビの中継スタッフが打ち合わせがてらの飲み会をしているホテルの部屋に
突如ベランダ伝いに侵入してきたベルガーは、
「リサ(当時 F1番組のアシスタントをしていた平子理沙)の部屋はどこ?」と尋ね、
スタッフが部屋番号を教えると、またベランダ伝いにその方向に消えていった。
たらし度:∞ 不審度:☆☆☆☆☆
何してんだよwどうしてベランダ伝いwww
それにしても、当時のリサと現在のリサ様、全然容姿が似ても似つかないんですが・・・
まさか大幅なせいけ(ry

仲良しな縁もあって、プロ野球ニュースにてこんな出演もありました。
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川井ちゃんすごい得意げになりきりwなぜ腕相撲www
TVに出慣れてない感じですね。カズがいても、異国の放送じゃやっぱ緊張するよね。

いたずらややらかしが好きなドライバーは他にもきっとたくさんいるでしょうが、
川井ちゃんのおかげで、ここまで多くのベルガーのいたずらが
世に広まったのではないでしょうか(少なくとも日本では)。
川井ちゃんありがとう!!!
ベルガーの他には、ジョニー・ハーバート等とも仲良しだったんだそうです。


さて、さんざんネタ扱いでこき下ろしてまいりましたが、
最後はちゃんと、かっこいいベルガーを観て
幕を閉じましょう!
91年鈴鹿、予選で不世出のコースレコードをたたき出す。
10年後にシューマッハがこれを破った、といわれているけど
この頃には、コースが改修されているんですよね。
だから、「このコース」でのベルガーの記録は、永遠ものというわけ。
94年のイモラで、後輩と親友を一度に亡くしたり
97年引退の年、体を悪くしたりレース前に父親を亡くしたりといった
地獄から、何度も這い上がってきた逆境強さや、
ベルガーの生涯勝利10勝が、全て「記憶に残る勝利」であるなど
「やる時は絶対にやる」ところが、なんだかんだで
ネタで終わらず、「好かれる」要因なんだと思います。
もちろん人柄もね。
笑うことって、人間が生き抜くうえで本当にかけがえのない武器で、財産ですからね。
他人を笑わせようとする人は、それをよく理解してる、強くて優しい人だと思います。
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あなたも採点してみませんか、このいたずらリストを?
異論は大いに認めます!


※追記:本記事を読んでくださっている方が沢山居るようで、バカ冥利に尽きます。
しかしながら、重大な見落としがあることに気づきました。私としたことが!
川井ちゃん、若い女の子と再婚してたらしいですよ!
ベルガーのおかげか?関係ないのか?
パトレーゼだって若い奥さんと再婚して、例のドライヴ動画で一躍サドレーゼになったんだから
ベルガー!ここでまたいっちょかませ!悪質ないたずらや、女遊びを・・・
え?今でも変わらずしてるって?
(2012/2/20)

テーマ:F1グランプリ - ジャンル:スポーツ

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燃える朝やけ

Author:燃える朝やけ
・音楽、映画、漫画・・・雑多な題材をとりあげ、レビューのような感想のような、「好きなものの話」をしています。音楽寄りの題材が多めかも。
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