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ジェフ・バックリィ:その3 素描「モノクロのスケッチ集に皆で色をつけて完成したアルバムは、思い切った新機軸の意欲作になるはずだった」

グランジ/オルタナ全盛のなか、メジャーアーティストにしては地味な音楽性にも
関わらず、1994年に発売され大ヒットを記録した1stアルバム「Grace」は93年冒頭に完成、
その後の4年間で、Jeff Buckleyジェフ・バックリィ)は、前回紹介したような
ワールド・ツアーに出ながら、たくさんの曲を書き、頻繁にレコーディングしていました。
バンド・メンバーなどとスタジオ・セッションをしたり、自宅でデモ音源を録音したり、
ライヴ・パフォーマンスを録音したり、ラジオ番組に出演したり・・・
とっくに2ndや3rdアルバムがリリースされていてもおかしくはない期間と勢いでしたが、
前回紹介したツアーへのあまりにも深い思い入れを考えると、ツアーの期間は基本的に
ツアーに集中していた可能性が高そうです。そんなワールド・ツアーが95~96年にかけて。
そして、97年のあの運命の日へ。

ジェフとバンドメンバー、それに前作プロデューサーのアンディ・ウォーレス
6月からメンフィスで2ndアルバムのレコーディングにかかる予定でいました。
バンドメンバーでギタリストのマイケル・タイへの電話・・・生前最後の電話・・・で
ジェフは「新しい曲をたくさん書いたよ!」と有頂天になっていたとのこと。
バンドメンバーが飛行機でジェフのもとに来る日、ジェフは友人とランチに出かけた後
夕陽を見ようと車を走らせてミシシッピ川へやって来て、いきなりブーツをはいたまま
ひと泳ぎしようと、一見した感じでは穏やかな川に足を踏み入れ、友人が気付いたら
ジェフは行方不明になっていました。
そして5日後、溺死体として発見されたのです。享年30歳、早すぎる死でした。

葬儀の後、ジェフの財産管理人として、彼の母親・メアリーが任じられます。
メアリーが管理する「財産」にはジェフの遺した音源も含まれます。普通のママには
とても荷が重そうなうえ、一般的にみても極めて異例な人選でもあるのですが、
そういえばジェフの父親=元旦那のティム・バックリィはミュージシャンでした。
更に自身もピアニスト兼チェリストだったというのだから・・・!
その辺りで、音楽を、あるいはミュージシャンの心情をよく理解した選択、レーベルの
金儲けの為に音源を乱発するような真似をしない賢明な管理が可能なのでしょう。

遺された人々が「未完の2ndアルバム」を世に出すために与えられた材料はこちら。
① トム・ヴァーレンのプロデュースの元、バンドメンバーと共に
正式なスタジオ・デモ制作を3度(非公式のものを含めると4度)行った際の楽曲
② ①のセッションに納得できず自らプロジェクトの手綱を握ると決めたジェフが、
小さな借家の4トラックレコーダー相手に新たに生みだしたデモ状態の楽曲
③ 「MY SWEETHEART THE DRUNK」というタイトル案

このうち、アンディ・ウォーレスが中心になって、①のセッション音源をミックス。
そして、メアリーはジェフの長年の友人のエンジニア、マイケル・クロウズの手を借り
何時間にも及ぶ②の荒削りで未完成な録音物を試聴、そして保存するという
手間がかかる上に①のクオリティにとても及び得ない大変な作業を進めました。
明けて98年、CD2枚組というコンセプトに加えて、レパートリーの全体図も確定。
<DISC 1>①の内容のウォーレス・ミックス
<DISC 2>①のオリジナル・ミックスやクロウズの入ったセッション、②の音源、
葬儀の幕切れの際に使用された、ジェフの歌うカヴァー曲「SATISFIED MIND」

かくして「全てモノクロにしてあるから、バンドは色彩を提供してくれるだけでいい」と
ジェフが言っていたスケッチ集は、多くの人達が輪郭をなぞり、色を塗り、仕上げを施して
Sketches for My Sweetheart the Drunk素描)」
として世に出ることとなりました。

素描素描
(1998/05/13)
ジェフ・バックリィ

商品詳細を見る

ジェフって芥川龍之介みたいなイメージが個人的には湧きます。
天才と騒がれ、そこそこ色男なのだけど、どこか薄幸、
精神病説がある(芥川=統合失調症、ジェフ=双極性障害)、夭折。
今回の連載の3作品におけるジェフの姿を見ていたら「ムラっ気のあるイケメン」とも。
見栄えのする写真と「あれ?」な写真との落差が激しすぎます。
髪を伸ばすと別人のように印象が変わるし、やっぱり不思議な人。

肝心の音ですが(前置きが長すぎましたが)、音楽性が1stとはかなりの別物になっていて
かなり驚かされます。が、4年間の足取りをこうやって辿ると、4年前と同じような方向性を
もう一度やりたいとは思わないだろうな、実験やイメージチェンジをしたいだろうな、と
納得はいきます。
1stは大人しい音遣いながらかなりエモーショナルで、表現自体はグランジ/オルタナと
通じる面が多々あったのですが、本作には荒ぶる魂や昂ぶる歌はあまり出てきません。
かといって「Hallelujah」のようなしっとりしたバラードが多いわけでもなくて。
はっきりとした喜怒哀楽ではなく、それらの合間のグレーな感情や感覚を取り出して
淡く滲んだトーンの楽曲や歌唱が殆ど。
これはジェフが4年間で大人になったのも
あるのだろう、と思ったけれど、デモ音源のジェフは結構不安定なので一概には言えず。
そして最も印象的で驚くのは、音とりわけギターがとってもUKロック寄りであること。
ライヴアルバム「即興」にてスミスの曲を「Halleluyah」に混ぜた辺りからその兆候が
みられますが、なかでもとりわけ80年代NWっぽいギターの楽曲が多め。
今回のテーマは「UKロックぽいでしょ、NWぽいでしょ」だったのかもしれません。
ギターにキレがあってそこにも魅せられます。アルバム曲の作者にバンドメンバーの
ギタリスト、マイケル・タイとの共作がぼちぼち目立ち(前作にもありましたが)、
彼の影響なり貢献なりもある程度大きいのではないかと推測しています。
DISC 1の音源は何曲か「RadioheadのThe Bendsか?」と聴き紛うようなものもあって、
ジェフとトムは頭の中が繋がっているのだろうか?と、不思議なシンクロを感じます。
この後ジェフが音響にハマっていったら「OK COMPUTER」や「KID A」が出来たりして??
そうかと思えば#2なんかはAORやソウルの香り。以前からジェフの歌唱をソウルフルだと
感じる瞬間は数多くありましたが、ロックからここまで逸脱するのも驚き。
でもこのような方向性を更に推し進めてみても面白かったかもしれませんね。

音楽性は大体DISC 2でも同じですが、ジェフのデモ曲はやや内向的なきらいがあり。
カート・コバーンが猟銃自殺の寸前に口ずさんでいそうな楽曲もあるし。
一方で、カラッとした曲調で「きみのからだは素敵」と繰り返すような曲も。
メアリーがどんな心境で息子のこのような曲を聴いたのかちょっと気になります(笑)。
ライナーノーツを書いた人に同意で#10「JEWEL BOX」はとても美しいメロディで、デモの
状態にも関わらず宝石のように輝いています。このままでアルバムに入っていてもよさそう。
この曲だけ別物のように綺麗ですが、他の曲は全体的にエフェクターをギターにも歌にも
あちこちかけまくりで、エフェクトを強くかけたサウンドでの実験がデモの目的だったのかも。

そして歌詞は全体的に心なしか幻想的、抽象的なものが増えている印象です。
ラブソングの体裁をとった、諦念や退廃的な情景の描写が多いのは、
ジェフが大人になったのかそれとも不安定になったのか?
死には双極性障害からくる自殺説がありますが、それも「もしや・・・?」と疑ってしまうような
自分の死をほのめかしたり想像したりするような曲もぼちぼち。
そんな不安をなだめるような大トリ、DISC 2の最後の曲「SATISFIED MIND」。
カヴァー曲ですが、死や人生に対する豊かで希望のある見地の詞に救われます。
あの日、葬儀に参列していた人達もこの曲に少なからず救われたのでは。


前作ほどのインパクトがなく、ジェフのあの高音が登場する必然性が微妙な曲調で、
DISC 1の最初や最後のほうで披露されてやはり素晴らしいけれどもう珍しくはなく、
そこを考えると、普通に販売されていたらもしかしてセールスこけていたかも・・・
そうなると3rdで巻き返し、となるでしょうが、そういう流れ自体、既に結構苦しい。
下手すると「Grace」や「Hallelujah」だけの一発屋という認識の二流アーティストに
成り下がって、二軍落ちしてしまうかもわからないというのが正直な見解です。
悪い作品、つまらない作品ではないのですがね。「売れるかどうか」という観点で。
でも、そういった反響が予想できたとしても、ジェフはこの新機軸を譲らなかっただろうし
例え売れなくなっても、食べていくのすらギリギリでも、あの高音が劣化してしまっても
ギター片手に各地を転々として歌い続けているのは確かなことなんじゃないか

という気がしてなりません。
だって、ジェフはそういう人だから・・・

94年11月にジェフにインタビューした、「即興」のライナーノーツを担当したライターさん曰く

美しくて、繊細で、気さくで、愉快で、
女好きで、セクシーで、予想がつかなくて、
極度の音楽オタクで、完璧主義者で、自分に誇りを持っていて、
生きることに情熱的で、エンターテイナーで。
5分も話したら誰でも恋してしまっただろう。男女に関わらず。


というキャラクターだったというジェフ。
運命は彼が生まれて死ぬまでろくな仕打ちをしなかったけれど、
周りの人達にとても恵まれ、好かれていたことがわかるエピソードに溢れていて。
ままならぬ人生でも勇猛果敢に挑み、集中して臨み、ときに酒と女をよく嗜み・・・
どんな運命でも、どんなふうにでも生きていける。
そんな希有な運命と生き方を真空パックした彼の音楽や、その存在からは
考えるところ、学ぶところが、これからリピートして聴き続けるほどに
たくさん沁みてくるような予感がします。





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ジェフ・バックリィ:その2 即興~Mystery White Boy Tour~「ジェフの真髄、最も純度の高いパフォーマンスが煌めく一瞬一瞬」

Jeff Buckleyジェフ・バックリィ)のライヴCDは、他にも数枚出ているっちゃいますが
正規の扱いはやはりこちらかと。
95年~96年にかけて行われた大規模なツアーの中から、ジェフの死後、遺族やバンドメンバーが
「総合的に突出している」コンサートを選び、その中から「超絶した瞬間を捉えている
個別のパフォーマンス
」を見つけ出した超豪華セレクション。

即興~Mystery White Boy Tour~即興~Mystery White Boy Tour~
(2000/05/24)
ジェフ・バックリィ

商品詳細を見る

「Mystery White Boy Tour」になぜ「即興」という日本語題がつくのか、という
謎も残りつつ(これは次回とりあげるであろう「素描」にも通じる。ま、意訳だろうが)
期待を裏切らない壮絶な音と声、豪雨のようなバンドサウンドや魂の咆哮に
息を呑み、圧倒され、1stアルバム「Grace(グレイス)」で聴いたことがある曲を
もっと好きになって、初めて聴く曲ではジェフの新しい顔に出会って・・・
個人的に気に入ったのは、#2「I Woke Up In A Strange Place」と#7「Eternal Life」。
前者は本作だけで聴ける曲のひとつで、冷たい風のように容赦なく吹きつけるひりついた空気。
後者はオリジナルでも異色のロック・チューンが更に激しくアレンジされてテンポもアップ、
ハードロック~エモバンドのように勢いと激情が炸裂して、いっそ爽快なほどです。

ジェフは、ひとつの曲を二度同じようにプレイすることはなく、セットリストもなく、
始まった時とは違う曲で終わったり、始終歌詞が変わったりするのだそうで、
実際、英詞をなぞりながら聴いてみると、合う場所と合わない場所があったりします。
曰く「僕には音楽をコントロールすることなど出来ない」。
格好良い言葉ではあるのですが、バンドメンバーやスタッフは苦労が絶えないだろう・・・
「Grace」リリース後、段々有名になっていきますが、それにも関わらず
極力小さな会場を選んでプレイ。テンションと心地良さが絶妙なバランスで溶け合った空間を
作り続け、観客との接触を常としたのです。

「唯一のゴールは過程にある。かすかな光の煌めきを伴った過程こそが重要なんだ。
その煌めきがギグであり、ライヴ・ショウ・・・・・・それは狭間を生きること。
僕にあるのはただそれだけ」


ジェフが、「グレース」EPKによせた言葉です。
ジェフにとっての全て、それはステージでの一瞬一瞬。だからこのアルバムには
ジェフが至上としてきた最も純度の高いパフォーマンスの結晶が詰まっているのです。

「二世歌手」ということで苦労もなくデビューしたイメージもありそうなジェフですが
デビューは20代後半ですから、結構、売れない期間が長く続きました。
幼少期から母親の影響で音楽に親しみ、高校生の頃はジャズ・バンドに所属。
高校卒業後、ハリウッドに移住し、音楽学校『ミュージシャンズ・インスティテュート(MI)』に
入学、1年の過程を終了。その後はホテルで働きながら様々なバンドでプレイしました。
しかし芽は出ず、歌う機会もせいぜいコーラス程度と、認知されない苦境に身を置きます。
チャンスを求め、1990年にニューヨークに移住してもダメで、その年にロサンゼルスに帰って
くるのですが、そこでジェフにはひとつの考えが浮かびました。彼はレコード会社に自分を
直接売り込むため、父親の元マネージャーに連絡を取り、デモテープを作成したのです。
但しこれも脚光を浴びることはなく・・・。

燻っているジェフが、ある日突然シンデレラ・ボーイのように脚光を浴びる出来事が起こります。
80年代中旬に28歳でドラッグのオーヴァードーズで死去した父親・ティム・バックリィ
トリビュート・コンサートが91年に開かれ、そこに「ティムの息子」として招待されます。
ジェフの姿は若い頃のティムに瓜二つ、そして歌唱力は驚くべきもの・・・と話題騒然に。
そこから、クラブなどでライヴ活動を展開し、ライヴ盤を発売するなど礎をしっかり築いて、
94年「Grace」で本格デビューを見事叶えます。

母がジェフを身籠もっている頃に父と母は離婚、ジェフは父の顔を知らず母に育てられました。
ジェフが8歳の頃(ティム死去1年前)、突如父はジェフの前に現れました。
しかし、ジェフが父に会えることはそれきりありませんでした。
死因のせいか、ジェフは父の葬式にも出席していません。
そうして、早世したアーティストが死後に過剰な評価を受けて伝説化することを忌み嫌い、
折に触れあざ笑っていたといいます。それはまさに父(と後の自ら)のこと・・・。
でも、彼は父と同じシンガーソングライターの道を歩んだのです。
自分から選んだわけじゃない。こういう世界に属する人間なのだと気付いたんだ。
1カ所に留まることなく、音楽をプレイして、プレイして、歌って、歌って・・・・・・


運命や霊感によって適職に辿り着いたジェフ。そんな彼の、父親に対する本当の気持ちが
見えてくるような曲が#5「What Will You Say」。1stにも「素描」にも収録されていません。
これが、あまりにも気になる歌詞なので、一部を抜粋してみます。

うんと長い時が経ったね
あの頃のぼくはほんの子供だった
ぼくの顔を見た時
あなたはいったい何と言うんだろう

飛び去っていったように思える時間
日々は過ぎてただ消え去って行くだけ
ぼくの顔を見た時
あなたはいったい何と言うんだろう

おかしな話だけど
今の自分が大の男になったようには思えないんだ
ぼくの顔を見た時
あなたはいったい何と言うんだろう

愛しい母さん、この世は冷え切ってしまっている
愛のことを考えている者なんてもはや誰一人としていない
ぼくの顔を見た時
あなたはいったい何と言うんだろう

父さん、ぼくが何を言いたいのかわかる
ぼくのことがわかっているの
そもそもぼくのことを気にしてくれているの
ぼくの顔を見た時
あなたはいったい何と言うんだろう


ジェフの歌詞や、歌声のなかに、しばしば立ち現れる「孤独」「不全感」。
その正体がほんの少しだけ、一部だけ、垣間見えるような、痛烈な半自伝的歌詞です。
一説には、ジェフは双極性障害(躁鬱病)を患っており、川での死は事故でなく自殺だった
というものもあります。
「Grace」にしても「即興」にしても、所々に傷や不安感、そして諦念が表出しています。

それでも、どんなに孤独を抱えていても、胸の中をどれだけ不全感が苛んでも、
ステージにいない時はいつだって不安で壊れそうでも・・・
確かなものがステージにはありました。
毎夜毎夜の「かすかな光の煌めきを伴った過程」の積み重ね。全身全霊で「狭間を生きる」こと。
ジェフにあるのはただそれだけで、しかしそんな大それたものがあったのです。
そして「過程」がゴールなら、ゴールは毎日訪れたのです。そして、スタートも。
ジェフの人生は自分の力でコントロールできない「運命」に翻弄されたものでしたが、
彼はステージ上で、3オクターブ半の美声を自在にコントロールすることができたのです。
それに、弱さや脆さを繕わずありのままさらすことで、却ってその心の真の強さや誠実さを
観客に、あるいは天の神々に、もしかしたら天で聴いている父親に、証明してきました。


ジェフがいつでも伝えたかった「過程」「狭間」「今」。それは例えば、代表曲「Hallelujah」と
英のバンド・スミスの楽曲「アイ・ノウ・イッツ・オーバー」を繋ぎ合わせてメドレーにし、
「ああ、母さん、ぼくの頭に汚物がふりかかる」という衝撃的なフレーズや世界観と
「Hallelujah」に共通する諦念を浮かび上がらせ、えぐり出すといった試みにも表れています。

日本盤では、Disc2として、来日中に東京のスタジオでラジオ番組用にレコーディングされた
3曲のアコースティック・パフォーマンスが収録されていて、しかも5,6曲録った中から
ジェフ自身が選んだ、本人のお墨付きの秘蔵トラックなのだそうです。
ジェフの完璧主義とサービス精神がうかがえるエピソード、繊細な演奏揃いです。


オリジナル・アルバムをより生々しく伝えるとっておきの演奏、そしてここでしか聴けない
魅力的なアルバム未収録曲集。
「Grace」に匹敵する必携盤。ジェフ・バックリィの真髄がここにはあります。


次回は最終回、ジェフの「未完の2ndアルバム、そして謎に包まれたスケッチ集」。
「もし2ndが発売されていたとしてジェフに未来はどれだけあったか?」についても
ちょっぴり検証しちゃいます。


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ジェフ・バックリィ:その1 グレース「ZepもRadioheadも虜に!奇跡の声が鏡のように混沌を映し、静けさのしずくがそこから零れる・・・」

前回の記事(NHK BSの番組「洋楽倶楽部」のアンケートに投票してみた話)にて
「コンサートに行ってみたいアーティスト」「行ってみて良かったアーティスト」という
自由記述の設問がありました。
普段であれば、それこそずっと夢にまで見たレッチリのコンサートに行ってみたい!
時期は初来日頃かカリフォルニケーション頃、というかやさぐれジョン期でなければ
いつでもよろし!!と回答するところですが、今回は違いました。
最近、あまりにも、あるアーティストに打ち込みすぎているのです。

以下は「コンサートに行ってみたいアーティスト」の設問への私の回答。

1.洋楽アーティストの中で、あなたが一番コンサートに行ってみたいと思うのは?
(もう見ることの出来ないアーティストでも構いません) 【※300文字程度】

Jeff Buckleyのコンサートに行ってみたいです!
既に90年代には30歳の若さで急逝しているシンガーソングライターですが
最近、初めて聴いて、以来その天才的な歌声の虜になっています。
音源だけでも泣きそうなのに、目の前であの「奇跡の声」と謳われた歌が
繰り広げられたら、涙でなにも見えなくなってしまうかもしれません。
この人がなぜこんなにも、ミュージシャン含む、幅広い世代の多くの人々に
支持されるのかが、アルバム「GRACE」を聴いてよくわかりました。



・・・そう。Jeff Buckleyジェフ・バックリィ)の最初で最後のオリジナルアルバム
Graceグレイス)」を耳にして以来、その楽曲や歌声や演奏に、すっかり虜に
なってしまったのです。

グレースグレース
(1994/09/08)
ジェフ・バックリィ

商品詳細を見る


彼の存在そのものはかなり以前から何となく知ってはいました。なぜなら、あまりに多くの
ミュージシャンなどが、憧れやお気に入りとして彼の名を挙げていたから。
ひねくれた精神で、先に彼の父親のTim Buckleyティム・バックリィ)を聴き、記事も
父さんのほうを先に書きましたが、現代において影響力や知名度が高いのは息子のようで。
夭折したのも父さんと同じですが(但し原因がオーヴァードーズと事故では大違いですよね)
彼、先輩ミュージシャンからの支持や交友関係もすごいのです。
パティ・スミス(アルバムで共演)、ボノ(U2)、マリアンヌ・フェイスフル
コクトー・ツインズホールデヴィッド・ボウイジミー・ペイジ・・・
ブルージーで崩しがちな(特にライヴ。ライヴについては後の記事で)歌詞にメロディライン、
甲高い声を自由自在に操るさまは、初期のロバート・プラントを連想させ、ペイジが好感を
もつのも頷けます。
そうして同期や後輩からも。聴いていて「レディヘっぽい」「コープレぽい」と感じる人は
少なくないと思うのですが、それもそのはず、彼らも強く影響を受けているから。
トム・ヨークなんか歌い方までモロ憧れちゃっていますね。初期のレディヘに雰囲気がかなり
似ているから、レディヘファンには馴染みやすいと思います。


ジェフの魅力の最たる点はやはり「声」。3.5オクターブもの声域を持つのだとか。
アルバムの帯では「奇跡の声。この歌声は夢か幻か-」と謳われていました。
ボノが追悼として出したコメントがとても的確なので、紹介しましょう。

ジェフ・バックリィはノイズの海の中の
濁りのないひとしずくだった。


一般的に代表曲とされているナンバーで、レナード・コーエンのカヴァー曲の
Hallelujahハレルヤ)」がバラードであるように、
ジェフのパブリック・イメージは「静寂の住人」「清く美しい声」のようですが
私は寧ろそれよりも彼の混沌に強く魅せられました。バラードも当然良いけれども。
緩やかで清らかな曲から、暗くうねる不安定な感情を荒ぶる叫びに託す曲まで、
ロックというよりシャンソンや賛美歌を思わせる余りにもスムースで甘美な歌声から
ロック以外の何者でもない、己や周囲へのドロドロした憤りをぶつける
ハードなパフォーマンスまで。
音の凪のなかで祈るようにそっと紡ぐファルセットは神々しくて触れることが躊躇われ、
感情がうねるまま、昂ぶるままに地声の高音を叩きつけ、叫び、がなる姿に圧倒され。
CDの向こうに、とうに十年以上前に故人になった人の、圧倒的な存在感が見えるよう。

何度も何度も泣きそうになりました・・・・・・
因みに、父のティム・バックリィは何と5オクターブもの声域の持ち主だったそうで。
あまりにも声域が広いから、高音を出していてもそれと気付かないほど自然だったのは
それゆえか。ジェフのような「張る」場面が少なかったので余計気付かなかったかも。


次に楽曲について。
父のティムについては、レビューで「悲しげな奥に力強さが宿っている」と書いたのですが
ジェフの楽曲は、90年代しかもアメリカという舞台も手伝って、世界は荒廃していて悲しくて
人々はすれ違っていく、そして自分は「きみ」を失っていくのだ、という悲観的なものが多め。
自分の弱さだとか、男としての淋しい気持ちだとか、意地悪な社会のワンシーンだとか、
そういうものをまっすぐに見据えて、主人公は少しだけ怯えていたり、病んでいたりして、
悲鳴のような告発のような、ひねくれたかたちで愛を乞うような歌詞が大半を占めます。

だからこそジェフの澄んだ声が歪んだ世界に響き渡り、痛切な叫びは聴く人の胸を
ダイレクトに貫くのでしょう。
そして、祈りを込めた曲の柔らかさ、深みは、優しく浸透して聴き手自身の祈りとなり、
「Hallelujah」でジェフと共に運命を天に委ねようという静謐な境地に至る・・・。

曲調は結構一曲の中でも変化に富んでおり、AメロBメロとサビでリズムが全然違う曲、
思い切り転調する曲などは当たり前。これがまた、曲のスリリングさを引き立てています。
メジャーコードの曲とマイナーコードの曲も混在。(循環しているようにも感じられる。
一種の躁鬱のようだと)ジェフの静謐な顔、混沌の顔、この人間ならではのふたつの顔が
ある種奔放に、ある種脈絡なく、アルバムの中で交錯している
のです。


最後に演奏について。
アルバムの冊子を開いたり、裏ジャケを見ると、ジェフ以外の人間がジェフと同じくらいの
サイズで普通に写っていて「何じゃこりゃ」と面食らったのを覚えています。
これが象徴するように、ジェフの音楽を支えるバンドメンバーは、スタジオミュージシャンや
ツアーメンバーのみに留まらず、寧ろ「ジェフ・バックリィ・グループ」のメンバー達と
いっていいような、独自の連帯感で繋がっていたようです。
具体的には、ライヴで、ジェフの仕草一つでメンバー達はジェフの意図を読み取ることが
できていたのだと。頷いたり一瞥したり、ギターのネックを特別に動かしたりするだけで。
アルバムの中に紛れ込んでいるジェフと同世代くらいの青年達、マイケル・タイ(Gt)、
ミック・グロンダール(Ba)、マット・ジョンソン(Dr)は、ある意味、ジェフの一部なのです。
とりわけマットのドラムが激しく連打を繰り広げるのと同調して、混沌が叫びとして飛翔する
#1「Mojo Pin」のような楽曲においてその威力は最高強度で炸裂します。
ジェフがソロ・アーティストであるということを忘れそうになるほど、彼らバンドの演奏は
不可欠な魅力であり、「Grace」が迫力ある作品である要因の
重要な一つだといえるでしょう。

因みにジェフは、歌やギターの他にベース、オルガン、ハーモニウムの演奏まで出来る
マルチプレイヤーでもありました。


父・ティムへの感情や関係だとか、ブレイクまでの道程だとか、彼の人柄だとか、
他にも触れたいことは山ほどあったのですが、聴いた感想や指摘だけで十二分な尺を
取ってしまったため、これらの話はまた次回以降にすることにします。
ジェフのことはこれからあと2回かけて、また違った2つの角度から・・・、
ライヴから、幻の2ndアルバム&デモ・トラック集から、この類い希なアーティストを
眺めてみます。そのときに上記の話も盛り込んでいきましょう。



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